ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2012.03.30

訃報

 突然の訃報でした。
 我々CRPがいつもお世話になっていたヒゲオヤジこと
ライブハウス「Music Assist」のマスターが
今週月曜日に亡くなられたそうです。
 肺がんで発見された時はすでに進行がんだったと聞いておりました。
 確かにタバコは結構吸っていた。
 前々回の昨年12月のライブの時は全然元気でタバコプカプカ吸っていたが、
今月のこの間のライブでは酸素タンクを吸っていた。
 それにしても、まだ60代とか。
 あまりにも早い、しかも突然の訃報にしばしボーゼンとしました。
 つい2週間前のライブの折、お話したのが最後の別れになってしまうとは。
 写真は2010年12月4日、ミュージックアシストで「CRP」の
オープニングアクトを務めてくれた女子高生バンド「The ABC」の子たちと一緒の
ヒゲオヤジのショットです。
PC040036.jpg
 そういえば、彼女たちもこの春高校を卒業したはず。
 確かに春は別れの季節ですが。
 ヒゲオヤジ氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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2012.03.27

犬連れ「きぬ川国際ホテル」

 先週末は、ひさびさに家族で温泉に行ってきました。
 春休みの娘、もう1年受験生をすることが決まった息子、そしてレディアちゃん、
家族で温泉に行くのは1年半ぶりくらいか。
 車で鬼怒川温泉に向かう。
 相変わらず車の苦手なレディア。
005_20120327083339.jpg
 しかもタイミングの悪いことに前日から生理が始まり、
似合わないパンツルックでのお出かけとなってしまった。
 ここ「きぬ川国際ホテル」は、ペットとの宿泊をウリとした
ホテルである。
 かの大震災の折、ペットを連れた被災者のため
ホテルを提供したという、なかなかに好印象の宿なのだ。
 お部屋に入ると、お茶菓子はペット用のものまで用意されている。
010_20120327083338.jpg
 慣れない部屋で最初は緊張気味のレディア。
009_20120327083339.jpg
 パンツ姿が情けないぞ。
 028_20120327083338.jpg
 夕食は個室のお食事処で。
 最初は足元でもぞもぞしていたが、
010_20120327083226.jpg
 ママー、美味しそうだけど。
 あげません。
025_20120327083338.jpg
 この宿、そんなわけで、あちこちに犬グッズが。
006_20120327083226.jpg
 廊下にかかる絵もこんな感じ。
003_20120327083226.jpg
 しかし、突然「着衣のマハ」と「裸のマハ」が。
005_20120327083226.jpg
 なんでー、と言ったら、わが息子は
「犬ゴヤ」という落ちでは。
 などと言っていた。
 ワタシとしては大浴場の前にかかっていたので、
「この先脱衣所」というメッセージでは、と読んだのだが。
 ドウデモイイケド。
 さあ、みんなで寝るのよー。
(遊ぶ気マンマン)
031_20120327083400.jpg
 結局夜中はしゃいだレディアにみんなかわりばんこに起こされた。
  ・・・・・・・・
 翌朝は、部屋にも慣れてくつろぐレディア。
 オレの座るとこがねえー。
012_20120327083226.jpg
 え、何か・・・?
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(しっかり愛用のウサギちゃんを机の下にキープ。
良く見ると上の写真の寝る布団の上にもあるよ。)
 そんなわけで、1泊でしたが久々の温泉でリフレッシュできました。
 018_20120327083339.jpg
 きぬ川国際ホテル様、大変お世話になりました。
 ホテルの職員の皆様も大変に気持ち良い応対で、
家族ともども大満足でした。
 また、伺いますねー。
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2012.03.26

行きたかったぜ、札幌

 第3節の相手は久々に復帰したコンサドーレ札幌。
 まだ札幌ドーム行ったことないし、一度行きたいと思ってますが、
日程が合わず、また来年か?
(来年、両チームとも残ってることが、条件、
いや、ともにJ2でもありだが、それはイヤダ。)
 そういえば、妻の股関節の手術をしていただいた石部先生は
コンサドーレ札幌のファンだったような・・・・。


 2012年J1第3節
   コンサドーレ札幌   1-2    浦和レッズ  (札幌ドーム)
           (前半  1-1)
           (後半  0-1)


