2013.09.30
気がつけばJリーグも残り8節。
ナビスコも天皇杯もあるし3冠の可能性もあるが、
そろそろラストスパートかけないと。
2013年J1第27節
湘南ベルマーレ 2-2
浦和レッズ (BMWスタジアム)
(前半 0-1)
(後半 2-1)
ドン引き作戦の甲府とは対照的に湘南のチョウキジェ監督は
前線からプレスをかけ、パスで相手を崩すスタイルを選択。
どっちかいうとこっちの方がレッズは戦いやすい。
ところで、監督のチョウキジェ氏はJリーグ創成期の
レッズのプレーヤーでありワタシなどは大いに懐かしいが、
若いレッズファンは知らないだろうなあ。
ともかく、レッズは残留を争う格下の湘南相手に前半のうちに先制点を奪い、
ここは無難に追加点をあげて勝ち点3を奪取せねばいけない試合だった。
が、しかし、後半森脇のプレーがファウルと判定されPKを与え、
同点ゴールを許す。
それでもそれまでの展開を考えればまだ勝機は十分にあったわけだが、
なぜか、ここのところのレッズは1点取られると
すごくあっさり2点目を取られる傾向にある。
がぜん、元気づく湘南。
この辺、残留がかかってるチームは真剣だ。
あわや、負け試合かと思ったロスタイム、
柏木のゴールで辛くもドローに持ち込んだ。
よく入ったもんだ。
誠に痛いドローではあったが、
首位との勝ち点差4はまだギリギリなんとかなるレベルだ。
次節は、埼スタホームでのさいたまダービー。
前期とは別チームになった(元に戻った?)絶不調の大宮に
もうとりこぼしはダメよ。

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2013.09.22
FC東京戦の痛手から何とか気持ちを奮い立たせて
ブログ書いたのが金曜日。
で、すぐ週末はJリーグである。
ただし、土曜日は太田で午後9時からバードミサイルのライブがあるので
二人で見に行こうとY氏と決めていた。
ワタシとしては午後5時キックオフの埼スタでの試合を現地で見てから
太田へ直行、とも考えていたが、
Y氏の
「ワタシお迎えに上がりますから一緒に行きましょう、
残留争いしてる甲府ごときに、センセイ行かなくても大丈夫ですよ。
それよりバードミサイルの出番まで、
ちょっと近くで飲んでからいきましょう。」
との甘い誘いに押され、まあいいかとテレビ観戦とした。
Y氏はなおも、
「早目に来て待ってますから、
後半途中で勝負がついちゃったらもっと早く足利出ましょうよ。
(たくさん飲めるから)」
などとプッシュしてくる。
そうだなあ、ぐっとビールあけたいなあ。
じゃあ、後半30分までに3点差以上で勝ってたら、
もう出かけちゃって残りは帰って見ればいいかかあ、
などとワタシもつい楽観的に物事を考えてしまったのであった。
2013年J1第26節
浦和レッズ 1-1
ヴァンフォーレ甲府 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-1)
・・・・・結果、5分もあったロスタイムの
6分台にトンデモナイモノを見るはめに・・・。
ああー、なんだよ、
一番クヤシイロスタイムの同点弾。
勝ち点3がするりとこぼれおちた。
しかし、甲府の徹底したドン引き+カウンター作戦に
ボール支配率はレッズが圧倒的に上回っても
シュート数は甲府が、倍打っていた。
決定的な場面も多くつくられ、
山岸のファインセーブに
埼スタでは何度もあの「NICE SAVE!」がオーロラビジョンに出て
スポンサーのシャッター会社はさぞ喜んだことだろう。
傷心の思いでカメラなど荷物を抱え
車で待ってるY氏のところに行くと、
「NACK5で聴いてました・・・・。」
「・・・・・・。」
しめやかな沈黙に包まれて、車は太田に向かったのであった。

