ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.01.27

終わりなき旅の始まり


 土曜日は、宇都宮で我が「北朝鮮飯店」のべーシスト、
ガッツ添野こと添野和良君の結婚式でした。
 我々「北朝鮮飯店」のメンバーは披露宴終了後の2次会のパーティーから参加。
 2階吹き抜けのなかなか素敵な会場でした。
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 そこに集結したメンバーたち。
(約1名アヤシイヒトがいるが、まあ、あのヒト的にはこれが「正装」なのだ。)
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 さあ、待望の新郎新婦の入場です。
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 式を挙げた直後でまさに幸せの絶頂、といったお二人。
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 1次会とは違うゲストのために、
改めてウエディングケーキ入刀のシーンを披露。
 素早く一番いいポジションをゲットするアヤちゃん。
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 キマッター、おめでとうございます。
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 これも「お約束」の「あーん」。
観衆のリクエストで超大盛り。
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 よーし、全部いった。
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 ここで、ナゼカ急に「モテキ」がおとずれたショーグン様。
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 人民解放軍の制服姿が日本のギャルズに大人気!
 若い女子に写真撮影を頼まれ戸惑うショーグン様。
腕、組まれてるし!
 ま、どっちかいうと
ディズニーランドのミッキーマウスか、ゆるキャラ大会か
というノリなんですが。
 しかし、我々の来日の真の目的はこのパーティーでの演奏なのだ。
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 結婚式の定番「赤いスイトピー」からスタート。
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 新婦は「特等席」。
視線の先には新郎が。
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 そりゃ、張り切っちゃいますわ。
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 続いて、これもスタンダード曲「君といつまでも」。
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 例の「ぼかぁ、シアワセだなあ・・・・」
のところは本日は新郎に言ってもらう。
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 促され、新婦はステージに。 
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 ここまでは、予定通り。
 そして、ここで、メンバー間は打ち合わせ済みだが
ベースの添野君には伝えていないサプライズ企画。
 演奏を中断し
「キッスをしろ、キッスをしろ・・・」
の、コール。
 と、いう事で熱いキッスを・・・。
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 やったあ。
 やるだろうとは思ったが、あんなに長いとは思わなかった。
 そして、最後は新郎が自らリードボーカルをとり、
新婦が大好きだという「ミスター・チルドレン」の曲を演奏。
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 曲名は「終わりなき旅」。
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 まさに新しい二人の旅立ちにふさわしい。
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 練習では結構トチっていたガッツだが、
本番が最高の出来でしたね。
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 会場も一体となって盛り上がりました。
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 パーティーのフィナーレは新郎胴上げ!
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 その後も、宇都宮市内の居酒屋に流れ、
新郎の学生時代のお友達などとご一緒に
夜遅くまで大変楽しい時間を過ごしました。
 和良君、八重美さん、
この度は、まことにおめでとうございました。
 お二人で手を取り合って終わりなき旅を続けてください。
 どうぞ、いつまでもお幸せに。
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2013.01.24

咳止めの話


 今回は拍手コメントの方にいただいたコメントです。
 個人を特定する情報が載ってないので、
一応、転載させていただきます。


いつもとっても興味深いお話と、私も小さい子供がいますので、勉強になるなあと思いながら拝見しております。息子は風邪を引き金に咳喘息になります。かかりつけの先生をとても信頼していますが、とにかくすごい患者さんの数でお昼に受け付けしても受診が夜10時をまわるこも。そんな時はよそを紹介されてしまうのですが、いくつかの他院は必ずリンサンコデインやアスベリン酸などの咳止めを処方されます。しかし、かかりつけの先生は咳止めは出しません。咳は止めずメプチンやプランルカスト、ムコダインといった感じです。本当のところ喘息の場合咳止めは使用しないほうがいいのでしょうか?だとすると、あまりにも咳止めを出されるお医者さんが多いです。ちなみに、現在6歳です。アレルギー数値は高いものの、項目別には該当せず、はっきり喘息と診断できないとの事です。お忙しいと存じますが、ご意見をお聞かせいただけると幸いです。


