ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.06.18

老人病と加齢性変化

先日もNHKで老眼の話をしていた。

40台を過ぎると遅かれ早かれ誰にでも現れる加齢性変化であり、

かくゆうワタシも、最近は顕著である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かねてから「老眼」という名称は良くない、と思っていた。

誰でもなるんだから、もっと別の名前の方が良いんじゃないか。

「シルバー・アイ」ではヒーローものみたいだから

「アダルト・アイ」なんてのはどうか、などと思っていましたが、

最近は「老眼鏡」という言葉もマイナスイメージなので

「リーディング・グラス」と呼ぶらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳鼻咽喉科領域でもかつての「老人性難聴」は

近年「加齢性難聴」と言い換えられることが多くなったようです。

患者さんへの説明にストレスが無く、助かります。

いっぽう、鼻粘膜の水分吸着能低下によりサラサラの水パナが出る

「老人性鼻漏」「老人性鼻炎」は現在までのところ

「加齢性~」という呼称は聞いたことが無いので、

ちょっとためらいがちに病名を告げます。(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他には、年齢とともに声帯の緊張が低下し、かすれ声気味になる

「老人性喉頭」と呼ばれる病態や、

のどの協調運動や感覚神経の鈍麻による誤嚥などについても

「トシのせい」という言い方は身も蓋もないので、

「年齢を重ねることによりおこる変化です」

などということが多いですね。

この言い方はまことに具合がよろしい。

結局は同じこと言ってるんですけど、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今後高齢化社会になるにつれ、

こういったケースは増えてくると思いますが、

こっちがもう老人になってきてるので、

もうちょっとすると

「〇〇さん、こりゃ、トシのせいだ。

オレも最近、そうだけど、まだあんたの方がマシだ。」

「そうかい、センセももうトシだかんな、がははは。」

なんて感じで、あまり説明に気を使わなくても済むようになるかな。(^^;)

まあ、そんなに長く医者続ける気もないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.06.12

犯人は副鼻腔に

 一ケ月前からセキが止まらない40代男性。

内科で加療するも改善せず。

タバコを20本も吸うので、その影響もあるかと思ったが、

ハナの奥を見てみると、

 

 これは、ハナの突き当り、上咽頭から喉の方を覗いた構図。

画面中央左から右に見える白い線は、後鼻漏です。

つまり、ハナから喉の方へ膿が流れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに上にたどるとその白い線は上の方へつながっていて、

副鼻腔から流れているのがわかります。

だが、鼻腔には鼻汁はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レントゲンを撮るとこんな感じ。

右側が真っ白、右上顎洞炎、いわゆる蓄膿症です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この方のセキの原因は、花粉症に続発した副鼻腔炎。

注意するべきは、花粉症のシーズンは終わっていて、

鼻汁も出ないし、ハナのつまりもなく

本人からはまったく鼻症状の訴えが無いこと。

以前も「セキはどこから」で書きましたが

内科でこれを診断するのはかなり難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この方は60代の女性、風邪のあとから声がれが続くことで受診。

この方も内科で加療。

喉の奥を見ると、膿性のタンがイッパイ。

声帯も真っ赤に腫れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、そのタンをたどっていくと、やはりハナから落ちてきている。

レントゲンを撮ったら、こんな感じ。

左上顎洞は膿がたまって真っ白、

右側も粘膜肥厚を認めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 診断は、副鼻腔炎による喉頭炎。

この方も、鼻症状は何にもないので、ハナが原因とは夢にも思わず、

診断をきいてビックリされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 口に入ったものは食道に行く、

ハナから来たものは気管に流れる、

なので、セキや、声がれなどの症状の原因が副鼻腔にあることは、

大人子供を問わずたいへん多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特に、花粉症のあとのこの時期は、毎日毎日こんな感じ。

花粉症の置き土産、といった感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 多くは抗生剤等の治療で良くなりますが、

難治性の場合はハナから針をさして洗浄する「シュミット」が必要な場合も。

診断までが長引くとそのようなこともしばしばあるので、

ご注意ください。

 

 

 

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2019.06.10

6月27日木曜日は学会のため休診です。

 ちょっと先の話ですが、

今月末、6月27日木曜日は休診になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年この時期の耳鼻咽喉科臨床学会、今年は名古屋です。

