ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.03.30

地域医療貢献加算?

 4月になるとまた保健改定があってメンドクサイ。
 といっても、私は事務にお任せだし、
何が何点ってのもほとんど把握してないので、
薬屋さんが持ってくる「点数早見表」を見てもどこがどう変わったかじぇんじぇんわかりましぇん。
 事務員の話によると今回は「地域医療貢献加算」なんてのがあるそうだ。
 彼女が「ウチ、該当しますかねえ、」ってんで調べてみてと言っておいた。
 これは、夜間や休日、電話連連絡を受けたり、
急患診療をしてる施設が対象になるようだ。
 確かに当院は病院と同じ番号の電話が、
自宅のリビングと、私の寝室にあるので、
24時間対応ではある。
 食事中でも出ますが、外に食事に出たり、トイレやお風呂ん時は出られませんが。
(時々、トイレで電話の音が鳴ってあわてて出ると切れてたりする。)
 急患もそんなわけで随時診てる。
 足利市の消防署では小倉先生んとこは診てくれるって噂になってるらしく、
よく救急隊から急患の電話がかかってくるし、
中には、119番できいたんですけど、っていう電話が患者さんから直にきたりする。
 大晦日もお正月も必ず何人か診るはめになります。
 元旦に明治神宮で初詣の時、救急隊からの携帯が鳴ったこともあったし。
 でも、今回の算定基準は、
「必ず」24時間連絡が取れ、
留守番電話も携帯等にすぐ転送されるようになっており、
必要に応じて診察または往診ができる体制をとっておくこと

なので、こりゃ全然できませんね。
 っていうより、こんなことできる開業医っているんだろか。
 1年中どこも行けないじゃん。
 埼玉スタジアムで携帯なったら、帰んなきゃいけないの?
 アウェイの時は代診頼まなきゃなんないし。
 そもそもオレ、家にいれば休日でも夜中でも枕元でなる電話は出るが、
たとえば土曜の午後とか
 レッズの試合テレビ観戦中は、たとえリビングにいても電話出ませんから。
 そんなわけで、この件に関しては今まで通り当院は加算なしです。
 以前にも書きましたが、かつてレッズサポのSさんは子供の急変に
浦和の試合の前半終了まで待って電話をかけてきた。
「もしもし、先生、ハ-フタイムになるまで待ってたんですけど・・・。」
 さすが、よくわかってらっしゃる。
「・・・じゃあ、後半終わったら来てください。」
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2010.03.29

突発性発疹かも。

 1歳前後の赤ちゃんが発熱で来院。
 39度を超える熱で昨夜夜間救急にかかったという。
 担当の先生は
「うーん、耳が赤いかなー。」
といって、中耳炎の診断で抗生剤が出たという。
 今朝になっても全然熱下がりません。
 じゃあ、診てみましょうかね。
 鼻水も咳もない。
 熱は39度を超えかなり高いが、その割に機嫌は悪くない。
 で、鼓膜を診ると何ともない。
 胸部聴診も異常なし。
「風邪かねー、突発性発疹かもなー。」
 ということで、お母さんに説明し経過を見ましょうと。
 薬はなにもなし。
 鼻も咳もないし、出す薬が無い。
 抗生剤なんてもってのほかだ。
 担当の先生はよくわからないので
「中耳炎だといいなあ。」
と思ったに違いない。
 鼓膜が見えたかどうかわからないが、
「鼓膜が赤いといいなあ。」
と思ったに違いない。
 すると、何となくそう見えてくる。
 でもその気持ちはわからないでもない。
 オレだって鼓膜所見よくとれないころは、そーいう時期があった。
 まあ、熱があってぎゃあぎゃあ泣いてればフツー鼓膜は赤いし。
 でも、たとえホントに「急性中耳炎」で鼓膜が赤くて熱があっても、
それだけでは抗生物質は使わず、数日経過をみる、
というのが今日(こんにち)の急性中耳炎のガイドラインですけど。
 突発性発疹は4カ月~1歳前後の子がかかる感染症で、
ヒトヘルペスウイルス6型7型の感染であるということがわかっています。
(私が学生のころは「原因不明だがウイルスと思われる」と教わった。)
 高熱が2~3日続き下がると全身に発疹が出る、
ということなので、
「診断がついたときには治ってる」というとこが厄介ではある。
だから「突発性発疹かも」としか言えないわけだ。
中には発疹が出ない子もいるので、これに至っては診断不能だ。
(おたふくもあるでしょ、腫れたことないけど調べたらかかってた、ってやつ。)
 どっちにしろウイルス性の「風邪」なので治療は抗生剤など使わず、対症的でいいわけだ。
まあ、症状あれば、鼻水の薬とか、整腸剤とか。
 まあ、赤ちゃんが最初に熱出すのはこれ、ってパタ-ンは多い。
 薬は必要ないが下痢とけいれんに注意。
 さて、この子も数日高熱がありましたが、
救急でもらった薬、どれも飲まないでいいからと説明し、
その後、無事に(?)発疹が出て治りました。
(実はこの子、半月前にも高熱で受診し、
「突発性発疹かもねー。」といって、
なにも薬ださず熱も下がったが、そん時は発疹出なかった。)
 夜、4か月~1歳前後の赤ちゃんが熱を出したら、
全身状態を観察して 翌日に、医療機関(なるべく耳鼻科)を受診しましょう。
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2010.03.28