 お昼に受付して、受診が夜10時過ぎ!
 スゴイ、超人気医院ですね。
 患者さんも大変だけど、
どっちかというとその先生のお体の方が心配になっちゃいます。
 さて、今回のお話は「咳止め」です。
 咳止めの可否については、咳そのものについて考える必要があります。
 咳は本来、体の防衛反応で、
気道に入った異物等を排除する仕組みです。
 間違って、気管に水が入っちゃったりすると、
咳こんで、むせます。
 気管支や肺に水が入ると困るので体が防衛しているのです。
 脳血管障害や加齢で咳反射が極端に低下した場合は、
食物が気管に流入していわゆる「誤嚥性肺炎」をおこしてしまいます。
 咳が体を守っているのです。
 痰は気道の分泌物が増えて性状がやや粘稠になったものですが、
感染がある時は白血球が攻撃した細菌やウイルスの残骸を含んでいます。
 とすれば、これは咳で出してあげた方がいい。
 また、喘息の場合はアレルギー反応により気道の分泌が過剰になり、
しかも気道が狭くなってたまっている状態。
 とすれば、これは気管支拡張剤(メプチンやホクナリン)で気道を拡張し、
ムコダインやムコソルバンなどの去痰剤をつかい、
咳とともに外に出してあげた方がいい、
という理屈です。
 よく「ホクナリンテープ」を
「咳止めのシールください」
と言ってくるお母さんがいますが、咳止めではありませんので。
 この辺の仕組みは「急性胃腸炎」の下痢止めに似てますね。
 ノロウイルスやロタウイルスによる感染性のウイルス性胃腸炎の時は
下痢によって早くウイルスを体外に出した方がいいので、
「ロぺミン」などのいわゆる下痢止めは「禁忌」です。
 さて、咳止めの話に戻りますが
それでは、咳止めは常に使うべきではないのでしょうか。
 ウイルスや細菌によってのどや気管の粘膜が障害されると、
気道の過敏性が亢進します。
 すると少しの刺激で咳が出て、
激しく咳こんでしまいます。
 実際にはそんなに痰などは無いのに、
炎症があるために咳センサーが誤作動するためです。
 このような咳は苦しいですし、
咳こみによってさらののどの粘膜が荒れてしまいます。
 こういう咳の時には中枢性の鎮咳薬、いわゆる咳止めを使います。
 実際にはこれらが混在する場合もあるので、
気管支拡張薬を使いながら咳止めを使う、という場合もありますが、
純粋な喘息の咳には原則咳止めは使わないと思います。
 プランルカスト(オノン)はアレルギー反応の化学物質である
ロイコトリエンの働きを抑える物質ですが
平滑筋収縮抑制などの効果から咳の場合にも時に使用します。
 もちろん、喘息をお持ちの場合には発作予防として長期服用することもあります。
 ただ、血液検査の数値などチェックせず、
喘息の診断があやしいのに、
咳の風邪をひいた後、発作予防と称して
延々と長期にわたって出す先生が時にいらっしゃるので、
これはちと問題だな、と思いますが。
 コメントいただいた方のかかりつけの先生は、
そこらへんのところをきちっと考えられている先生のようで、
長時間待ちの人気クリニックであるのも頷けますね。
 ま、そんなわけで、最近は昔と違って、
「咳は止めない」「下痢も止めない」「熱も下げない」
といった風邪への対処が主流になっています。
 PL顆粒とかあのたぐい、最近処方されないでしょ。
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2013.01.22