 

 

 それにしても名古屋人は、名古屋城、好っきだなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 27日28日開催ですが、27日のみ聴いてきます。

そんなに休診にもできないので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳鼻咽喉科臨床学会は、毎年梅雨の真っ盛り。

下関で大雨避難勧告にあったり、

甲府まで行ったが一回も富士山拝めなかったり。

そういえば、去年は横浜で、異例の早さの梅雨明けだったっけ。

まあ、今年も雨でしょうけど、ひつまぶし、食いたいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、トナリにある7月16日火曜日の休診は、学会ではありません。

コチラは、副院長の股関節置換手術後の再診。

北海道ですが、ちょうど連休なので、今回は、ワタシもついてって、

チラッと観光しちゃおうかと・・・・・・、スイマセン。

会社員なら、有給とるところだが、開業医は無給休暇になります。(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.05.17

耳鼻咽喉科領域の内服薬と食事:その2

今回は、空腹時に飲むクスリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳鼻咽喉科領域ではこのような飲み方をする薬は

今まであまりありませんでしたが、

ここ最近、アレルギー性鼻炎、花粉症のクスリで

このような飲み方を指示されるものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抗ヒスタミン剤の「ビラノア」と「ディレグラ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらは、食後に飲むと

血中濃度が十分に上がらないことがわかっていますので

食前1時間、食後2時間は内服を避けるように指示されます。

ただし、要するに効きが弱くなるだけで、

何か有害事象が発生するわけではありません。

なので、クスリ飲んだら1時間は何も食べちゃダメ、といことではありません。

忘れちゃうくらなら飲んじゃった方がいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビラノアに関しては、まったくそうなのですが

ディレグラに関しては、ちょっと複雑な面があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディレグラは、そもそもディレグラ配合錠といい、

「抗ヒスタミン剤」と「プソイドエフェドリン」の合剤です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「抗ヒスタミン剤」は、鼻炎症状のうち

主に「ハナミズ、クシャミを押さえる」作用のクスリで、

「ディレグラ」では成分的にはフェキソフェナジンという

「アレグラ」と同じ成分が使われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「プソイドエフェドリン」は血管収縮剤で、

鼻炎症状のうち「鼻づまり」を改善させる作用があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この「ディレグラ」は食事の影響を受けやすく、

食事の前後に服用すると、クスリの血中濃度が上がりにくい、

つまり作用が減弱することが実証されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、血中濃度が上がりにくいのは「抗ヒスタミン剤」の方で、

「血管収縮剤」の方は食事の影響を受けない、

ということもわかっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここが、不思議なところで、

「アレグラ」は服用に食事のしばりがありません。

「プソイドエフェドリン」との合剤になったとたん、

「アレグラ」の方だけ血中濃度が上がらない、

ということになるのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、アレグラは外国人のデータで高脂肪食後の服用で

血中濃度が15%程度低下というのがあります。

15%くらいならいいか、ということで

服用に食事のしばりがなかったようですが、

合剤になると日本人のデータで60~80%低下しちゃうみたいで

さすがに空腹時投与の記載になったようです。

だから、ホントはアレグラも空腹時のほうが効きが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話を戻しますと、

つまり「ディレグラ」を食事の前後に飲むと、

「ハナミズ、クシャミ」の症状は緩和されにくくなるが、

「鼻づまり」には効く、ということが期待されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ディレグラ」を処方される患者さんは、

主として「鼻閉型」のアレルギー性鼻炎の方が多いと思われますので、

空腹時に飲みそこなってしまったら、

とりあえず、食前、食後に飲んでしまって構わないと思います。

もちろん毎回ではクスリの効果が十分発揮されませんが、

忘れちゃったときは飲んだ方がいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者や薬剤師さんに言われたことを律義に守って、

ディレグラ半分近く残っちゃいました、

なんて方がいらっしゃるので、

このことは覚えておいていいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クスリだけではなく、医療の「ダメ」は

「なぜダメなのか?」「どうダメなのか?」

ということは知っておくとトクです。

 

 

 

 

 

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2019.05.16

耳鼻咽喉科領域の内服薬と食事:その1

 処方された薬は、お医者さんの指示通り飲むのが正しい。

もちろんです。

指示通り飲む分には問題ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ですが、指示通りでない場合はどうなのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 例えば、毎食後のクスリは、必ず食後でないとマズイのか?

