大型連休が吉と出るか凶と出るか
東京など大都市圏では、新規コロナ感染者の減少が伝えられ、
ロシアのウクライナ侵攻や、知床観光船の事故、
はたまたキャンプ場で行方不明になった女児の手がかりなどが発見されるに及んで
ニュースの優先順位が変わって
何となく、コロナは国民の関心の第一線から消えつつあるが、
田舎はそうでは無いです。
今週月曜日は22人もPCR検査を行い、9人が陽性。
火曜日は検査は11人だったが、8人が陽性。
水曜日は半日で検査数も4人で陽性者ゼロだったものの、
木曜日は7人検査して7人全員陽性という結果で、
陽性率は上がっているような印象です。
しかも、感染経路不明の人、
ノドの痛みだけで熱の出ない人、
若者から幼小児、乳児までの陽性者が目につきます。
陽性者のなかで一番小さい子はまだ3カ月で、
保育園に行ってる兄弟からの感染で
39℃を超える熱が出ました。
幼稚園あたりの年頃では、
マスクや、沈黙、ソーシャルディスタンス
といった感染予防はまず不可能なので
必ず感染が広がります。
子供はすぐ熱が下がる場合が多いですが、
軽症だからと検査をしないでいると、
家族にうつしたりまた、またその大人が会社にひろめたり・・・・。
我々、臨床医にできることは、
感染の芽をいち早く摘み取って、
感染の連鎖を断ち切ることです。
ゴールデンウィークで休みになることで
学校や幼稚園、保育園での感染の連鎖は断ち切られる望みがありますが、
逆に行楽や、会食、イベント参加で感染の輪が広がる恐れもあり
どうころぶか大変懸念されるところです。
今日も周囲にコロナの人はいないが、
土日に幕張でのイベントに参加してきたという若者の
PCR検査陽性を確認しました。
うーむ。
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