 第2節から、生まれ変わったレッズ。
 やはり、阿部のボランチと柏木のトップ下がハマりまくりだ。
 それに伴い、後方からのビルドアップ、
正確なサイドチェンジ、
スピードのあるタテへのフィード、
バイタルエリアでのワンタッチでのパス交換、
等々、ミシャ監督のサッカーが浸透していることが窺われた。
 坪井、啓太など以前からいる選手も別人のようなプレーをしてるし、
もっとも顕著なのは平川である。
 あの、サイドの切れ込みとクロス、
ホントにお前、あの平川なのという位の変身ぶりだ。
 同点の柏木のゴールもあのクロスあってこそである。
 まあ、広島、柏、仙台とそれなりの力のあるチームと戦ってきての
札幌戦であったから、ポゼッションもできたのもあるが、
この感覚を上位相手にも発揮して新しいスタイルを
完全に身につけてほしい。
 それにしても、最後、試合終了後に柏木と槙野が、
山田直輝のユニ着て、あいさつに行ったのはグッときたなあ。
 今年のレプリカは8番で注文することにしよう。
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2012.03.23

悪魔が来りて笛を吸う


 インフルエンザはなかなか止まりませんねー。
 以前、4月には終わってる、なんてことを書いたけど
ちょっと怪しくなってきました。
 まあ、春休みになれば終息に向かうと思いますが。
 この流行、やはり学校、幼稚園での感染が主流ですから
①インフルエンザが完全に治らない状態で登校、登園している。
②インフルエンザなのだが、インフルエンザではないとの診断で登校、登園している。
の2点が原因でしょうね。
 ①については、この間のブログ「インフルエンザの出席停止」に書いたとおり、
解熱後2日間(未就学児は3日間)かつ発熱後5日間出席停止の新基準を
キチンと指導してない医療機関もあるとみられ
感染が拡大している面もあるのでは。
 ②については、当院でもインフルエンザではありませんね、
などと言ってインフルエンザだった例がひょっとしたらあると思うし、
診断の限界がある面は否めない。
 特にB型は高熱にならない例もあり、熱が上がったり下がったりすることもある。
 今日のおばあちゃんも熱が37度なんだが
何となくおかしい、体が重い、しんどい、
ということで調べてみるとインフルエンザB型がくっきり。
 周囲にもインフルの人いないし、結構しゃきしゃきして元気そうだったんで
違うとは思うけど、と思いつつ調べて出たのでビックリ。
 インフルエンザは当人だけが治ればいいという問題ではないので厄介だ。
 ところで、土日祝日に熱発し、救急外来でインフルの診断を受ける人も多い。
 早期に診断がつくのは治療にも有利なので、
それは大変いいことなのだが、
休日診療所ではイナビルが処方されることが多いようだ。
 急患救急なので薬1日分しか処方されず
また残りのタミフル、リレンザを月曜日に別の病院に取り行くのは
非常に面倒なので一回の吸入で済むイナビルは
いかにも休日診療所向けではある。
(個人的にはタミフルもリレンザも5日分出しちゃえばいいのにと思う。)
 しかし、そんな中に、特に小中学生の男の子に
なかなか熱が下がらず来院される方が散見される。
 データ上は今のところタミフル、リレンザ、イナビルの効果には
有意な差は無いということになっている。
 妻と話したんだが、どうもイナビルがちゃんと吸えてない子が
けっこういるのではないか、と思う。
 イナビルはスプレーではなくパウダーを自力で吸引するので、
ある程度のテクニックが必要になってくる。
 大人ならあまり問題は無いが子供や、場合によるとお年寄りなんかは、
充分気管に取り込まれない可能性もあるのではないだろうか。
 同じ吸入薬でもリレンザは1日2回5日間なので
だんだん上手に吸えるようになることがあるが、
一回吸入のイナビルは最初で失敗したら終わり、という弱点がある。
 んで、当院はイナビルを処方しようかという子には
処方箋を書く前に院内で製薬会社から供与されたこの笛を使っている。
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 これを、吸って(吹くのではなく)キチンと音が出れば、
イナビルを十分に吸える技術がある、というものだ。
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 小学生くらいだと、吸えるように見えて実際になかなか音の出ない子がいて
そういう子はリレンザか、場合によっては10代でもタミフルを処方する。
 一般に女の子の方が器用でよく鳴らすが、
男の子はけっこう大きな子でもうまく鳴らない場合がある。
 この笛、メーカーに話せばすぐ持ってきてくれるので、
各医療機関や薬局には常備するべきだと思います。
この笛の袋の最後に書いてある
「[注意]イナビルを服用しても、この笛のような音はなりません。」
という1文はなかなか笑える。
 テストが終わった笛はその子にあげちゃうんですが、
家族に吸わせないでね、と言っておくことを忘れないように。
 インフル、感染っちゃいますからねー。
 