効かないとか、さらに副作用などの有害な事象が発生するのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 扁桃炎で、抗生剤が出たのだが、

ノドが痛くて食事ができなかったので

食後内服のクスリ飲みませんでした、という人が実際にいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これでは、良くなるはずもないので、

以後、急性扁桃炎などで嚥下痛の強いヒトには、

食事摂れなくても確実に飲んでください、

と一言添えるようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、お子さんの場合で、

急性中耳炎で抗生物質が1日3回で出たのだが、

幼稚園で昼間飲めないので朝晩で飲んでいた、

とか、夜ごはん食べないで寝ちゃったので、2回しか飲ませられなかった、

というケースがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これも、ダメダメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 抗生物質は、細菌を殺す薬、投与量は1日量で決まっています。

仮に、3回のクスリが2回分しか飲めなかった場合、

抗菌力が不足して十分に殺菌できないだけでなく、

感染が遷延化する間に、

薬の効きづらい耐性菌が増えてしまう可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 セキ止めや、痛み止めなどの「対症薬」はクスリが切れてる間

セキが増えたり、熱が上がったりするだけですが、

こと抗生剤は相手が「生き物」なので、

「手負いの状態」にすると厄介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 抗生物質は食事に関係なくて結構ですから、

1日3回きちっと飲ませてください、とお話します。

幼稚園で昼食後が飲めない場合は、朝、帰宅後夕方、寝る前、

で飲んでいただくように指導します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じような意味で、

子供さんがクスリを飲ませたらすぐべーってだしちゃたとか、

いくらもたたないうちにはいちゃった、という場合も

そのまま、もう一回全量を飲ませてください。

半分くらいは飲めたかな、と思っても全量でけっこうです。

内服の抗生剤は安全域がたっぷりあるので、

仮に2倍量飲んでも何も問題はありませんが、

半量ですと、抗菌力不足で有害な場合があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ほとんどの抗生剤は、食事による抗菌力の影響をあまり受けないので、

まず、全量をしっかり飲む、ということを心がけてください。

ただ、場合によっては胃粘膜を荒らす場合がありますので、

多めの水とともに飲むのが推奨されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、次回は最近みかける「空腹時内服」のクスリのお話をします。

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2019.05.08

学会にともなう休診のお知らせ

 超大型連休の余波で大変でしたが、

またまた休診のお知らせで、申し訳ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かねて、告知しました通り

5月9日(木)、10日(金)は日本耳鼻咽喉科学会総会のため休診です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 新専門医制度になってから、単位取得の規定が厳しく、

どの学会も混乱気味らしいが、今回はどうでしょう。

当院の患者さんでもある某病院放射線科の先生のお話では、

先月開かれた放射線科学会の総会では、

領域講習大混雑で、部屋の外で聴く羽目になったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳鼻咽喉科学会の総会は毎年、この時期恒例ですが、

今年は改元、新天皇即位にともなう休日増加のため、

休診が増えております。

会期は5月11日(土)までですが、

金曜日の深夜に帰ってくる予定ですので、

11日土曜日は平常通り午前中の診察を行います。

大変込み合いそうなので、その点ご了承ください。

 

 

 

 

 

1件のコメント
2019.04.24

病院は通うところ?

 そもそもお医者さんというものは、

患者さんの病気を治したい、というところから始まっている。

なので、受診した患者さんが、どうしたら最も早く良くなるだろう、とか、

どうしたら日常生活に支障なく過ごせるだろう、

と考えるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは、言い換えれば、

どうしたら、早く病院に来なくてすむようになるだろう、とか、

どうしたら、受診する回数を減らせるだろう、

ということでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、なるべく有効な治療を行い、来院日数を減らせるようにしていますし、

例えば、花粉症の方などは、シーズンの前に来ていただければ、

1回の来院で済むように、長期間の処方と生活指導をしています。

花粉症で鼻処置やネブライザーのために通院する意味はありませんから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、中にはそうでもないお医者さんもいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 延々と患者さんを通院させるお医者さんを時折見かけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 慢性副鼻腔炎に漫然とマクロライドを年余にわたって投与し、

