ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.02.05

東風吹かば 花粉飛ばすぞ

 立春を迎えても、まだまだ寒いのですが、
いつも散歩に行く織姫山は一部でもう満開の梅があります。
(この写真1月31日、まだ病に倒れる前に撮りました。)
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 梅が咲くんだから・・・・
東風吹かば花粉飛ばすぞスギの花、手袋忘れてもマスクな忘れそ
【解釈】春風が吹いたらいよいよスギが花粉を飛ばすぞ、手袋なんか忘れても、
    マスクだけは絶対忘れてはなりませんよ。
【解説】東風は「こち」と読み、東から吹く暖かい春風の意。
    実際に春風といえば「南風」だが、これは五行説の「木」が「東」「春」をあらわすためであるという説が有力。
    ちなみに「青」がやはり「木」なので「青春」という。(【比較】/「朱夏」「白秋」「玄冬」)
    「~な・・・・そ。」は否定の命令文であるが、
    やや婉曲な禁止「・・・・してくれるな。」という表現を表す。
  {用法}雪な踏みそ⇒雪を踏みなさるな
      物な思わそ⇒あれこれ思いめさるな
      マルコメなみそ⇒マルコメを見てはならん
      ぶるきなふぁそ⇒ぶるきをふぁしちゃだめ
 そんなわけで、アフリカのブルキナファソ代表のサヌ選手のレッズ入りが確定して、
ようやく、今シーズンの体制が整った。
 梅も咲くし、スギも始まるし、Jリーグの日程も発表になって、
いろんな意味で春が来るぞー、という立春なのだった。
 毎年のことながら、このJリーグの日程を見るのが楽しみ。
 お、アゥエイはこことここなら行けそうだ。
ここは、寝台特急かなんかで月曜の朝までに戻れれば、
いや、高速深夜バスを検索してみよう、
などと悪だくみが・・・。
 そして、
ここはワールドカップで、相手に岡崎と中沢がいないからラッキーかも、
このころはアジア・チャンピオンズ・リーグでこのチームは疲れてるはず、
などというセコイ考えが・・・。
 さらには、
この辺で、優勝が決まるかも、ということはここ臨時休診か?
いや、最後までもつれて埼スタで優勝、がいいかも、
予防接種のセールはいつから・・・、
などという妄想が・・・。
 あれ、今日は花粉症の話を書こうと思ったのだが・・・・。
 明日にします。
 おまけ
「梅なんかどうでもいいから、早く帰って朝メシにしようよー。」
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2010.02.03

ヘルシーな生活

 今朝の「下野新聞」を開くと
「ご用心、ノロウイルスが猛威!」
なんて記事が目に飛び込む。
 もう、遅いわい、って、そりゃ医者のセリフじゃないわ。
 おかげで体重が2キロも減って、まあダイエットには効果あったか。
(いや、この手のものはまた戻っちゃうけど。)
 まったく、健康のありがたさを実感しましたね。
まだ、おなかの調子が悪く、雑炊作って食べてますけど。
 早く、カツ丼食いてー。
 さあ、この手の体重減少がほどなく戻ってしまうのはなぜでしょう。
 「ヘルシー」って言葉、最近よく使いますね。
「低カロリーで、とってもヘルシー。」
「ヘルシーなメニューなので、体重の気になる方も安心です。」
 このように近年では
「ヘルシー」≒「低カロリー」
という意味で用いられますね。
 でも当然「Healthy」は「Health」の形容詞形ですから、
「健康な」「健康的な」という意味です。
 そう、現代社会では「低カロリー」が「健康的」になっている、
きわめて不健康な時代なのです。
 古来、人間を含む生物の最大の命題は「生存」でした。
 いかに、食いつなぐか、いかに、死なないか、という試行錯誤を
生命は何億年も戦って来たのです。
 われわれ人間の体に「血糖値を上げるホルモン」と「血糖値を下げるホルモン」
があるのはご存知でしょう。
ここで、注目する点は、
血糖値を下げるホルモンは「インシュリン」1種類しかないのに対し、
血糖を上げるホルモンは、なんと5種類もあるのです。
 それ以外にも人間の体は、肝臓や脂肪組織や神経系等に何重にも
「飢餓対策」が織り込まれています。
 絶食で「プチ飢餓状態」に入った体は、「飢餓対策スイッチ」がONになってるので、
効率よく栄養をとりこもうとする状態になってるはず。
だから、絶食の後リバウンドでかえって体重が増えたりします。
 生物としての人間はずっと飢餓におびえており、肥満が問題になるなんて、
長い長い人間の歴史において、今日初めて起った事態です。
今も、世界には「肥満」が「富と美の象徴」と考えられる国もあるようです。
 