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2012.03.21

ナビスコも始まった、そういや去年準優勝だったんっけ。


 ナビスコカップも始まった。
 ナビスコって昨年本当に我々が準優勝したんだっけ?
 なんかその後大変だったので遠い過去のような・・・・。
 本当は、今シーズン初めての埼玉スタジアム参戦となるはずだったんだが、
ナビスコ日程が発表される前に予定を入れてしまったため、
夜に録画観戦となりました。


 2012年Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節
  浦和レッズ    1-0     べガルタ仙台  (埼玉スタジアム2002)
       (前半 0-0)
       (後半 1-0)


 昨日は天気も良く、サッカー観戦良かっただろうなあ、
オレ、花粉症もないし。
 さて、前節からなんとスタメンを9人も変えてきたミシャ監督。
 フツーなら、ええーマジー、だが、
このメンバーを見ると妙に納得しちゃうのは、
やっぱ、よく相手チームの監督や解説者にいわれるように選手層が厚いのかなあ。
(自分ではそんなことあまり思わないのだが・・・。)
 しかし、こうして比べて見ると今のコンディションに限ってだが、
やっぱり高橋峻希よりは平川の方が突破できてたし、
小島よりは阿部の方が安定感がある。
 そこを詰めていくのが監督の狙いなんだろうが。
 そんな中で最も立場的に気合入ってたのが山岸だろうなあ。
 いやあ、彼のスーパーセーブ(とクロスバーとポスト!)がなかったら
負けてたでしょうなあ。
 柏、仙台と現時点での「強いチーム」に完封で連勝したことは大きいですね。
 それにしても仙台のラフプレーの応酬には参ったなあ、
山田直輝くん心配です。
 今日の発表では左膝前十字靭帯損傷で、手術ですとー!
 
 レッズもアレだが、ロンドンもヤバイじゃあないですかー。
カニバサミした奴、責任取れやー。
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2012.03.19

たかが、ロックンロール、でも、それがめっちゃ好きですぅ!


 先週末、17日の土曜日は太田市のライブハウス「ミュージック・アシスト」で
「CRP Spring Live」を行いました。
 今回前座は、ブログでの予告通り足利日赤耳鼻咽喉科の
お医者さんと言語聴覚士のみなさんによるバンド「STENT」 。
 リハーサルです。
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 緊張した面持ちのメンバー。
 さて、開場となり今夜もお客さんがイッパイ。
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 「STENT」 、何とマイケル・ジャクソンの「Black or White」で幕開け。
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 実はこのバンド、昨年末の忘年会で話が出て、
ワタシがその場で半ば強制的に(?)結成させた「ヒョウタンから駒」的なバンドなのだ。
 
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 ついにステージに立つことができましたね。
オメデトウ。
 そして、お馴染み「CRP」でおます。
 初披露の「SUM41」の「Still Waiting」からスタート。
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 実は今回新曲を4曲も予定して、結局準備が間に合わず、
ギリギリ木曜日まで練習日をとった。
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 それが災いして声を枯らしてしまい、
本番前に「龍角散のど飴」を4個も連続でなめてコンディションはサイアク。
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 でもそんなこたあ言ってらんねいぜ。
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 ライブは気合と勢いだー。(あとハッタリとゴマカシだー。)
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 最後は「It’s Only Rock’n Roll」!
 今夜も皆さんアリガトウ。
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 ライブ終了後、スペシャル・デザート(?)、
マスターからのお勧めでプロ(?)の、ガイジンのお姉さんが
カラオケでホィットニー・ヒューストンの歌を披露。
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 歌、上手です。
迫力ありサスガでした。
 ライブが終わり楽しい打ち上げ。
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 ギターのセバスチャンことYセンセイと、ベースのベティことFセンセイは
転勤で足利を離れるため、いったん「STENT」は解散です。
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 でも、また集まる機会もあるかもしれません。
 足利時代の楽しいバンドの思い出を持って、新たな職場で頑張ってください。
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2012.03.18

祝・今季初勝利~昨年のチャンピオンに完封勝ち!

