ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.06.28

スシボンバー復活の兆し

 さて、今日は土曜日だが4時キックオフなのでヨユーだ。
それにしても、暑い!


  2009年J1第15節
  浦和レッズ   2-0   ヴィッセル神戸      (前半  2-0)
      (後半  0-0)


 今期、駒場のリーグ戦開催はこの1戦のみ。
駒場の週末リーグ戦は、相当久しぶりなのでは。
少なくとも、私が水曜日や、天皇杯以外で来たのはひさびさのような。
 ほぼ満員の駒場は、懐かしさもひとしおだが、
埼スタに比べて、隣の席との間隔が狭いので暑さ倍増だ。
P6270131_ks.jpg
 今日の試合の入りは悪くなかった。
というより、開始2分の先制点で、試合はかなり楽になった。
 その後追加点が取れない時間が続いたが、
今日のハイライトはなんといっても前半42分。
 ペナルティ・エリア内で足元にもらった高原がディフェンダー3人の間をすばやく振り抜いた。
このゴールはよかったです。
あのタイミングで決められるのは、まさに高原の持ち味。
コンマ数秒の遅れがあっても、ディフェンダーに寄せられてしまう。
一瞬ボールを動かしてからの、シュートまでの早さがストライカーの命。
 ドンピシャであわせたとか、こぼれ球を押し込んだ、っていうのも悪くないが、
今日みたいなゴールが決められると、今後、期待しちゃいます。
 さて、前半で2点リードしたホームゲームで、予想通り後半はマズかった。
まして30度を超える暑さの中、選手のパフォーマンスはどんどん落ちていく。
前半悪くなかったが後半完全にバテちゃった永田に変えて峻希が入ったが
中盤はなかなか活性化しない。
 暢久は、前半からあまりやる気がない。
 細貝は運動量も多く、相手の攻撃の芽をよくつぶしてましたね。
攻撃参加もあるし、彼はほんとボランチがいいですね。
 一方、啓太のキックの精度は、あいかわらず。
シュートをふかすのはまだしも、不用意なミスパスでピンチを招くのはカンベンしてくれ。
 都築のスーパーセーブと相手のミス(大久保、サンキュー)に助けられ、
何とか2-0のままホイッスル。
 と、このブログを書いてると(日曜日朝8時)病院の電話が。
いつも子供がかかってるお母さんのほうが中耳炎になっちゃったらしい。
 来院、診察後
「先生が、浦和レッズの試合で朝からどっか行っちゃってなくてよかったです。」
と言われました。
そうですね。先週は横浜だったし。
来週の相手は山形ですが、CRPのライブがあるので山形には行きません。
 

2件のコメント
2009.06.24

これは、レッズ本来のサッカーじゃないから・・・

 思えば、いろいろとイヤな予感はあった。
 朝、いきなり忘れ物で電車を1本逃す。
次発は約40分後だが、それだと途中の駅でさらに55分乗り継ぎ待ちがある。
だから田舎は困ります。
 一旦帰って検索して、別の路線で行くことに。
 途中の駅でもいくつかマイナー・トラブルがあって、
何とか1時に、新横浜の待ち合わせに間に合った。
 実は、今回は横浜在住の中学時代の友人と観戦。
前回は、同じ日産スタジアムのナビスコのマリノス戦を一緒に観戦したのだが、
その試合、勝つには勝ったが、内容は悪かった。
 
 その元同級生(女性)は、息子さんが高校、大学とラグビーやってるんだけど、
サッカーに関してはド素人。
 ナビスコの時はゴール裏で見たのだが、
ボールがまだハーフウェイ・ライン近くにあるうちから
「なんで、早くシュート打たないの。」とか、素朴な疑問だらけだったので
今回は、いい席でサッカーをよく教えてあげよう、
ふふふ、それもレッズの華麗なパス・サッカーというものを、
というわけでメイン・スタンドの席を取った。


  2009年J1第14節
  横浜Fマリノス    2-0    浦和レッズ   (日産スタジアム)
          (前半 0-0)
          (後半 2-0)