サクラサク?

 土曜日は、午後から妻が子供連れて博多の実家に里帰り。
 で、「1時までは仕事するけど。」と宣言。
 「えー、1時からは一人でやるんですかー。」
と、泣きが入っていたが、
どっこい、ふたを開けたら1時前に終わってしまった。
 まあ、そのつもりで朝からがんばってとばしたおかげもあるが、
 今年の花粉症もこれで何とかなりそうだ。
 大体桜が開花すれば、スギは下火になり、桜が散ればスギはおしまいである。
 だから桜が咲くのはうれしいのだが、今日は絶対咲かせてはいけない桜があるのだった。


  2001年J1第4節
  セレッソ大阪    2-3     浦和レッズ  (長居スタジアム)
     (前半    1-1)
     (後半    1-2)


 そう、セレッソ大阪の「セレッソ」は「さくら」の意。
 J2から昇格のチームだが、どうも昔からここは「やりにくい相手」という印象があるのですが。
 4時の長居は間にあわないので、スカパー観戦となる。
 家に誰もいないので、柴犬のレディアとソファーに座って応援。
 前半、達也のゴール!
 いや、久々のゴール、本人もうれしいでしょう。
 しかし、その直後の失点はいただけませんね。
 それにしても、アドリアーノつええ。
一瞬フッキを思い出したぜ。
 後半、追加点、再同点、勝ち越し、と落ち着かないゲームでしたが、
「点を取る」という意味では、今後にいい流れを残せたのではないかと。
 エジの好調もうれしいし。
 それにしても、スカパ-解説の山野さん、
ご自身がセレッソの前身「ヤンマー」出身で本音はセレッソを応援したいんだけど、
「解説者」として、公正なコメントをしようという姿勢がにじみ出ていて、
すごく、好感が持てましたね。
 このヒトのコメントはいつも選手にやさしく人柄が出ていていいです。
 最後のフィンケのインタビューの後も、
「セレッソの事ももほめてもらいました。」
と、にこにこしていたのが印象的でした。
 次はナビスコで磐田、そして昇格組の湘南、不調の新潟と続きます。
 ここら辺の相手で、うちはペースをつかんで波に乗りたいですね。
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2010.03.26

