2016.03.24
花粉症かも、ということで来院する方は多い。
花粉症は、生まれつき発症することはなく、ある年突然発症する。
そして、その後は一生つづく。(-_-;)
体質的なものは遺伝的素因が高く、両親が花粉症であれば発症の可能性はかなり高い。
それでも、体が反応するにはそれなりの「抗原曝露」が必要になるので、0歳、1歳での花粉症はまずありえない。
2歳、3歳はビミョーだが、4,5歳になると花粉症の子が増えてくる。
花粉症は典型的なものは鼻粘膜の様子からアレルギー性鼻炎と診断できるので、
我々耳鼻科医はまず「視診」で診断。
確定診断は血液検査による。
スギ花粉症であると思っていても、ハウスダストだったり、
あるいはまったくアレルギー抗体価がゼロの人もいる。
大人のヒトで長年花粉症と思いこんでいたら違ったという人もいる。
想像妊娠があるから想像花粉症かと思うが、
これは「血管運動性鼻炎」といい、決して気のせいではない。
いわばハナの過敏症みたいなもので広い意味ではアレルギー性鼻炎に分類されるが厳密には違う。
翌年以降は、その血液検査のデータをもとに診察をすすめる。
血液検査のスコアは0~6までなので、
0は陰性、1は弱い、2はやや弱い、3は平均、4はやや強い、5は強い、6は非常に強い、
と判定できる。
花粉症の症状は一般にその人の体質の程度(すなわちスコア)と、吸い込む花粉の量によって決まる。
ただし、スコアは大人では大きな変化少ないが、
子供では変動するので、(一般には増加、あるいは新たな項目が加わる)ので症状に応じた再検査が必要である。
小学生のAくん(9歳)は3年前の6月に当院で調べたデータでは
スギ、ヒノキ、ハウスダスト、イエダニ、その他草の花粉類もすべて陰性。
今のところ、アレルギーはないですね、ということだった。
今年、どうも怪しいので再検査したところ、
スギ花粉のスコアが0から一気に最高値の6になっていてビックリ。
逆転有罪の判決、となってしまった。
そんなわけで彼には「クラス6」の人向けの薬を処方、生活指導をした。
花粉症疑いのヒトは血液検査をお勧めします。
内科の先生でも血圧も測らずに高血圧の治療はできませんからね。
2016.03.23
我が家の電子レンジが、いよいよ不調となったので、先日新調。
それまでもレンジが「非力」なため、例えばコンビニ弁当にアタタメ時間3分と書いてあれば
3分20秒くらいに設定して使うように、と妻に指示されていた。
それが、このところますますパワーがなくなっていっこうにあたたまらないため
妻が息子とヤマダ電機に行って買ってきた。
小さい!
そして、パワフルだ。
スーパーのマーボドーフをあたためたらアツアツであまりにも美味しくて感動した。
なんと値段は3万円台で、それでも高い方の機種を買ったという。
1万切るのもあるという。
最近、バカ高い医療機器の値段ばかり見てたからそんな話を聞くとアタマがくらくらする。
こんなことなら、もっとはやく買えばよかった。
実は年式によっては下取もあり、
古いものもタダで処分しますよといわれたそうだが、
どう考えてもあまりに古すぎて引き取りに出すのも恥ずかしいのでこっそり不燃ごみに出した。
子供に訊くと新しい電子レンジ買った記憶がないということは、まさか20年以上前のもの??
