2015.03.31
連日猛威の花粉症ですが、桜が開花したことで
スギ花粉のピークはおそらく越えつつあると思われます。
そして、桜開花とともに増えてくるのがヒノキ花粉。
これから徐々に増え4月上旬にピーク、4月末まで飛びます。
スギが多い年は、ヒノキも多いことが多く注意。
スギ花粉と、ヒノキ花粉には一部共通抗原性があり、
スギ花粉症の方の半分近くの方がヒノキ花粉症を合併しています。
ヒノキ花粉もお持ちの方はなお一層のガードが必要。
ところで、時々外来で患者さんがおっしゃる
「私は、スギよりも、ヒノキの方が強いんです。」
という言葉。
間違いです。
スギ花粉とヒノキ花粉に対するIgE抗体価について、
これまで何千人も調べてきましたが
スギ花粉よりヒノキ花粉の抗体価の方が高い人は、まずいません。
もちろん、抗体価そのものが重症度と完全に相関するわけではなく、
現行のIgEの測定法ではヒノキの抗体価が
低く見積もられてる可能性もあるという文献もありますが、
有病率を考えてもスギよりヒノキの方が抗原性が高いとは思えません。
では、ナゼか?
ポイントは、先にスギが飛ぶ、ということ。
アレルギーの発症には抗原である花粉の鼻粘膜への侵入がスタートですが
シーズン最初、アレルギー症状が出るまでにはある程度の花粉量が必要です。
しかし、いったん症状が出て、鼻粘膜にたくさんのアレルギー細胞が動員されると
今度は、少しの花粉でも発作が出ます。
場合によっては、実際に花粉が来なくても温度、気圧、湿度の変化や
埃っぽさなどの機械的刺激でも容易にアレルギー症状が出ます。
すなわち、あらかじめスギ花粉で痛めつけられたところに
ヒノキがやってくるので、より症状が強く感じられると考えられます。
だから、薬やマスク、生活習慣を管理して
きちっとスギ花粉のコントロールができた人は
ヒノキもそのまましのげますが、
スギ花粉症の治療を怠って症状がひどかった人は
ヒノキはさらにひどく感じられると思います。
てな話をこれから一月近く、毎日何回もしゃべるのか―(T_T)
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特にページ下の方からの花粉百人一首はおススメです。

2015.03.30
もう1か月も前になるが、外来を早引け(?)して、東京へ。
目指すは東京国際フォーラム。

CSN、すなわちクロスビー・スティルス&ナッシュのコンサートに行ってきた。
むろん、オヤジ率、高し。
やはり、ストーンズやエアロに比べ地味な感じの人が多いかも。

クロスビー、スティルス&ナッシュなどというと
ワタシの守備範囲からは多少ずれるが、それでもCDなんかはちゃんと持ってる。
今回、ファンである佐野君のお誘いで御相伴にあずかった。
ただし、佐野君はCS&NではなくCNS&Yのファン、
さらに言えばニ―ル・ヤングの大ファンなので、
CS&Nは牛肉の入ってないすき焼きとまではいわないが、
霜降り牛肉が牛スジになったようなモノなのかもだが。

デビッド・クロスビー72歳、グラハム・ナッシュ72歳、
スティーブン・スティルス70歳、
堂々たるロック界のレジェンドである。
(『学生街の喫茶店』で有名な『ガロ』はもともとこのバンドのコピバンであるが、
もう1人しか生きていない。)
もともとアクションのないバンドであるが、
ステージ上を歩く速度も極めて緩慢である。

それでも、歌声の力強さ、コーラスの美しさはさすがであった。
それと、若いころから薄毛、ハゲと、さんざんネタにされてきた
スティーブン・スティルスの髪の毛があったのにはびっくり。
(ピーター・フランプトン、ジェームス・テイラー、スティーブ・ハウ、
ラリー・カールトン、・・・・・・・みんなハゲた。)
やっぱ、60~70年代ロックに欠かせないハモンド&レスリーも現役。

我々の席は2階席であったのもあってずっと着席のまま鑑賞。
途中、20分ほどの休憩があったのもロック・コンサートでは初めての経験であった。

ところで、最近のコンサートではスマホ、ケータイの普及で
以前みたいにカメラ没収、というのはなくなってきた。
今回も本格的カメラ、フラッシュ撮影は禁止です、と掲示してあったが、
コンパクトカメラはスルーであった。