8年ぶりの鼓膜

 長いこと同じ場所で開業医やってると、
久しぶりに来院する患者さんがいる。
 今日来た女性は、24歳の方。
 カルテを見ると8年ぶりの受診で、その時は当院で手術をしていた。
 滲出性中耳炎で小学生の時、総合病院で鼓膜にチューブを入れる手術をして、
その後、チューブが脱落したのだが、
大きな鼓膜穿孔が残ってしまった。
 8年前のその時、当院には花粉症でかかったのだが、
その話を聞いて、じゃあ、鼓膜塞いでみようか、と手術を持ちかけたのでした。
 外来手術で鼓膜は無事塞がり、その後ずっと来院してませんでした。
 まあ、手術がうまくいけばその後は耳鼻科に通う必要はないので、
そういう方の経過ってその後あまり見る機会がありません。
(逆にうまくいかなかった人は時々受診するわけだが・・・)
 もちろん、そんな手術した方はいっぱいいるので、
その子も全然記憶になかったのですが、
ついでに8年ぶりに鼓膜を見てみました。
 癒着も石灰化もなく穿孔の痕跡すらないきれいな鼓膜になってたので、
ホッとするとともに嬉しかったですね。
 その後は耳だれもなく聞こえもよいとのこと。
 うーん、医者やっててよかったと思う瞬間ですね。
 ついでにジャージ姿だった高1の女の子はすっかりきれいなお姉さんになってました。
 
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2010.03.26

孤独の外来


 なんだって、卒業式や入学式なんかは花粉症のシーズンにあるんじゃー。
 今日も子供の入学説明会かなんかで、
また午前中は副院長が不在。
 普段、2人で診てるのを、1人で診るので当然時間が倍かかる。
 ○○日は副院長不在です、って早くから張り紙してるのに、
今日も午前中2時までかかった。
 患者さんの数は、この時期としてはむしろ普段よりやや少ないくらいだったんですけどね。
 まあ、当院はインターネット受付なので、
家で受付しようとした時、あまり待ち人数が多いと受付しないので、
もし、それが無かったらと思うと恐ろしい。
 来院前のキャンセルも結構出てたし。
 でも、ほとんどのクリニックはお医者さん一人だから、
こんなことで無きごと言ってると
「ナニ甘いこと言っとんじゃい、ワレ!」
などとどやされそうだが。
 あと待ち人数20人っていっても、
2人で診るときは、あと10人診りゃいいのか、と思うわけで、
心のゆとりが全然違います。
 ここだけの話、ああ、このヒトちょっと苦手、っていう方は向こうで診てもらうってこともできますし。
 そんなわけで、こんな日があると奥さんのありがたさを実感するわけです。
 で、また、入学式のとき(えーと確か4月7日かな)には私一人なので、
ご迷惑おかけしますが、なるべく他の日に来院してくださいね。
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2010.03.24

「殺菌」と「静菌」


 花粉症も多いのですが、季節の変わり目なのと、
冬の風邪シーズンの最終盤なのでここのところ中耳炎の方が多いですね。
 内科小児科で風邪といわれて薬を飲んでいたが、
急に耳が痛くなって来院、というケースが多い。
 大概の方が「風邪薬」と称して抗生剤を処方されているのには、
今更ながらあきれます。
 「風邪のときには抗生剤は無効」というのが今の常識なんですが。
 もう一つ気になるのが「抗生剤の併用」です。
 βーラクタム系の抗生剤とマクロライド系の抗生剤を同時に処方されてることがあります。
 これ、ちょっと疑問です。
 確かに抗菌スペクトル(対象とする細菌)が異なるので、
原因菌がはっきりしない時には「守備範囲」が広くなるような気がします。
 しかし、これらは同時に使うと効果を打ち消しあう恐れもあります。
 抗生剤はその作用機序から大きく分けて「殺菌的」な薬と「静菌的」な薬に分かれます。
 「殺菌的」な薬の代表はペニシリン系、セフェム系で、薬の名前だと
「メイアクト」とか「トミロン」「フロモックス」「セフゾン」「パセトシン」などが多く使われています。
 細菌の細胞壁の合成を阻害し溶菌させます。
 動物細胞には細胞壁がないため細菌への選択性が高く有効です。
 しかし、それゆえ細胞壁をもたない病原体、具体的には「マイコプラズマ」には無効です。
 一方「静菌的」なくすりの代表としてはマクロライド系、薬としては
「クラリス」「クラリシッド(これはクラリスと同じ薬です)」「エリスロシン」などがあります。
 これらは細菌のタンパク合成を阻害し増殖を抑えます。
 菌を殺すわけではありませんが、体の免疫、菌の寿命によって治療につながります。
 細胞壁をもたない「マイコプラズマ」にも有効ですが、その作用機序から
切れ味はやや悪いです。
 で、これらを併用するとどうなるか。
 ペニシリンやセフェムは細菌が細胞壁を合成する「増殖」の時に効果を発揮します。
 ところがマクロライドが増殖にストップをかけるとその効果を発揮する機会が無くなります。
 それで、実際より効果が弱くなってしまう可能性があります。
 ただしこれは、「試験管内」ではその作用がはっきり確認されてますが、
「生体内」では確かめるのがなかなか難しい。
 専門家は「薬を飲む時間をずらせば大丈夫」としていますが、
どれだけずらすかも、なかなか難しいですね。
 ただでさえ、子供さんにお薬飲ませるのは大変ですし。
 まあ、われわれ医者としては、なるべくデータを集め、所見を検討して
病原菌を想定した上で薬を処方すべきでしょう。
 これだけ出しときゃ、どれか当たるだろう、では困りますからね。
 
