ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.09.18

シェフチェンコとタバコ

 
 先日の禁煙学会認定指導者の試験問題にサッカー選手の問題がありました。
「次にあげるうち、禁煙することによって成功したスポーツ選手は誰か。」
という問題で、選択肢の野球選手やお相撲さんの名前のなかに
「ウクライナ出身のシェフチェンコ選手」というのがあって
もちろんこれが正解なわけです。
 多分、サッカー選手はプロ野球やゴルフの選手に比べたら
喫煙率は低いでしょうね。
 まあ、タバコ吸ってたら体が持たないでしょう。
 実はシェフチェンコ選手のことは、今回の試験範囲だった禁煙学の教科書にちゃーんと記載がある。
「ウクライナ出身のシェフチェンコ選手はヘビースモーカーであったが、
イタリアのACミラン移籍を機に禁煙し、サッカー選手として成功した。」
 読んでて、おお、と思ったものだ。
ほかに禁煙で成功したアスリートとして
サッカーの神様ペレと横綱千代の富士が上げられていた。
 シェフチェンコといえばあのロスマノスキー監督率いるディナモ・キエフ時代の
鮮烈な印象が忘れられません。
 レブロフとシェフチェンコの2トップ、強力でしたね。
 確か、90年代後半のチャンピオンズリーグで、バルサをはじめヨーロッパの強豪を翻弄しました。
(ちょうどスカパーで放送が始まった頃で、観てて興奮しましたね。)
 その活躍が認められてヨーロッパの一流クラブであるACミランに移籍したわけだ。
 それまで、ディナモ・キエフ時代は一日にタバコ40本を吸ってたとのことだ。
ウクライナあたりの田舎ではタバコ吸う選手
(っていうか一般的にタバコ吸う人)も多いかもしれないが
ミランとかになるとタバコなんか吸ってるやつは少なくとも選手ではまずいないんでしょうね。
 ところで、シェフチェンコ、その後ミランからイングランドのチェルシーに移籍したが
うまくフィットせず、再びミランにレンタルされてたりしたが、
今シーズンから、またまたウクライナのディナモ・キエフに戻るそうな。
 周りのタバコ吸う人が、また多くなると思われるが、
シュフチェンコ氏ははたして禁煙を貫けるだろうか。

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2009.09.16

禁煙専門医試験受けてきました

 以前、お伝えしてたように、先日ははるばる札幌まで
日本禁煙学会の認定指導者試験を受けてまいりました。
 試験会場は札幌シエラトンホテル。
札幌駅から電車で10分ちょっとです。
 試験は3時半からなのですが、その前に禁煙セミナーを受講しなくちゃいけない。
 これの受付が12時半なので、妻と相談した結果、
昼飯抜きで会場入りすることにしました。
(朝寝坊して朝ごはんが9時近かったのと、実は夕食にもある作戦があったりして・・・・・。)
 11時過ぎに会場入りすると、けっこうヒトがいっぱい。
 何と!みんな勉強してる!!
 オレより年上に見える、いかにもお医者さん風の人が、例の教科書を熱心に読んでる。
しかも、よく見ると本にはいっぱいアンダーラインがあったり、
付箋紙がたくさんピラピラしてたりする。
ほかにも若い人、女の人、みんな黙って真剣に教科書とにらめっこだ。
 すげえ、みんな受験生モード全開じゃん。
 我々といえば、教科書は2人で一冊で、1~2回目を通したけど、
まあ、何とかなるんじゃない、というムードだったので、
この光景には、ちょっと焦りました。
 で、セミナーを聴講。
 その後に試験があるので真剣にノートとりまくります。
この中からも出題されるらしいのだ。
 そして、3時半から試験。
受験番号は152番でした。
 
