2015.12.28
先週末26日(土)は2015年のおぐじび忘年会でした。
開場に先立ちライブの仕込み。
それにしても午前中の診察、混雑が予想されたが100人ちょいでおさまったのでナントカ1時半に終了してよかった。
セッティングし、音出し、リハーサル。
場所はメゾン・ドゥ・グレイス、もとは結婚式場のチャペルだった。
次第に、会場の準備も整ってきました。
ひそかにベースの練習をするリンダ氏。
今夜はともに頑張りましょう。ともに「正装」で臨みます。
家族も数か月ぶりに全員集合。
さあ、パーティー開始です。
最初は岩谷家ファミリーバンド「カセットコンロ」。
しかし、眠くてぐずる妹の茜里ちゃん。
やむなく抱っこで落ち着いたが
会場がもとチャペルなのでその姿はさながら聖母子像であった。
続いて、「キャラメルハニー」。
今回は北朝鮮飯店からワタシと長瀬さんが2曲ほどサポート。
当日ぶっつけでしたが、楽しく演奏できました。
さあ、だんだんノッテきました。
つづいては足利日赤耳鼻科のS部長の出し物。
スライドショーと替え歌カラオケ歌唱ですが、
内容は過激な情報を含んでいるため詳細についての外部公開を禁じられております。
オモシロカッタ。
そして、メインは「北朝鮮飯店ショー」。
今年のテーマは昭和歌謡といえば、の「ザ・ベストテン」。
「ザ・ベストテンのテーマ」でオープニング。
司会は久米宏役、キプレス高林、黒柳徹子役、シングレア安部でお届けします。
第10位は「異邦人/久保田早紀」。
第9位「危険なふたり/沢田研二」
危険なのは一人だけ。
第8位「白い蝶のサンバ/森山加代子」
第7位「ルージュの伝言/荒井由実」。
第6位、第4位は都合によりカット。
アコースティックギター「久保田クータン」
キーボード「アヤちゃん」
ドラムス「長瀬テルちゃん」
ベース「リンダさん」
第5位「経験/辺見まり」。
ショーグン様がお尻を触るのを「やめて~」と逃げるケイコの図。
そして第3位「天城越え/石川さゆり」
リンダさんの歌うこの曲は今回のハイライトでもあったのだが、ナゼかワタシがギター大ミス。
普段はこの曲だけは酔っぱらっても、目をつぶっても弾けるはずだが、心に油断があったのか・・・・。
ともかく、痛恨の大失敗であった。
第2位「1986年のマリリン/本田美奈子」
この曲も好きな曲、こっちははバッチリ。
そして第1位「ヤングマン/西城秀樹」
会場の盛り上がりも最高潮に。
「Y.M.C.A.」の部分は、例によって「K」(北)
「C」(朝鮮)
「H」(飯)
「T」(店)
「♪ 核があれば、やりたいこと、なんでもできるの~さ。」
そして、アンコール、「ザ・ベストテン」なので一応「スポットライト」のコーナーということで
最後にお送りしたのは「赤いスイートピー/松田聖子」。
紅白の大トリもこの曲、ということは我が軍の機密がNHKに漏れている?
しかし、これはNHKも読めなかったであろう、
2コーラス目からなんとルチアーノ・パパロッティ・オペラ・バージョンに。
とんでもねー。アヤシスギル。
今年も悪ノリのおぐじび忘年会。
こんな姿で閉会の辞を述べる院長もなかなかないもんだが、
皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?