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2013.09.21
その北朝鮮飯店の大演習の夜、
ショーグン様が「TOKIO 」ならぬ「PYONGYANG 」を歌う頃
TOKIO の国立競技場ではこちらが行われていた。
FC東京 3-2
浦和レッズ (国立競技場)
(前半 2-0)
(後半 1-2)
例年、このアウェイゲームは味の素スタジアムに出かけて、
試合後、FC東京サポの友人とお互いに相手をなじりながら酒を酌み交わす、
というのが通例であったが、
今年はライブの関係で現地参戦はできなかった。
で、この結果である。
FC東京相手にはこの9年間負けたことはないちゅうに・・・・。
今シーズン最初の対戦でも2点取られた後に終了間際2点取って追いついたので
今回前半の2失点から後半早い時間帯に2点返した時には、
おお、今日は時間があるから勝てる、と思ったのだが・・・・。
やっぱ、オレが行かなかったからか・・・・。
それにしてもレッズは良いサッカーをして、キチンと崩して点を取った。
ところが、セットプレーから3失点はヒドイ。
それも、3点とも相手右サイドからのロングクロスにヘッドで合わせられるという
リプレイを2回も見せられるような全く同じ形。
ちったあ、学習しろよ(怒)。
そして試合後ワタシの携帯にこんなメールが送られてきた。
件名: ああ、楽しかった。
ごちそうさま。
こないから、
まいど。
八年ぶりっすかね。
オリンピックも、トーキョーだし。
ちょーたのしー!俺たちの国立!
うるせー、8年じゃねえ、9年ぶりだよ。
ちっきしょー、来年は倍返しだ、
ちゃんと行くからな、J1残ってろよ。

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2013.09.14
ここ最近は、秋から始まる天皇杯。
ナビスコの影響で水曜開催となった2回戦の相手は
JFLの「ウーヴァ栃木」。
実は、このチームに関して当小倉耳鼻咽喉科医院は
このたびスポンサー契約を結ぶことになりました。
JFLといえばJ2のさらに下部であり、
その中でも下位争いをしてるチームなのだが、
先日、代表のI氏が訪ねてきて是非バナー広告を出して欲しいという。
医院、病院でバナー広告を出している施設が多く、
今回の件もワタシの知り合いの先生から当院を紹介されたとのことでした。
お話を伺い、I氏の熱意にも打たれ、この度広告出すことに決めました。
何と、そしたらいきなりレッズと直接対決。
第93回天皇杯全日本サッカー選手権 2回戦
浦和レッズ 2-1
ウーヴァ栃木 (さいたま市駒場スタジアム)
(前半 2-0)
(後半 0-1)
I氏は、ウチのようなチームがJ1の首位争いをしてるチームに勝てるわけありませんから
せいぜい恥ずかしくない程度の試合をするよう頑張ります、
などと言っていたが、そうでもないのが天皇杯なのだ。
2回戦、3回戦あたりでは下位のチームが格上のチームを倒す
ジャイアント・キリングがしばしば生まれる。
かくいうレッズも数年前、地方リーグ(つまりJFLの下の4部リーグ)の
松本山雅に負けた経験がある。
今回、ウーヴァ栃木は、格下のチームがしばしばとる
「ドン引きして守りを固める作戦」ではなく、
中盤でパスをつないで前線にボールを運ぶ「正攻法」できた。
しかし、このスタイルはレッズにとってはやりやすいわけで
再三チャンスをつくるが、決められず。
この試合、普段トップチームのスタメンでは無い
若手中心の編成だが、こういうとこでキチンと決めとかないと、
トップチームのベンチ入りは正直キビシイ。
(阪野くん!)
一方、ウーヴァも時にチャンスをつくりそこそこのシュート数である。
しかし、前半23分、相手のミスからゴール前にボールを運んだレッズが先制。
そして、前半終了間際、ペナルティエリアの外か中かビミョーな判定だったが
PKを得て、これをマルシオが決め2-0。
いや、もうこれで、決まったでしょう、と思ったが。
後半、連携を書く不味いプレーが続き
栃木に何回か突破され、そしてついに1点を返される。
思わず、やったあ、と快哉をあげた自分にビックリ。
レッズが点取られて喜んだことはないぞ、今まで。
その後、なんとかしのいで2-1で無事(?)2回戦を突破した。
レッズが勝ち抜けないのはもちろん困るので、
栃木に勝ってもらうわけにはいかないが、
これから応援する栃木にも
あまりみじめな敗戦は困る。
という事は、この結果はワタシにとってのベスト・スコアだったのかも。
ウーヴァ栃木、ホームタウンは栃木だが、
足利をセカンド・ホームタウンとして地域密着をすすめてきたとのこと。
ただし、この間の市長選で市長が変わっちゃったのでその話が頓挫しているらしい。
応援しますんで、是非足利をホームタウンに!
ガンバレ、ウーヴァ。