 先週の開幕戦のレポートを書くのには、
ずいぶん時間がかかったけど、今回は早いぞ。


 2012年J1第2節
   浦和レッズ     1-0      柏レイソル  (埼玉スタジアム2002)
         (前半  1-0)
         (後半  0-0)


 ウチ来ている患者さんの女性の方で、低音障害型難聴が
良くならない方がいる。
 何かストレスがありますか?
 レッズが勝てないので・・・・。
 うーん、次節は去年のチャンピオン柏レイソルだから、
難しいですねー。
 などとお話をしていたが、この初勝利である。
 土曜日の2時というとても現地参戦は無理な時間なので、
(しかも花粉症の季節の!)
テレビ、今日はNHKの地上波中継だ。
 解説の長谷川健太さんも初めのうちは前節のレッズのまずい戦いをあげ、
チームとしての完成度に厳しいコメントをしていたが、
今日のレッズの戦い方、その変貌ぶりに驚き、
途中からは褒めまくっていましたね。
 何がチームを変えたのか。
 昨日の戦いでは、阿部をボランチに上げ、永田をセンターバックに入れたことで
守備の安定感、ビルドアップのスピードが格段に増したように見えた。
 そして、ランコを1トップにして柏木をシャドーに入れたことで、
柏木の良さが生きましたね。
 ミシャ監督の素早い修正が生きたともいえるが、
 でも、このフォーメーションって大方のレッズサポは
最初っからこの形でいくと思ってたのでは・・・?
 まあ、良い。
 ランコのJ初ゴール(!)も良かったし、
平川のあの突破は、彼のどこにこんなポテンシャルがあったかという位だった。
1週間前のあのもやもやした気分から、ぐっと上向いてきたぞ。
 さあ、患者さんの耳良くなったかなあ。
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2012.03.16

また黒星スタート

何となく始まった感のある今年のJリーグ。
ワタシ個人の感想かと思いきや、
試合前のミハイロ・ペトロヴィッチ監督のインタビューでも
なんか、もうこの日が来てしまった的なことを言っていた。
開幕の日は決まっていたわけだから、
監督のコメントとしては、こりゃ如何なものか?


2012年J1第1節
サンフレッチェ広島 1-0 浦和レッズ (広島ビッグアーチ)
           (前半 0-0)
          (後半 1-0)


Jリーグが始まって20年。
我が浦和レッズのアウェイ開幕戦の成績は散々たるものだが、
結果的に今年もそれを上書きする結果となった。
 ちなみにアウェイ開幕戦の結果が
この20年で0勝2分け11敗は、かなりひどい成績だ。
 ここ最近でのホーム、アウェイ問わず開幕戦の5連敗もリーグ記録らしい。
 しかし、それにしても今回のスタメンは、
ちょっと意外。
 阿部勇樹のセンターバック(リべロ?)、達也のワントップは、
ミシャ新監督がレッズでサンフレッチェ広島を再現したいという
強烈な意志の現れか。
阿部勇樹が森崎和幸に、達也が佐藤寿人に見えたんだろうなあ。
 しかし、結果は、広島相手にレッズの未熟さがあらわになるという結果になった。
 まだ、たった1戦。
 でも、なんか、そう思えない疲労感のたまる1戦であった。
 ところで、この2012年版アウェイ用新ユニ。
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 どうもオレには、これにしか見えんのだが。
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 「肉体疲労時の栄養補給に」か・・・・・。
 ・・・・飲んでみるか。
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1件のコメント
2012.03.14

