ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.02.28

チキンラーメン情報

先日の「チキンラーメンのない時代」に対し、

大変参考になるコメントをいただきました。

 

 

 

 

1960年生まれです。
確かに私の子供の頃はチキンラーメンは関東では売っていなかった。
オバQの小池さんのラーメンも不思議でした。
母に聞くと「昔のラーメンはああだったのよ」と言われました。
私が大学生のころ、ビッグコミッツスピリッツの記事で名古屋ではチキンラーメンがまだ売っているという記事を読んだことがあります。
名古屋は不思議な街だという記事でした。
きっと西の方ではずっと売っていたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

丁寧なコメント、大変ありがとうございます。

1960年生まれ、ということはワタシが1959年生まれなのでほぼ同じ。

お母さんの発言から、かつては関東地方でもチキンラーメンは売っていたが、

それは、その後無くなった、ということがうかがわれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、大学生時代もおそらくワタシとほぼ同じですので、

その時代にも関東地方では手に入らなかった、ということもわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっぱり、そうだったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今後も、調査を進め、何かわかったら書きますね。

情報も、全国から募集します。(^O^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、朝ドラ「まんぷく」の主題歌、ドリカムの曲は、

前の星野源の「半分青い」よりは断然好きだが、

半年間ほぼ毎日聴いていたというのに、

いまだになんて歌ってるのか歌詞が聞き取れません。(^^;)

 

 

 

 

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2019.02.27

犯人確保

鼻出血は耳鼻科の外来で扱う疾患でも、

なかなか厄介なものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、その場で出てる出血は、止めなければイケナイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、ノドが腫れてる、熱がある、耳鳴りがする、なんて類だと、

ではこのクスリ飲んでみてください。

よくならなかったらまた来てね、で何とかなるのだが、

ばんばん出てる鼻出血に、このクスリ飲んで止まるか様子見てね、

というわけにはいかないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、何回か繰り返し出ていたけど、とりあえず今は止まっている、

というのも別の意味で厄介だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出ていた場所がわかればいいが、

わからないと処置のやりようがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キーゼルバッハ部位という、ハナの入ってすぐの内側の

左右の仕切り版のとこから出る場合が多く、

この部は見てすぐわかるし、処置も容易であるが、

そこに出血点がなかった場合はかなり困難になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に、高齢者の場合などは、後方からの出血が多く、

単純に止血剤なんか出しても、

また再出血する場合がかなり多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に言えば、鼻出血は出てる場所がわかれば、

出血中でもほぼ勝利は手中に収めたも同然だが、

わからない場合は、今止まっていても、いつ逆転ゴールを喰らうかワカラナイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日来院された70歳代の女性の方。

数日前から右鼻出血を反復するという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は4,5年前にも反復する右鼻出血があり、その時は

受診時に出血中で、内視鏡で下鼻道天蓋からの血管性出血であることを確認。

その場で電気メスで凝固止血したことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もそこらへんかな、と思って内視鏡で観察するが、

これといった疑わしい部位が無い。

何もすることができず、鼻炎薬と止血剤で様子を見てもらうが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、夜に出たとのことで翌日来院。

くまなく探すが出血点わからず。

特に前回の出血部位は綿棒でこすったりしたが出ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、前回と同じ下鼻道天蓋に軟膏ガーゼをパッキングして帰宅していただいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが、3日後にまた出血し、来院。

今、出てるそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、早めに診察室に入ってもらい出血部位を探す。

しかし、ハナいっぱいになった血の塊を吸引除去すると、もうどこからも出ていない。

ついさっきまでは口からもドバドバ出ていたのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、先日入れたガーゼを内視鏡で見ると、これが真っ白け。

まったく、出た形跡がない。

真犯人は、別にいるのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、また鼻腔内じゅうをカメラで捜索。

そもそも、鼻の中というのは形状が複雑で、個人差も大きく、

ひだや、張り出しがあって、すべてが内視鏡で見えるわけでは無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 探すことしばし。

