ルヴァンカップでシーズンの開幕(後篇)
前篇から続く。
さて、選手入場。
それにしてもお客さんすくない。
ゴール裏でもこんなもん。
カメラはバックスタンドをうつすからいいのだが、メインは・・・
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2020年YBCルヴァンカップ グループステージ第1節
浦和レッズ 5-2 ベガルタ仙台 (埼玉スタジアム2002)
(前半 3-2)
(後半 2-0)
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しかし、今日ここに来た人は幸いであった。
試合開始後わずか9分、レッズに先制点が生まれる。
右サイドの関根のクロスをそのまま蹴りこんだのは新加入のレオナルド。
移籍してきたストライカーが早々に点を取るとは、
なんと幸先のいいスタートだ。
レッズのディフェンスの出足は良く、
ボールを奪取したあとの前線への推進力もある。
そして、18分、今度は2トップのもう一人杉本健勇が、
左から巻き込むような見事なミドルをゴールに突き刺す。
昨年鳴り物入りで移籍してきたが、
なかなかファーストゴールが生まれず
波に乗れなかった杉本だが、今年はいいスタート。
9分ごとに点が入ると、90分で10点か、などとつい浮かれてしまう。
すると9分後では無かったが、17分後の35分にレオナルドがまた山中のクロスから3点目。
3-0はセーフティでしょ。
なんか今年はスゴイぞ、夢みたいだ、と思ったら、
41分にこぼれ球から失点。
あれ、と思ったら、その後1分もたたないうちにまた似たような形から失点。
やはり、夢だった、レッズは今年もレッズだ、と我に返る。
前半終了間際には、頼むからもう早く終わって、という気分。
そして、2分のアディショナルタイムをしのぎ切り、ハーフタイム。
後半へ。
選手が再びピッチに戻る。
次の1点がどちらに入るかでこの試合の流れが決まる。
すると、49分、関根がエリア内で倒されPKを得る。
誰が蹴るのかなー。
倒された関根か、決めればハットトリックになるレオナルドか。
キッカーは杉本健勇であった。
これが決まって4-2。
流れを引き戻し、勝ちパターンになった。
70分には交代で入ったマルティノスがゴールを決めてダメを押す。
これもレオナルドからの丁寧なパスからであった。
今年のレッズはシーズン前のテストマッチでも
得点を多くとっていたが、そのままの流れで開幕を迎えたようだ。
観客数は2万に届かなかったが、みな、来てよかったと思ったはず。
試合は5-2という珍しいスコアでレッズが完勝。
1試合だけ、それもカップ戦、ということでは
これだけで多くを語ることはできないが、
少なくとも、シーズン開幕前のモヤモヤはだいぶ晴れました。
まだ、戦いは始まったばかりですが、
少なくとも、今年もまたここに来よう、との思いを胸にスタジアムを後にする
レッズサポたちであったと思う。
天気とは裏腹に、皆の心の中には春の陽光が差しかけていたのではないでしょうか。
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