2023.09.16
下野新聞の記事です。
インフルエンザは、本県だけでなく全国的に出ています。

当院でも、ちょっと前に書いたように、
コロナに交じってインフルエンザの陽性者が出ているので
要注意です、と書きました。
しかしこの記事で増加の背景について「分からない」と書いてるが、
大体分かっています。

マスク生活の解除や、過去インフルエンザが流行しなかったための
集団免疫の低下も要因の一部だとは思いますが、
一番の要因はインフルエンザの検査件数がケタ違いに多いため、
に間違いない。
昨冬以降、厚労省はコロナとインフルエンザの同時流行を警戒し、
医療機関にその検査を進め、
このような新型コロナとインフルエンザを同時に検査できるキットを
大量に流通させたのです。
Cはコントロールライン、SはSARS-CoV-2でここにラインが出ると新型コロナ、
A、BはそれぞれインフルエンザのA型、B型で、
この写真ではインフルエンザA型陽性を示しています。

季節性インフルエンザは冬に流行しますが、
夏場にもいないわけではありません。
ただインフルエンザウイルスは寒冷、乾燥の環境で活性化し、
夏場には症状も、感染力も冬よりは劣るので、
大流行には至らない、というか
インフルエンザと認識されないのです。
おたふくかぜや、麻疹、風疹、水ぼうそうなどと違って、
インフルエンザの症状は風邪に準じた発熱、頭痛、全身倦怠感、などなので
軽症の場合は検査をしない限り風邪との区別は不可能です。
熱が出て、頭痛、倦怠感があったけれど、
1日寝てたら落ち着いた、
またはロキソニン飲んだら楽になった、
などという時には
以前なら医療機関にかかる人は少なかったでしょう。
それが、今では「コロナかも知れない」と、
医療機関を受診しますが、多くの医療機関では
インフルエンザとの同時検査キットを導入してるため、
そこでインフルエンザと診断されるのです。
当院でも、発熱の人が来ても
8月、9月の時期にインフルエンザの検査をしたことは
ありませんでした。
ともかく今、新型コロナの患者数が半端なく多いので、
そのおこぼれ的にインフルエンザの患者が引っかかってくるのです。
いったん1人がインフルエンザと診断されれば、
その情報を知った周囲の人は軽微な症状であっても
医療機関にインフルエンザの検査を受けに来るので、
かくれインフルエンザまでくまなくあぶりだされてくるという構造です。
厚労省の発表によれば今月3日までの1週間に
全国およそ5000の医療機関から報告された
新型コロナの患者数は、約10万人、
季節性インフルエンザの方は約1万人くらいらしい。
10:1だが、これがその後の1週間では5:1になっているという。
もちろん、全国的にはこの何10倍もの患者数がいるわけだ。
コロナの方は市販キットが出回っており、
インフルエンザと違ってタミフルやリレンザのような薬がないから、
自分で検査して病院に行かないケースも多いと思われ、
コロナの方が実数はもっと多いと推測されます。
じゃあ、今までこの時期のインフルエンザ患者数がどれくらいあったかというと、
データはあるはずだけれど
検査件数が違うので単純に比較ができないでしょう。
当院の検査では
9月前半は新型コロナ:インフルエンザの比率は20:1だったのですが
この1週間では4:1になり、
まだまだコロナの方が圧倒的に多いものの、
新型コロナは減少傾向、インフルエンザは増加傾向にあるようです。
実は検査件数はかなり増えていて、
検査例でのコロナの陽性率は減少傾向です。
これはインフル、コロナ以外の発熱患者さんも増えてる、ということ。
さらに当院は耳鼻咽喉科のため、
ノドが痛いコロナの人は受診が多いが、
上気道症状に乏しいインフルエンザの人は少ない、
などといろいろなファクターが重なり何とも言えませんが。
データの解釈はなかなか難しいですが、
ともかく、具合が悪ければ仕事や学校を休んでください。

