ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.07.19

おおた夏まつり2010

 そんなわけで、昨夜は太田まつり。
 「いつもの」本町通りナカムラ書店さん向かいのステージで、
ドカドカやってきました。
 今年は雨なし!
3年目にして初めてじゃ。
 いつもながらの「盆踊りができるように?」広さだけが売りの「イナタイ」ステージだが。
P7180100_convert_20100719092118.jpg
 しかし、ドラム、遠い・・・・。
 でも、どこでも、ロケンローな「CRP」なのだ。
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 途中にはいいタイミングで花火も上がったし。
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 わざわざ来ていただいたkazuさん、「The ABC」の皆さんには感謝、感謝です。
 The ABCの皆さん、やっぱ、ちゃんと写真、写って無かったっす。
ホント、ごめんねー。
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4件のコメント
2010.07.18

学園祭バンド


 昨日は高校生の娘の学園祭で、高校に行った。
 ダンス部で踊る、っていうので
親バカっていうか「バカ親」ぶりを発揮して
「ゼヒ、見たいぞ」
と思ったわけだ。
 しかし、開始が12時半から、というので、
間に合わないだろうと思いながらも、全速力で外来をこなした。
 副院長は、早々に 「母親学校行事観覧優先権」 を発動して、
「あと、お願いねー。」と12時ジャストであがってしまった。
 万に一つの望みをかけて、終業後、クルマをとばしたのだが、
・・・・・・間に合いませんでした。
 1年坊主なので出番がいちばん先だったとのことで・・・・。
 まあ、先輩のダンスを見て、
プログラムを見ると、次は「ロック・バンド」かあ。
 ちょっと、聴いてみよう、と思って待っていたが、
なかなか始まらない。
 緞帳(どんちょう)の向こうから、しきりにギターやら、ドラムやらの音がする。
 緞帳が上がる前は聞き苦しいからバンドはエチケットとして音出しちゃいけないんだぞ。
 学生の頃、先輩にきつく言われたなあ。
 さて、やっと始まった高校生バンド。
 これがすごかった。
 上手いとか下手とか以前に、どんな曲やってるか全然わからん。
 ロックとかパンクとかポップスとかフォークとか、
そーいうレベルでの聞き取りによる判別が、すでに不能だ。
 強いて、いうと「前衛」っていうか「オルタナ」っていうか。
 まさか「スロッビング・グリッスルズ」とか「ポップ・グループ」の曲やってるとも
思えないので、「はからずもオルタナ」って、ことなんだろうなあ。
 多分、初めて楽器持って人前に立ったんだろうが、
何か自分が高校生の頃のことを思いだしちまいました。
 もうちっとマシだったとは思うのですが。
 でも、こいつらアンプは「マーシャルJCM」使ってんじゃんかよー。
 それにしても、お互いに遠慮しあってるのか、この「間延び感」。
ベースの子は、なぜかアンプの「後ろ側」で弾いてるし。
P7170091_convert_20100718130533.jpg
 でも、ここが第一歩だからね。
 そう思うと、この間一緒にやった
女子高生バンド「The ABC」は、相当レベル高いわ。
 さあ、今晩は、オレ達もライブだー。
 若いもんに負けずに頑張るぞー。
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 おまけがあります。
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2010.07.17

夏がキタ ━━━ヽ(´・ω・`)ノ ━━━!!

 明けた?
 明けたよね?
 んーー、こりゃ明けた明けた。
 とういう感じで、予想外にあっさり海の日を前に梅雨が明けたようだ。
 もう、裏山ではセミたちが、しわしわ啼いてるし、
散歩時の「レディア」の舌の長さも1.5倍になった。
 私としては、冬は寒い方が、夏は暑い方が、梅雨は大雨の方が好き、
もちろんその中では夏が一番好き、というヒトだ。
 学生じゃないので、夏休みが来るわけでもないのに、
ナゼカ、わくわく感が高まっちゃうのだ。
 まあ、夏場は耳鼻科はヒマなので、外来もガラガラで楽になる。
(あんまりヒマでも、経営的には困るのだが)
 海の家の人たちとか、キャンプ場とか、カキ氷屋さんとか、花火屋さんとか、
ペンション・旅館業の人たちは、ホントやったー、って感じだろうなあ。
 農家のヒトも、デパート、エアコンやセンプーキ売ってるヒト、
ビールや清涼飲料水関係もホッとしていることだろう。
 ついでにセミやヒマワリやアサガオ諸君も、
よっしゃ行くぞ、と思ったことだろう。
 それにしても、あまりにあっさり晴れマークが並んでる
週間天気予報を見ると、
「あまりに、話がウマすぎる。何かウラがあるのでは。」
などと思ってしまうのは、自分がさもしいせいか。
 とにかく、暑い夏、大歓迎!なのだが、
このままいくと来年のスギ花粉が大量飛散になるかも、
ってのは、かなり困ったことではある。
 まあ、先のことはあとで悩むとして、
今が良ければいいのじゃー!
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2010.07.16