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2010.03.22

Stormbringer(By Deep Purple)Part2


(前回からの続きです)
 さて、そんなわけで朝5時前に起きて足利駅へ。
 5時37分の始発に乗る。
まだ、暗いんだ、この時間。
P3210001_convert_20100322090828.jpg
 で、小山について宇都宮線を待つと、これが来ない!
 強風のため、大幅な遅れだそうだ。
 あわてて、小山駅のみどりの窓口で切符の変更。
 幸い、次の小山に停車する「やまびこ」に乗れた。
 これで仙台まではゆっくりだが、仙台駅の到着時間が遅れるため
仙山線の時間が間に合わないので、
妻にメールを送って、仙山線の時刻表を送ってもらう。
 少し遅れそうだ。
 と、その後にまたメール。
「仙山線、強風で運転見合わせみたいよ。」
 げげげ。
 しかし、高速バスが仙台~山形間であるというのでこれに望みを託す。
 9時過ぎに仙台駅に着くと、案の定払い戻しで長蛇の列。
 手続きを済ませ、外に出ると前に進めないほどの強風だ。
 強風を取材する地元テレビ局のカメラも来ていた。
 で、高速バスもまたまた長蛇の列だ。
 バスを一台やり過ごしてやっと乗れた。
 実はこのバス、電車より本数が全然多く、時間もやや早いみたい。
 1時間ちょっとで山形駅へ。
 ここからスタジアム行きのシャトルバスにゆられてまた4~50分。
 P3210009_convert_20100322090938.jpg
 やっと着いたぜ「NDソフトスタジアム」。
(J2の時以来だわ。)
 なんか試合前に腹に入れておこうと見ると、牛串焼きはレッズサポの長蛇の列。
もう、今日何回目なの「長蛇の列」。
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 隣りのブースは山形サポの列。なぜか嗜好がわかれてる。
P3210012_convert_20100322091130.jpg
 で、その横にがらがらの「山形芋煮コロッケ」を発見
P3210013_convert_20100322091230.jpg
 やっぱ、山形っていやあ「芋煮」でしょ、ということで購入。
P3210015_convert_20100322091340.jpg
 そーか、「芋煮」の「芋」は「サトイモ」でしたね。
 単にジャガイモの代わりにサトイモを使ったコロッケでした。
 その後、牛煮込みも食べてあったまり、さすがに寒くてビール飲む気はしないので
ホッカイロを貼って、フリースとカッパの上下を着込み、リュックをビニール袋に入れスタンドへ。
 このスタジアムはどこも屋根が無いのであれこれ迷うことが無い。
 しかし、激しい風と雨、そして寒さ。
 雪でないのが不思議なくらいだ。
 今日が山形のホーム開幕戦らしい。
P3210030_convert_20100322091518.jpg
 一方、こっちも負けないぞ。
P3210032_convert_20100322105159.jpg


 2010年J1第3節
   モンテディオ山形  1-1   浦和レッズ    (NDソフトスタジアム山形)
        (前半  0-1)
        (後半  1-0)