CRP春のライブのご案内

 今週土曜日、3月17日は太田市ミュージック・アシストにて
「CRPスプリング・ライブ」が行われます。
 今回、オープニング・アクトに出演するのは
足利日赤耳鼻咽喉科の医師、言語聴覚士のヒトビトによる
「STENT」だ!
 このド迫力のドスコイ系なギタリストと
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 対照的にキレイどころのベース、ボーカルがウリのバンド(?)
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 ドラムの写真は、省略。
(男です、とりあえず。)
 彼らは転勤の関係からこのライブがほぼ最初で最後になる可能性あり。
 Don’t miss it!
 もちろんCRPも新曲を4曲も用意して、
皆様のお越しをお待ちしています。
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 今回も無料ですのでどなた様もどうぞ。
 ああ、新曲4曲は欲張りすぎたかも。
こんなこと言ってる間にワシラももっと練習せねば!
 7時半ころ開場、8時すぎスタートです、ヨロシク!
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2012.03.13

またまた質問が・・・、しかも、難問。


 みなさん、こんばんは。
 ドクターおぐぐの「耳鼻科なんでも質問箱」のコーナーです。
(またかよ、しかもタイトル前回と違ってるし。)
 今回はこんなご質問を頂きました。
 40代の男性の方です。


小倉先生のブログには、耳管狭窄のキーワード検索でたどり着きました。
> 何故そのキーワードで検索しているかと言いますと、話せば長くなりますが
> 聞いてください。
>
>  実は今年の1月28日(土)に左耳にソフトボールが、そんなにきつくない速度で
>
> 当たりました。その瞬間、耳が聞こえずらくなりました。私は、鼓膜が破れた
> くらいの軽い気持ちでしたが、1日たっても何も変わらなかったので
> 月曜日に耳鼻科に行きました。そこで聴力検査の結果、気導が125~500が
> 50でした。骨どうは250が30、500が40でした。右が15、20、20なので相当下がって
> おりました。そこで先生からメニエールの初期症状と診断され2週間イソバイドを
> 飲んで様子を見ました。2週間で30,35,50と少し回復しました。ただ、メニエールとの診断
> が、信じられなかったのでセカンドオピニオン(都内の有名な大病院)で違う耳鼻科に
> かかり、治療を受けました。
> 薬もイソバイドがアデホスとメチコバールと、鼻炎もあったのでムコダインを処方されましたその結果、聴力が、20、25、40(骨どうは20、25)になり、だいぶ聞こえもよくなったのですが、まだ少し自分の声がこもって聞こえると話しても中耳炎もないし鼓膜もきれい
> だからともう来ないで良いですよと言われてしまいました。
> 突発性難聴ではないと言われました。
>
> ただ耳閉感をネットで調べて、耳管狭窄の症状があてはまったので、また違う耳鼻科に
> 行って、検査をしたらやはり耳管狭窄でした。通気もしてもらいました。
>
> ここまでが経過なのですが、心配しているのが耳閉感が思ったより無くならなかった。
>
> 事です。音を聞く分には問題ない(感じない)、話す時の声がこもって聞こえる感じがします。これは、通気治療をすすめて耳管狭窄が収まったら治るものなのでしょうか?
> どれくらい治療にかかりますか?先生に診てもらえば色々話を聞いてもらえそうですが、少し遠いのでもしメールで話を聞いてもらえるのであればと思いメールした次第です。今、耳管狭窄の治療をしている耳鼻科は、どうも診察の数をこなして早く終わらせようとしている節がありちょっと心配になっています。なかなか、親身になってみてくれる所ってないですね。
> 時間の有る時で構いませんので、回答頂ければ嬉しいです。
>  
>  追加で症状の説明です。
>   ①耳鳴りはありません。
>   ②朝は、割と話す声は気にならない。
>   ③昼間はその事が気になりなんとなく、しゃべりたくない感じです。
>    しゃべるとやはり、こもった感じと、響く感じ。
>   ④夜は調子が良いです。
>   ⑤風呂も調子が良いです。
>   ⑥睡眠もとれています。
>   ⑦肩こりがあります。
>   ブログをみて
>   ⑧小さい頃よく中耳炎になっていました。
>     
>
>