また来年もよろしくお願い致します。
2015.12.22
年末で毎日忙しい日が続きますが12月23日(水)は天皇誕生日で祝日、休診。
そして、その次の24日(木)ですが、臨時休診となります。
日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会のためです。
こんな時期に学会があるのは異例中の異例だが、
そのわけは以前書いた通り
「11月の嵐」←クリックして参照
お忙しいところ恐縮ですが、ご了承ください。
クレームは「嵐」へ。
2015.12.20
年末のクソ忙しい合間を縫って映画見てきました。
これではない、こっちはその日はまだ、公開前だったので今度見ます。
今回見たのはコレ。
我々世代は「ダブルオーセブン」ではなく「ゼロゼロセブン」の方がなじんでいる。
1964年の日本初公開当時は「ドクターノオ」の邦題は
「007(ゼロゼロナナ)は殺しの番号」であったこと、覚えてます。
ポスターに「メクラ」とか書いちゃってる時代だったんだなあ。
ボンド映画といえば、メカと、美女と、レスラーみたいな悪役と、世界各国のロケと、アクションシーンである。
今回映画館に足を運んだ理由の一つはランドローバーが活躍するという情報があったから。
13年乗ったワタシのランドローバーもそろそろ買い替えかと思っており。
しかし、残念ながらボンドカーではなく敵の乗る車であった。カッコよかったけど。
今回、ボンドカーはやはり、アストンマーチン。かっこイイ。
ボンドカーといえば何といってもアストンマーチン。
大英帝国のMI-6の「公用車」ともなればやはりこれ、ロータスエスプリはまだしもBMWはさすがに違和感があった。
しかもメカ付き。
そして、メカといえば腕時計。
ワタシなどはこのイメージにあこがれ、大人になってからサブマリーナを手に入れもう四半世紀愛用しいる。
だが、1990年代からオメガに代わり、今回もシーマスターであった。
ベルトのデザインに過去作品に対するオマージュが感じられる。
(ネタバレになるが文字盤が赤く光るシーンも)
そして、ボンドガールは今回このヒト。
なんか、目が離れてるし体格も良くちょっとワタシのボンドガールのイメージとは違うが・・・。
やはりボンドガールのイメージといえば第一作、ウルスラ・アンドレス。
(以前はアーシュラ・アンドレスと表記されていたと思う。)
そして、ベストは「ロシアより愛をこめて」のこの方。名前知らないけど。
(「ロシアより愛をこめて」の公開当時の邦題は「007危機一発」
映画会社が「危機一髪」をあえて「一発」とシャレたことでこちらが浸透し
我々世代には「五里夢中」(正解は霧中)、意味慎重(正解は深長)とならんで
受験漢字テストの間違いやすい設問リストに加わっていた。)
まあ、イマドキの美人なのかも。
だが、ボンド映画といえば
クルマと美女を所有したい、といったかつての男子のあこがれや欲望を具現化してみせた映画であるが、
最近の若者はクルマには興味ないし、時計はスマホで時間みるし、
彼女いなくてもAKBやアニメでいい、なんていう男子が多いみたいなので、
ひょっとすると007は前世期の遺物なのかもしれない。
もうひとつ、ワタシを映画館に導いたのはタイトル。
「スペクター」といえばかつての「悪の組織」。
スペリングが「SPECTRE」で米国式の「~ER」ではなく英国綴りの「~RE」
になってることに納得。ヤハリ「女王陛下」の007なのだ。
かつては「ショッカー」や「死ね死ね団」や「虎のあな」のような「悪の組織」があって
ヒーローはこれと戦ったものだ。
今回それを期待したが、ちょっとイマイチであった。
そういえば、ジェームズ・ボンドも渋すぎて何となくセクシーさにかけるっちゅうか。
ちょっと、ジジイすぎですかね。
まさか、007マニアの高齢化に対応している?
まあ、なんだかんだ言いましたが面白かったです。
師走の毎日の忙しさをしばし忘れて
安心してハラハラドキドキできる娯楽映画の王道でした。
ところで同時上映で気になったコレ。
これって、「0011ナポレオンソロ」のリメークでは。
1960年代半ば007を皮切りに空前のスパイブームがあったわけだが
映画の007シリーズに対してテレビでは「スパイ大作戦」とこの「0011ナポレオンソロ」が大人気であった。
「スパイ大作戦」は原題の「ミッション・インポッシブル」で映画化され、
オリジナルとは、全然違う内容になり賛否両論であったが、こっちはどうなんだろうなあ。
この際、ちょっと見たいかも。
2015.12.12
昨夜は、お世話になってる赤ペケ病院耳鼻科の忘年会。
2次会は例によってE-1グランプリと称す演芸大会。
昨年の覇者T先生から審査委員長へチャンピオンベルトの返還。
今年も各選手が様々な芸を披露。
ワタシもゲストで歌わせていただきました。
実は、毎年STのあすかちゃんと「コクレア」というユニットで演奏をしてましたが
今年は彼女がなんと学会のためメッセージビデオのみを残し宴会には不参加。
コノヤロヽ(`Д´)ノプンプン
ピンでやらせていただきました。
曲は先週「王様」を聴いてやりたいと思った「Smoke On The Water」。
日本語ではなく英語バージョンですが。
キング・クリムゾンの「エピタフ」も考えたが、曲調、知名度でパープルに。
1曲だけのつもりが、Y氏のリクエストでもう1曲「Happy Xmas」もやっちゃいました。
なんか手前の人ノッてますね。
さて、演芸の方は去年よりレベル上がったような印象。
準優勝はE先生のテーブルクロス・パフォーマンス。
先輩のM先生の衣服をはぎ
その胸にいわゆる「スッポン」を圧着
その上に板とクロスとグラスを置き
お見事!