子供の鼓膜チューブ留置術についてのご質問


 前回のブログは病院あてのメールにお答えしたもの。
 やっと書き終えたと思ったら、
ブログコメントに一件、拍手コメントに一件ご質問がありました。
 やはりこの時期、寒いので風邪から
耳鼻科領域での病気になるお子さんが多いと見える。
 で、ブログコメントでのご質問はこちら。
********************
先生のブログに今日たどりつきました。よろしくお願いします。
五歳の娘が、しん出性中耳炎のためチューブ手術をする予定です。
鼓膜切開し水を抜いたことが数回あるのですが、いやがってよく動きます。そのため、近くの大きな総合病院で全身麻酔でチューブをいれることを勧められました。そこで、チューブが必ずしも必要なのか、セカンドオピニオンのつもりで診てもらった耳鼻科が、うちなら局所麻酔で娘さんより小さな子どももやってるから局所麻酔でできるよと、言われました。
娘は鼓膜切開の際、よく動き…先生を蹴ったり…頭を動かしてしまったりします。やはり、全身麻酔がいいのかもと思い、総合病院へ行き手術の予約をしました。しかし予約が、だいぶ先になってしまっため…今日また、かかりつけの耳鼻科で鼓膜切開し水を抜いてきました。そこで…なんと…娘を真剣に説得してから(動いてはいけないという説得)、切開を始めたら…ピクリともせず、動かずにしっかり切開をうけることができたんです…。
全身麻酔の予約をしたものの、今日みたいに動かずに切開ができるなら、局所麻酔のほうがいいのではないかと迷いがでてきてしまいました。
どのように選択したら、よいのでしょうか。
全身麻酔の説明をまだうけてないので知識がないのですが、全身麻酔は局所麻酔より体への負担があるイメージがあり不安です…わたしの希望としては局所麻酔です。しかし動いてしまうのでないかと思うと全身麻酔のほうが安全なのかもと思ってしまいます…。
先生のアドバイスをお願いします。
********************

 なるほど。
 結論からいえば、できそうなら局所麻酔で入れちゃえば、
ということです。
 娘さんが2歳3歳では無く、もう5歳。
 という事は、個人差はあるがある程度話が通じる年齢です。
(特に女の子は)
 しかも、一度鼓膜切開を動かずにきちんとできてます。
 痛くない事がわかれば、次もきっとできるはず。
 鼓膜チューブ留置術はワタシに言わせれば鼓膜切開がキモ。
 適切な場所にキレイな切開ができればチューブ挿入はそう難しくない、
と思っています。
 しかも、その耳鼻科の先生が自らそういうからには、
自分の手術手技にそれなりの自信があるはず。
 おそらく総合病院の先生よりはチューブ挿入上手いかもですよ。
 ワタシの意見では切開孔閉鎖とともにすぐ水がたまっちゃうようなら、
もう一度局麻で鼓膜切開をして、
行けそうならそのままチューブ入れちゃう。
 ダメそうなら、無理せず全麻まで待つ、
ってのが一応のおススメです。
 実際に耳の状態も診てないし、
そちらのお医者さんもどちらも知らないので
あくまで参考意見としてですが・・・・。
 もう一件、別の方から頂いた咳止めに関するご質問には、
次回お答えしますね。
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3件のコメント
2013.01.21

ハナ水の止まらない子


 先週のスキーツアー、ブログで書いたように
日本海周りで6、7時間ほどかけて帰ってきたわけだが、
日帰り、自家用車参加のモヤシ大原は大変だったらしい。
 彼は関越道も止まってると思い高速を使わず、
18号、碓井バイパス経由でのルートを試みた。
 結果、午後1時半に斑尾スキー場を出て、
ひたすら渋滞にはまり、深夜12時の時点で
まだ、小諸!
 結局、佐久に宿をとり、翌日朝イチで帰ったという。
 後で、計算したところスキー場から小諸まで
時速4キロとのこと!
 ご苦労さまでしたあ。
 さて、話変わりますが、
先日こんなメールを頂きました。


はじめまして。
> ブログからたどり着きました、××と申します。
> もうすぐ2歳になる娘がいます。
>
> 保育園に通ってるのですぐに風邪をひき、ほとんどが鼻水の風邪です。
> 外には出て来ずに溜まってることが多いです。
>
> 病院ではムコダイン、ムコサールの粉の混合薬(2回/日)、ホクナリンテープ、
> ジキリオン3ミリ (夜のみ/日)
> の処方をしてもらってます。
> アレルギー性鼻炎の診断はついてません。
> ジキリオンは朝飲ませると、眠くなって保育園でご飯が食べれなくなることがあ
> るので夜のみです。
>
> ・去痰の薬と抗ヒスタミンの薬を一緒に飲ませると、かえって排出しにくくなる
> とネットで見たことありますが、
> 実際はどうなのでしょうか?
>
> ・鼻水が鼻から外に出ないで喉や奥で溜まってしまうのは何故でしょうか?
> 一見風邪をひいてないように見えます。個性みたいなものでしょうか?
>
> 現在は少し乳白色で喉がガラガラ言うほどではないですが、
> ハァハァしながらご飯を食べてます。
> 元々食に貪欲なタイプではないので、食欲が落ちてるというよりも食べづらくて
> 食べることが落ちてます。
> 夜も寝苦しそうな場面があります。
>
> ご意見頂けたら幸いです。
>