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2013.09.10
はじめまして。中1男子の子を持つゴマフアザラシと申します。私自身は38歳女性です。中耳炎のことをいろいろ調べているうちにここに辿りつきました。業務のお邪魔をしてすみません。皆さんの質問にわかりやすいアドバイスをされているので甘えさせてくださいm(_ _)m
質問は二つあります。
1)息子
昨日急な発熱(39度)があり、学校を早退しました。前日に耳の奥が痛いとつぶやいていたのを思い出し、私自身が中耳炎をよく患うのですぐ耳鼻科に連れて行きました。
担任からは2日前に溶連菌が出ていますと言われたので、検査してもらい陰性でした。鼓膜が少しだけ赤いのでおそらく中耳炎ということで、ファロムとビオフェルミンを5日分、頓服の解熱鎮痛剤を3回分処方されました。
これは、溶連菌の検査は陰性でも潜伏期を踏まえてどちらにも対応出来る処方だったのでしょうか。というのは、私の中耳炎のときの処方にはないお薬だったので、参考までに教えていただけると嬉しいです。ちなみに、私はクラビットを処方されます。ちなみに低用量ピル服用歴10年です。
2)私
子供の頃も中耳炎にはなっていたようです。しばらく忘れていましたが、20代半ばになってから、風邪=中耳炎で、耳が痛くなります。中耳炎って、大人でも頻発するのでしょうか。たいていはかなり早めに受診するので投薬だけで治ります。切開したのは6年前の一度だけです。出産後(13年前)から5年くらいは3~4ヶ月に1回くらい、その後~現在は一年に1回くらいです。
5年ほど前に、普通子供の頃は耳管はまっすぐだけど、大人になればカーブがかかる?ので中耳炎にはなりにくくなる。あなたは大人だけどまっすぐだね、と言われました。(その時はすごく遠回りにいい歳して大人になれてないと言われたと凹みました(笑))それが、風邪=中耳炎の原因なのでしょうか?
最近40歳近くになり、何となく耳の聞こえが悪くなってきたような自覚があり、中耳炎ばかりしてたからかと不安です。
予防は可能なのでしょうか?
ご参考まで、今飲んでいる薬は、ハウスダストや花粉のアレルギーでアレロック1錠/日と、片頭痛予防薬としてセレニカ400mg/日です。ピルはマーベロンです。
長文失礼いたしました。業務の差し障りのない時にでもお目通し頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
と、このようなご質問いただきました。
まず、「ファロム」についてですね。
結論から言うとこの薬を中耳炎の治療に使う事は問題ありません。
溶連菌は耐性菌があまりないのでクラリスなどのマクロライド以外なら何でも効きますし、
ファロムも当然効きます。
ただし溶連菌はウイルス感染でなく細菌感染なので
潜伏期はほとんどなく熱出てる時に検査すれば
インフルエンザのように擬陰性に出ることはまずないので
この場合は除外してもいいのではないでしょうか。
ファロムはインフルエンザ菌(インフルエンザウイルスではない)などの
グラム陰性菌にはやや弱いですが、
それも通常の中耳炎ならまず問題なく
グラム陽性菌の肺炎球菌には逆に非常によく効きます。
一般的に肺炎球菌の方がインフルエンザ菌に比べて臨床症状が強いので
肺炎球菌感染を考えてファロムを投与したのかもしれません。
一般には急性中耳炎の第一選択はアモキシシリン等のペニシリン製剤です。
さて、次に大人の中耳炎ですが、
中耳炎は耳管機能の関係で幼小児に多く、
小学校中学年を過ぎると激減します。
大人の反復する急性中耳炎の最大の要因は
慢性鼻疾患の存在です。
花粉症を含むアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、反復性副鼻腔炎等の存在は
大人の急性中耳炎を見た時にまず考えねばいけない基礎疾患です。
ご質問の方もアレルギー性鼻炎があるようで、
要因の一つでしょうね。
もちろん、中耳炎を反復した方は、
鼓膜の低緊張や、中耳粘膜のむくみから中耳排せつ機能が劣っているので
中耳炎になりやすいことがあります。
登山や飛行機で耳がつまりやすいタイプではありませんか。
中耳炎の反復により鼓膜が薄く、委縮状になってる場合は
大人でも中耳炎を反復する方がいます。
クラビットは急性中耳炎の第一選択薬ではありませんが、
緑膿菌を含めた耐性菌に広く抗菌力を持ち、
嫌気性菌にも抗菌力があるので副鼻腔炎の合併例や慢性中耳炎にはしばしば用います。
ただグラム陽性菌に若干弱いのと、
連用して菌が耐性化したとき、次に使う薬があまりない、
という事が注意点です。
予防は、風邪をひかない事(笑)ですが、
アレルギー性鼻炎のコントロールは、最も重要でしょう。
また、こいハナが出た時に鼻を強くかみすぎない事は大事です。
鼻をしじゅうすするのも鼓膜を痛める要因です。
聴力に関しては中耳炎が完全に治ってれば問題ありませんし、
鼓膜が薄くなってる程度だけであれば聴力に影響ありません。
ただし、鼓膜が常に内側に陥凹しているような
ぺなぺなの状態になってしまっていると聴力に影響が出てきます。
いつも早めに受診して治ってるとのことですので
それでよろしいかと思います。
秋から冬にかけては、中耳炎になりやすい季節になってきます。
お大事に。