2023.09.15
ここ最近、毎朝調剤薬局から情報が入る。
ワイドシリン細粒があと何g、メイアクトドライシロップは何g、
セフゾン細粒はまだそこそこありますが、
オラペネムはあと約1人分、オゼックスの在庫はありません。
みたいな感じ。
2か月前に書きましたが、
小児用抗生物質の薬剤不足は今も続いています。
いや、さらにひっ迫した状況になってきています。
いったいどうなってるんだ。
毎日在庫をチェックして処方をしなければならなくなっている。
まるで、鮮魚店かお寿司屋さんみたいだ。
あー、奥さん、今日は活きの良いメイアクトが入ってるよ。
あら、こないだ欲しかったけど、今日は入荷したのね。
じゃあ、4日分いただこうかしら。
へい、まいど。
などと、冗談を言ってる場合ではない。
オゼックスなど、子供の中耳炎で耐性菌が出た時など、
これしか効かない、ということがある薬なので
無いと非常に困る。
そもそも、オゼックス細粒小児用は
子供の中耳炎で耐性菌が増加したため、
耳鼻咽喉科学会が製薬メーカーに依頼して
わざわざ製品化してもらったという薬なのである。
先日の外来での話。
子供の熱で小倉先生のとこ休診日だったので
コロナだと困ると思って小児科にかかったら、
インフルエンザとコロナは陰性で
風邪薬出されましたが、抗生物質が入ってました。
風邪の時には抗生剤いらないと聞いてたので、
飲ませませんでした。
熱はすぐ下がったのですが、まだハナセキ出ます。
抗生物質飲まなくてよかったんですよね。
そのとおりです。
こんな風邪で抗生剤のんじゃダメです。
ただ、この抗生物質、オゼックスかあ。
この子には必要なかったけれど、
世の中にはこの薬が本当に必要な子がいるんだよなあ。
うー、モッタイナイ。

2023.09.12
休み明けは発熱の嵐。
9月4日月曜日はコロナ16名、7日木曜日はコロナ12名、11日月曜日はコロナ12名。
その他、溶連菌、扁桃周囲膿瘍、急性中耳炎、
ヒトメタニューモ、アデノ、何でもあり。
高校生、38度の熱。
周囲に発熱者はいるが、コロナの連絡はありません、
とのこと。
陰性なのか、調べていないのかは不明。
検査をすると、インフルエンザAが陽性であった。

当院は原則、インフルエンザ、コロナの同時検査キットを使っていますが、
インフルエンザA型もぽつりぽつりと出ますので、
要注意。
両方検査しておいた方が良いみたいです。

2023.08.28
休み明けの月曜日は発熱の人が多いのだけれど
本日8月28日は次々にコロナ陽性が出て
最終的に午前、午後合わせて11人の陽性者になり、
スタッフの言うには「コロナ祭り」。
中には熱のない、のどの痛みだけの人もいて
多くの陽性者は感染経路不明なので、
市中の「野良コロナ」はいかほどかと思う。
ここにきて、コロナのときの咽頭炎の所見がだいたい分かるようになった。
溶連菌や、アデノウイルスの時は口蓋扁桃、
いわゆる扁桃腺が独特の腫れ方をするのだが、
コロナの時は咽頭痛、嚥下痛が強いわりに口蓋扁桃の腫れはなく、
咽頭側索の上方がやや赤みを帯びて腫れるようだ。
なんで、今頃になって分かったのかと思ったが、
よく考えたら以前は検査だけしてノドを見ていなかった。
5類移行前は、みんな駐車場でまず検査をしていたので、
検査で陰性の人は診察室に呼んで診察するが、
検査でコロナ陽性が出ちゃうと、
その人のノドを見ることはなかったのだ。
5類になった以後は診察室で検査前に全員ノドをしっかり診るようになったので、
視診の所見と検査結果の答え合わせの積み重ねから、
コロナの所見がイメージできるようになった。
これはAIの学習と同じ仕組みで、
たくさんの所見の積み重ねから得られるものだ。
おかげでこいつは(陽性に)出るな、というものが
かなり当たるようになった。
やはり、風邪や発熱の診察は
リモート診療なんかですべきではないということだな。