鼻中隔という鼻の左右を分ける仕切り板のやや後方に、

3人の容疑者を発見した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いずれも直径1mmに満たない赤いポチっとした隆起。

血管のコブならば、出血点の可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 撓性鏡を硬性鏡に持ち替えて容疑者の検分をする。

撓性鏡とはグニャグニャ曲がる胃カメラみたいなファイバースコープであり、

硬性鏡とはまっすぐなファイバースコープである。

撓性鏡は自在に曲がるので隅々まで観察するには向いているが、

ファイバースコープの操作に両手を使うので、

処置をする場合は片手で扱える硬性鏡を用います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 硬性鏡を挿入し、観察しながらまず一個目の容疑者へ

極細の吸引管をそろりそろり近づける。

と、吸引管が触れた瞬間、赤いポチは消滅。

吸引されてしまった。

ただの飛び散った血液のしぶきであったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、確かめた2個目も同様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残された、3個目の容疑者に迫る。

コイツは、一番後方、しかもちょっと抉れた小穴の中にある。

まるで、物陰に身を潜めているかのようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこにゆっくりと近づけた吸引管が触れた瞬間、

いきなりピューッと噴水のように血が噴き出した。

一緒に同じモニターを眺めていたスタッフが息を飲む。

お前が、犯人であったか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 犯人確保。

このまま、灼くよー、電気凝固用意してー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すぐに、電気凝固の機械が用意され、そのままバイポーラを挿入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっと動かないでくださいねー、ビビビビッ。

煙は消えると、出血は止まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやー、これで、もう安心

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初、前回の出血部位にとらわれ過ぎたので回り道してしまいました。

反省点です。

 

 

 

 

 

 

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2019.02.26

アマデウス LIVE シネマティックコンサート

この間の日曜日は、ココ池袋の東京芸術劇場へ。

上野や銀座だと東武線北千住経由だが、

池袋だと、東武線久喜乗換の湘南新宿ラインが乗換1回で乗換待ち時間含め1時間半ほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はコレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近はやりの映画を大スクリーンで見ながら、生オケを聴くというもの。

この手のヤツでは「ゴジラ」「プラネット・アース」を観たが、

その他「スターウォーズ」などのほか「砂の器」や「八甲田山」なんかもあるらしい。

ちょっと、重すぎるような・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その点、今回はそもそもがクラシック音楽の映画だ。

「アマデウス」は1984年の映画で

宮廷音楽家アントニオ・サリエリを通してえがいた

天才ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの物語であるが、

妻はこの映画大好きでDVDを所有し何回も見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ひさびさの「東京芸術劇場」、例の長いエスカレーターで会場へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、ココです。

おっと、マスクをつけたまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花粉、猛烈に増えてますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 映画が長尺なので途中にインターミッションがあるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チケット買うのが遅かったので2階席、

でも、よく見えていいかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシ自身もこの映画大好きで、何回も見た。

モーツァルトがいかに天才か、

そして当時の彼の作品がいかに革新的でロック的だったかがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、クラシック音楽は今でこそ「古典」であるが、当時は「最先端」の音楽だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それをこの一流の音楽家だが「天才」ではない

サリエリの目を通して描いているところがこの映画の秀逸なところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼は音楽的な才能は人並み外れてあるが、

その才能のレベルは、

「モーツァルトの才能が神の寵愛を受ける唯一最高のものであること」を理解し、

「他の人間にはわからないモーツァルトの真価を理解できる」だけのレベルであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たっぷり3時間「アマデウス」の世界に浸って、

またモーツァルトを聴いたり、オペラを観たりしたい気持ちがわいてきました。

 

 

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2019.02.25

妻の2019年の誕生日(何歳の、とは書けない?)