  「雨か・・・。」
 レッズのパス・サッカーは雨が苦手なんだよなー、とか思ってると
ある事実に気づく。
 SS席、屋根ないかも・・・・・。
 ワールド・カップ開催に合わせて建設された横浜国際競技場は、
ワールド・カップの施設基準である観客席の75%以上を屋根が覆うこと、
という基準を忠実に遵守したため、25%は屋根がない。
 しかも、埼玉スタジアムなどと違い、メインの1番値段の高い席にも屋根がなかったりする。
 不安が的中、指定席は雨バシャバシャ。
 とりあえず、後ろの空いてる席で弁当食って様子見る。
(しかし、結局、雨やまなかったので、全部そこで見た。)
 試合が始まり、当初はレッズのパス・サッカーは悪くなかった。
Fマリノスのユニ、かっこ悪。
横浜開港150周年ですか?
シュンスケの復帰を当て込んで、セルティック風にしたということらしいが・・・。
 「オフサイドはね、ディフェンスの最終ラインの後ろでボールを受けると取られるんだよ。
だから、ラインを上げてオフサイドを取りに行くんだ。」
「サッカーは前を向いてボールを持つとチャンスになるんで、そうさせないために
プレッシャーをかけるんだよ。」
「中盤でプレスをかけると、相手のパスの出所を封じられるわけ。」
初心者にいろいろ教える。
 しかし、ポゼッションはするが点が取れない。
 「サッカーは、こういう主導権をとってるときに点が取れないと、後々苦しくなるんだよねー。」
 ってなうちに、その言葉通り、だんだん雲行きが怪しくなってくる。
前半の後半からレッズの運動量が早くも落ちてくる。
上がったラインの裏を取られる、中盤のプレスがかからない。
闘莉王の疲労度は目にも明らかだ。
 時間をおうごとにピンチの数は増えていき、前半終了間際、
ゴール内でクリヤーしたシーンはもう、完全にやられてましたね。
 で、後半の始まり。
 んー、ダメだ。
レッズの動きはほとんど止まった。
 
 そして、失点。
あの取られ方はねーよ、というサポにとっては最低の失点、
(逆に毬サポにとってはすっごく気持ちよかったろうなー)。
 で、とどめの2点目。
まんまとマリノスの術中にはまった負けだった。
「オグラ君の言ったとおりだったね。最初攻めてた時、点取れなかったからね。」
「・・・・・・・うん。」
「最後、レッズの選手、あきらめてたみたいね。」
「・・・・・・・うん。」
 いや、レッズのサッカーこんなんじゃないんですけど。
くやしいなー、と、いうわけで無念な思いのまま新横浜で別れたのだった。
 「あー、がっかりー。」と帰ったら、今日撮った写真この一枚だけだった。
試合前に食べた崎陽軒の中華弁当、とってもおいしかったです。
(今日良かったのはこれだけだ。)
P6210129_ks.jpg

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2009.06.14

ナビスコ予選、今年は無事突破

 だから2時キックオフはやめてくれ。
まあ、今日はスカパーがあるけど。


 2009年ヤマザキナビスコカップ 予選A組最終節
   浦和レッズ   6-2   大宮アルディージャ   (埼玉スタジアム2002)
       (前半  1-0)
       (後半  5-2)


 今年のナビスコは変則的な予選リーグでいまひとつわかりにくい。
総当り1回勝負(ホーム&アウェイ)ではないというのもそうだが、
奇数チーム数なので試合のないチームがあるわけだ。
 グループ首位のマリノスはすでに全試合終了。
最終節の前の試合がお休みだったレッズは、有利といえる。
勝てば文句なし1位通過。
 しかも、相手の大宮は得失点差を考えれば、
まず決勝トーナメント進出の可能性はなし。
大量失点で連敗中。
 とくれば、
勝ちしかねーでしょ。
 と、思うわけだ。
 しかし、ダービーマッチの魔法、というのもあり、
少しは気になってたが、蓋を開ければ大量点で勝ち。
 いやー、よかった、よかった。
 それでも、最初のオフサイドまがいの直輝のゴールが、
試合を決めたといってもいいだろう。
(細貝のキックの時点では直輝はオフサイドではないので、原口がさわってなければセーフ。
でも、ちょっとさわってたかも?)
 やっぱり、こういう試合で先制点は大きい。
特に大宮にしてみれば、何だよ、あれ、完全にオフサイドじゃん、という思いが
ますますやる気をなくさせるし。
 0-0のまま行ってたら、わかんなかったね。
 まあ、最終的には試合をあきらめた大宮にゴール練習をさせてもらったわけで、
得点力不足解消のトレーニングになってたらよかったんですが。
 しかし、久々に、「かつての(?)」暢久を見ましたねー。
今シーズンは封印してた、集中の切れたプレー。
「あー、暢久らしいプレーだ。」
懐かしいが、これからはまた封印してね。
 それにしても、ナビスコ予選最終節。
思い返せば、去年は1勝もできずに予選敗退の決まってたレッズが
名古屋に5-1とボコボコにされたんだったなー。
ちょうど今日の大宮みたいに・・・・・。
まさに禍福はあざなえるナワのごとし。