これは、新婚のご主人で練習したという。
結婚してまもないご主人を実験台にし、
本番では上司を脱がせて道具に使うという彼女、ナカナカです。
そしてグランプリはそのテーブル台になったM先生のビヨンセ!
コレは、グロイ。(>_<)
昨夜は酔っぱらっていたが、あらためてみるとスゲエ。
なにはともあれグランプリ返り咲き、おめでとうございます。
審査を無事終えホッとする審査員グループ。
そんなわけで、楽しい年の瀬はずんずん進むのであった。
それにしても、このショット、はまりすぎですね。
2015.12.11
日曜日に「王様」観た後は、今度は別の「王様」。
「キング・クリムゾン」といえばロックの大御所中の大御所。
今まで、たくさんのロック・マニアと話してきて
「ガンズ・アンド・ローゼス」「ジュ―ダス・プリースト」といった若手バンドはもとより、
「クイーン」や「ディープ・パープル」を批判する人もいるが、
「レッド・ツェッペリン」と「キング・クリムゾン」を否定する人にあったことがない。
ところで、今回はチケットは公演によって違うピクチャーチケットなのだという。
最近は、ぴあやローソンなどの切符的チケットばかりなのでこういうのはちょっとウレシイ。
これは、おそらく化学の「周期表」をモチーフにしてますね。
ところが、調べてみると他の公演日はこんなチケットで、それに比べるとオレのはなんか地味で外れだなあ。
銀座で妻とショッピングのあと一人渋谷のオーチャード・ホールに向かう。
シャツは「太陽と戦慄」にしてみました。
オーチャード・ホールはクラシックのコンサートでは何回も来た。
でも、ロック・コンサートで来るのは初めてですな。
たしかにロックの雰囲気ではない。
さて、場内は写真撮影禁止、
しかし、講演終了後ベースのトニー・レヴィンがカメラを構えてこのポーズを取ったら撮影OKというルールであったので
ここからの写真はすべて講演終了後です。
このショットではややわかりにくいが
ステージには前に3台のドラムセットが置かれ3人のドラマーが叩き、
その後ろに段があってサックス&フルート、ベース、ギター&ボーカル、
そして一番右手にロバート・フリップ御大がレスポールを抱えて
コンピューターと電子機器の横に座ってる、という構図。
そう、これはマエストロ・フリップ氏の「オーケストラ」なのである。
だから、「オーチャード・ホール」で全く正解なのだと思った。
最近はインターネットで前日のセットリストなども知ることができる。
オープニングの「Peace-An End」は、同じ。
だが前日は2曲目で「21世紀の精神異常者」をやってたので2曲目の時に、お、違うな、と。
3曲目の「エピタフ」は同じ。
いわずとしれたロック史に残る名曲中の名曲である。
オリジナルのボーカルは美声のグレッグ・レイクだが、このボーカルも雰囲気でてます。
先月のエルトン・ジョンはラジオから流れる曲に親しんだナンバーだが、
キング・クリムゾンはともかくレコードで聴きこんだアーチストである。
ただ、ワタシにとって「Red」(もしくはライブアルバム「USA」)までが、
いわゆる本当の「キング・クリムゾン」であり、
再結成の「ディシプリン」からの3部作も好きでアルバムも買ったが、まあ、別物。
その後の作品はほとんど聴いてない。
だから、知らない曲もあるが、会場に来ているファンも
おそらく、ワタシと同じタイプのファンが多いのでは。
新曲が数曲続いたあと「Easy Money」のイントロが始まった時の会場の盛り上がりがそれを感じさせた。
そして、そのあと「Red」。
代表曲のひとつでありワタシの大好きなナンバーだが、
実は昨日、一昨日のセットには、コレはいってなかった。
ラッキー、と思った反面、
ひょっとするとその分、何か重要なナンバーがカットされるのでは、と一抹の不安が。
しかし、その後、ラストにかけて
「太陽と戦慄」「クリムゾン・キングの宮殿」「21世紀の精神異常者」と怒涛の名曲の数々。
ああ、もう感動で、泣きそうだ。
21世紀になって「21世紀の精神異常者」をナマで聴けるとは。
(今はこの曲の邦題は「21世紀のスキツォイドマン」らしいけど。)
アンコールのラストが「スターレス」だったのも良かった。
フリップ王(翁?)に、感謝。
さて、9時半前に終わったので終電間にあったが、この時間の急行は館林どまり。
普通列車の乗り換え、ギリギリ今日中に帰宅しました。