ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.05.31

5月31日、世界禁煙デーです

 

 5月31日は世界禁煙デーです。

 

 

 

 

 

 

 

 今年のポスターはこのヒトですか。(^_^;)

 

何となく、タバコを吸ってる「人種」にあまりアピールしないような・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、当院は下野新聞の禁煙広告に今年も協賛しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、これには、ちょっとしたウラ話があって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当院は禁煙外来認可施設で、

しかも本県でも数少ない禁煙専門指導医がいる施設なので、

数年前から、この広告に協賛していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、一昨年来た営業担当の方が、タバコクサイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 広告は協賛しますが、あなたもこういう広告とるからには

そんなことでは困ります。

ぜひとも今後タバコやめて気ださいね、

とお話ししました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、去年。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 広告をとりに来た担当氏に、タバコやめましたか、と尋ねると、

いえ、まだ、・・・・、という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで、

「今年は、協賛いたしますが、

もし来年あなたがタバコをやめていなかったら、その時は協賛しません。」

と、話しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、今年はどうだろう、来ないのでは、

と思っていたら、先日、受付嬢が面会です、と名刺を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かの担当氏である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、どうなった、約束はゼッタイだからな、と面会してみると、

彼は「先生、ワタシ、昨年タバコやめました、よって今年も協賛お願いします。」

と、胸を張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は昨年夏、ケガで入院したのをきっかけに禁煙したそうで、

必ずしも「広告とり」だけのためではないということですが、

どんな形にせよ目の前で一人喫煙者が減ったことは、

まことにメデタイことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 むろん、喜んでハンコ押しましたとも。(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 国会でオリンピックに向けたタバコ規制の法案が、

自民党の「タバコ会派」なる、しようもないジジイが法案に反対して、

まったく、腹立たしい。

三原セクシーナイトじゅん子さんも怒ってるぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、今年のスローガンです。

「2020 年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 受動喫煙のない社会はもはや世界の常識です。

これが達成できなければオリンピックは返上した方がいいと思います。

さもないと世界の国々に日本の恥をさらすことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.05.30

佐藤琢磨選手、インディ優勝おめでとう、とそこから思い出したこと

 

カールの悲報のあとになんともビッグでハッピーなニュースが飛び込んできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤琢磨、インディ500で優勝!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スゴイことやってくれましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インディ500といえば、昔から有名な世界3大自動車レースの一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つはフォーミュラ1の中で最も伝統と格式の高いモナコGP(1929年~)

もう一つが耐久レースの最高峰ルマン24時間(1923年~)

そして1911年に初開催であるから最も長い歴史を誇るのが、

このインディアナポリス500マイルレースである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F1がドライバーズ・チャンピオンシップの最高峰、

ルマンが自動車メーカーの最高の栄誉とすれば、

インディ500は世界最高の「草レース」といえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシが小学校2年生のころ、スポーツカーにハマり、

レースのことを猛勉強した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インディ500は楕円形のオーバルコースを左回りにまわるため

左の車軸の方が右より長いとか、

スタートが周回を重ねながらのローリングスタートであるとか

(F1は今も昔も制し位置からのスタンディング・スタート。

今はル・マンもローリングスタートであるが

当時はヨ―イドンで車まで走って、エンジンをかけてスタートする「ルマン式スタート」であった。)

エンジンに火を入れるときの有名なコール「ジェントルメン、スタート、ユア、エンジンズ」のこととか

いろんなウンチクを知った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、実は、当時のフォーミュラカーはいわゆる「葉巻型」であり、

カーマニアの少年としては葉巻型ばっかりのF1や、インディよりは

個性豊かなスポーツカーがしのぎを削るルマンに魅力を感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、インディ500で最も印象に残っているのはこのマシンである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1967年のインディ500を走ったこのクルマはガソリンエンジンではなく、

なんとプラット&ホイットニー社製の航空機用のガスタービンエンジン。

この巨大なエンジンを積むためにコックピットがオフセットされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プラット&ホイットニーといったら、あんた、

ボーイング747ジャンボもエアバスもF14トムキャットもF15イーグルも

みーんなエンジンはプラット&ホイットニー社製でっせ。

当時の雑誌、新聞は「ジェット・カー」と呼称していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このSFチックな、アメリカンな発想が、

当時小学2年生の

クルマ好き、ロケット好き、SF好き少年の心をつかまないはずがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このクルマ、本戦で圧倒的早さを見せたが、残り3周でトラブルでピットイン、