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2009.06.05

守護神の守護神

 都合でブログの更新が遅れちゃいました。
ネタたまってるのですが、時間的に前後しますが、まずこの話題から。
 ひさびさの駒場じゃ。
チケット取れてラッキーと思ったが、今回は即日完売じゃなかったのね。
ゲッター防止策が効を奏した?


 2009年ヤマザキナビスコカップ予選A組第5節
  浦和レッズ  1-0  ジュビロ磐田
     (前半  1-0)
     (後半  0-0)


なんか、ここ来ると昔のいろんな(辛かった)思い出が蘇っちゃうなー。
 
P6030110_ks.jpg
 キーパーの神、いわば守護神の守護神は駒場の上空で迷っていた。
どっちのチームのキーパーに降臨したものか。
 かたや、元日本代表の守護神川口能活。
アジアカップなど数々の大舞台で神が降臨し奇跡のセーブを連発。
 一方、こっちも一応は元日本代表GK山岸範宏。
数ヶ月前の横浜戦で神が降臨。
負け試合を勝利に導いた。
「うーん、今日はこっち。」
顔の造作ではなく、大きさで選んだか。
 神の降臨した山岸は当たりまくり、
少なくとも3点はほぼ完全にやられたというシュートを防いでいた。
 あと、高原のゴール。
よかったっすねー。
今回はメインスタンド・ホームよりの観戦でしたが
向こう側のゴールだったのでゴールインは見えたのですが
誰のシュートかはわかりませんでした。
場内コールで「ただ今のゴールは、背番号19・・・」といった時
実は、ゴールの瞬間より大きな歓声がスタンドから起こりました。
みんな、待ってたんだよなー。
 ただ、ウチの妻に言わせると
「この冷蔵庫にしまってたヤツ、もう賞味期限切れかしらねー。
あら、でもまだ食べられるみたい。」
みたいなもんでは、と申してますが・・・。
 そして、またまたニューヒーロー候補。
左サイドバックで出た永田くん、なかなかよかったです。
レフティみたいですね。
しかし直輝といい、峻希といい、この永田くんといい、みんなちっこいのー。
小さくて運動量があって足元が上手い、がキーワードなのか。
みんな、ガンバレー。

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2009.05.30

レッズのニュー・ジェネレーション


 ギリギリまで埼スタに行くぞと思ってたが、診察終わらず。
やっぱり3時キックオフでは無理だ。


 2009年ヤマザキナビスコカップ 予選A組第4節
   浦和レッズ   2-0   アルビレックス新潟  (埼玉スタジアム2002)
       (前半  1-0)
       (後半  1-0)