 去る2月22日は妻の??回目の誕生日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌23日の土曜日のディナーはレストランで。

この日、やっと年明けから毎日続いていたインフルエンザの陽性者記録が

はじめてゼロになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワインでコース料理をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供が大きくなって、このような時間が持てるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、代行で帰ることにして、2人でワインをいただきました。

もっとも妻は1杯半しか飲みませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お店からもお祝いしていただきステキなバースデイディナ―でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.02.24

2019年J開幕戦はアウェイでスコアレスドロー

 祝・Jリーグ開幕。

だが、開幕戦は土曜日午後2時キックオフ、しかも仙台。

この日程には関東圏の多くの耳鼻科開業医が涙をのんだに違いない。

(オレだけ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシの予告通り(!)今週の日・月あたりから本格飛散を開始したスギ花粉は、

例年より早いペースでピークに向かって突き進んでいるように思う。

朝の時点で3ケタの待ち人数は想定内だが、

皆さん、ちゃんと準備して、重症化させないように注意してくださいね。

 

 

 

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 2019年J1第1節

 ベガルタ仙台  0-0   浦和レッズ (ユアテックスタジアム仙台)

   (前半   0-0)

   (後半   0-0)
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 で、観戦はひさびさのDAZN。

そういえば、Jリーグのないこの3か月は全く見なかったわけだが、

視聴料ムダに払ってるなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開幕戦の相手は天皇杯決勝で対戦したベガルタ仙台。

あの時は宇賀神の20年に1度のスーパーゴールで勝ったのだが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メンバーはだいぶ入れ替わっており、レッズは新加入の

杉本健勇、エヴェルトン、そしてマリノスから加入の山中亮輔が左サイドで先発。

宇賀神は右サイドにまわっての布陣になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果は、チャンスを生かせず、またピンチをしのいでのスコアレスドローであったのだが、

仙台に駆けつけたレッズサポからはブーイングが出てたみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 感想としては、マダマダ連携ができてない。

その中で、左サイドの山中亮輔は、光るものがあった。

いや、アタマも金髪で光ってるんですけど、

彼のサイド突破は今後レッズの大きな武器になる予感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、後半の選手交代で長澤に代えてマルティノスが入り、

興梠の代わりにアンドリューナバウトが入ったので、

エヴェルトン、マウリシオと合わせて外国人4人がピッチに立つことになった。

おやっ、と思ったが、これは今シーズンのJリーグのルール改定によって、

今まで最大3人+アジア圏1人の出場枠が、外国人5人までOKになったため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、レッズは昨年中途加入し大活躍したが、

ケガであっちゅう間に離脱したウルトラマンことファブリシオがいるので、

今期はこの5人が出場し

フィールドプレイヤーの半分が外国人になる可能性も十分にあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、イニエスタ、ポドルスキ、ビジャなどの有名選手がリーグに加わったので

その露出を増やして観客を呼び込もうという意図なのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全然関係ないけど、何年か前

「Japanese Only」の横断幕のペナルティで無観客試合やったことを、

ふと思い出したりして・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、次のホーム開幕戦、16時キックオフなら間に合うか。

 

 

 

 

 

 

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2019.02.23

舌がんは何科?

 堀ちえみさんのニュースのあと、

舌に異常があるが・・・・、

と来院される患者さんが目に付くようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 白血病を疑って内科医院を受診する方も増えているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 基本的に舌がんは「見てわかる」ので、そんなにホネではありませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、舌がん疑いで、歯科・口腔外科に受診される方も多いのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、舌がんは耳鼻咽喉科なのか歯科・口腔外科なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、答えはどっちでもあり、ではありますが、

やっぱ、耳鼻咽喉科だろうなあ、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 基本的に「口腔外科」の先生は歯科医師であって、

医師免許は持っていません。

誤解されている方も多いのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 舌がんが「舌」だけならいいですが、

全身疾患とのかかわりがある場合もあるので、

基本的には歯医者さんではなく医者が治療した方が良いと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 厚生労働省の申し合わせでは以下のようになっています。

 

歯科口腔外科の診療領域における歯科と医科との協力関係

歯科口腔外科の診療の対象は口腔における歯科疾患が対象となるが、

特に、悪性腫瘍の治療、口腔領域以外の組織を用いた口腔の部分への移植

その他治療上全身的管理を要する患者の治療に当たっては、

治療に当たる歯科医師は適切に医師と連携をとる必要がある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、各々専門があるので舌がんが専門の歯科医師は、