 いやあ、大変そうです。
 でもこういうのは良くあるんです。
 さて、ご質問は
・去痰の薬と抗ヒスタミンの薬を一緒に飲ませると、
かえって排出しにくくなる
とネットで見たことありますが、
実際はどうなのでしょうか?

 ジキリオンとはザジテンの後発品で一般名はケトチフェン。
 発売当初は抗アレルギー剤の分類でしたが、
今では第2世代の抗ヒスタミン剤に分類されます。
 一般に抗ヒスタミン剤は鼻汁の分泌を抑えるので、
鼻汁や痰などの気道分泌液が粘稠になり
喘息などの場合喀痰の排出を妨げる、
という先生もいます。
 アクセルとブレーキを同時に踏んでる、などとおっしゃる先生も・・・。
 ただ一般的に抗ヒスタミン剤の気道分泌に対する問題点は、
抗ヒスタミン剤が併せ持つ抗コリン作用によることが多いと思われます。
 市販の風邪薬や花粉症の薬を飲むとやたら口が乾く、あれです。
 古い、いわゆる第1世代の抗ヒスタミン剤にはこのような作用が強く、
痰の排出を妨げる要素はあると思われますが、
新しい世代の抗ヒスタミン剤になればなるほど、
そのような作用は軽減されています。
 
 だから私自身はそれほど大きな影響があると思っていませんが、
どろどろのハナが出ていて、アレルギーでもなければ、
第2世代とはいえ抗ヒスタミン剤の効果はあまり期待できないでしょうね。
(しかも、ザジテンは第2世代の中では最も古いグループなので、
第1世代ほどではないにしろ抗コリン作用はあります。)
  ・鼻水が鼻から外に出ないで喉や奥で溜まってしまうのは何故でしょうか?
一見風邪をひいてないように見えます。個性みたいなものでしょうか?

 個性ってこたあないよね。(笑)
 これは、いくつかの事が複合しています。
 まず、最初の風邪によりハナの中の粘膜の抵抗力、
具体的には繊毛運動といって粘膜を自分で掃除する力、
が阻害されます。
 そのためにハナ水や塵埃がいつまでもハナにとどまり、
ハナの中にもともといるバイ菌が増殖します。
 それを白血球が攻撃した残骸がいわゆる青っ洟です。
 小さい子はそれを自分でハナをかんで除去することができないので、
またそれによって粘膜があらされ、鼻の繊毛運動が阻害されます。
 以下、その繰り返し。
 しかも、こういう状態の鼻粘膜は
ウイルスや細菌を自浄する機能が落ちてるわけですから、
またすぐ風邪をもらっちゃう。
 寒冷によってハナ水が増えても同じ道をたどります。
 乾燥は鼻水の水分を奪いかたいハナになってこれも粘膜を傷害します。
 いつまでたっても治らない・・・・。
 そこで、対策は
温かく、湿潤な環境をつくり、なるべく鼻汁を吸引除去、
あるいは鼻がかめるように訓練をして、
できるだけ、保育園を休ませる。(笑)
 実際、年末年始のお休みで1週間保育園に行かないと、
特に2歳以下の子はぐっと良くなることが多いです。
 まあ、ご家庭の事情で難しい面もありますよねー、
ウチだって下の子は6か月前から保育園預けてたし。
 風邪も、また人生の経験なので、
そのうちきっとだんだん強くなりますが、
中耳炎だけは知らないうちになってる事もありますので要注意です。
 それと、2歳くらいからだとアレルギー性鼻炎の合併、
3歳を過ぎると副鼻腔炎の合併にも気をつけましょう。
 てなわけで、まだまだ寒い日が続きます。
 みなさま、お大事に。
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2013.01.16