何となく、これで見納めかも、なんてのが多くなってきたなあ。

その後、有楽町の居酒屋で佐野君と洋楽話で盛り上がる。

さんざん飲んで、深夜カプセルホテルに泊まって
翌土曜日の朝5時半に起きて朝風呂はいって、始発で足利に帰り
そのまま午後の2時半まで外来をしました。

2015.03.28
花粉症の猛威で連日200人ペース。
それに加えここのところ暖かくなったので、お年寄りの初診患者さんが増えた。
前々から耳鼻科に行きたいと思っていたが、寒いのでなかなか外に出るのは・・・
といった方々が、いっせいに来院される。
啓蟄ではなく啓老ですな。
3か月前から喉がイガイガする、とか半年前から耳鳴が、とか・・・・。
来院してくださるのはありがたいのですが、
特別に混んでる時期なので
長くお待たせすることになるのが申し訳ない。
今日も午前中だけで100人超、
そんな中、初診の80歳の方の問診表をみると、
「今日はどうされましたか?:耳が遠い」
ふむふむ、お年寄りの難聴ですね。
「いつからですか?:50年前から」
ご、五十年前からですかー!!
50年前からがよりによって、今日来たかー。
あと、一月後に受診されればもっと待ち時間少なくてみられたんですけどねー。
慢性中耳炎+老人性難聴なので、まず耳漏とめてから補聴器です。
何とかしましょう。

2015.03.26
先日2人の方に相次いで、お嬢さんの写真が「I書店」に飾ってあるでしょう、
と、声をかけられた。
実は成人式の時、鑁阿寺に来ていたカメラマンの人にたまたま撮ってもらった写真です。
(ワタシはバンドの新年会で出かけちゃったので。)

しかし、皆さん良くうちの娘とわかりましたね。
かなり化けてますが・・・・・。
しかもN新薬のNさんは信号待ちの車の中から発見した、とのこと。
よく見つけたなー。どんだけ目がいいんだ。

この間はまだありましたが、そろそろ、もう貼ってないかも。

2015.03.25
先週金曜日はいつもお世話になっている病院のけいおん部送別会ライブであった。

昨年もお邪魔したが、今年もお呼びがかかりお伺いしました。

なんせ、ほとんど知ってる人ばかり、
というより普段一緒に演奏してる仲間たちばかりなんで。

どの演奏も素晴らしく、感動して聴いておりました。

ただワタシの方は、
翌日仙台での大事なライブを予定していて、
ここんとこのハードな外来で声の調子も今一つだったので、
今日は、聴くだけです、絶対歌いません、と宣言していたのだが・・・・。
(でも、オレがそう言うたびに皆ニヤニヤしていた・・・・・。)

そして、気づいたら、こんなことに・・・・。
ああ、ダメだなあ、オレ (^_^;)。
(H先生にテイラーの高級ギター、お借りしました。)

そして最後には、こんな素晴らしい夢の共演も実現!

ああ、楽しかった。

2015.03.24
試合前はトンカツ関係を食べることにしていたが、
生憎仙台駅にはトンカツ弁当がなかった。
しかも、前夜のヘビィな打ち上げのおかげで、
カツを食べる体力などもとより残っていない。
12時発の新幹線でいただいたのはこのお弁当。

ライトでちょうどよかった。大変おいしゅうございました。

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2015年J1第3節
サンフレッチェ広島 0-0 浦和レッズ (エディオンスタジアム)
(前半 0-0)
(後半 0-0)
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仙台から取って返し、キックオフの約1時間遅れで、追っかけ再生で観戦。
連勝同士の同率首位対決。
ただし開幕2戦で戦った相手は浦和が湘南、山形、
広島が甲府、松本と、昇格組あるいは前期下位のチームである。
戦いぶりを見ると両チームとも首位とはいえ、
まだまだトップコンディションとは言えない。
短期決戦の今年のJリーグの計算もあって、
両チームとも
ここで負けて調子を落としたくない、という気持ちの方が、
勝ってのし上がりたい、という気持ちを上回っていた。
結果的につまらない試合で、0-0のドロー。
もう一つの連勝チームだったサガン鳥栖が負けたので、
結果的に両チームとも勝ち点1を上乗せして、セコく首位をキープした。
塩むすびでは、こんなものか・・・・。

2015.03.23
前回からの続きです。クリックしてこちらからどうぞ。
さて、「Cozy’s」で、盛り上がってきた会場に、いよいよ「C5-dips」登場。
さあ、いっちょ行きますか。

実は、前回のライブから曲を半分入れ替えたが、
諸般の都合で1回しか練習できなかった。

ま、一応新曲はないんですが、練習不足は否めませんね。

おまけになれないアンプでちょっと苦戦。

それでも、会場の方々の暖かいサポートで楽しく演奏できました。

仙台、サイコー、牛タン、上等!