優勝を逃してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、こんな怪物マシン、当時はまだウイングなんてものが発明されてなかったから、

ダウンフォースなんてものは全く配慮されないスゲー、アブナイ車だったんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残念ながら、このマシン、インジェクションキットとして、プラモデル化されていない。

エブロあたりが出してくれれば絶対買う、というオールドファンは多いだろうに。

その際は是非、クリアカウルでお願いしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 話、大幅にそれましたが、佐藤琢磨選手、おめでとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、スポーツ新聞の扱いは一面は宮里藍引退で、インディ500はその次なのね。

 

 

 

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2017.05.29

さよなら、カール

 

まさに「衝撃的」なニュースであった。

 

 

 

 

 

 

明治製菓「カール」の販売を西日本に限定、同時に「ピックアップ」の販売終了

 

 

 

 

 

 

 

コッ、コレは、一大事。(゚Д゚;)

 

 

 

 

 

 

 

 

明治「カール」発売は1968年、すなわち昭和43年。

ってことは、ワタシは小学校3年生であったはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校3年生といえば、そろそろ遠足のお菓子を自分で選ぶとしごろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやつは300円以内、などとの「お約束」にのっとり、

スーパーであれやこれやお菓子を選んだものだ。

ちなみに当時のカールは50円だった模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この頃は、次々に新しいお菓子が発売されており、

テレビコマーシャルで知った新作をいち早く手に入れて

遠足のバス内に持ち込むと、クラスの友人の注目を集めたものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は明治カールは日本初のスナック菓子。

1964年発売のカルビーかっぱえびせんは今日スナック菓子に分類されるが、

当時は「えびのせんべい」というネーミングから

少なくともワレワレの間ではスナック菓子と認識されることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それまで、お菓子といえばおせんにキャラメル、チョコレート、

チューインガムとビスケット、そしてサクマのドロップス、

といったラインナップであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おせんべいとさきいか、のしいか、都昆布を除けば、

日本では甘いお菓子が主流であった時代に、

「甘くない」スナック菓子の先鞭を告げたのがカールであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その背景にはポップコーンやポテトチップスといった

アメリカのスナック菓子の影響があったと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、森永スピン、明治ピックアップとスナック菓子は、その版図を拡大していく。

そのスナック菓子第1世代にワタシの小学校中高学年時代が重なるのだ。

むろん1975年発売のカルビーポテトチップスは当時発売されておらず、ワタシの遠足の歴史にはない。

(なので、以前も書いたようにポテトチップスに関しては断然幌馬車マークの湖池屋派なのだ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仮面ライダースナックという印象深いスナック菓子もあったが、

これは、別のストーリーで語られることが多いので、

またの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシが慣れ親しんだのは発売当初の「カレーがけ」「チーズがけ」であった。

どっちかというと、カレーがけを買った方が多いかも。

でもそうすると、チーズの方も食べたくなったんだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

そういう意味ではカールおじさんも当初はいなかったのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

もともとカールおじさんはカール坊やのサブキャラであったと記憶している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近、食べたことはあまりないが、なくなるとなると寂しいもので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、今後、学会で西日本に行くたびに、

カールがお土産になるのでしょうか。

 

 

 

 

 

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2017.05.28

小児へのチューブ留置、補足

 

 昨日の、チューブ留置に対し、いくつか補足です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューブ留置は、通常

①滲出性中耳炎の状態が長く続き、鼓膜切開を何回かしてもすぐ水がたまってしまう場合

または

②急性中耳炎を反復し、いったん急性期がおさまっても

完全に水が抜ける前にまた再感染を起こしてしまう場合

に行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大人や、学童の場合は①ですが、

幼児、乳児など年齢が小さいほど②の割合が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 横になってじっとしていられる子(通常3歳以上くらい)

はイオントフォレーゼによる鼓膜麻酔、

それ以下は鼓膜麻酔液を綿花につけ鼓膜に密着させ、麻酔します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 前者はほとんど出血しませんが、後者の場合、

特に反復性中耳炎で感染が完全にコントロールされない状態で切開すると、

出血がチューブ挿入の妨げになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 綿花に鼓膜麻酔液を浸したあと、ボスミンをちょっとスプレーしたり、

あまり多い場合には、

切開後いったん止血時間を置いてから挿入するようにしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、記事にするためにマメに写真撮りましたが、

術前や、安定期後は家族に供覧するために静止画写真をお見せしますが、

通常はチューブ留置直後の写真だけ記録しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あと、記念に手術後の母子の写真は必ず (^o^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューブ留置は全身麻酔で行う施設が多いと思いますが