2023.08.19
木、金、土曜日と連日多くのコロナ患者さんが出ております。
気づいたことの中に新型コロナの療養機関について
間違った認識を持った方がいるのではないか、ということ。
土曜日にかかった患者さんは、
水曜日、木曜日と発熱があったが、
金曜日には下がり、昨日今日と平熱だが、
のどの痛みがとれません、とのことで受診されました。
順番までは駐車場で待機いただき、
診察室でノドを診たところ、
咽頭側索の発赤はありましたが、
痛みの強さのわりに扁桃腺の腫れはほとんどないので、
コロナウイルス感染が強く疑われる所見でした。
問診してみると、お盆休みに孫が来て泊まっていった。
その孫はコロナに罹っていたが、
家に来た時には、もうすっかり治って療養機関も過ぎていたので、
自分が熱が出てもコロナだとは思わなかった、
とのことでした。
抗原検査の結果は新型コロナが強陽性。
5月8日の5類相当移行から、コロナの療養機関は
発熱日を0日として5日間、とされました。

間違ってはいけないのは、
この5日間の療養機関を過ぎれば、
もう人にコロナをうつすことは無い、
というわけではないということです。
感染力となる排出されるウイルス量は時間とともに減少しますが、
6日以降もゼロになるわけではありません。

感染の成立は「ウイルス量×暴露時間」によりますから、
一緒に同じ空間に長くいれば
ウイルス排出量が少ない人からも
当然、うつってしまうということになります。
新型コロナの療養期間が過ぎても、
クーポン券や定期券の有効期限と違って、
急に感染力がゼロになるわけではない、
ということをよく理解しておく必要があります。

2023.08.17
お盆の夏季休暇明けの木曜日。
外来は当然混雑が予想されました。
まあ、休み前は、休み中に何かあると、
ということで来院する方が多いのに対し、
休み明けちゃえばいつでもかかれるから、
ということだったり、
そもそも保育園に通う0~2歳児なんかは
保育園が休みで登園しなければそれだけで治っちゃう、
なんてことはよくあるので、
休み明けの外来は休み前に比べれば落ち着くものですが。
木曜日の来院者数は198人と、ギリギリ200人を割りました。
しかし、コロナが7人、インフルエンザが3人、
これはいつもの夏休み明けとは違うところ。
このあとお盆休み中のコロナ感染が増えるのかなあ。

2023.07.30
そんなわけで出発が遅れたが、
いつものルート、まずは高崎駅近くのパーキング。

いつもの駅弁屋でお昼を買い、

上越新幹線で越後湯沢まで。
今までより1時間遅い午後4時28分の「とき」。

今回はたかべんのとりめし。
4時半過ぎの遅い昼食となった。

たかべんはいつも迷うがだるま弁当と交互に食べているなあ。
どちらもおいしいけど、個人的には
「だるま弁当<おぎのやの釜めし」「とりめし弁当<登利平」
という図式はある。

越後湯沢駅からはシャトルバス。
満員の乗客の半分以上が外人、それもアジア系ではなく白人でした。

今年は晴れています。
ここから会場までがけっこうある。

キャンピングカー、多し。
3日間ここで泊まるのだな。
ちょっとウラヤマシイ。

Tシャツは売り切れが多く、残念。

やっとゲートまで来ました。
もう時刻は6時半を回っている。

ここで、弟と合流。
彼は昨日の夕方苗場入りしていた。

メインのグリーンステージに向かいます。
演奏していたのは「ELLEGARDEN」という日本のバンド。

見たことも聴いたこともない日本のバンドでしたが、なかなか良かった。
驚いたのは歌詞が英語。
ギターのストラップが長いのも「好印象」。
ジャンル的にはオルタナティブパンク、メロコア系かなあ。
グリーンデイを思わせる曲多し。

若いバンドと思ったが、あとで調べたらデビューは2001年なので、
けっこうキャリアのあるバンドでした。
あー、もうワレワレが老人だから。
しかもバンド名「エルレガーデン」なんですが、
会場ではずっと「エレガーデン」だと思っていました。
なんか静電気防止スプレーみたいだな、と。