聴覚が専門の耳鼻咽喉科医師よりも

舌がんの治療に長けているのは間違いないですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、開業の耳鼻咽喉科の医者で

勤務医時代に舌がんの治療経験のない人はいないと思いますが、

開業の歯医者さんの中には

ほとんど舌がん治療の経験のない人もいるかもしれませんね。

 

 

 

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2019.02.22

乳腺外科医のわいせつ裁判、無罪判決

去る2月20日ある事件の裁判の判決が出ました。

その事件とは以下のようなものです。

乳腺外科医のわいせつ事件はあったのか?~検察・弁護側の主張を整理する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単に言うと、乳房の手術を受けたA子さんが、

手術をした乳腺外科医を訴えた裁判です。

告訴の内容は

「全身麻酔による乳房の手術のあと、病室に帰室した半覚醒のA子さんに対し、

外科医が彼女の乳房をなめて、自慰行為をしていた。」

というもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外科医が手術直後の患者さんの体をなめる、

ベットサイドで自慰をする、

しかもカーテンで仕切られた4人部屋で、

ということがあるでしょうか。

しかも病室は満室、看護師さんが出入りしている場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このA子さんはDVDにも出てるセクシー女優(AVという説もあり)だそうで、

術後せん妄の中での記憶をLINEで送ったところ、

知人(マネージャー?)が裁判に持ち込もうと思ったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日の判決は、もちろん「無罪」でしたが、

警察、検察の証拠ねつ造、隠滅は問題です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 外科医師は無罪を勝ち取りましたが、

それまでに受けた精神的、肉体的、金銭的な労苦は、計り知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の、誤認逮捕や、証拠をでっちあげた検察については、

罪に問われないのだろうか。

原告の女性はせん妄状態なので、

わいせつ行為を信じ込んでおり、

ウソを言っているわけでは無いのですが、

警察、検察には意図的な工作があるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このニュース、一般にはあまり知られていないような気がします。

今朝の朝日新聞にはちょっと出ていましたが、

日刊スポーツ、下野新聞にはなかったような。

もし、医者が「有罪」だったら、

とんでもねえエロ医者だ、と言ってマスコミが大きく取り上げるのだろうか。

乳腺外科医への無罪判決が意味するもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、無罪判決が出て良かったが、

訴訟社会、どこに落とし穴があるかワカリマセンね。

足利事件もそうでしたが、最初にシナリオがあってその通りに証拠が作られてゆく、

という事実にゾッとします。

 

 

 

 

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2019.02.21

チキンラーメンのない時代

 NHK朝の連ドラ「まんぷく」は、ご存知の通り

「チキンラーメン」を開発、インスタントラーメンの礎を築いた

安藤百福氏の成功物語をなぞったドラマです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 インスタントラーメン・マニアのワタシとしては、

毎朝楽しみに見てたわけですが、

ここにきてようやく「チキンラーメン」が、

番組では「まんぷくラーメン」として、完成しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうやら、この朝ドラの影響で、全国的にチキンラーメンが売れてるようで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そりゃそうだ。

やっぱり食べたくなりますね、食べるのにそうハードルの高い食べ物でもないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かくいうワタシも、先日、スーパーで購入、食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、昭和33年発売のこのチキンラーメン、

ワタシが子供のころ関東地方ではあまり売ってなかった、という記憶がある。

ちなみにワタシは昭和34年生まれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日清食品のホームページを見ても、その辺まったく記載がないのだが、

1980年代になるまであまりスーパーで見かけた記憶が無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供のころはラーメンとはいえ、母親が作るわけで、

お湯かけてできる具のないラーメンなんか、子供に食べさせるわけにはいかない、

と思ったのかもしれないが、

ともかくチキンラーメンが食卓に上ることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サッポロ一番、出前一丁、チャルメラは袋めんの御三家であり、