 前半はかなりリズムよく攻めて、危ない場面もなかった。
 心配された右サイドバックだが、細貝は良くこなしていた。
 しかもなぜか左サイドからドンピシャのクロスを上げエジのファインゴールをおぜん立てした。
 しかし、後半別のチームになってしまう。
(またかよ。)
 ディフェンスが混乱し、あーこの流れはマズイなーという予感が。
 FC東京の時は運よく持ちこたえたが、今回は失点。
 その前に2点目をとってれば、楽に試合を決められたのに・・・・。
 まあ、最後、かなりヤバイ場面もあったので
(特に終了直前の山岸!)
負けなくてよかった、こんなに苦労してここまでやって来たのに、という思いだった。
 帰りのバスから天童市内でこんなものを発見。
P3210037_convert_20100322091814.jpg
「歓迎、浦和レッズ」
このノボリ、全チームの分あるわけじゃないでしょうね。
 かえりは自由席なのでソッコーでホームに。
よし、まだガラガラだ。
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 寒い中で待つこと1時間余り。
やがてホームはこんな具合に。
P3210042_convert_20100322092150.jpg
 またまた長蛇の列。
 しかし、苦労して待ってた「山形新幹線翼」の自由席は
なんと、満席!
 なんでだー。
 何のためスタジアムから走ってバス乗って、寒いホームで1時間も立って待ってたのか。
 結局、福島までさらに1時間半、立って行き、福島から東北新幹線に乗り替えました。
 で、その後、東北本線、両毛線と乗り継いで帰宅。
 一日がかりの遠征が終わりました。
 3月の嵐のおかげで、なかなかにスリリングな旅が楽しめました。
 来年はもうちょっと温泉かなんか泊ってゆっくり行きたいかも。
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2010.03.22

Stormbringer(By Deep Purple)Part 1

 先週、さあ、週末は山形戦だ。
 で、ふと気づく。
 新幹線の切符買っといた方がいいかも。
 まあ、休日なので時間に余裕あるし、山形はせいぜいキャパ2万だし、
そのまま行っても大丈夫かもと思ったが、
念のため木曜日にJTBに行った。
 足利は田舎で「みどりの窓口」が無いので、
わざわざ旅行会社に行かなきゃなんないとこがメンドくさい。
「えー、指定券、朝から全便、全席完売ですかー。」
「はい、昼過ぎに着く列車でしたら座席はまだ、ありますが。」
「グリーン車もですか。」
「グリーンも完売ですね。」
 うーん、レッズサポ恐るべし。
 難関といわれたチケットがゲットできたことに安堵し
交通の手配を怠ったのが悔やまれる。
 3連休の影響もあるようだ。
 自由席だと小山や宇都宮から乗っても東京、大宮から乗ってくるサポーターがほとんどだろうから
まあ、席はあるまい。
 というと、朝早く出て東京駅から乗るか。
 JTBの人に調べてもらうと、JRでも東武線でもその時間には東京駅に着けないことが分かった。
 「高速バスがありますよ。」
 なるほど、しかし朝早く出るそのバスは足利発ではなく隣りの佐野発。
そこまで、どうやって行くか。
 ともかく新幹線の東京からの自由席特急券を買って家に戻った。
 帰って妻に相談すると
「前の晩に東京に泊っちゃえば」
 なるほど、前日の仕事は午後には終わるから、東京行ってビジネスホテルに一泊ってのはある。
 でもなー、と一晩考えた。
 金曜日の仕事中も考えていた。
 これが東海道新幹線なら本数が多いのに。
 そして、パッとひらめいた。
 仙台経由 で行けば。
 山形新幹線が本数が少ないのに対し、仙台に向かう東北新幹線ははるかに本数が多いはず。
 そして、仙台から山形に向かえば・・・・。
 看護婦さんの目を盗んで仕事中に診察机のパソコンで検索をかける。
 やった、足利を5時37分の両毛線に乗れば、小山から宇都宮に宇都宮線で回り、
宇都宮7時3分発の「やまびこ」に乗れる。
そして仙台で8時48分の仙山線に乗れば、羽前千歳で奥羽線に乗り換えて
10時40分に天童駅に着くのだ。
 なんか、火曜サスペンスかなんかみたいだ。
 お昼休みにJTBに行って、切符の変更をしてもらった。
 帰りは自由席だが、新庄発の「つばさ」だから山形より前の天童駅で並べば
こっちは、大丈夫だろう、ってことで。
 さあ、行くぞ。
 と思ったら、今度は天気が大荒れで、試合当日は雪らしい。
 昨年テレビで見た山形対名古屋の試合を思い出した。
 あの、オレンジのボール使うのかー。
 まあ、ともかくフリースやらスキーウエアやら用意して出かけることにした。
 ~当然、続きます。
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2010.03.20

