ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2020.11.01

ラジカセ大作戦(後篇)

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さて、ラジカセが頭から離れず、

今はラジカセってあるのかと、

今度はネットショップを見てみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、こんなモノがありました。

おお、コレは、まさしく昭和のラジカセ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、このデザインは見たことあるぞ。

当時、ソニーのSutadio1700と、人気を二分した

ナショナル(現パナソニック)製MACのコピーだ。

実はウチの弟これ持ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレは、明らかにワレワレ世代を狙った商品だ。

しかし、気になるのはお値段。

ナント6392円。

安っ。

サンスイはかつて日本の高級オーディオ機器メーカーであったが、

多分これは、中国製だな。

すぐ不具合が出るみたいで、

レビューを見てもあまりいいコメントがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで再びヤフオクを見てると、

おお、コレ、イイじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも出品者は中古オーディオ機器を

メンテナンス販売する業者かマニアの人らしく、

他にも昔のラジカセを数多く出品。

このラジカセも外装分解洗浄、スピーカーネットクリーニング、

テープレコーダー部分もオーバーホールして、

ベルト4本交換、テープ速度調整済み、とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さてこのモデル、CF-1900、通称「pro1900」は

ワタシがStudio1700を買ったあと、

1973年に発売されたソニーの主力機種で音響方面に力を入れたモデル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが出たときワタシ的にはちょっと悔しかったが、

こちらはAM/FMの2バンドで短波が入らないので、

まあ、Studio1700の方が良いと自分を納得させていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,3日悩んだが、当時の定価が38800円なので、

ちゃんと動けば、この値段はけっこうお買い得なのでは、と思い

結局、落札しちゃいました。(*^^)v

キャリングケースもついてました。

そういえば、ムカシのトランジスタラジオはみんなついてましたな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、つけてたためしはないので、外します。

持ち歩くわけでは無いし

この方がカッコイイから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチッとして、メカっぽいデザイン。

オヤジの中に今も棲む少年ゴコロをくすぐるなあ。

しかも、持つとずしっと重い

最近のオーディオ機器はみんな軽いのです。

これぞ、世界のSONYのスピリット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューニングダイヤルは上面についています。

カセット部のスイッチ類はアルミキャップがかぶせてあり高級感があります。

表記はすべて英語。

最近のラジカセは「早送り」「再生」とかが日本語で書いてあって、

あれはいただけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューニングインジケータは針が動くタイプではなく

フィルムが動くタイプ。

Studio1700もスカイセンサーもこのタイプで、

ワタシはこのタイプがお気に入り。

トーンコントロールがBASSとTREBLEに分かれているのも

それまでのラジカセにはなかったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラジオ受診(●`・ω・)ゞ<ok!

ボリュームのガリもなし。

おそるおそるカセットテープをかけると・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これもバッチリ。

サウンド的には最近の機器には比べるべくもないが、

なんいか、ナツカシイ、あたたかい音です。

レコードから録音したカセットには針が落ちて、また上がる音まで入っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とくに昭和歌謡やムカシのロックを聴くにバッチリかと。

カセットもいっぱい出てきた。

当分、これで遊べそうです。

 

 

 

 

 

 

2件のコメント

コメント/トラックバック (2件)トラックバック用URL:

  1. 小倉先生、こんにちは!
    ちゃんと修理された当時のラジカセが入手できたのはラッキーですね。
    昭和時代の中古ラジカセは懐かしいですけど、やはりラジカセのゴム部品が経年劣化するものだから、こだわりがなければ、今売ってるカセットプレーヤーを買って、当時のカセットテープを再生するのが確実だと思います。
    私のところにも、妻が職場からもらってきた昭和のラジカセがありますけど、テープ速度が遅くなっててカセットテープの再生をあきらめました。

  2. 小倉先生、はじめまして。
    pro1900の記事、懐かしく拝見いたしました。
    >>Studio1700の方が良いと自分を納得させていた。
    S48年の冬に親が買ってくれたのですが、後から買ってもらった同級生は皆CF1980だったので、出力5Wだの2ウエイスピーカーだのが羨ましかったのですが、私も先生と同じように 「pro1900の方が良いと自分を納得させていました」。
    他には無かったタイマー録音は重宝しましたし、数年後にはCF1980のヘッドが減ったと聞いたときは改めて見直しましたし、私はpro1900が大好きです。
    私は現状の中古機を何台か持っており、今ではメカはだめですがラジオとして愛用しています。

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