 問題用紙が配られます。
 うー、緊張する。
 裏返しなんだけど、最後の問題が見える。
 えー、この問題、わかんねー。
しかも第64問。
 そう試験問題は全部で64問もあったのだ。
しかも試験時間は1時間。
ってことは1問1分はかけられない。
「はじめてください。」
の合図で名前書いて試験開始。
 うーん、わかるのはわかるけど、わかんないのはわかんないなー。
(当たり前だ)
 最初は自信があるのには○とか、怪しいのは△つけて保留とかしてたが、
このペースでのんびりやってると間に合わないことがわかったので、
途中からとりあえずガンガン解答書くようにした。
 「30分経ったので、終わった人は退出して結構です。」
 ひええーまだ27問目だ。
 その後、猛ダッシュで何とか最後まで回答し、最初の頃保留してた問題も何とか書いた。
あー、ここやっぱりこっちかも、とか見直しをしてると突然、
「時間です。回答をやめてください。」
その声に、思わず、ビクッとしちゃいましたね。
この感じ、何年ぶりだろ。
 結果は後日、ということだが、まあ、落ちちゃったら、その時はその時だ。
 試験会場の前で1枚。(よく見ると疲れのためか目をつぶってる。)
P9130091_ks.jpg
 さあ、昼飯抜きだったのでハラも減った。
 今回のメイン(?)である、札幌ビール園にゴー!
実はこれが昼飯抜き作戦だった。
 いただきまーす。
このためにはるばるやってきました!?
(さっきとは違い、目がらんらんとしてます。)
P9130094_ks.jpg
 ジンギスカン最高!
P9130095_ks.jpg
 ジンギスカンの100分間食べ放題・飲み放題コースで、
昼飯抜きと、試験終了の開放感で
二人とも食いすぎてしまい、その後しばらく大変でした。

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2009.09.15

祝!連敗脱出

 北海道から帰って、まずテレビ。
例によって、新聞も見ずに試合結果は封印していた。
 早く録画が観たい。
 いやいや、まず風呂ぐらいは、入ってから。
 久々のテレ玉の中継を録画で見る。


 2009年J1第25節
 浦和レッズ  4-1   モンテディオ山形   (埼玉スタジアム2002)
    (前半  2-1)
    (後半  2-0)


 「連敗はいつかは止まります。その日が今日であってくれと思うばかりです。」
 いきなり実況の上野さんの悲痛なコメントから始まったテレ玉の中継。
 うーん、そういや、上野さんがゴーゴーレッズやってる頃は暗かった。
今や、そんなどん底の状況になってしまったのがレッズだ。
 しかし、その暗い影を吹っ飛ばしたのが開始早々のセルのゴール。
ばたばたした山形のディフェンスを強引にこじ開けてのシュート。
このゴールは大きかった。
 その後のPKは多少ラッキーな面もあったがこれまた元気の「強引さ」が実を結んだ形。
 ただ、その後の失点はいただけませんなー。
 なんか、オランダ遠征の日本代表の試合そっくりじゃん。
 そういう意味では細貝のゴールがこの試合最も重要なゴールだった。
それは、時間帯、得点差、そして何より、今レッズが目指してる形からのゴールだったから。
 まあ、ともかく連敗が止まった。
まだ、点差ほどの安定感はないし、今日だってセルのシュートがバーだったりすれば、
細貝のシュートにキーパーがさわったら、勝敗はわからなかった。
 今後は、連勝して、自信をつけること。
そして、他チームにやっぱりレッズは強い、と怖れられるような存在になること。
 で、次の相手は、げ、フロンターレかよ。
むむむ、やりにくい相手だが、
ここは、まあ9月23日のACLに向けて、メンバー落としてもらって・・・。
 そーいや、川崎と鹿島との試合の結論はどーなるんだろ。
あれは、やっぱ、やっちゃうべきだったのでは。
別に雷雨などの危険な状況ではなかったようだし。
川崎が怒るのも無理ないと思いますが・・・。