 でも、今日はナビスコだけど生中継がある。
何、夜にテレ玉も録画あるの?
だったら、この間の試合の中継やってくれー。
 前半開始から、アルビレックスのペース。
代表、怪我人、出場停止でレッズの急造4バックは混乱を極めた。
なんせ、暢久がセンターバックなんて、みた事ない。
 それが、西澤のゴールでぐっと流れが変わった。
 それにしてもきれいなワン・ツーでした。
その前のミドルから西澤のゴールの予感はありましたね。
 そして、後半のセルのゴールで試合をほぼ決める。
  つい先日のUEFAチャンピオンズリーグのファイナル。
バルサがユナイッテッドを2-0で破ったわけだが、展開がちょっと似てる?
 違う点。
サッカーのレベルが・・・・。
まあ、これはしかたないっつーか・・・。
 もう一つ、バルサの得点はエトーとメッシだった。
・・・そう、エジとタカが決めなくちゃ。
 特に高原・・・・・・・・・・。
空振りすんなよ、あそこで・・・・。
 一方、若手、良かったですねー。
西澤はサイコーでしたし、高橋峻希もキレキレ。
濱田、林、そして赤星!
もちろんセルも萌も若手だし。
やはり、直輝と原口の活躍が、良い刺激になってるみたい。
 レッズは強くなるぞー。
 かつて、ガンバがユースから次々と選手が上がってきた時代があった。
稲本、大黒、宮本、二川らがユースから続々トップチームに上がり活躍した。
あの頃、これはガンバはいずれ強くなるぞ、と思ったものだ。
その後、実際に彼らの活躍で弱かったガンバが常に強豪といわれるチームになったわけだ。
 エムボマとか、エメルソンとか、ワシントンとかそういった補強で何とかするのではなく、
きちんとした育成からビッグ・クラブは生まれるのだ。
 その意味ではレッズもやっと正しい進化を始めたんだろうなー。
 でも、今日の試合で評価したいのは、そういった若手を束ねてセンターバックを
めずらしく必死の形相でこなしてた暢久だね。
今シーズンの、暢久はよい。
もう「タリー」とは呼ばせない。
 さて、大宮が広島に負けたので、レッズがナビスコ予選A組暫定首位に。
しかし、広島7-0大宮って、一体どんな試合だったんだ。
大宮はダービー・マッチの魔法解けすぎ!

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2009.05.27

ダービー・マッチの魔法

 今回、諸般の事情でテレビ観戦。
前夜のバーベキュー大会の二日酔いもやや影響あり?


  2009年J1第13節
  大宮アルディージャ   1-1   浦和レッズ   (埼玉スタジアム2002)
           (前半  1-1)
           (後半  0-0)


 あの大雨の国立のレイソル戦がけっこう昔のことに思える。
 川崎のケンカサッカーに屈し、
ガンバとは緊張感のあるゲーム運びで内容では勝るものの引き分けに終わり、
なぜか最下位公式戦9連敗中の大分を連敗から救い(これはけっこう昔から得意?)、
そしてやはり好調とはいえない大宮に引き分け。
 うーん、4月の流れから変わっちゃいましたねー。
 確かにチームには勢いとか流れがあって、いい時もあるけど、こういう時もある。
もちろん、ロビーや達也の離脱、連戦の疲れ、
なにより開発途上のチームだから安定しないことは先刻承知のはずだが・・・。
 何とか、リーグ中断の間にチームの勢いを取り戻してほしいですね。
そのためにはナビスコで大量点で勝つ試合、一回くらいできないかなー。
 それにしても実況の倉敷さんの
「ダービー・マッチという言葉が魔法をかけて、さしたる伝統も因縁もないチーム同士の対戦を
負けるわけにいかない重要なゲームにしてしまいます。」
という発言には大いに納得。
特に格下のチームの方に魔法がかかっちゃうんだなー。
 そういえば、J2では今年から我が地元、栃木SCが昇格したので、
茨城の水戸ホーリーホック、群馬のザスパ草津との間で
「北関東ダービー」なんて銘うってやってるみたいです。
 でも、この「北関東ダービー」って名前、
どう聞いても「地方競馬のレース」にしか聞こえませんな。
(かつて、宇都宮~足利~高崎といえば競馬がありましたね)

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2009.05.21

録画でもいいからテレビ中継してよ

 
 さあ、今日はナビスコ・カップ第3節、アウェイの大分戦だ。
水曜日の夜なので、現地に行くことも考えたが、やはり遠すぎる。
録画予約をしなくては。
 もちろん、ナマで観るつもりなのだが私は浦和の試合は全試合録画保存なのだ。
かつてはビデオ・テープそしてDVDに、最近はブルーレイ・ディスクになった。
 確かナビスコはフジだけど地上波はないだろうから、まずCS番組表。
あれ、無いなー。じゃ、BSフジか。
これも無し。
テレ玉もスカチャンも、無い!
深夜に録画放送かと思ったが、これも無し。
 何とこの試合、録画放送を含めてテレビ中継無し!
何だとー!!!(怒)
 我が家はレッズの試合は全部見られるように、スカパーもE2byスカパーも
BSもCSも全部契約してる。
しかもそれではテレ玉が見られないので、テレ玉だけを見るために
足利ケーブルテレビも契約してるのだ。
 フジテレビ、なめとんのかー、こら。
 独占契約したんなら全試合放送しろー。
まあ、レッズの試合だけでいいけど。


