ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2020.03.16

新型コロナウイルスに対する患者さんへの対応について

 本日、医師会から緊急の書面がまわってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その通達により、今後しばらくは

インフルエンザの迅速検査は行いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 インフルエンザの方との接触が強く疑われる場合は、

検査をせずに抗インフルエンザ薬を処方します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、明らかな接触歴のない方については、

クスリは無しか、あるいは対症薬(解熱鎮痛剤、セキ止め等)のみ処方します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、溶連菌感染症、扁桃周囲炎、急性喉頭蓋炎など

抗生剤や緊急処置が必要な発熱を除外しなければなりませんから

その診察、検査は致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういった疾患がなく、

熱が下がらない方は、当院では対応しかねますので、

保健所、安足健康福祉センターに直接連絡を取り、

指示を仰いでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医師会ではインフルエンザ検査をする際には

ゴーグル、N95マスク、アイソレーションガウン、

キャップ、ゴム手袋を着用し、

それらをすべて密封し感染性廃棄物として処理せよ、とのことですが、

そういったものを供給してくれるわけではないので、

これは、検査するな、との命令と思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、近隣の大泉町で、

開業医の先生が新型コロナウイルスに感染し

重症でICU入院中だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさに明日は我が身であり、

この先生の一日も早い回復をお祈り申し上げますが、

この件につき群馬県知事が「遺憾である。」という発言をしたことは

誠に「遺憾」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 感染の恐怖を常に感じながら

患者さんのために尽くし、

自らも罹患してしまった医師に対し

政治家は「遺憾」としか言えないのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 通常の風邪はもちろん、

花粉症などでもこの時期微熱やセキが出ます。

明らかな接触歴がないのに、

微熱とセキだけで医者が全員仕事を休んだら、

我が国の医療は崩壊してしまうでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2件のコメント
2020.03.16

コロナ>花粉か、コロナ<花粉か

 先週になって、外来の空気が変わったのは、

やはり、その前の週末、トナリの太田市で

新型コロナウイルスの患者さんが出たことによると思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここ足利市は行政区分上は栃木県ですが、

文化的にも経済的にもほぼ群馬県東部なので、

宇都宮で新型コロナウイルスの感染者が出ても、

まったくどこ吹く風でしたが、

太田市で出たとのことで急に身近なものになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 連日200人近く来ていた外来患者さんは、

平日は平均50人以上少なくなり、

そして新型コロナウイルスが心配なので、クスリを長めにください、

などという人も多く、

大型台風上陸前の緊張感があります。

まあ、もともと以前から花粉症の人に関しては

当院はワンシーズン分まとめて処方が原則ですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いっぽうで、当院では胸部CTはもちろん、

肺のレントゲンも撮れないので、

実際に自分が新型コロナウイルスにかかっているか心配だ、

という患者さんはほぼいらっしゃいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでも、土曜日だけは朝の待ち人数は100人を突破し、

あまり減らないじゃん、とも思いましたが、

コロナがなかったら、また160人以上の待ちだった可能性もあるかも

などと考えると、早くも来年のことがふと心配になる。

来年はさらにこっちは1年分、年老いているであろうしなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中、日本医師会からの通達で、

医者はマスクをしないと診察しちゃイケマセン、との書面が来て、

しぶしぶマスクをして診察に当たっていますが、

いざ、マスクをすると予想外にマスクや顔を自分の手で触ってることに気づき、

こりゃあ、マスクした方がうつりやすいんじゃないかと、かえって心配です。

 

 

 

 

 

 

 

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