ニンニク注射って、どうよ


 医学関係のサイトで「カンファレンス」という掲示板があります。
 普通の掲示板と同じでスレッドが立って、読者がレスしていくというものですが、
書き込みが医者に限られており、内容は「医学的」なものから
「日常診療のトラブル」「経営問題」「医療行政」等さまざまなのですが、
けっこうおもしろくて、時々読んでいます。
 まあ、会員制ですが厳密ではないので
医者でないヒトが紛れ込んでることもないとはいえないみたいですけど。
 そこで、最近取り上げられてた話題の一つに
「ニンニク注射」がありました。
 ある先生が外勤でいってる先のクリニックで、
ニンニク注射なるものを始めたが、
自分としては、勤務先の意向とはいえ、
こんな意味の無いものを患者さんに勧める気がしない、
というものでした。
 そーいや、ニンニク注射って最近時々聞きますね。
 あれは、もちろん、「ニンニク」なんかではなく、
(そんなもん注射したら大変だ)
ビタミン剤ですね。
 まあ、いわゆる「ニンニク臭」がするので、
ニンニクの滋養強壮効果とイメージをだぶらせてるのが、得してる所なんでしょうね。
 静脈注射で、注射後すぐ肺から呼気中にニオイ成分が出てきて、
自分でもニンニクのニオイを感じます。
 その辺も「効いた感」に一役買ってると思う。
 それを利用して耳鼻咽喉科では「静脈性嗅覚検査」いわゆる
「アリナミンテスト」として、古来行われておりました。
 ちなみに、現在当院ではやってません。
 このにおいは結局「呼気」中のニオイなので、
嗅覚障害の部位診断にあまり役立たないので。
 まあ、今日の主題はそれではない。
 さて、この掲示板に書き込まれたお医者さんたちの意見をまとめると
①そんな、効果の無い(あるいは不確実な)ものを医者としてやるべきではない
という意見と
②おそらく効果は無いが害もない、保険外診療なので患者さんが望めばやってもいいんじゃない
という意見に分かれました。
 本心から、効果がある、と考えているお医者さんはほとんどいないようですね。
 そして、インターネットで「ニンニク注射」を検索すると・・・・
 出るわ出るわ。
 ナゼカ、新宿や池袋あたりのあやしい(?)クリニックが多いかも。
 疲労回復、スポーツ選手も愛用、企業戦士を支援、二日酔いもスッキリ、
などのうたい文句が踊っています。
 ニンニクが入ってるわけではありません、と書きながら、
「ニンニク」のイラストが多数登場していたり。
 ここのセンセイたちは②のカテゴリーの意見のヒトなんだろうなあ。
 ちなみに耳鼻咽喉科の「アリナミンテスト」の点数は薬剤、注射器代、手技量、判定料込みで45点、
ということは保険外、自費では450円です。
 御参考までに。
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2010.07.15

夏風邪ばかりじゃあありません

 先日来院された若いお母さん。
 先週のどが痛く熱が出て内科に行ったら、「夏風邪」といわれ薬が出た。
 すぐ熱が下がったが、また発熱、のどが痛くなったので来ました、とのこと。
 ふーん、なるほど、あれかなあ、と思いのどを診ると、
一見して、やっぱり。
 で、念のため検査をすると「溶連菌反応」がばりばりハンパなく出てる。
 
「おやおや。」
 この手の事は、それほど珍しいことではないけど。
 今回のポイントは
①夏風邪と思ったのに(?)抗生剤を出してしまったこと。
②溶連菌感染症を忘れていたこと。
 確かにこの時期ヘルパンギーナをはじめとする夏風邪大流行です。
(注:「夏風邪」とは、この時期に流行するヘルパンギーナ、手足口病、プール熱等のことで、
夏場にかかる風邪ではない ので、ご注意。
RSウイルスだったら、真夏にかかっても「冬風邪」です。)
 夏風邪は高熱が出るが、基本的に薬はいらないので、ほっとけばいい。
 抗生剤がなければ、症状が取れずに再診すれば溶連菌もわかるでしょう。
 ホントに夏風邪なら、抗生剤飲んでも飲まなくてもそのまま済んじゃったことでしょう。
 そもそも大人で高熱が出ればヘルパンギーナじゃないかも、と考えてもいいのだが。
 そして、家族、特に子供が熱を出してなかったかを訊きます。
 1歳、3歳の子がこの2週間以内に発熱したという。
 本日来院して、上の子は陰性でしたが、昨日1歳になった下の子が「溶連菌強陽性」。
 お母さんが、親子の接触の度合いから考えて、
うつるとすればこの子です、といってただけの事はある。
 今はほとんど症状ないんですけどね。
 まあ、ちょっと回り道したけど、発見されて良かったですね。
 だから、風邪のヒトはいきなり抗生剤のんじゃダメだって。
(別に溶連菌関連にかかわらず、ですよ。)
 いまだに、幼小児や普段健康なヒトの「風邪」に抗生剤出すお医者さんもいるので。
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