それに比べてこの方法が良いところは、

とくに②の反復性中耳炎の場合。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、患者さんは0歳から1歳代の赤ちゃんが多いので、

全身麻酔となると、それなりのリスク管理が必要とされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、中耳炎の状況は日々刻々変わるので、

術前検査をして予定日を決め、いざ入院、というときに、

発熱や全身状態が悪かったり、または鼓膜の自壊など局所状態が悪く、

予定日に手術ができない場合があります。

逆に、入院させて耳見たら、もう、治ってたとか・・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その点、この方法では日々鼓膜の具合を観察し、

頃合いを見計らって

「じゃあ、今日、入れましょう。」

ということができるので、好都合です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日、チューブの状態を観察し、処置しますので

2日連続で来てもらうことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今まで、遠方から連日日帰りで来られたり、

中には一泊二日で足利に泊まられて手術をされていった方もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近は、症例の積み重ねも多く、スタッフも押さえ方の腕が上がっておりますので、

どんな子供にチューブが留置できるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくにスタッフがひときわ腕力が強い肉食系女子、というわけではありません。

みなやさしい、女性的な方ばかりで、

あくまでコツと慣れですので、その辺、誤解なきよう。

(この辺、ちゃんと言っとかないと、あとでスタッフになんか言われる・・・・・・(^_^;))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 視力は衰えても、顕微鏡下の処置なのでほぼ関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、最近は耳用鉗子でケースからチューブをつまみあげるのに苦労したりして。

ここ、裸眼なので。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、そのうち、トシで手が震えてできなくなっちゃうと思いますけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小さい子の繰り返す中耳炎でお困りの方は宜しければご相談ください。

病院からのご依頼もお受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.05.27

反復性中耳炎への鼓膜チューブ留置

 

このところ中耳炎のチューブ留置の問い合わせなども多いので

最近の例を参考までに提示します。

 

 

 

 

 

 

 

Mちゃんは昨年5月24日初診。

当時8か月。

 

 

 

 

 

 

昨年2月、5か月の時より中耳炎を反復するため

2,3の耳鼻科、小児科で治療。

とくに4月の保育園に行きだしてから悪化し

良くならないので当院を受診しました。

 

 

 

 

 

 

初診時は両側が混濁、充血、腫脹の中耳炎状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

前の耳鼻科は鼓膜切開しない耳鼻科だったので、

抗生剤で消炎後、鼓膜切開、粘稠な浸出液。

 

 

 

 

 

 

 

その後切開孔閉鎖後すぐ滲出液貯留しましたが、

7月初めに保存的療法で治癒。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、その後もしばしば風邪をひくと耳に水たまり、

何回かは急性中耳炎になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その都度治療していましたが

だんだん治らなくなってきたので、12月に両則鼓膜切開。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、切開孔閉鎖直後に貯留、急性中耳炎をおこしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、9月から鼓膜切開後を除いて

完全に水が抜けた状態にならなかったので

今年1月に、両側鼓室チューブを留置しました。

入れる前。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、チューブ留置直後の写真です。

もはや抗生剤では完全に感染をコントロールするのが難しく、

いわゆる「semi-hot ear」の状態で手術しています。

1歳4か月の元気な子なので、大暴れ。

多少時間かかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 術後、必ず記念写真撮ります。

お母さんは笑ってますが、赤ちゃん大泣きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の状態です。

出血、浸出液ありますが、チューブはちゃんと入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

3日後にはほぼ落ち着き鼓膜もきれいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 1週間後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チューブはこのまま留置し月一回程度は確認。

抜去は1年後の予定ですが、寒い風邪の時期が過ぎて

4,5月頃抜く場合が多いです。

最近は、中耳炎なくなり月1回、確認のために受診しています。

 

 

 

 

 

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2017.05.26

右も左もわからない

今週水曜日、午後の半休を利用して運転免許の更新に行って参りました。

 

 

 

 

 

 

 

5月の第1週はゴールデンウィーク、先週は学会で水曜日が使えないため、

当初は先々週の10日に予定しておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこを変更したのは雨が降ったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

雨に濡れるのが嫌だったわけではなく、

不安は「視力検査」であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと近視はほとんどないが、乱視がありメガネも持っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに加え最近は老眼、いや、もとい、加齢性変化、が加わり、

薄暗い日の視力に何となく自信がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、室内で同じ条件で検査するので、