さてエルレガーデンが終わってトイレに行き、

今回のメイン、フーファイターズを待ちます。

なんと、「北朝鮮飯店」のドラマー長瀬さんが登場。
仲間と2泊3日の予定で全日程を見るらしい。

さすが筋金入りのフジロッカーだなあ。
Tシャツもフーファイターズになってるし。

始まりました。
タイムテーブルでは21時10分からでしたが、3,4分早めにスタート。

そういえば、初めてのフジロックはフーファイターズだった。
あの時はデイブ・グロールは足を骨折して椅子に座ってのステージでした。

その後、サマソニでも見てますが、
またここフジロックで元気なフーファイターズを観れてウレシイ。

そして、ウレシイサプライズは
ゲストとして登場したアラニス・モリセット。
実はこの日、17:00~18:00に彼女のステージがあったのだが
間に合わなかった。

観たかったので残念だったが、
まさかここで出てくれるとは、超ラッキー。

実は昨年、50歳で急逝したフーファイターズのドラマー、
テイラー・ホーキンスは、
元アラニス・モリセットのバンドのドラマーであった。
それを思うと、感慨一入(ひとしお)。

そしてフーファイのステージはどんどん続く。
おなじみの円盤や、

クルマなど、セットも豪華。

それにしても、今夜のデイブグロールは一段と元気。
「For FUJI!」の掛け声で会場を盛り上げた。

予定では22時40分までのところ、
ノリノリで23時近くまで演奏。

主だったヒット曲はすべて演奏。
個人的には「Walk」が聴けて良かった。

さて、その後は治之くんと一緒に湯沢まで。
湯沢駅前には多くの若者が座り込んでいたが、
これは朝7時のシャトルバスが出るまで「野宿」して待つつもりらしい。

さて、4年前、3年間に行った中華料理店は残念ながら無くなっていた。
コロナ禍を乗り切れなかったのか、残念。
赤ちょうちんを頼りにたどり着いた居酒屋は
表に「店内でタバコが吸えます」との張り紙があったので、
入店を取りやめ、東口に回る。

時刻はすでに0時を回っていたが、
「魚民」午前2時まで営業ということで、入店。

カンパイ🍻
ワタシもフーファイターズの開演前にバンドTに着替えていました。

タブレットで注文だが、小さい字が見にくいシニア世代。

ロック談義は深夜2時過ぎまで。

続く

2023.07.29
2019年以来参加の途絶えていたフジロック。
今年は参加を早々に決めていた。

コロナ明けで(明けてないけど)従来通りの形態での開催、
マスクや検温、PCR検査、声出し禁止などの解除と、
国内組ばかりだったのが、再び海外アーティストの大挙参加となり、
何よりヘッドライナーが「Foo Fighters」。

これは、行かない手はない。
今年は2019年のような台風の接近もなく、天気もよさそうだ。
そのためにはいろいろ準備をしなくてはならない。
何しろ、炎天下での熱中症対策、
そして雷雨などの天候急変に備えた雨具関係の装備、
虫よけ対策や夜間移動のためのライト関係の携帯、
フジロックは夏山登山に準じた装備が必要なのだ。
ところが何せ4年ぶりなので、
以前どのような服装、装備で行ったかを確認。
これには過去のブログの写真が参考になる。
しかし、それらをいったい何処にしまったか。
普段全く使わないものなので、
どこかテキトーなところに突っ込んであるはずだが、
4年もたつと記憶がすっかり消えている。
レインウエアやリュックサック、登山靴やサングラスは探し当てたが、
山用タイツ、ヘッドランプ、ザックカバー、ペットボトルホルダーが見つからず、
これらはスポーツ用品店や100均で新たに買い求めた。
そして、当日、ふと思い出してネットで検索すると・・・
ああ、やっぱり・・・