 おお、さらに長いっ!
 ご質問をまとめますと、
①ソフトボールがぶつかったことを契機に左耳の聴力低下
②左耳の低音部に中等度の聴力低下
③「メニエール病」の診断で、発症3日後からイソバイドを2週間飲んで軽度聴力改善
④他院にかかり薬をアデホス、メチコバール、鼻炎もあると言われムコダインに変更し聴力さらに改善
⑤聴力は40デシベルになった
⑥しかし、耳のこもり感が取れず、また別の病院で「耳管狭窄症」の診断
⑦耳管通気をしても耳のこもり感が改善せず
⑧朝と夜はいいが昼間はしゃべるとこもる感じ
⑨お風呂は調子いい、夜も寝られる
⑩肩こりあり、小さい頃中耳炎に良くなっていた
 うーん、まとめても長いなあ。
 なかなか、難しいですね、専門医試験にはちょっと手ごわいかも。
 これを一元的に説明することはなかなか困難です。
 まずソフトボール受傷をきっかけとして(?)、
「感音性難聴」が起こった。
 難聴は、鼓膜や中耳など音を伝える部分の難聴である「伝音性難聴」と
内耳や聴神経など音を感知するする部分の「感音性難聴」
に分類されます。
 この場合、どちらの病院でも「骨導聴力」の低下があったので、
「感音性難聴」のあったことは確実です。
 しかし、メニエール病は必ず「めまい」を伴うので、
今回はめまいがなくこの診断は正しくありません。
 ワタシの診断名は「急性低音障害型感音難聴」です。
 この病気はよくわかっていなことも多く、「突発性難聴」の
1タイプとして取り扱われることも多いのですが、
突然の発症、低音部のみの感音性難聴などから、
この病名が考えられます。
 ストレスなどをきっかけに内耳の循環不全が起こり、
内耳神経細胞の虚血が聴力の低下を引き起こします。
 ただ、「急性低音障害型感音難聴」はその治療に
メニエール病の特効薬であるイソバイドを使うことがあります。
 以前「蝸牛型メニエール」と言われた疾患と同一という説もあり、
最初の先生がその意味で「メニエールの初期」と言ったのであれば、
ワタシと同じ意見ということになりますが。
 利尿剤であるイソバイドよりさらに治療によく用いられるのはステロイド剤でしょう。
 発症早期のステロイド剤の使用で聴力が回復することは多いです。
時間がたつとすべての感音性難聴にいえることですが、
神経細胞が変性、死滅し、聴力が回復しません。
 今回治療で、聴力がかなり改善しましたが、
500Hzが40デシベルということは、やや難聴が残ったとみることができます。
 もちろん、発症前から(自覚症状なしに)この聴力だった場合も考えられますので、
大体元のレベルに戻ったという可能性も無くは無いのですが。
(耳鳴りが無いという点がその可能性を示唆しています。)
 音のこもる感じは低音部の難聴があるとおこる場合が多いので、
今回の症状はこの感音性難聴に起因していると考えることはできます。
 本例でも早期にステロイドを使えばもっと聴力が改善した可能性もありますが、
やはり同じだったかもしれません。
 しかし一方で別の解釈もあります。
 ご自身のおっしゃるとおり、
現在のこもり感が中耳、耳管の関係に由来する可能性も否定できません。
 お話の中で
子供の頃中耳炎を反復した、
朝、夜はよいが昼間悪い、
自分の声がこもるとともに響く感じ、
鼻炎があったことを指摘された、
とあります。
 これらの項目は耳管機能不全を示唆する事柄です。
 ただし、耳管狭窄症よりも耳管開放症をより指示する症状のようです。
 通気をしても症状が改善されないのもそのためでしょうか。
 通気度はどうなんでしょうか。
 小さい頃中耳炎を反復していたので鼓膜のダメージ、
具体的には鼓膜が薄くなり気圧の変化を受けやすいことは、もともとあったかも。
 現在の症状はこの耳管開放症のためかもしれません。
 そこで、今後は
「急性低音障害型感音難聴」を考え、イソバイドやステロイドの治療を試みる。
ただし、時間がたっているので効果は疑問?
「耳管開放症」があるならそちらの治療。
これも簡単ではありません、ワタシのブログにこの病気の説明がありますが。
 もちろん、通気で次第に改善するならそのまま続けていいと思いますが。
 うーん、これ以上は、難しいなあ。
 やっぱり、主治医の先生によく相談してみてくださいね。
 結論でなくてスイマセンが。
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医療系をまとめました。
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