毎週通院させてるような病院。

マクロライドの効果は3か月がめやすですから、

それでも改善しなければ、上顎洞穿刺をするべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 乳幼児の鼻づまりに1日2回も連日吸入のために通院させる小児科。

アオッパナでいっぱいの赤ちゃんに吸入させても、

顔にクスリがかかるだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こういったことを見かけると、医者として

なんとも言えない、ムナシイ気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風邪ひいて熱があるヒトにやたら抗生剤を出す医者も困るけど

それはその先生に、知識や技量が無いだけで、

本人は患者さんのためになると思っているので、まだマシだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何かの話の中で

「再診料が大事なんだよなあ」

「そんなことしたら、すぐ治って来なくなっちゃうじゃん」

などという、ことを言った開業医の先生もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、以前、病院に勤めていたとき、

ある、開業医の先生の代診に行った事があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのときの、連絡事項の中に、

「検診シーズンなので、学校検診の紙を持ってくる子がいますが、

たいしたことがなくても少し通わせてください。」

という一文があり、びっくりしたのを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、学校検診のシーズンになりますね。

 

 

 

 

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2019.04.16

4月17日院長診察は午前10時まで。

 明日、4月17日水曜日は、ワタシの心臓検査のため、

院長診察は午前10時までです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 心臓の異常の精査のため、病院に検査に行ってきます。

朝から絶飲食、5時間くらいかかるらしい・・・・・。

ラマダン明けは、何を食べようか、今からそればかり考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 10時からは副院長の一診になりますので、

待ち時間等の問題もあり、

ご都合のつく方は、なるべく他の日の受診をお願いします。

 

 

 

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2019.04.08

使用前、使用後?

 先週、金曜日頬部痛、顔面痛を自覚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ムムム、これは、来たな、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以前にも書いたがワタシは副鼻腔炎の持病あり、

風邪やなんかで、時に悪化する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レントゲン撮り、陰影を確認し、

自分でクスリを処方。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 症状はすぐ取れ、1週間後はレントゲンで治っていることを確認。

やれやれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左が治療前、右が治療後です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 妻にシュミットやられずに済みました。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たまに、蓄膿になると、患者さんの気持ち、自覚症状のツラさがわかって、

これはこれで、耳鼻科医としては悪い経験ではない?

 

 

 

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2019.04.05

超大型連休の診療体制について

 新天皇の即位に伴って発生した4月末から5月初めの超大型連休。

誰が名付けたかプラチナウィークともいうらしいですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくに、いままで祝日ではなかった4月30日5月1日5月2日の休日をどうするかでは

早くから問題になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 年末に医師会からアンケートが来て、何となく決めたのですが、

当院の診療態勢はこんな具合になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、27日土曜日は通常通り午前中。

28日昭和の日とその代休29日はカレンダー通り休診。

真ん中の特別休日は5月1日だけ通常診療。

といっても、水曜日なので午前中だけ。

5月3日からの祝日はまたカレンダー通り、という感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、3連休と5連休になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホントは全部休みにしたいところですが、

このアンケートの時期が年末の忙しいときで、

全部休みにしちゃうと、その前後のシワ寄せがコワすぎるので、

途中に「ガス抜き」を設定しました。

休日前後に大混雑すると、

定期的に受診されている患者さんにもかなりのご迷惑をかけてしまうと思いますし、

何より、こっちの身が持たないっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時期的には耳鼻咽喉科的疾患はかなり少ない時期ですし、

病院関係や休日診療所はやっていますので、

どうしても困った人のために、

という感じで開けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 足利市の広報を見ると、市内の耳鼻科の医院は、

4月30日~5月2日は

全部休んじゃうところも、全部やってるところもあるようですね。

どちらも勇気のいることです。

整形外科の中には昭和の日も、憲法記念日、子供の日も関係なく、

全て通常診療という医院もあるようでビックリですが、

職員からはクレームでないんでしょうかね。

ワタシなどは、今回、5月1日だけは診療します、というのも

職員の前で言うのにかなり緊張したんですが・・・・。

 

 

 

 

 

 

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