以前ちらっとネットで見た記憶がかすかに残っていたが、
やはりヘリノックスのチェアは持ち込み禁止になっていた。
2020年からのようで、
ちょうどワタシが参加していない年からであった。
かつてはフジロックの必携装備とされていたこのヘリノックス。
ワタシもフジロックの装備品をネットで調べていて
その存在を知り、以来愛用していたのだが、
持ち込み禁止になっていた。

当日朝、すでにリュックに装着してから気付いて、
もしやと思って検索してよかった。
アブナイところであった。
どうしたものかと思ったが、
しかし、さすがに椅子はないとキツイだろう。
土曜日の午後クルマで高崎駅まで行くので、
その途中にホームセンターによって買っていくことにした。
そんなわけで、土曜日の診療終了後、
フジロック装備に着替えてまず、ホームセンターへ。
折り畳みイス、いくつかあったが
背もたれのないタイプでは疲れるが、
あまり大きいのは持ち運びが大変。
ということで、この椅子に。
背もたれのあるタイプでは最もコンパクト、
値段も1000円とお買い得であったが、
なんと残り一個の展示品のみであった。


そんなわけで、出発がやや遅れたが、いざ、苗場に。

2023.07.28
メーカーさんが持ってきた資料に
面白いものがありました。
我が国のインフルエンザの陽性件数の年次別推移。
黄色の2019年シーズン、コロナ前のデータです。
48週目、すなわち11月下旬から急峻な上昇を認め大流行。
12月中旬にピークに達し、年末年始のお休みで減少しますが、
その後大寒の頃に2度目のピークを認めています。
青線、緑はコロナ流行下の2020年、2021年でインフルエンザはほとんど出ていません。
赤の昨シーズンはピークはコロナ前の1/3以下と低いものの
流行期間はむしろ長く、
1月中旬から4月末までだらだらと続いたことを示しています。
3月中旬までにほぼゼロになったコロナ前とはずいぶん様相が違います。

2022-23シーズンはインフルエンザが流行したものの、
まだ、マスク、飲み会自粛などの
感染対策がそれなりに続いていたので、
このようなカーブになったと思われます。
いっぽうお隣中国では、ゼロコロナ政策のため、
2022年中はインフルエンザは押さえられていましたが、
1月上旬にこれを政府が撤廃。
そうすると、いっせいに感染対策をしなくなってしまったらしく、
すると1月下旬からインフルエンザ患者数が増加し、
あれよあれよという間に3月中旬にはコロナ前の3倍くらいの
インフルエンザ感染者を出していまいました。
その後5月にはコロナの免疫も切れて、
コロナも一説には6億人がコロナに罹ったといわれます。
政府の規制がなくなったとたんに一斉にマスクを外してしまうという、
自習時間に教師が教室を出た瞬間に自習をやめて騒ぎ出す小学生みたいな国民性だ。

いっぽう、こちらは韓国。
こちらも中国と似たようですが、
コロナ前の2/3程度に抑えられているのは、
まだ多少の自主規制意識があるのだろうか。

こうしてみると、日本人のまじめで慎重な国民性は、
こんなところにもはっきりあらわれています。
さて、気になる、今度の冬のインフルエンザの流行予測ですが、
未来予想は半年早く冬を迎える南半球のオーストラリアの動静が参考になります。
赤のラインの立ち上がりを見るとけっこうまたインフル出るんじゃないか
という印象です。

この冬は、マスク率もかなり減少してるでしょうから。

2023.07.26
また出ました。
インフルコロナ同時感染。
コロナは強陽性ですが、インフルAにもうっすらラインが見えます。
本年1月の「フルロナ」に続いて当院2例目です。

秋篠宮妃の紀子さまがコロナにかかりましたが
こちら足利市周辺でもコロナは多いです。
しかし、インフルエンザもこの間、近くの学校でまとまって出たりして
ヤバイなあと思っていたところです。
しかし、この方、70代女性で感染経路不明。
しかも、昨日からノドが異常に痛いので
という訴えで来院し、
発熱は無く、体温は正常でした。
ご本人の痛みの訴えが強いわりに、
所見としての扁桃腺の腫れや、のどの発赤が少ないので
調べてみたら出たという。
コロナ、インフル、油断ならねえ。