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2009.09.11

三洋体操についての新しい知見

 
 先日書いた学生時代のアルバイトのブログ、
「三洋電機」で30年前にファンヒーター作ってた話ですが、
その中でサンヨー体操について触れました。
 その記事にコメントを頂きました。
そこに、「三洋体操、まだありますよ。」
との記載に、ためしにインターネットで検索してみました。
(最近はなんでもすぐ調べられていいですねっ)
 すると、何といっぱい出てくる。
 あー、やっぱ、あるんだー。
 しかも、動画もある。
「新サンヨー体操」
 あー、俺たちやったのこれだったかなー、
しかし「新」ってなってるから、我々のは「旧」バージョンかも。
でも意外と、このモデルのヒトの髪型とかジャージが古そうなので、これかもしれない。
 少なくとも、雰囲気的にはこんなやつだった。
 そして、なな何と、オグシオの三洋体操もあった。
オグシオの三洋体操
 これはかなりすごい。
ホンモノだ。
なるほど、そーいやオグシオってサンヨー電機の社員だったっけ。 
 私個人的に北京オリンピックでオグシオファンになったので、けっこううれしいです。
その後解散したんだっけ?
彼女たちも毎日この体操してたのかなー。
いや、社員なら今現在もやってるのか。
 ううむ。
 ちなみに、ウチは「オグジビ」です。
 いや、別に関係ないですけど。

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2009.09.10

疑惑の新型インフルエンザ

 昨日、水曜日の朝、どうも気分が悪い。
 「なんか、気持ち悪いんだけど。」
 と妻に言うと
 「どうせ、二日酔いでしょ。」
 との冷たい返事。
 確かに前の晩は、抗菌剤の講演会で講師としてみんなの前で話をして、
その後、講演会のスタッフとメシ食いに行って、ワインなんかも飲んで、
さらに、バーに行ってちょっとカクテルなんか飲んだりしたが、
スーツ着てネクタイ締めていったので、そんなにバカ飲みしたわけじゃない。
 そもそも、二日酔いのときの気持ち悪さとは、どうも違うようなのだ。
 胃もムカムカしないし、頭も痛くない、
のども痛くないし、セキもハナも出ない、下痢もしてないし、おなかも痛くない。
でも、なんか、体の置き場がないような全身の倦怠感、節々の痛み。
 この感じ、どっかであったぞ。
あ、これだ!
インフルエンザ闘病記
 ということは、新型?
 確かに何人かインフルエンザの患者さんを診察してるし、
マスクとか一切してないので、可能性がないわけじゃない。
 とりあえず、熱を測ると37.0℃。
やっぱ、インフルかも?
 妻に話すと
「えー、新型インフルエンザ!可能性あるね。」
なんか、結構うれしそうだ。
職員も、ニコニコしている。
 ん、この感じもなんか覚えあるぞ。
 そうだ、これだ。
助けて、プーさん
 まあ、これで二日酔いの疑惑は晴れた。
今なら、タミフルもあるし、はっきり言って
この時期にインフルエンザにかかっちゃう、ってのは悪くない話だ。
その後の身の安全が保障されますしね。
 水曜の午後は休診だが、夕方看護学校の講義がある。
熱が上がったら休講の電話して、インフルエンザの検査をしようと思って安静にしていた。
 1時間ごとに熱を測ると
37.1℃、37.2℃、とあがってきたかと思いきや再び37.0℃。
結局37.2℃が一回あったのが最高。
 うーん、微妙だ。
 そんなに、体がキツイわけでもないので、看護学校行って1時間の授業もこなしてきた。
 夜になっても37℃。
 とりあえず、日本対ガーナを観て、フロ入って、メシ食って早めに寝ました。
 ・・・・で、今朝。
今日の秋晴れのように体は爽快!
 何だったのか?
ただの疲れか、風邪だったのか?
 新型インフルエンザに、軽くかかって、ワクチン効果が得られた、
ってのなら相当ラッキーなんだけど。
 残念ながら新型インフルエンザの抗体価測定は
通常の検査項目に入ってないので、確認するすべがありません。
 とりあえず、インフルエンザの人を診察しながら、
身をもって実験するしかない?

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