白河の関以北での初ライブ、無事終了!

あー来てヨカッター

オツカレサマデシター。

その後は楽しい打ち上げ。
飲み放題の店で閉店まで飲んだ後、
さらに怒涛の深夜のギョーザ&ラーメン。

今回もバンドを通じて数多く新しい仲間ができました。
仙台の皆様、そして、カセットコンロ、キャラメルハニーの皆様、
ありがとうございました。
また、やりてー。

2015.03.23
前回からの続きです。
そんなわけで、スプリング・カーニバルin仙台、
オープニングはMSDバンド部スペシャルその1、
若手のギター、ボーカル氏を先輩がサポート。

続いて、MSDバンド部スペシャルその2。

こっちは、バリバリで迫力満点。
特にドラムの「のび太君」は
その風貌からは想像できないほどのテクの持ち主であった。

きっと、ドラえもんに4次元スティックをもらったに違いない。
続いて、ボーカルが若いお姉さんに交代。

チャーミングでした。
続いておなじみ「カセットコンロ」。
相変わらず素晴らしいアヤちゃんのボーカル。

ところがここでハプニング。
ステージのママのところに来たあかりちゃん。

いつの間にか後ろに回り、何やらモソモソ。
ママの椅子の下を注目。

なんと、ドラムセットの詰め物であるタオルを引き出し始めた。
そういや、この時期の子供は
ティッシュペーパーとか全部出しちゃうの好きだよなあ。

今夜のベスト・パフォーマンス賞でした。

お次はこれまたおなじみ「キャラメルハニー」。

ライブのたびに1曲づつ新曲をやる、というのがスゴイ。
今回はレオン・ラッセルか、やるなあ。
そして、セミファイナル「Cozy’s」。
今回、この人たちの仲介で我々の仙台公演が成立した。

聴くのは初めてだが、これがスゴイ。

チャーの曲中心、ギターテク抜群のCozy氏の足元ペダル類がとんでもない。

いったい踏むとこいくつあるんだー。
ステージパフォーマンスもカッコいい。

1曲だけナント「YMO」があり、これもすごく良かった。
(ギター、ベース、ドラムの3ピースでYMOできるんだ( ゚Д゚))
いよいよ「C5-dips&打ち上げ」編に続く。

2015.03.22
3月21日(土)春分の日。
かねてから予定の仙台でのライブイベントに出演のため、
新幹線で仙台を目指す。
足利駅はお色直しをしていた。

小山駅で「C5-dips」のバンドメンバー&ファミリーに遭遇。
偶然同じ電車であった。

それにしても、今日は花粉多いぞー。
(ワタシ以外は全員花粉症。)

いざ、東北へ。


12時26分に仙台着。(早い!)
早速向かったのは仙台のバンド友達に紹介してもらった牛タン屋。

いやー、ここウマかった。

娘も感動。

その後ホテルにチェックインし、一休みした後、ライブ会場へ。

さあ、ヤルゾー!

~「ライブ編」に続く

2015.03.20
さあ、くそ忙しい3月、いよいよ次はこのイベントだ。

3/21 17:30開場 18:00開演
ライブハウスREMEMBER
(国分町3-8-3地下TEL022-224-1965)
fee 1000円+order
出演順
18:00 MSDバンド部仙台
18:30 カセットコンロ
19:00 Caramel Honey PCSS
19:30 Cozy’s
20:00 C5-dips
なぜ、「C5-dips」が仙台でのライブなのか?
もともと、岩谷君のキャラメルハニーを宇都宮のかぼちゃ亭に聴きに行ったとき、
そこに出演していた仙台MSDの合田氏、小島氏と意気投合。
その時、今度、一緒にやりたいっすね、という話はあった。
そんな中、我が「C5-dips」のギターの治之くんの娘さんが、
この春、東北大を卒業するという話。
せっかくの仙台つながりなので
じゃあ、娘さんが仙台にいるうちに一回やるか、
とこの時期にイベントを組んでいただいたわけで。
こういうのは、きっかけと、勢いが大事。
さあ、一発、かましてきますぜー。