 それよりもっと大きな問題は、
今もなお、地球上では、飢餓で亡くなっていく人も数多くあるということです。
「飢餓」の問題を解決したのは、むしろ全人類の一部に過ぎないということ。
 それこそ「Healty」な地球にするために、人類はもっと努力せねば。
 早くカツ丼食いたい、なんて言ってる場合じゃないぞ。
 そんなわけで、今年も「浦和レッズサポータークラブ」の会費と同時に
「ユニセフ」と「国境なき医師団」に少しばかりの協力をしてきます。
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4件のコメント
2010.02.02

ノロわれた夜


 月曜の朝起きて「ん?二日酔い?」
別に前夜飲み会でもなく、おっかしいなーとトイレに行くと「下痢」。
 私、「下痢」がちの事、多いので大して気にせず、外来に。
 と、仕事してるうち、どうもおかしい。
 むかむかして気持ち悪く、おなかも痛い。
 で、トイレに行くと「水様便」。
 これは、ただ事ではないと熱を測ると37.2℃。
 最初のうちは
「月曜日から水様便で困った。」
などとオヤジギャグをかますよゆーがあったのだがどんどん体調は悪化。
 午前中の診察が終わってすぐベッドに倒れこんだ。
 悪寒、戦慄、嘔気、頭痛、腹痛、一人でうーうーうめいてる。
 熱を測ると、38℃!
 これはどうみても 「ノロウイルス」 だ。
今、流行ってんだよねー。
外来にもいっぱい来てるから、その誰かにもらってしまった。
 午後はインターネット受付を締め切り、
外来は副院長に任せて、ベッドでうなっていた。
 それでも午後開始の時点で50人以上の待ち人数だったようで、
大変ご迷惑をおかけしました。
 熱は、38.5℃まで上がり、ずっとうんうんウワ言を言っていた。
 冷たいお茶を2,3口飲んだだけで、一切モノが摂れず、
トイレに行くと便は全部水。
 一晩中苦しんで、悪夢にさいなまれ、今朝になって少し良くなってきた。
 吐き気は無くなったけど、37.7℃で依然出るのは「水」。
 まる一日以上何も食ってないので、体がきついわ。
 また、いい経験をしてしまいました。
以後、気をつけます。
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2010.01.31

