スプリング・ブルー
耳鼻科医にとって憂鬱な季節が始まりました。
15日土曜日の朝のPC開くと待ち人数129人。
しかも、7時30分の最初の1分間で50人近く予約ぶち込んでますね。
今年は、暖冬の影響で花粉の飛び出しが早い。
例年、バレンタインデーまでには花粉症のクスリ取りに来てね、
と、説明していますが、
今年はすでに発症した人も多く、
今後、この言い方も改めねばならいかも知れぬ。
まあ、まだ、重症のヒトはいないので、
花粉の注意事項の紙を渡して、説明をし、
以前の検査結果に合わせてクスリを2~3か月分処方して、
じゃあ、頑張ってください、
また、来年笑顔で逢えますように、
といった感じなので、人数のわりには外来は捗ります。
本当に大変なのは、内科で治療してたり、
市販のクスリで何とかしようとして、
症状が悪化し、ガマンにガマンを重ねて、
いよいよダメだ―、とかけこむ患者さんの多い3月中旬からですが、
今年の花粉量が本当に予想通り少なければ、
そのような事態は回避できると思うのですが・・・・。
今、心配なのは、新型コロナウイルス騒ぎでマスクが手に入らず、
花粉症が悪化してしまう人が増えるのでは、というところです。
マスクでウイルスは防げませんが、花粉は確実に防げますので。
だが、新型コロナウイルスのおかげで、
外出する人が減ると、花粉症の人が減るかなあ、
などと、いろんなことを考えたりして・・・・。
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