スキー天国、ビール天国~おぐじびスキーツアー2013(後篇)


 おはようございます。
あー、昨夜はあのヒトのいびきで安眠できなかったなー。
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 それでも朝飯食って、また滑るぞー。
 195㎝を維持するためには最初からご飯は2杯分をキープ。
タテにお碗重ねて食うやつ初めて見た。
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 さあ、張り切っていきまっしょい。
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 飲み過ぎで足がむくんだか、名人タカハシは靴がなかなか履けない。
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 「大きなカブ」じゃないけど、次々にみんなで寄ってたかって
引っ張って履かせようとする。
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 そしてついに・・
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 ええーい、余計な時間を喰ってしまった。
 今日は朝から雪が結構降ってるゲレンデへGO!
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 昨日のメンバーから2人脱落、日帰り組2人が合流。
 雪にもめげず2,3本滑ったところで、
「スキー省略温泉組」から携帯に連絡が入る。
 ななんと、関東甲信越大雪のため、
上信越道が通行止めらしい。
 ワタシと同行のグループは急遽、ゲレンデボトムのレストラン「ハイジ」に入り、
ゲレンデに散らばったメンバーに携帯で連絡を取り、集合をかける。
 ともかく作戦会議を開かねば。
 ネモト、ジョンウン、モヤシ組には連絡がつき、ほどなくレストランに現れる。
 単独で滑っていたイビキのH氏は、なんとそのレストランの
トイレで「大」の途中で携帯がつながった。
(よく電話とれたね。)
 そして、やっとつながったタカハシ教頭とハコちゃん組。
 今、どこいるの?
 スーパークワッドの上、降りたところです。
 じゃあ、すぐ「レストラン・ハイジ」まで来てね。
 それが、すぐ行けねえっす。
 何で?
 いやあ、ハコがリフトからストック落っことして、
今、係の人に取りいってもらってますんで・・・・。
 
 ・・・・また、ハコが落としたんかよー。
 さて、スマホで状況を調べると高速は長野から松井田妙義まで全線不通。
 下を通って18号で碓氷峠を越えるか、
日本海に出て長岡経由で関越道で帰るしかない。
 いずれにせよ、早くでなければ大渋滞にはまるだろう。
 しかし、ハコちゃんと教頭は全然来ない。
 うーむ、困った。
 困った時は、まずビール、という事で、
飲んで待つことにした。
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 なんか、楽しくなってきましたねー。
 酒の力は恐ろしい。
 なんだかんだで小一時間後、合流、
すぐに撤収、温泉組を拾ってあわただしく帰路につく。
 昼食も時間節約のため、
道の駅で適当なモノを買い食べながら行くことに。
 ところが、お弁当なんかは売ってなく、
かわりに多量の地ビールを購入。
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 結局、バスのサロンコーナーでずっと宴会をしながら帰って来た。
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 地ビールはあっという間になくなり、
パック日本酒、ワイン、泡盛、ありとあらゆるアルコールを消費した。
 長い道中、脱落者もあり。
(のちに再び復活!)
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 かなり時間はかかりましたが、おかげさまで、
無事帰ってまいりました。
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 いろいろあったが、これもスキー。
 皆様お疲れ様でした。
 
 ところでオレが途中でみやげに買った
しらすの塩辛とさつま揚げとタラの親子漬、
誰か間違って持っていかなかったー?
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2013.01.15

スキー天国、ビール天国~おぐじびスキーツアー2013(前篇)