  2009年ヤマザキ・ナビスコ・カップ 予選リーグ第3節
   大分トリニータ   1-1   浦和レッズ   (大分九州石油ドーム)
        (前半   1-1)
        (後半   0-0)


 どっかで中継やってないか探したところ、レッズ・ウェーブの
インターネットでラジオ中継やってることがわかった。
 仕方なく2時間パソコンの前でじっと聴いていた。
 しかし、サッカーのラジオ中継ってわかりづらい。
 以前、まだ家でテレビ埼玉が見られないころ、
NACK5のFMラジオでレッズの試合聞いてたなー。
Jリーグ・ストーム・ライブとかいって、アナウンサーが2人いて担当するチームが決まってて
ボールを持ってるチームの実況をする。
相手にボールが取られると、実況を交代して
どっちのチームが攻めてるかわかるようにするって放送だった。
 今回の放送も、高橋選手が両チームにいるので、わかりづらい。
相手ディフェンダーの坪内ってのも坪井と紛らわしい。
そーいや確かこのチーム鈴木もエジミウソンもいるんだ。
昔はトゥーリオもいたような。
 「高橋、ボールをペナルティ・エリアに持ち込んでシュート。」
とか、聴くと、
「よし、行け行け。峻希。」
などと思ってると
「坪井が上手くコースに入って防ぎました。」
なんてことになって、アタマの中のイメージが逆だったことがわかる。
 いっそ、峻希とか、直輝、啓太などといってくれたほうがわかりやすいのだが。
 結局、結果以外はラジオではよくわかんなかったが、
あまりいい内容ではなかったようだ。
 でも、みんな、もっとナビスコを大事にしようよ。
調べたところ、今度のジュビロ戦も中継ないらしい。
行くつもりではあるが、駒場なのでチケットが取れるかわからない。
どっちにしろ、保存用の画像は必要だ。
みんなでフジテレビに抗議のメールを送ろう。
テレ玉の緊急中継を望む。

4件のコメント
2009.05.17

パス・サッカーの進化


 巷では耳鼻科の学校検診が始まって、
学校で病名のついた受診用紙
(この紙、足利市はなぜか黄色い紙なので、私はこれをイエロー・カードと呼んでいる)
を持った子供たちが、病院にたくさんやってくる。
 大体普段具合が悪いわけではないので、受診は土曜日に集中する。
 ホントに治療が必要な子も多いが、なかには何でこれつけたの?というような病名もあり、
「ったく、この程度でイエロー出すんじゃねえよ。オマエは岡田か?」
などと心の中で叫んでしまう場合もあったりする。
 さて、そんなわけで、午後2時の埼玉スタジアムに間に合うわけも無く、
それでもテレビ観戦は何とか生で見たいと
午後1時50分にやっとこさ診察を終わらせてテレビの前へ滑り込む。


  2009年J1第12節
   浦和レッズ   0-0   ガンバ大阪   (埼玉スタジアム2002)
      (前半   0-0)
      (後半   0-0)