「競獅子」

 先週、我ら「CRP」のライブがあったことはお伝えしました。
 大いに盛り上がり、その後2次会、果ては午前のラーメンまで
予定通りいっちゃったったわけですが
帰りに久々に代行を利用しました。
 太田から足利まで、ちょっとあります。
 「今日はなんかの会だったんですか。」
と話しかけてくる運転手の男。
「私、バンドやってるんで、今日ライブでそのあと打ち上げだったんですよ。」
「バンド?ロックですか?」
「ええ、まあ。」
「私もねえ、いま54歳ですが、昔はよくロックを聴いてね。」
「はあ。」
「ナザレスが好きだったんですよ、お客さん知ってますか?」
 ナザレス!
 突然予想しなかったバンド名にビックリ!
 ツェッぺリンやパープルならフツーだけど「ナザレス」はマイナーだ。
 ロックオタクの私はCDは5枚くらい持ってるが、
一般にはあまり知られてないバンドなのでは。
 ちなみに私がはじめて聴いたのはこのアルバム。
 1974年だから、私が中3ですか。
 FMで聴いてかっこいいと思ったのだが、
楽曲の垢ぬけ無さと、ジャケットのダサさで当時はレコード購入にはいたらず、
録音したカセットを聴いていた。
album-rampant.jpg
 うーん、今見てもダサいジャケットじゃ。
 よく意味わかんないし、何より周りのラーメンどんぶりみたいな模様が気になる。
 ちなみのこの「Rampant」には当時邦題がついていて 「競獅子」。
 読めます?
「きおいじし」とフリガナが付いてました。
 そんわけで、深夜の代行でにわかにロック談義したんですが、
なにしろ、酔っぱらってたんで残念ながら、なに話したかは覚えてません。
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2010.03.19

ひさかたの光のどけき春の日に

ひさかたの光のどけき春の日に しずくとばしてくしゃみするらむ
【解釈】こんなに日の光がのどかにさしている春の日に、
    なぜ私はしずくが飛ぶほど激しいくしゃみをしてるのだろう。
【解説】「ひさかたの」は天、雨、月などのかかる枕詞。ちなみに「久しぶりの」という意味はない。
    「するらむ」の「らむ」は推量を表す助動詞で「どうして~だろう」という意。
   <用例>「思ふらむ」⇒「どうして、思うのだろう」
      「知らむ」⇒「どうして、わかるのでしょう」
      「あぐねすらむ」⇒「どうしてあぐねするのでしょう」


 今年は花粉が少ない少ないといいながら、患者さんが多いらむ
 ポイントは花粉の本格的飛散が遅かったこと、
雨や雪が多く、飛ばない日が多かったので飛ぶ日に集中して多くの花粉が飛んでるため、
でも、一番は患者さんの油断だろうなー。
 マスコミが騒がないので、なんとなくその気にならないまま
漫然とシ-ズンに突入してる人が多いような気がします。
 きちっと準備して臨んだ方はそれなりに良い春を迎えてるはず。
 もう一度、注意事項をおさらいして残りのシーズンを正しく過ごしてくださいね。
 それにしても、
「花粉症がひどいです。」
とか
「他の病院でもらった薬が効かないです。」
といって受診する患者さんの服装を見てがっかりするコトがしばしばあります。
 親子してモコモコ、フワフワの フリース 着てたりして。
 それで、この間の日曜日子供のサッカーでマスクなしで一日外いたんです、とか。
 昨日天気がいいんで布団干してから薬が効かなくなって、とか。
 まるで、外来でくわえタバコで椅子に座って
「毎日40本タバコ吸ってるんだけど、ずーっとタンが絡んで咳がとまらねんで。」
という患者さんに説明する時のようなむなしさを感じます。
 花粉症の時に家族に花粉症の方がいれば、たとえ本人がそうでなくても
フリース、ニットでの外出はやめてくださいね。
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