ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2014.09.21

God saved the Queen

今週、世界中の話題となったスコットランドの独立は、最終的に反対派の多数決で決着しました。

 

 

 

 

詳しい事情はわかりませんが、まあ、ユニオンジャックは保たれたわけで、

青の裏地の紺がなくなって白地に赤の十字にバツではデザイン的になんとなく間が抜けている。

 

4images       無題

 

 もし、これ変わってたら、オーストラリアとか、ニュージーランドなど

英連邦諸国の国旗も変わってたのだろうか。

はたまた、MICHIKO LONDONはどうなっただろうか、などといろいろ考えてしまう。

 

 

 

 

 

 ワタシ的にはユニオンジャックと言ってまず浮かぶのはこれですね。

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昔からサッカーに関してはイギリスは

「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」の4カ国別々でヨーロッパ予選を戦っていたわけで

「北アイルランド代表」のジョージ・ベストや

「ウェールズ代表」のライアン・ギグスは

イギリス人の優れたプレーヤーだがワールドカップ出場経験がない。

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、文明国であるイギリスだから国民投票で決まるわけで、

これが、ロシアや中国だったら戦車が出動してたんだろうなあ・・・・。

 

 

 

 

 

 

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2014.09.07

デング熱

 デング熱はすっかり有名になっちゃったなあ。

 

 

 

 

 代々木公園は閉鎖されるし、殺虫剤や虫よけスプレーは売れまくってるらしいし。

 

 

 

 

 ただ、ワタシの最大の疑問は最初の患者さんがなぜ『デング熱』と診断されたのか?

 

 

 

 

 デング熱の症状は突然の発熱、頭痛、筋肉痛、頭痛、時に発疹。

 

 

 

 

 ワタシも日々医者やってますが、突然発熱し、頭痛があって体の節々がいたい、なんて人はざらにいる。

 

 

 

 

 冬場なら、インフルエンザを調べるけど、この時期はめったに検査しません。

(沖縄は夏でもインフルエンザがあるそうなので、沖縄帰りは要注意ですが。)

 

 

 

 

 

 デング熱はもちろん名前は知ってるけど、まず患者さんを前にして鑑別診断として思い浮かばないなあ。

 

 

 

 

 

 69年間、国内発症はなかったわけですから。

 

 

 

 

 

 本人が海外旅行のあと発症、ってことだったら教科書引っ張り出して何か探すと思いますが、

国内の最初の患者さんは海外渡航歴はなく代々木公園で蚊に刺された。

 

 

 

 

 

 猫にひっかかれた、犬にかまれた、ダニ、ムカデ、

はたまたツツガムシ(!)なんてのは病歴として参考にするけど、

蚊はフツーにみんな刺されてますからまず気にしませんね。

(ツツガムシ病もまだ診たことありません)

 

 

 

 

 

 確定診断は採血して抗体検査が必要、

迅速検査もあるみたいだけど

まずその検査キットそのものが一般に我々が利用する検査センターにもありません。

 

 

 

 

 

 最初の診断を下したお医者さんはどういった経緯で

70年近く1例もなかったこの病気を疑い、どのように診断したのか?

 

 

 

 

 

 死に至る病であれば死後病理解剖して原因究明、ってことですが、

多くは自然に治っちゃうわけなのでその線もあり得ない。

 

 

 

 

 

 謎です。

 

 

 

 

 

 関係ないけど、うちの弟によると彼が数年前ハマっていた、

その名も「Dengue Fever」というバンドがあるそうな。

(どっから見っけたんだ!)

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 カンボジアのバンドらしいが今度CD貸してもらお。

 

 

 

 

 殺虫剤とともに、このバンドにも火がつく、ってことはないだろうなあ。

 

 

 

 

 それにしても「夢遊病でメコン川を歩く」、というアルバムタイトルがスゴすぎww

 

 

 

 

 

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2014.09.06

お手紙

当院に来院された方はご存知と思われるが、8月に2人の実習生がきていた。

 

 

 

 

 

毎年、夏休みのこの時期に受け入れている医療事務の専門学校の病院実習である。

 

 

 

 

 

通常1人だが今年は2人であった。

 

 

 

 

 

2人とも真面目で礼儀正しく、熱心に取り組み、しかもルックスも可愛い♡、

となかなか好印象であった。

 

 

 

 

 

先週、実習への礼状が郵送されてきた。

 

 

 

 

 

おそらく、学校の方から必ず書くように指導されてるのであろう。

 

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ところが、よく見ると裏に何かついてる。

 

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ありゃま。

 

 

 

 

 

表を見ると一通は80円切手で2円不足、もう一通は52円切手で30円不足。

 

 

 

 

 

つまり、一人はこの春、郵便料金が上がったことを知らなかった、

もう一人の子は上がったことは知っていたが封書の料金を知らなかった、

ということですな。

 

 

 

 

 

お互い、ビミョーに惜しい。

 

 

 

 

 