気温はあたたくなってきたが、新しい電子レンジで、アタタメが楽しい今日この頃。
ちなみに妻がこのレンジで何か新しいレシピに挑戦するという気配は、今のところありません。
2016.03.22
暖かくなり、テレビではしきりとサクラの開花の便りを告げている。
桜の便りをきくと、春が来たとか、別れと出会いの季節だ、とか、花見で飲むぞーとか
ヒトそれぞれいろんなことを連想するものだが、
耳鼻科医の耳には「サクラが開花しました」は「ヒノキのシーズンが始まります」と聞こえる。
年による時期の差はあれど、サクラの花を基準にすると目に見えない花粉情報も見えてくる。
一般にサクラの開花とヒノキの飛散開始はほぼ同時、その後サクラ満開のころにヒノキ花粉は飛散のピークを迎える。
一方、ウメの開花とともに飛び出したスギ花粉はサクラの開花を境に徐々に飛散量が減り、
サクラが散ってしまえば、ほぼ終了である。
ヒノキの花粉はその後もしばらく飛び、4月末頃に終焉を迎える。
昨日の連休の影響で、今日は午前午後で277人の来院。(T_T)
苦しい日々が続くが、でも、季節は少しづつ進んでいる。
咲く前から、早く、サクラ、散らないかしら、・・・なんて。
2016.03.21
日曜日のゲームなのだが、大阪出張だった関係で帰って観戦。
帰りの新幹線でスカパー・オン・デマンドで見るというプランもあったが、
イヤホンで聞いてておもわず車内でイキナリ声あげてもヤバイので 帰ってからの観戦とした。
新幹線ではコレでゲンを担ぐ。
で、帰って、風呂入ってから夕食がてら録画観戦。
さすがにあの串カツでは薄いので、持ち帰った駅弁。
56歳男子が夜11時過ぎから食べるにはかなりヘビー、不健康極まりないが、
レッズのためとあらば仕方がない。
でも、ウマかった。
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2016年J1第4節
湘南ベルマーレ 0-2 浦和レッズ (BMWスタジアム)
(前半 0-1)
(後半 0-1)
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平塚スタジアムは1,2回行ったことがあるが、最近はBMWスタジアムという名前になっている。
15000人そこそこのこぢんまりしたスタジアムなので BMWというよりは
suzukiの軽自動車みたいなイメージなんだけど。
レッズ戦とあって、ぎゅうぎゅうでしたね。
カツ食いつつ(ビール飲みつつ)キックオフ。
湘南は、ともかくよく走る。
これがチョウキジェ監督のスタイル。
どこか、オシム時代のジェフを彷彿とさせる。
しかし、個々の技術はやはりチーム力の差である。
運動量が多く、ポッゼッション率も高いのならいいが、
運動量が多くポゼッション率が低いのはツライ。
攻める浦和は李忠成の今季初ゴールで41分に先制。
相手に当たってコース変わってラッキーだったけど、良いシュートでした。
後半、興梠が2試合連続となるゴールを決めて勝敗をほぼ決定づけた。
・・・・・で、そのあと、寝てしまって、起きたら試合終わってた。(#^^#)
朝早くから大阪まで日帰りして疲れたからなあ。
ネットとか見ると、無難に勝ったようで、まあ、ヨカッタ。
2016.03.20
連休初日(世間的には3連休中日)の20日は大阪まで禁煙学会のセミナーを聴きに行ってきました。
朝6時40分足利駅。今日は天気よさそうだ。花粉飛びそうだ。(ワタシは花粉症無いのだが。)
この時間の両毛線は「小山」ではなく、「黒磯行き」なんだ。
「乗り鉄」としてはやや興味あり。
小山で乗換。
やまびこ。3連休とありほぼ満車でした。
そして、のぞみで大阪へ。
遊びに行くわけではないが、新幹線でコーヒーを飲みながら本を読むのは至福の時間。
「出張族」をウラヤマシイと思うゆえんである。
ちなみにブックカバーは愛用の「浦和レッズ文庫本カバー」(^^;)
セミナー前にランチ。大阪に来たら必ずといっていいほど、コレだ。
ところで「ぼてぢゅう」のローマ字表記は「BOTEDYU」なのでは?
メニューもいつもの「ミックスモダン」。セミナー前なのでビールはナシ。
会場は大阪国際会議場。
10階ですね。いろんな催しあるなあ。一番上、何だろ?
10階、眺めいい、天気もいい。
ココです。
というわけでみっちり3時間聴講。いろいろ、勉強になりました。
帰路につきます。予定より一つ早いのに乗れた。
N700系。
ホッとひといき。帰りはアルコールありで。
富士山を通過するころは真っ暗で見えなかったけど。
レッズの試合日なので、勝利のため、一応こんなものも。
ビミョーな駄菓子感がステキ。
そんなわけで、10時半帰宅。その後風呂入って録画したサッカーみます。