エグザイルのCDが見つからない

 最近、よく聴いてるのが有線放送。
 病院を建てるときBGMとして有線放送を入れたんだけど、
そのとき自室でも聴けるようにチューナーをもう一つ買った。
 ほとんど聴いてなかったんだけど、
先日、ハードディスクのオーディオを買って、
それのオーディオ・イン端子にラインを入れておいた。
 有線にはご存知のように、ロック、クラシック、ジャズ、歌謡曲から
ムードミュージック、波の音、鳥の声、さらには
軍艦マーチだけやってるとか、閉店時間の案内とか、アリバイなんてのまである。
 曲も最新のチャートから懐かしい曲までさまざまだ。
 そんな中で、「70年代洋楽」というチャンネルのみずーっとかけっぱなしで聴いてる。
 要するに1970年から1979年までに流行った洋モノの曲ばかりかかるわけだ。
 これが、ハマるんだわ。
 この時代は、わたしの小学校5年生から大学1年生までに相当し、
ともかく、ラジオばっかり聞いてた時代なのだ。
 レコードも聴いてたけど、雑誌のレコード評や、店頭でジャケ買いするような、
経済的余裕はない。
 まずは、洋楽番組をしっかり聴いて情報を集める。
場合によっては、FMなんかで録音してカセットで聴く。
 FM雑誌を買って、録音準備したりしたもんだ。
 「勉強中」と称して自室でずっと音楽を聴いていた。
 聴いてて楽しいのは、シングル盤中心なので、
ずーっと聴いたことない曲なんかも、かかっちゃうわけだ。
 つまり、クラプトンとかツェッペリンとかロックのバンドはほとんどCDを買いなおしてるわけだが、
(Aはエアロスミス、オールマンブラザースバンドから、XTC、イエス、ZZトップまでロックの基本的なバンドは全CDを持ってます)
 しかし、俗に言う「一発屋」やロック以外のポップス、ソウルなんかは持ってないのも多い。
(もっとも「ブルー・スェード」「ジョーディー」「ファースト・クラス」なんて、マニアックなCDも捜して買っちゃったけど。)
 でも当時は繰り返し聞いたので、おおおー懐かしいーーー、となるわけだ。
 有線は曲名を紹介しないけど、大体、必要ないし。
 最近聞いて、むむと思ったのは
「悲しみのヒーロー/へイウッズ」「霧のベイカーストリート/ジェリー・ラファティ」「真夜中のオアシス/マリア・マルダー」「アイム・ア・ウーマン/ヘレン・レディ」「ホット・チャイルド/ニック・ギルダー」「恋のかけひき/ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ」「サン・ダウン/ゴードン・ライトフット」・・・・・
 青春の日々だ。
 イントロを聴いてパッとわかるものもあるが、サビまで聴いておおこれだとわかるのもある。
 中には、メロディは全部歌えるのに何故かタイトルが出てこないでモヤモヤするのも。
で、数日後に、パッとわかったりするのもキモチいいいもんだ。
 アイク&ティナ・ターナーの「プラウド・メアリー」はどうしても聴きたくて、
CDをインターネットで買ったら、今日いきなりかかってしまった。
 ああ、急に「エグザイル」の「キス・ユー・オール・オーバー」が聴きたくなって、
CD捜そうと、ネットで検索したら、どう捜しても日本の「エグザイル」しか出てこねえ。
 ったく、全米チャート4週連続№1だったバンドと同じ名前付けんじぇねえ。
 紛らわしい。
(まあ、ネーミングはどっちもローリング・ストーンズのアルバムタイトルから取ったんだろうが。)
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6件のコメント
2010.01.30

無理するスイミングオヤジ


 昨夜のスイミングは疲れたわー。
 健康のため週3日は水泳を心がけているんですが
そのうち金曜日だけは、スクールなのだ。
 今月のお題は「バタフライ」。
 先日書いたように今週は夜会議なんかが多くて
自由水泳に行けてない。
 年寄りは、ちょっとブランクあるとすぐ体力が低下してしまう。
 一応、スイミングスクールでは「初級」「中級」「上級」とあるうちの
「上級」クラスなのだ。
(でも、実際はたいしたことないけど。)
 メンバーは、40~50代の中年オヤジ3人(歳は私が真ん中)と、女性が一人。
女性は男性のうち1人の奥様だ。
 インストラクターは20代前半の女性!
 ウォームアップのあとバタフライの、キックや、プルの部分練習。
そして、手とキックの両方をつけ25メートルバタフライを何本か。
 はあ、はあ、・・・けっこう疲れたぞ。
「ハーイ、じゃあ、最後に50メートルいってみましょう。
疲れた方は、行きバタフライ、帰りはクロールで。
いけそうな方は50メートルバタフライでいっちゃってください。」
 インストラクターのお姉ちゃんの合図で、
みんな一斉にスタート。
 バシャコン、バシャコン、バシャコン、バシャコン・・・。
 それっ、ターン。
 バシャコン、バシャコン、バシャコン、バシャコン・・・・。
 結局無理してバタフライで戻ってきたのはオヤジ3人。
オバサンはクロールでゆうゆう戻ってきた。
「皆さん、すごいですねー。
じゃあ、今度は25メートルづつ4本をサークルつけてやりましょう。」
 へっ、最後じゃなかったの。
 まあ、1分サークルなら、ゆっくりいけばいいや。
 などといいながら、始まるとオヤジ3人はまた全力ダッシュ。
 バシャコン、バシャコン、バシャオン、バシャコン、バシャコン・・・・
 「皆さんがんばりますねー(にこにこ)。」
 ああ、今度は、男性インストラクターがいいかも。
 体が持たん。
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