まあ、最近の人は郵便出すことまずないだろうからなあ。

 

 

 

 

仕方ないので郵便局に行って32円払ってきました。

 

 

 

 

 

今後も頑張ってねー。

 

 

 

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2014.08.16

終戦の日

 昨日は69回目の終戦記念日であった。

 

 

 

 

 

 ワタシの父は、太平洋戦争に参加している。

 

 

 

 

 大正8年生まれの父はワタシが高校生の時に亡くなったが生きていれば今年95歳。

 

 

 

 

 大学卒業後、海軍軍医として戦地へ赴いた。

 

 

 

 

 行先はラバウル航空隊であった。

 

 

 

 

 大学卒業、国家試験合格後すぐ軍医になったらしい。

 

 

 

 

 計算すると、卒業がおそらく昭和17年春。

 

 

 

 

 昭和16年12月8日のハワイ攻撃で開戦して半年後である。

 

 

 

 

 父に、生前聞いたところによると祖父が海軍軍医だった関係もあって海軍を志望、

そして航空医学に興味があり、と希望を出したらしい。

 

 

 

 

 

 そんなわけで、航空母艦へ搭乗予定だったが

そのまさに直前の昭和17年6月にミッドウェー海戦があり日本海軍は主力空母4隻を一挙に失う。

 

 

 

 

 

 その関係で勤務先が空母ではなく海軍航空隊の主力基地があるラバウルになったときいている。

 

 

 

 

 父は生前、戦争のことはあまり語らなかった。

 

 

 

 

 空母「翔鶴」を実際に見てその大きさにびっくりしたとか、

「二式大艇」に乗ったことがあるとか、

そういった話はちょこちょこ口にしたが戦闘の話はほとんどしなかった。

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 多分、思い出したくない悲惨な体験をたくさんしたのであろう。

 

 

 

 

 多くの仲間が傷つき、命を落としていくその現場に

新人医師として毎日のごとく立ち向かい、

基地に敵戦闘機ロッキードP-38の空襲があり

自らも機銃掃射で危うく死にかけたこともあったらしい。

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 もし、時代が別のシナリオを用意していたら、ワタシも海軍軍医になったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 戦後69年間、日本は一人の戦死者も出していない。

 

 

 

 

 

 父が生まれた大正世代は男子の7分の1が戦死している。

 

 

 

 

 

 

 もちろん、大戦末期には空襲などで戦闘に関与しない何十万人もの民間人の命が奪われている。

 

 

 

 

 

 

 我々は戦争のないことの素晴らしさをよく理解しないといけませんね。

 

 

 

 

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2014.08.03

長い名前の会で講演してきました

 先日「小教研保健安全部会並びに小中教研養護教育部会合同研修会」で講演してきました。

 

 

 

 

 

 名前、ながっ!

 

 

 

 

 

 しかも「小教研」「小中教研」も多分、何かの略だから正式名称どんだけ長いんだ。

 

 

 

 

 

 まあ、要するに小中学校の保健の先生の研修会みたいなものらしい。

 

 

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 いただいた「お題」は「耳鼻科疾患と学校での対応」。

 

 

 

 

 

 オープニングスライドは毎度「埼スタ」で恐縮です。

ホントはちゃんとスーツ着てネクタイしめるつもりだったのだが、

当日朝出発前、あまり暑いのでメゲてやめました。

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 保健の先生方なので女性ばっかりでウレシいやら緊張するやらでした。

あまりお顔じっと見るのも失礼なので視線は泳いでおりますが。

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それにしても、皆さん真剣です。

 

 

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 2時間もお時間をいただいたので、100枚近くスライドつくって大変でした。

 

 

P8010023

 

 なんとか無事終了。

 

 

 

 

 

 暑い中お越しいただき、聴いていただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 ご意見、ご質問あればお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 今週は火曜日「ザ・ドランカーズ」で新曲3曲、金曜日「北朝鮮飯店」で新曲3曲、

その間に東京での同窓会と埼玉スタジアムと日赤カンファレンスが入り、

そしてこの講演会の準備と誠に多忙な1週間でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014.08.02

北仲通の夜店まつり

北仲通りは今週水、木、金と夜店祭り。

P7300011

当院の前は交通規制になり歩行者天国に。

 

 

 

 

 

けっこう人出が多くてびっくり。

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犬の散歩に出られん。

 

 

 

 

 

 

まあ、にぎわってよいことだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝見てみると医院下の駐車場に椅子が並んでる。

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どうも、昨夜の急な雷雨のため医院下に避難した人たちが

我が家のガレージにあった椅子を勝手に持ち出して雨宿りをしていた痕跡の様だ。

 

 

 

 

 

あるいは、そのまま飲み会してたのか。

 

 

 

 

 

いいけど、せめて、椅子は元のとこに片付けろよ。

 

 

 

 

 

 

 

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2014.06.27

つぶやき

耳鼻咽喉科の外来は子供が多いので、

子ども向けのポスターなどが貼ってある。

 

 

 

 

 

診察室の出入り口にあるこのポスターも子供たちに人気である。

 

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先日、診察が終わって

しばらくこのポスターを見つめていたある子供が

帰りしなにつぶやいた。

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「・・・・きんたま。」

 

 

 

 

 

 

「!??????」

 

 

 

 

 

 

 

 

これか!