これらは食事としてしばしば提供され、

ワタシは「ゴマラー油」の出前一丁が好きだったので、

母に「ラーメンは出前一丁で」とリクエストしたことも覚えている。

だが、皆、鍋で煮るラーメンでお湯かけてできるラーメンはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オバQこと「おばけのQ太郎」は1965年、昭和40年からの放映で

当時ワタシは幼稚園の年長、大好きでよく見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これに登場する有名なサブキャラが、言わずと知れた「小池さん」。

独身男性で、年がら年中インスタントラーメンを食べている設定だったのだが、

彼が食べていたのはお湯をかけて食べるラーメンだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、子供心には不思議で仕方がなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのうち、いろいろな話を聴いて自分なりに

「かつてはお湯をかけて食べるラーメンがあったが、

いまは鍋で煮るラーメンにとってかわられた」

という結論に達し、それをずっと信じていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1970年の万博の前にチキンラーメンの発売元でもある日清食品は

「出前一丁食べて、万国博に行こう。」

という大々的なキャンペーンを打っていた。

「チキンラーメン」ではなく「出前一丁」の販売に力を入れていたわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、1971年発売の日清食品の「カップヌードル」の登場によって、

「お湯をかけて食べるラーメン」は「カップヌードル」ということになっていく。

当然、日清食品もこの画期的な新商品を売りまくるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 袋めんを作っていた各社もこぞって「カップ麺」の開発、販売に力を注ぎ、

カップラーメン黄金時代が到来した。

ちょうどワタシが一人暮らしを始めた浪人~大学時代である。

ありとあらゆるカップラーメン、カップ焼きそばを食べた気がする。(^^;)

だが、チキンラーメンは、無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみにカップめんで好きだったのは

ワンタンの入ってるマルちゃんの「激めん」と

チャーシューの入っているエースコックの「大吉ラーメン」でした。

調べたらどちらも1978年の発売。

おお、まさにワタシが大学に落ちた年、浪人してた年でした(笑)。

下宿の電気ポットで作って夜食に食べた思い出が・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、そんなカップラーメン黄金時代であったが、

ある時、例の「すぐおいしい、すごくおいしい」のCMソングにのって

チキンラーメンが、またまた市場に出回ってきたのである。

調べるとこのCMは1984年らしいから、ワタシの記憶に合致する。

1984年といえばワタシが大学6年生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、たぶん、1969年ころから1984年ころまでの15年ほどの間、

関東地方ではチキンラーメンがあまり売っていなかったはずなんですけど、

誰か、証明してくれる人、いませんか?

 

 

 

 

 

4件のコメント
2019.02.20

昨日の今日

 昨日あんな記事書いて、今日の新患の問診票に

「口内炎」とあり、ドキッとしたのなんの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 30代の若い男性でしたが、

今までも良く口内炎できるということ、

非喫煙者であること、

まだ、できて3日目であることを確認、

視診、触診、問診、を通常よりもやや綿密に(?)行い、

やはり、フツーの口内炎でしょう、ということで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 若いヒトの口内炎で、あんなに緊張したの初めてだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2週間たってよくなってなかったら、また来てくださいね、

の一言も忘れずに。(^^;)

 

 

 

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2019.02.19

堀ちえみさん、自らの舌がんを公表

 堀ちえみさんが自身のブログで舌がんであることを発表。

ステージ4なので、進行がんですね。

ショックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 白血病は専門外ですが、舌がんは耳鼻咽喉科が専門ですので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 堀ちえみさんのブログを読むと、いくつかの病院にかかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初にかかった病院が耳鼻咽喉科かどうかわかりませんが、

そこで治らないので、歯科医院に行ったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初の先生はまず口内炎として治療し、よくならなければ生検、

と考えていたかもしれないので(たぶん、普通はそう考えます。)

堀さんが途中で病院をかわっちゃったのは大変残念。

患者さんが来なくなれば、やっぱり口内炎で治っちゃったんだな、と思うし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳鼻咽喉科開業医としては、改めて

このようなことも起こり得るのだな、

と、気を引き締めて診察をしたい、と感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 堀ちえみさんの回復を祈ります。

 

 

 

 

 

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