 1月の連休は今年も恒例のおぐじびスキーツアー。
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 今年も貸し切りバスでいざ、出発。
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 今年のバスは後方に「宴会スペース」つき!
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 もちろん朝から飲んじゃうのだ。
 今年のスキー場は長野県「斑尾高原スキー場」!
 渋滞もなく無事到着。
 着替えをして、さあ、行くぞー。
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 スキーがはけなーい。
 ほぼ初心者のハコちゃんは世話が焼ける。
(いろんな意味で)
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 おー、いい天気ー!
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 スキー・リゾートはサイコーだね♪
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 リフト上で全員集合。
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 さあ、レッツ・スキー!
 今年の「初転倒者」はなんとスキー名人のタカハシ教頭。
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 ハコちゃんがリフトで落とした手袋を拾いに行って、
リフト下の新雪に突入してクラッシュ。
 何本か滑ってランチタイム。
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 やっぱり、これが無ければスキーツアーとはいえない。
スキー天国、ビール天国。
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 午後になりやや曇ってきたかと思うと、
急にガスがまいて視界が悪くなる。
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 それにしても、ハコちゃん、何回転んだか。
 しかし、全くめげないのが彼女の美点である。
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 何か、アドバイスをしようとすると、
その時にはもう滑りだしていて、また向こうでコケている。
 夕方、お疲れのショーグン様。
もう、足つった、早く帰って、酒飲もーぜ。
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 というわけで、楽しい夕食タイム。
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 今日、朝から数えて、もう何回目の乾杯だー?
 そして、怒涛の2次会へ。
 2次会の主役はこのお二人。
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 タカハシ教頭とその実の奥様、現役ナースです。
 ともかく、この二人が超ラブラブなのだ。
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 カメクリのスタッフIさんの「サプライズ」バースディパーティーなどもあったりして、
深夜まで、飲む飲む、食う食う・・・・。
(ロウソク3本、ってことは1本当たり何年?)
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 大量に用意したアルコール燃料がみるみる消費されていく。
 さあ、もう寝るぞー。
 宴会後の異様な臭気が立ち込める部屋で床につく。
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 身長195㎝のハーフナー根本君、
キミにはその簡易ベッドは小さくて無理なので布団で寝てください。
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 おやすみなさい・・・。
 ・・・・しかし、
その後、朝まで我々はG社、H氏の激しいイビキに
悩まされるのであった。
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2013.01.11

一を聞いて十を知る


 なかなかブログの更新ができず、
そんなに小倉耳鼻科は忙しいのか、と思ってる方もいらっしゃるかと思うが、
そうでもあり、そうでもない。
 電子カルテの導入後、カルテ記載時間などもどんどん短縮され、
そのうち、紙カルテより速くなるだろうかとは思うが、
まだ、研修中である。
 そのため、今までブログを書いていた、
朝始業前や昼休み、終業後の時間帯に、
インストラクタ-のお姉さんの
「電カル特訓」を受けているので、
なかなか更新の時間が取れないのだ。
 ところで、電子カルテの文言は、あらかじめ用意された
「単語」や「フレーズ」のセットなどから
「選択クリック」するパターンもあるが、
キーボードの「平打ち」ももちろんある。
 その際、コンピュータですので、最近の携帯メールにあるような、
「予測変換」が出てくるのだ。
 例えば一度「鼓膜切開」と打てば、
次からは「こ」と打っただけで「鼓膜切開」が変換候補に出てくる。
 履歴順にずらっとよく利用する候補が出るので、
手間が省けて大変便利である。
 ただ、初めはもちろん、そういうのは入っていない。
 しかし、何も入ってないわけでなく、
とりあえず、出来合いの文句が準備されてる。
 ところが、これが、医療用というわけでは無く、
一般用(?)なので出てくる言葉が面白い。
 内容は「手紙文」と、あと何故か「ことわざ」が多い。
 たとえば「穿刺」を打とうと思い
「せんし」と打つと、
「浅春の候、いかがお過ごしでしょうか」
なんてえのが出てくる。
 さらに面白いのはことわざシリーズ(?)である。
 「摘出」を打とうと「てき…」を打つと・・・
「敵に塩を送る」
「膿性の」を打とうと「のう…」を打つと・・・
「能ある鷹は爪を隠す」
「ステロイド」を打とうと「ステ…」まで打つと・・・
「捨てる神あれば拾う神あり」
 
「スギ花粉症」を打ちたくて「スギ…」まで打ったとたん・・・
「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」
 等々が出てきて、いとおかし。
 最初カルテが上手く打てない頃は
ちげーよ、こんにゃろ、バカにしとんのかー
と思ってしまったが、
そのうち慣れてくると面白くて、つい読んでしまう・・・。
 「鼓膜切開後まだ穴があいている」の「あな…」を打ったら・・・
「穴があったら入りたい」
 

