「野生の呼び声」
日曜日の午前中、映画館へ。
ちょうど、家に戻っていた息子と3人で見に来ました。
さて、今回見に来たのは「パラサイト」でも「フクシマ」でもなく、
コレです。
アニメじゃない方だよ。
この間、「フォードvsフェラーリ」を映画館で観た際、
予告編でこの映画を知り、ゼッタイ見ようと決めていました。
実は、この映画の原作をワタシは多分小学校高学年の時に読んでいます。
「バック」という主人公のイヌの名前に確かな憶えがあり、
映画のタイトルは「野生の呼び声」だが、
読んだ本のタイトルは「荒野の呼び声」だったという記憶。
だが、ジャック・ロンドン原作、ということなら間違いない。
あとで、調べたら当時の和訳の題名はやはり「荒野の呼び声」でした。
原題「The Call of the Wild」です。
主演はハリソン・フォードですが、やはり主役はこの「バック」。
19世紀後半のアラスカ・ゴールドラッシュの時代の物語ですが、
なんといっても犬と、アラスカ、カナダの自然がスバラシイ。
特にユーコン川はカヌーイストの聖地であり、
ハリソン・フォードがバックとカナディアン・カヌーで川下りをするシーンは
20年ほど前、4駆にカヌーを積んで、
家族で全国の川下りをしていたころの思い出と重なりました。
当時は北は釧路川から、南は四国、四万十川まで、
年に何回も家族でカヌーで川下りキャンプしていたので、
カヌーや焚火のシーンで、そのころの思い出がよみがえって、懐かしかった。
さすがにあそこまでの急流は経験ありませんが、
あの滝を落ちた場合、カヤックならいいけど
オープンデッキのカナディアンカヌーの場合、
「浮力体」を積んでいないと確実に沈(チン)します。
そして、またイヌも飼っていますので、
「バック」の仕草やふるまいに、
我が家のレディアと重なり合う部分を見出したり。
いや、賢さや勇敢さは全く別モノですが・・・・。(^^;)
そして子供のころ本で読んで、非常に感動した記憶も蘇ります。
「バック」が小屋で狼の遠吠えを聞いて、
自分の中に眠る野生の本能が呼びさまされてゆくシーンは印象的でした。
ただ、当時の本については大雑把なあらすじしか記憶になく、
映画とはまた違う部分もあると思うので。
またあらためて読みなおしたくなり、
かえってさっそくアマゾンで注文してしまいました。
ハリソン・フォードのカッコイイ老け方も、かなり参考になります。
いつかオレもヒゲ生やそうかな。
映画が終わったのが12時過ぎ、
いつもいっぱいになるアシコタウンの駐車場は
やはりコロナの影響か多少空所が目立ちます。
家に戻って、徒歩1分の中華料理店「泰鵬」で3人で昼食。
この店も昼時は店の外まで行列なんですが、
今日はテーブル席は満席でしたが、
カウンター席ならばすぐ座れました。
映画館もワレワレのほかは2組だけだったし、
空いてるのはラクで助かるんだが、
やはり、ここはもっと映画に行ったり、
外食したりしなければイカンなあ。
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