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2013.09.09
土曜日は等々力で川崎フロンターレとのナビスコ準決勝第1戦。
この両チームは今年7月のJリーグ第17節で対戦済み。
その時は0-4でチンチンにされた。
参照→「敗戦の原因」
そこで、前回の敗戦の原因は「和幸のとんかつ」にあり、
と分析したワタシは対策を練った。
そこで、土曜日のランチは「かつはな亭」!
この一番人気と書いてある「上ロースかつランチ」でいってみよー。

けっこうでかっ。

とん汁とキャベツとお新香をお代わりして万全の態勢(?)で臨む。
2013年ヤマザキナビスコカップ 準決勝第1戦
川崎フロンターレ 3-2
浦和レッズ (等々力陸上競技場)
(前半 0-1)
(後半 3-1)
試合の序盤は、カップ戦という事もあって、
両チームとも失点したくないという慎重な展開。
しかし、これはフロンターレのスタイルではナイ。
両チームの探りあいの中から、次第にレッズの縦パスが前線に入るようになる。
そしてここから裏へぬけて興梠がチャンスをつくる。
何回かの裏への飛び出しのあと、
前半終了間際に先制点を浦和がゲット!
そして、後半開始わずか、まだフロンターレがしっかりゲームに入りきらないうちに
また興梠の追加点が生まれる。
さすが、秋は
コウロギの季節。
2点目はラボーナ!
ここで、フロンターレはいったん、ガックリきた。
しかし、ほどなく猛然と襲いかかってきた。
あとが無い、もうダメかも、もうどうとでもなれ、
という事でフロンターレが開き直ってしまったのだ。
フロンターレの「ケンカサッカー」のスイッチが入った。
それまでの上品スタイルをかなぐり捨て、
ガードの上からでもぼかすかパンチを打ってくる。
ああ、これフロンターレの本来得意なスタイルだ。
そして、レッズの苦手なパターンだ。
ひるむレッズは暢久、坪井といった
高齢 ベテランディフェンダーが
暑さと湿度から来る疲労で交代したこともあったが
フロンターレの
タコ殴り攻撃 を耐えることができず、
同点、ついに逆転を許す。
誠に残念ながら第1戦はアウェイで2-3の負けとなった。
あのスタイルにハマっちゃイカン。
ただし、モノは考えようだ。
もし、2-0のまま終わってホーム埼スタでの第2戦を迎えた場合、
守備的に行くであるレッズに対し、
フロンターレは試合開始直後から「タコ殴りスタイル」で来るだろう。
すると、今回のように同点、逆転という展開で
3-0で負けちゃう、というシナリオは現実味がある。
次の試合、リードしてるフロンターレががつがつ来なければ、
じっくり守って1-0で勝って、
アウェイゴール・アドバンテージで勝ち抜け、っていうのは
けっこうアリなのでは。
とりあえず、次回第2戦は10月12日、
1カ月ちょいの間がある。
その間、今度はどこの
とんかつにするべきかじっくり考えよう。

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