ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.05.29

さよなら、カール

 

まさに「衝撃的」なニュースであった。

 

 

 

 

 

 

明治製菓「カール」の販売を西日本に限定、同時に「ピックアップ」の販売終了

 

 

 

 

 

 

 

コッ、コレは、一大事。(゚Д゚;)

 

 

 

 

 

 

 

 

明治「カール」発売は1968年、すなわち昭和43年。

ってことは、ワタシは小学校3年生であったはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校3年生といえば、そろそろ遠足のお菓子を自分で選ぶとしごろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやつは300円以内、などとの「お約束」にのっとり、

スーパーであれやこれやお菓子を選んだものだ。

ちなみに当時のカールは50円だった模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この頃は、次々に新しいお菓子が発売されており、

テレビコマーシャルで知った新作をいち早く手に入れて

遠足のバス内に持ち込むと、クラスの友人の注目を集めたものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は明治カールは日本初のスナック菓子。

1964年発売のカルビーかっぱえびせんは今日スナック菓子に分類されるが、

当時は「えびのせんべい」というネーミングから

少なくともワレワレの間ではスナック菓子と認識されることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それまで、お菓子といえばおせんにキャラメル、チョコレート、

チューインガムとビスケット、そしてサクマのドロップス、

といったラインナップであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おせんべいとさきいか、のしいか、都昆布を除けば、

日本では甘いお菓子が主流であった時代に、

「甘くない」スナック菓子の先鞭を告げたのがカールであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その背景にはポップコーンやポテトチップスといった

アメリカのスナック菓子の影響があったと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、森永スピン、明治ピックアップとスナック菓子は、その版図を拡大していく。

そのスナック菓子第1世代にワタシの小学校中高学年時代が重なるのだ。

むろん1975年発売のカルビーポテトチップスは当時発売されておらず、ワタシの遠足の歴史にはない。

(なので、以前も書いたようにポテトチップスに関しては断然幌馬車マークの湖池屋派なのだ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仮面ライダースナックという印象深いスナック菓子もあったが、

これは、別のストーリーで語られることが多いので、

またの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシが慣れ親しんだのは発売当初の「カレーがけ」「チーズがけ」であった。

どっちかというと、カレーがけを買った方が多いかも。

でもそうすると、チーズの方も食べたくなったんだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

そういう意味ではカールおじさんも当初はいなかったのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

もともとカールおじさんはカール坊やのサブキャラであったと記憶している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近、食べたことはあまりないが、なくなるとなると寂しいもので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、今後、学会で西日本に行くたびに、

カールがお土産になるのでしょうか。

 

 

 

 

 

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