 何でも、今日のテレビ放送はもともとNHK地上波だったのが民主党党首選挙のため
BSに放送が移ったという。
BSだと、ハイビジョンじゃないので残念。
こんなどうでもいい選挙で特番とは、民主党、レッズファンの支持失うぞ。
それより怒ってるのはワリ食って押し出される形で放送中止になった大相撲ファンか。
もっとも時間帯的には放送中止になったのは、幕下の地味な取り組みだけだろうが、
わが子の活躍を期待して待っていたふるさとのおっかさん、おとっつあんはがっかりだ。
 さて、前節、川崎のケンカ・サッカーにやられたレッズ、
今節は同じ攻撃サッカーを標榜するガンバ大阪相手にどう戦うかが注目だった。
 ただし、攻撃型サッカーといってもガンバのスタイルは川崎のそれとは大分違う。
ワンタッチ・パスを多用する早いボール回しで、いわば今期レッズが目指すサッカーに近い。
 ということは、どちらのチームが中盤を支配するか、ということが勝負の鍵になる。
 当初、主導権を掴みかけたガンバだが、じきにレッズペースになる。
レッズはパスの長短、緩急、縦横を上手く組み合わせて、
ガンバのお株を奪うコンビネーションサッカーができてたと思う。
 その後は時間帯によって、レッズの時間、ガンバの時間が交互に訪れるが、
全体としては7:3でレッズの時間のほうが多かった。
 それだけに勝ちたかった試合でしたけど、
緊張の途切れることの無いいいゲームだったとはいえる。
 ただ、いくつかの決めておかねばならない決定機、エジも直輝も原口も、
ここを決めなきゃ、っていうのが決まんなかったっすねー。
 そして、高原。
やはり彼はストライカーとして必須である、ゴールに対する「飢え」がなくなってるように思う。
「ストライカーに求められるのは、性格の悪さだ」というサッカーの格言がある。
どんな状況でもエゴイスティックにシュートを打つ。
「オレが、オレが。」というプレーだ。
それが守る側の脅威になる。
味方の獲物であっても奪い取る肉食獣のような殺気が、今の彼からは感じられない。
彼の牙は折れてしまったのか・・・。
 まあ、ともかくレッズのサッカーは順調に進化してる、ってことを確認して
今回はよしとしよう。
西野の泣き面を見るのは、夏までお預けだ。

4件のコメント
2009.05.11

いい事ばかりはありゃしねえ

 さて、今日は医師会の耳鼻咽喉科休日当番の日。
最初は、行けないかな、と思ったが、この2戦のしびれるような勝ちっぷり、
加えて、来週のガンバ戦は土曜の2時キックオフなので参戦は無理、
ということで、妻にお願いして何とか休日当番を引き受けてもらった。
 キックオフは日曜日の2時、埼スタ。
朝遅く行って、早く帰ってこられる。
加えて、今日はすばらしい晴天。
 帰りの終電の時間を気にすることもないし、
大雨、水濡れ対策に気を使うこともない。
 おお、今日は気持ちよい試合が期待できそうだ、と思ったのだが・・・。


 2009年J1第11節
  浦和レッズ   2-3   川崎フロンターレ   (埼玉スタジアム2002)
       (前半 1-0)
       (後半 1-3)


 ポンテが怪我で出られないことは知っていた。
川崎相手に埼スタで2年間負けてる、ってことも知っていた。
ACLで勝つとそのあとのリーグ戦で負け、のジンクスがあるが、
先日のACLで川崎が負けた事も知っていた。
 でも、殆ど気にならなかった。
 しかし、場内アナウンスで、「主審、西村」が、コールされた時、はじめて胸騒ぎを覚えた。
 チームによっていろんなカラーがあるが、川崎フロンターレは
「攻撃力」「荒っぽい」「マリーシア(ずるがしこい)」といった言葉で形容されるチーム。
どっちかっていうと、いわゆる「ケンカサッカー」の色が濃い。
 加えて、レッズを目の敵(かたき)にしてるあの関塚監督が、復帰してる。
 そんな試合に、あの西村氏が笛吹くのか。
「荒れなきゃいいなー。」
 選手入場。
フロンターレはなんかビジュアルやってる。
やっぱ、レッズ戦だとみんな気合入っちゃうんだなー。
まあ、アントラーズなんかよりは数段手際がいいけど。
P5100084_ks.jpg
 試合はレッズのものだった。
先制し、追いつかれたが、再びリード。
きっと、この時点でほとんどのサポはレッズの勝利を信じて疑わなかったはず。
 あのPKまでは。
 微妙な試合で、微妙な時間帯で、微妙な場所の、微妙なファウルをPKとしたのが、
かつて、過去にいろいろあった「西村主審」。
レッズの選手、そしてサポの中に封印していたモヤモヤした感情が湧いて来てしまった。
 平常心を失ったチームは勝てないし、まして審判と戦ってはダメだ。
 確かに「主審の試合全体をコントロールする能力」という意味では、
あそこであんなPK取るか?という考えはあるが、
その後の戦いがまずかった。
 もちろん、負けは負けだし、チームの力不足。
闘莉王も、自分にスピードがない分、ああいったプレーでファウルしちゃうのは変わらぬ課題。
でも、Jリーグも、対戦カードと審判の選択、もうちょっと考えてくださいよ。
 まあ、「いい事ばかりはありゃしねえ(by 忌野清志郎)」、ということだ。

