ラジカセ大作戦(後篇)
さて、ラジカセが頭から離れず、
今はラジカセってあるのかと、
今度はネットショップを見てみました。
すると、こんなモノがありました。
おお、コレは、まさしく昭和のラジカセ。
しかも、このデザインは見たことあるぞ。
当時、ソニーのSutadio1700と、人気を二分した
ナショナル(現パナソニック)製MACのコピーだ。
実はウチの弟これ持ってました。
コレは、明らかにワレワレ世代を狙った商品だ。
しかし、気になるのはお値段。
ナント6392円。
安っ。
サンスイはかつて日本の高級オーディオ機器メーカーであったが、
多分これは、中国製だな。
すぐ不具合が出るみたいで、
レビューを見てもあまりいいコメントがない。
ということで再びヤフオクを見てると、
おお、コレ、イイじゃない。
どうも出品者は中古オーディオ機器を
メンテナンス販売する業者かマニアの人らしく、
他にも昔のラジカセを数多く出品。
このラジカセも外装分解洗浄、スピーカーネットクリーニング、
テープレコーダー部分もオーバーホールして、
ベルト4本交換、テープ速度調整済み、とのこと。
さてこのモデル、CF-1900、通称「pro1900」は
ワタシがStudio1700を買ったあと、
1973年に発売されたソニーの主力機種で音響方面に力を入れたモデル。
これが出たときワタシ的にはちょっと悔しかったが、
こちらはAM/FMの2バンドで短波が入らないので、
まあ、Studio1700の方が良いと自分を納得させていた。
2,3日悩んだが、当時の定価が38800円なので、
ちゃんと動けば、この値段はけっこうお買い得なのでは、と思い
結局、落札しちゃいました。(*^^)v
キャリングケースもついてました。
そういえば、ムカシのトランジスタラジオはみんなついてましたな。
でも、つけてたためしはないので、外します。
持ち歩くわけでは無いし
この方がカッコイイから。
カチッとして、メカっぽいデザイン。
オヤジの中に今も棲む少年ゴコロをくすぐるなあ。
しかも、持つとずしっと重い。
最近のオーディオ機器はみんな軽いのです。
これぞ、世界のSONYのスピリット。
チューニングダイヤルは上面についています。
カセット部のスイッチ類はアルミキャップがかぶせてあり高級感があります。
表記はすべて英語。
最近のラジカセは「早送り」「再生」とかが日本語で書いてあって、
あれはいただけない。
チューニングインジケータは針が動くタイプではなく
フィルムが動くタイプ。
Studio1700もスカイセンサーもこのタイプで、
ワタシはこのタイプがお気に入り。
トーンコントロールがBASSとTREBLEに分かれているのも
それまでのラジカセにはなかったと思います。
ラジオ受診(●`・ω・)ゞ<ok!
ボリュームのガリもなし。
おそるおそるカセットテープをかけると・・・・
これもバッチリ。
サウンド的には最近の機器には比べるべくもないが、
なんいか、ナツカシイ、あたたかい音です。
レコードから録音したカセットには針が落ちて、また上がる音まで入っていました。
とくに昭和歌謡やムカシのロックを聴くにバッチリかと。
カセットもいっぱい出てきた。
当分、これで遊べそうです。
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