多分影響ないんでしょうけど、

心情的に晴れた日がイイなあ、と思ったもんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが、今週水曜日はまたまたはっきりしないお天気でしたが、

もう、いいやということで警察署に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後1時からの受付で1時15分ころ行ったら6番の番号札であった。

 

 

 

 

 

 

 

 まず、受付、名前書いたり簡単な健康関係の問診票記入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 内容は主に「急に意識を失ったりすることはないか」

などについての質問であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、自己申告なのでいくらでも「偽装」はできるわけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「□ はい □ いいえ」のどちらかにチェックを入れる、

四角からはみ出さないように、とある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ははあ、なるほど、このワクの中に

きちんとレ点が入れられないと、

運動、認知機能の障害が疑われるのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日付も、間違ったら、これも認知症を疑われてしまう、

気をつけねば。

このあいだの耳鼻咽喉科学会の認知症関連の講習で習ったぞ。

なにも見ないで書いた方がいいのか、

と腕時計などのぞき込まずに記入する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 若いころには考えもしなかった懸念があれこれ浮かんでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨今、高齢者による自動車事故が社会問題になっており、

当然、警察側もその辺、目を光らせているはずである。

 

 

 

 

 

 

 

 何しろ、去年から髪の毛染めるのやめて白髪アタマなので、

きっと、ジジイとみられてるなあ、などという被害妄想も

頭をよぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すると、書きあがった書類に目を通した受付の女性はその紙をもって、

後方にいる上司とおぼしき男性のところに行ってなにやら相談。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさか、何か、不備があったのか。(゚Д゚;)

たしか今日の日付はあってたはず、

「ここんとこの、チェック、ちょっとはみ出してるんですけど。」

なんてこと言ってんのだろうか・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、OK出たみたいで良かったけど、何だったんだろうなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、更新料と交通安全協会加入のお金を払います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 交通安全協会の加入は義務ではないが、何となく、ここでお上にタテツクと、

視力検査も控えてる故、いろいろ面倒をおこしたくないので

素直に払います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、それでいよいよ視力検査。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、以前、これで失敗したことあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 われわれ耳鼻科医はいつも患者さんと相対して、

「右耳が痛いのです」

といわれれば、フムフムといって患者さんの右側、

すなわちむかって左側の耳を診察します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左の鼻が詰まります、といわれれば、

向かって右の鼻を治療します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 したがって、普段頭の中では反射的に

向かって左が「右」、向かって右が「左」という

一般とは逆のイメージになっているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので視力検査のあの視力検査のマルの切り欠きの向きを

とっさに逆の向きで言ってしまったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一番大きなマルで、いきなり反対に答えたものだから、

検査のオバサンは「え?左ですか?」

などと声を荒げたので、頭に血が上っていきなり緊張してしまい、

しどろもどろになってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、左右に関してはこっちで、これはこっちです、

と指で示して

なんとか汗びっしょりになって視力検査をパスした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな経験があったので、同じ過ちを避けるべく

今朝から頭の中でシミュレーションして、

「C」は患者さんの左だから「右」、その反対は「左」だぞ、

と繰り返しアタマに叩き込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな気合を込めて、視力検査の機会をのぞき込むと、

なんと中央の「C」の記号の上下左右に、

それぞれ「上」「下」「左」「右」の

文字が書いてあった・・・( ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの、上下左右の文字は、以前は確かになかったはずで、

やはり、全国の耳鼻科医、場合によっては眼科医、のために

つけられたものなのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とんだ、肩すかしであったが、ともかく、視力検査はすんなりパス、

あと5年間はメガネなしでOKということになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.05.25

アウェイで0-2、・・・・・苦しくなった。

 

ACLは、DAZNでなく日テレが放映権を持ってるみたいなので、

スカパーの日テレ系チャンネルでテレビ放送あり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、いよいよ決勝トーナメントであるが、

水曜日の午後3時キックオフ(韓国現地時間は日本と同じ)ってなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 U-20の韓国代表の試合のため本拠地のワールドカップスタジアムが使えず、

サブのこのスタジアムはナイター設備がないた昼間の試合になったらしい。

スタンドガラガラですね。

 

 

 

 

 

 

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2017年ACLラウンド16

済州ユナイテッド  2-0   浦和レッズ  (済州総合競技場)

     (前半  1-0)

     (後半  1-0)

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 さて、負けながらもグループ1位通過で良かった良かったなどといっていたレッズ。

韓国勢で唯一決勝トーナメントに残った済州相手に

ボール保持率の高い試合運びで攻め立てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開始直後、興梠の落としをズラタンがシュート、

