2010.11.27
確か何週間か前のサッカーマガジンでは、
ACL圏内への各チームの見通し予想なんて特集が組まれていた。
その時はすでに名古屋は独走していたが、
2位から9位くらいまでのチームが勝ち点差6くらいに入ったダンゴ状態で
ACL出場圏内の3位以内には、みな可能性があった。
その頃レッズは数試合負けなしの絶好調で、
予想では高評価を得ており、
このまま好調を維持すれば、
今日33節の川崎戦がACL出場権奪取の直接ガチンコ対決になるかも、
なんて記事だった。
2010年J1第33節
川崎フロンターレ 1-1
浦和レッズ (等々力陸上競技場)
(前半 1-0)
(後半 0-1)
なーんて、遠い遠い昔のお話なのだ。
早々とACL圏から脱落したレッズであったが、
川崎にしてもここのところの連敗で事実上権利を失い、
まあ、この試合の勝敗が何かを大きく分けるものでは全然無くなってたわけだ。
しかし、それにしても開始直後の失点は、
「気」が抜けすぎだ。
川崎にしても狙ってたわけではなく、
何となく、やってみたら入っちゃった、というゴールなのでは。
前半、ペースをつかみ損なったレッズに、
フロンターレのサイドチェンジと、裏への動きは効果的だった。
しかし、今日は坪井が良かった。
もともと、高さや当たりの勝負は弱いが、
スピードと読みで勝負する坪井の良さが出て、山岸のファインセーブにも助けられ、
追加点を与えなかったのは良かった。
勝利に対する渇望がそれほど強くない今のフロンターレは
そのうち、省エネ路線に切り替えてくる。
一方、ポンテ、峻希を中心とするアグレッシブな攻撃陣に比べ、
フィンケの去就もあってか、何となく淡白なプレーが目立ったサヌに変え、
セルヒオが入ったことで、攻撃が活性化した。
そして、セルのゴール、難しいところ、よく決めました。
その後も多くのチャンスはあったが、
結局決め切れずドロー。
試合展開からは逆転が可能な流れだったが・・・・。
やはり、両チームともに今や
勝ち点3はできれば取りたいが、勝ち点1でもまあ許せる、
くらいのモチベーションだったのか。
で、神戸、今日勝ったのかあ。
次節、最終節、勝利へのモチベーションは残留をかけた
埼スタアウェイチームの方が明らかに高いはずだが・・・・。

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2010.11.23
サボってた関係で、
サッカーの記事が連戦になった。
今回も所用で参戦できず、次節も等々力14時は無理なので、
行けるのは最終節だけかなあ。
実は最終節も夜7時からライブなので、ちょっとキビシイところなんだが。
2010年J1第32節
横浜Fマリノス 1-4
浦和レッズ (日産スタジアム)
(前半 1-2)
(後半 0-3)
スカパー、今日はハイビジョンじゃないので、残念。
さて、今日の試合はポンテのゲームだった。
今季限りの退団が決定したポンテ。
残された時間で、チームに何かを残そうとする彼と、
偉大なる10番のために何かをしてあげたいチームが、
まさにうまく一つになったゲームだった。
ポンテにボールを集めるのは、
彼に「預けて何とかしてもらう」のではなく、
彼から「何かを引き出してもらう」ため、
というチームメートの意思が強く感じられた。
ポンテに渡して、スペースに走る、
第2、第3の選手ももらう動きをする、
それを、巧みに紡ぐポンテのゲームメークが、
ここ最近では最も美しく表れたと思う。
ホームで1-4の敗戦は、マリノスの選手、また木村和司監督にとって、
半年前ナビスコ予選勝ち抜けを逃したときと同等、
あるいはそれ以上の悔しさだったでしょうね。
我々としては、残り数試合、
このチーム史上「もっとも10番らしい10番」の活躍を
少しでも多く見届けたいですし、
最後の試合は、是非、国立で見たいなあ。

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2010.11.23
広島に行ってたので、
土曜日のホームゲームは日曜日の夜録画観戦であった。
2010年J1第31節
浦和レッズ 0-2
ガンバ大阪 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 0-2)
今を去る13年前、できたばかりのJリーグ、
ヴェルディと覇権を争ってきたマリノスにジーコを擁す
鹿島アントラーズが加わり「3強時代」を迎える。
その時、「3弱」と言われたのが、
名古屋グランパスエイト(当時)ガンバ大阪、そして浦和レッドダイヤモンズだった。
もちろん、レッズはその中でもほぼダントツに
一番弱かったわけだが、
その3チームの間には奇妙な3すくみがあって、
グランパスはレッズに強く、
ガンバはグランパスを得意とし、
そしてレッズはガンバに相性がいい、
という関係があった。
これは、ある程度それぞれのチームが実力チームになったからも続き、
特に2006年頃の浦和の絶頂期には
リーグ戦や天皇杯などで常に覇権を争うも、ガンバはレッズに勝てなかった。
しかし、それも遠い昔。
ここしばらくはずっと勝てず、
今日の負けで、ついに通算も負け越しになってしまった。
内容は、力負け。
ガチャピンにやられたあと、お約束のように
コーナーキックから変わって入ったルーカスに決められる。
まさに「台本」通り、ってか。
現時点でやはりガンバは優勝~ACLを争う資格のあるチーム、
レッズはやはり中位~下位グループの力しかないチーム、
という印象が明らかになったような。
それにしても、レッズのコーナーの時は全然得点のニオイがしないのに、
相手コーナーの時は、もうすぐ取られちゃう感じがして仕方ない。
(それで実際取られてるし。)
そして、かつて、その「3弱」の一つだった、
「名古屋グランパス」のリーグ優勝が同じ日に決定した。
ああー。
思わず、遠い目をしちゃうのだ。

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