 

 

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2014.06.22

父の日

父の日は先週でしたが、週末帰省した娘から、

父の日のプレゼントをもらいました。

 

 

 

 

「納豆箸」。

 

P6210029

 

なぜ、納豆箸なのかは、説明はないが

発泡スチロールの容器を破らずに

納豆を十分かき混ぜることができる、という発想らしい。

 

 

 

 

 

銀座のお箸の専門店で見つけたそうだ。

 

 

 

 

 

毎朝、納豆食べる納豆好きの父ちゃんのために、ということだ。

 

 

 

 

 

うれしいじゃあありませんか。

 

 

 

 

 

 

早速、手近な納豆的なものをつまんでみる。

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2014.06.06

今日は6月6日

昨日から梅雨に入って今日は雨がざんざか。

 

 

 

 

 

梅雨に入りジメジメしてうっとおしい。

 

 

 

 

 

昼休みの検診に行くのも気が重い。

 

 

 

 

 

今日は6月6日か。

 

 

 

 

 

 

ワイパーを動かしながら学校へ向かう中、ふと頭にある画像が浮かんだ。

 

 

 

 

 

 

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気になって、帰ってインターネットで確認するとやはり6月6日であった。

 

 

 

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6月6日は雨がざーざー降っていいのだ。

 

 

 

 

 

暗い空から雨は依然、やまずに降ってるけど、

うっとおしい気分はちょっとだけ晴れた。

 

 

 

 

 

 

 

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2014.06.03

ナビスコ予選最終戦も勝利

前回でファンになったキッチンカロリー。

最近、トンカツ食い過ぎで体重増加気味なのと

今回はまあ、消化試合なのでより消化の良い(?)ヒレ焼肉定食で。

 

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2014年ヤマザキナビウコカップ予選リーグ最終節

 浦和レッズ   5-2    名古屋グランパス (埼玉スタジアム2002)

    (前半  2-1)

    (後半  3-1)

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全国的に真夏並みの暑さだが、埼玉県が最も暑いらしい。

昼間が長い季節で午後3時でも影はまだ短い。

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前節ですでに勝ち抜けを決めたレッズに対しグループ3位につける名古屋グランパスは

2位の甲府が今節試合ないため、

この試合に勝てば、自力突破、負ければ敗退決定、引き分けなら他会場次第、というわかりやすい状況。

 

 

 

 

 

当然、がんがん来るだろうと思ったが・・・。

P6010012

 

 

 

 

 

これが、意外とちぐはぐであまり有効な攻撃にならない。

 

 

 

 

 

ワンタッチ、ツータッチでテンポよくボールを回すレッズの方が

チャンスは多く、前半17分に柏木のボレーが決まり先制。

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その後、追いつかれるも、40分に李忠成のゴール再びリード。

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ハーフタイムの他会場の結果を見ると柏レイソルがリードしており、

名古屋はこのままでは引き分けでは敗退だ。

P6010029

 

 

 

 

しかし、後半レッズが追加点。

 

 

 

 

 

この試合でレッズを離れる原口に槙野がこの位置からのフリーキックを譲ったが

そのシュートをセーブした楢崎のこぼれ球を槙野が決める。

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しかし、その後また失点、1点差になるが・・・・

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再び李のヘッドで突き放す。

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関口のダメ押しのゴール5-2の快勝。

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今年のレッズらしくない大味な試合になったが、

ナビスコ最終節も勝って気持ちよくワールカップの中断に入る。

 

 

 

 

 

 

 

そして、試合終了後、ヘルタ・ベルリンへ移籍する原口の激励セレモニー。

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関根が花束を。

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そういえば、原口の初ゴールはアウェイの名古屋戦だった。

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挨拶後場内を1周する原口に観客席から次々にタオマフが投げ込まれるが、

いちばん最初に投げ入れたのはアウェイ席から名古屋サポが投げたものだった。

 

 

 

 

 

スタジアムを左回りに回るので最初にアウェイ席の前を通るのだが、

この行為にスタジアム全体からどよめきと拍手が起こった。

 

 

 

 

 

 

このグランパスのサポ、空気読んだ、イイ奴だなあ。

 

 

 

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そんなわけで、ナビスコも気分よく中断に入った。

 

 

 

 

 

 

帰ってきて、妻に、

いやあ、レッズにとっては消化試合で名古屋の方がモチベーション高いはずが

5-2で大勝だったよー。

と話したら、

 

 

 

 

 

ここ一番の戦いはいつも負けるけどプレッシャーかからない試合には強いわね。

といわれてしまった。

 

 

 

 

 

ううむ、そこであったか・・・・。

 

 

 

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