いきなりのビッグチャンスだったが、決められず・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、前半7分、カウンターからレッズ左サイドを突かれ、

韓国ファン・イルスからのクロスをマルセロが見事なヘディングシュート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初のピンチで失点してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 たしかに見事なクロス、ヘディングシュートであったが、

こういった「美しい」ゴールを決められてしまう、ということは、

ディフェンダーのマークや寄せに問題があった、ということで、

どうも今期、このパターンが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 反撃に出るレッズはテンポのいいコンビネーションパスで相手ゴールに迫り

しばしば決定機を得るが、決まらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1点取れれば引き分けでもアウェイゴールなので、

2戦目がぐっと有利になるはずだったが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初のチャンスを確実に決めていれば全く違った展開になっただろうが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局そのまま、得点を奪えず、

逆に後半ロスタイムには絶対与えてはいけない追加点を与えてしまう・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1週間後のホームゲーム、3点差以上の勝利が必要になってしまった・・・・。

最後の1点、痛かった・・・・。

(今日の文章は「・・・」が多いなあ・・・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

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2017.05.24

ようやくスタジオ入り

 

 話は過去にさかのぼる。

まだサクラも咲きそろわぬ4月上旬のある夜、

某所で、新たなバンド活動についての密談が行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご存知のように、ワタシはロックバンド「C5-dips」及び

昭和歌謡変態(?)バンド「北朝鮮飯店」のほかに

もう一不定期に出現する「ザ・ドランカーズ」というロックバンドをやっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ザ・ドランカーズ」については、

メンバーがそれぞれ各自の所属するメイン・バンドがあるため、

なかなか定期的に活動することは難しく、

前回のライブは昨年5月のドラキュラ・ロック・フェスタであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は「Hangoverz」という、バンドが存在し、

一昨年、「ザ・ドランカーズ」のkozzy氏が結婚等で多忙の折、

ベースにトニー先生の奥様佳江子先生をお迎えしてライブ活動を行った。

 

 

 

 

 

 

 まあ、ザ・ローリング・ストーンズに対してのニュー・バーバリアンズとか、

サザンオールスターズに対するクワタバンドとか、そんなものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな流れでまたここのところ他のバンド活動で忙しいkozzy氏の代わりに

昨年夏、北朝鮮飯店のサポートベーシストをお願いしたヤマネ先生をお迎えし、

新たに再起動することになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その名も「More-Hangoverz」。

「さらに二日酔い」というバンド名にふさわしく、打ち合わせの日はベロベロであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのバンドが、昨日やっとスタジオ入り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実に、結成の日から2か月近く、

飲むだけ飲んでスタジオ入んないんじゃないかと思いましたが、

ちゃんと音出しにこぎつけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ、ライブ等は未定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ザ・ドランカーズ」のレパートリー、新曲とほぼ半々だが、

過去にやった曲も脳内からほぼ亡失しており大変でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、どんな塩梅になりますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずは、ライブにこぎつけたいので、今後の展開に、乞うご期待。

 

 

 

 

 

 

 

 

1件のコメント
2017.05.23

騒音性難聴、音響外傷について

 

失礼します。去年の5月にライブにて耳鳴り持ちになり、聴力検査では異常ないですが
30代なのですが30代できこえる周波数が聞こえなくなりました。
コールセンター業務を続けてきましたが転職をかんがえてます。
いろいろなお医者様の意見をききましたが、音量気を付ければ映画、カラオケは
音量気を付ければ聴力に影響ないという方と控えた方が良いという方がいます。
毎日の電車は問題ないと言われます。
今後の生活上の注意についてアドバイスいただけないかとコメントさせて
いただきました。
突然すみません、どうかお願いいたします。

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コメントありがとうございます。

 

 

 
聴力検査で異常ないということは高音部の周波数が低下したものと思われます。

 

 

 

 
一般に聴力検査では125Hzから8000Hzを検査しますが、
人間の耳は本来20000Hzくらいまで感知できるといわれています。

 

 

 

 

 

 

おそらく、最近インターネット等で入手できるアプリを使っての結果だと思います。

 

 

 
これは誰でも年齢とともに低下するのですが、
会話領域の周波数は500~2000Hzなので、日常には支障ありません。

 

 

 

 
ライブその他の騒音によるいわゆる「音響外傷」は一般に音の高低にかかわらず
4000Hz付近から始まるので、

今回アプリで分かった難聴が直接ライブのものであったかどうかは疑問です。

 