3件のコメント
2009.05.06

雨の国立、3ゴールで逆転勝利!

 大型連休ももう終盤。
今日は、アウェイだが国立の試合。
アウェイの国立といえば、ヴェルディやジェフ、また鹿島なんかも、かつてはあったが
今や、この柏戦のみ、か?
 んー、雨の試合。
 雨のときは、サッカーは傘ダメですから、ポンチョとかカッパを着用する。
 レッズのポンチョはJリーグ開始直後薄いナイロンで、霧雨くらいならしのげるが、
本格的に降るとダメだった。
そのサポの声を受けてその後出たポンチョはビニール製の防水性の高いものだったが
今度は、全く通気性がなく、蒸れて汗で中はやっぱりビショビショという代物だった。
それ以来、私はノースフェイスのゴアテックス。
もちろん赤ですが、カッパなんか着て応援できっかよ、というコアな方には怒られちゃいますが、
駒場で雷で中断した時もOKでした。
 さて、柏のホームですが入りはこんなもん。
かつて、オシムがジェフの監督だった頃、国立のレッズ戦を見て
収入の点はともかく、レッズ戦は臨海でやろう、といったそうですが。
P5050072_ks.jpg
 試合前の選手紹介のあと、
「このあとはサポーターコーナーです。」
って、何、と思ってると、
「柏バカ一代」。
なんだこりゃ。
P5050064_ks.jpg
写真後ろ向きになっちゃいましたね。
それにしても、常磐線沿線の演歌路線出まくり。
パルちゃんショーもそうだが、これもそれなりに力そぐかも。
 
 さて、肝心の試合だ。


   2009年J1第10節
 柏レイソル   2-3   浦和レッズ   (国立競技場)
    (前半   2-1)
    (後半   0-2)


 後半39分、1-2からの逆転劇!
あーーーー、こんな試合が連続で見られるなんてー。
 パスサッカーは、雨に弱い。
 試合開始直後から、パススピードや精度の面で、
雨のピッチコンディションのためか、微妙なズレが生じる。
滑る選手、カットされるパス。
ジェフ戦の厳しさが蘇る。
 それでも、先制した時は、これで今日は大量点などとチラッと思ったが、
まさかの逆転されてのハーフタイム。
 後半も、なかなか突破口が開けなかったが、
ラッキーだったのは、柏が守りのイメージだったこと、自分たちに自信がなかったこと。
「よし、これで絶対勝てる。」ではなく「お、これで、ひょっとしてレッズに勝てるかも。」
という気持ちがラインを下げる。
 その意味では、柏の逆転は時間が早すぎた。
 最終的に、ラッキーなゴールが生まれた背景には、そういった気持ちの問題があった。
後半39分から逆転、ってやられたことは何回かあるけど、やったことあったっけ。
 こういう試合をものにできるチームは「ホンモノ」です。
長いリーグ戦にはいろんな場面がありますが、どっちに転ぶかわからない試合を
勝ち抜いていくチーム力が優勝のためには必要です。
そもそも、今日は
「あー、これはオレが参戦すれば負けないっていうジンクスが今日で崩れちゃうのかー。」
と、思っちゃったほどでしたからねー。
 しかし、今後雨対策は必要。
でも、レッズはもともと、雨得意だったのだ。
国立にしたって伸二のFKで勝った鹿島戦とか、
そう、なんたってナビスコの初タイトルは雨の国立アウェイですし。
 帰って録画で見ると3ゴールともキックでもヘッドでもない。
エジの胸、オウンゴール、セルのわき腹!
でも、今日はヨカッター!

4件のコメント
医療系をまとめました。
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