 いや、その穴は入りたくねーだろ、
などと一人突っ込みを入れながら、電カル入力をしてるのである。
 今後、使ってるうちに頻用語句にみんな置き換わっちゃうのが、
ちょっとさびしい気がしなくもないなあ。
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2013.01.08

黄色いユニホーム

 そんなわけで、2013年が無事幕を開け、
元旦の天皇杯では柏レイソルが37年ぶりの王座に輝いた。
 そうか37年ぶりかあ。
 柏レイソルはその前身日立製作所時代に
1972年、1975年と2回の天皇杯優勝を飾ってる。
 この時の日立はなんと言っても
ゴール前のハイエナと言われたストライカー松永章の存在が大きい。
 小柄でやや華奢にも見える体格は
当時リーグで常に得点王を争っていた釜本とは対照的で、
プレースタイルも釜本の豪快な力づくのゴールとは違って、
こぼれ球やディフェンスのすきを上手くついて
「嗅覚」でゴールを盗み取るスタイルが新鮮だった。
 サッカー小僧だったワタシは
こういうセンターフォワードもあるのか、
と衝撃を受けたの覚えている。
 ところで、当時、サッカー部の仲間のT君に
「おぐぐ、なんで日立のユニホーム黄色いか知ってる?」
 「いや、知らない。」
 サッカーのユニホームといえば大体赤か青か白で、
日立の黄色は確かに異色だった。
 「あのね、点をイエロー(入れよう)って意味らしいぜ。」
 「ホントかよ!」
 三菱重工の青いユニホームは浦和レッズになって赤いユニホームに、
ヤンマーの赤いユニホームはセレッソ大阪になってピンクのユニホームになったが、
柏レイソルは今だ日立時代から続く黄色いユニホームだ。
 真面目なT君がウソをつくことは無かったはずだが、
点をイエロー、はホントなんだろうか???
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2013.01.05

電子カルテ元年

 さて、本日5日土曜日は2013年の仕事始め。
 そして、電子カルテによる診療の初日なのだあ。
 
 わはははは・・・・・。(汗)
 ・・・・・・・いやあ、大変お待たせしてスイマセンでした。
 100人ちょっとしか来なかったのにあんなにかかるとは・・・・。
 って、いうか、予約はしたがキャンセルされた方、
また、予約画面をのぞいて、あまりの待ち人数に受診予約をあきらめた方が、
相当数いらっしゃると思われます。
 まあ、どんどん早くなりますんで・・・・・。
 実際に今日も診療開始当初よりは、
お昼過ぎの時間帯の方がだいぶカルテ記載のスピードがアップしていた。
 しかし、個人的には、電子カルテは楽しい♪
 いろんな処方や検査、処置をカスタマイズしてセット化すると
どんどん効率がよくなると思います。
 それにしても医者になって28年、
毎日のように書いていた手書きカルテから電子カルテに移行した
記念すべき日なのだなあ。
 生まれた時からCDでレコードなんか聴いたこともない、
という世代が増えているが、
いずれそのうち、紙のカルテは書いたことが無い、
という医者ばかりになる時代が来るのであろうか。
 ムカシは切符は駅で駅員さんがぱちぱちハサミ入れてたんだよー。
 何それー、みたいな。
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2013.01.04

2番目の日の出


 元旦の初日の出を見る会で、
大賑わいでビビりまくったレディア。
 翌日も、朝の散歩では前日の記憶が尾を引いてなかなか階段を上ってくれない。
 だから、大丈夫だって、
ほら今日は太鼓の音もしないし登って行く人もいないだろ。
 首輪をぐいぐい引っ張ってやっとのことで境内まで。
 あら、フシギ、ホントに誰もいないの。
001_20130104170705.jpg
 たった一日違いで、この変化は犬には到底理解できんだろうなあ。
 がらんとした境内で、
前日のような雲もなく見事な日の出が拝めました。
002_20130104170707.jpg
 2番目じゃダメなのかとか、ムカシ誰か言ってたなあ。
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