 

 

 

 

 

 

いずれにせよ騒音に対して強い耳、弱い耳が体質的にありますので、

今後の騒音については注意する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、通常の映画などはあまり問題ないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うるさい音」を「騒音」と総称しますが、

例えば一緒に寝ている人のイビキは「騒音」ですが、

イビキがどんなにうるさくてもそれで難聴になることはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続けて聴くと耳に影響が心配される騒音とは

大声でもなかなかトナリの人と会話ができないレベル、が目安でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、映画館はまず大丈夫ですが、カラオケは音量に注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、アルコールが入っているとさらに危険が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼓膜に連結する耳小骨には小さい筋肉がついており、

強大音が来たときに耳小骨を引っ張って音の伝わりを弱める「ミュート」機能があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルコール摂取によってこの反射が減弱することが知られており、

飲酒時には大きな音に対する耳の防御機能が弱まることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、お酒を飲んで演奏を聴くライブハウスでも同じことです。

(他人事じゃねーな・・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

また、密閉型のヘッドホンや、イヤホンの長時間の使用も、

耳への負担となりますのでほどほどにした方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

騒音性難聴は急性期の場合は治ることが多いので耳鼻科受診が推奨されますが、

時間が経過したものについては、

損傷してしまった神経細胞の復活はなかなか見込めませんので

予防医療が非常に重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この間、この件では日本経済新聞の取材を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お大事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3件のコメント
2017.05.22

清水に引き分けて3位に転落

 

 全く、スケジュールのあわない今年のJリーグ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 14時、埼玉スタジアムというのは12時ピッタリに出れば間に合わないことはないが、

朝の時点で156人待ちでは、どう転んでもムリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 テレビの中継にも間に合わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、今回はいまいましいDAZNの見逃し配信ではなく、

レッズサポの強い味方、テレ玉の中継を追っかけ再生で視聴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 遅い昼食とともに3時近くから観戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日の相手は清水エスパルス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前節首位に返り咲いたレッズであるが、今節は金曜日のゲームでアントラーズがすでに敗れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただし、勝ち点差3以内に8チームがひしめき合う混戦、

昇格組の清水エスパルスからは確実に勝ち点3をとりたい試合であった。

 

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 2017年J1第12節

 浦和レッズ 3-3  清水エスパルス (埼玉スタジアム2002)

   (前半 1-0)

   (後半 2-3)

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 チーム力ではまずかなりの差があり、

試合開始直後はレッズが圧倒。

ボール支配率はレッズの72%にたいしてエスパルスは28%という大差であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして24分、興梠がエリア内で華麗なオーバーヘッド・シュートを決める。

これは、スゴイ。

多分月間ベストゴールの有力候補であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1-0で前半を終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、後半に入り57分、

今日もキレッキレの駒井の右サイドからのクロスにまたも興梠がヘッドで決める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここまでまさに横綱相撲、レッズの勝利は揺るがないように思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、この男はやはりスゴイ。

名門エスパルスのキャプテンマークを腕に巻く北朝鮮代表、鄭大世の

まさに「大砲」のようなシュートがレッズゴールに突き刺さる。

そのあとのにこりともしない表情が、憎らしいが惚れ惚れしてしまうほどカッコイイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この1発が流れを変えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれよあれよと思う間に7分間で3点をくらい、

2-3と試合をひっくり返される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思い出されるのは2004年の日本平、水曜日のゲームだったので

当時小学生の娘と2人で車で見に行った。

前半で2-0とリードし、楽勝だな、と思ったら後半PKで失点。

その後、9分間で3点取られ、最後1点返すも3-4で負け。

帰り道、遠かった・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時の悪夢が頭をよぎったが、74分、またも駒井からの縦パスを、

関根が興梠へ、これを決めてナントカ同点に追いつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一気に逆転も期待されたが、ゴールはならず、

逆に6分のロスタイムの最後にはコーナーキックからあわや負け越しというシュートを、

西川がスーパーセーブし、引分けで終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 絶体絶命のピンチをしのいで終了のホイッスルを聞いたときは、

負けなくて良かった、と思ったが、

冷静に考えれば、やはり勝たなくてはいけない試合だったように思う。

 

 

 

 

 

ガンバ、柏が勝ち、レッズは3位に転落。

 

 

 

 

 

 

 次はACLのアウェイ、ホームの2試合を挟んで、

その連勝中の柏レイソルとの2位3位直接対決またまた、キビシイなあー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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