ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.03.08

まだまだ、これから

 まあ、この件についても、コメントせねば。


 2009年J1第1節
  鹿島アントラーズ   2-0  浦和レッズ  (カシマスタジアム)
           (前半 1-0)
           (後半 1-0)


 フィンケ新監督の目指す「パス・サッカー」、確かにその片鱗は見えた。
レッズの選手はワン・タッチ、ツー・タッチのパスが多く、
明らかに昨年までとは、違うスタイルを目指している。
 パスを多用する「アクション・サッカー」で確かに主導権を握りつつあったが、
やはり、まだまだ熟成不足。
肝心のゴールにつなげるパスのイメージがまだ不十分なようだ。
 原口元気、良かったですね。
幻のPKもあったし。
ただし守備の面ではまだまだで、
平川の出来の悪さもあって、左サイドはやられまくってましたね。
まあ、その意味ではフィンケの選手交代は妥当でした。
しかし、左サイドバックの補強は急務ですね。
 内容的には完敗で、試合の中でレッズのスタイルを見切って、
戦い方を変えてくるアントラーズは、敵ながらさすが、と言わざるを得ません。
 とりあえず、戦いは始まったばかり。
フィンケ・スタイルがチームに浸透して、熟成されるのを見守りましょう。
12月の最終節がまたアントラーズなので
その時に、試合内容がどう変化してるか、っていうのを期待したいところです。
 それにしても、今なんか野球も大会やってるみたいで、
ニュースやスポーツ新聞見ても、なかなかサッカー出てこないのでうんざり。
WBC?白血球ですか?
そんなにすごい大会なの?

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2009.02.25

今年の背番号

 インターネットで注文してた、今シーズンのレプリカユニホームが届きました。
 毎年、少しづつデザインが変わるので、毎年、そのシーズンのモデルを「新調」するわけです。
 そのときに悩むのが背番号。
一体誰の番号をつけよう、と。
 私の場合、当初は、しばらく福田選手の「9番」でした。
その後、小野伸二の「8番」田中達也の「11番」岡野の「30番」闘莉王の「4番」相馬の「16番」など、いろいろ着ました。
 試合を見に行くと、みんな思い思いの背番号を背負ってスタジアムに向かいます。
闘莉王の4番、阿部ちゃんの22番、ポンテの10番、鈴木啓太の13番、
いろいろ好みがわかって面白いです。
すごく体格のいい田中達也がいたり、逆にやたらちっちゃい闘莉王とか。
14番平川、20番堀之内あたりは、何かこだわりがあるんだろなー。
渋く19番を着ているオヤジがいたりして。
(ちなみに19番は「ウッチー」こと内館選手、通好みです。去年で引退しちゃったけど。
ウチの息子がファンでした。ウチの息子、その前は土橋のファンだったりする。しぶい。)
かつて若い女の子には長谷部マコさまの17番が大人気でしたが、
最近は細貝モエちゃんの3番ですかね。
 今年は清水に移籍した永井の9番はさすがに着られないので、
新調するサポーター、多いでしょうね。
ちなみにウチの娘も永井ファンで9番でしたが、今年は23番都築でいくと言ってます。
 昨年私は、背番号が決まらず、16番相馬に決めてレプリカを手にしたのは
シーズンも半ばを過ぎた頃でした。
 やっぱ、その迷いが昨シーズンのレッズ不調につながった、と反省して
今年は早々とレプリカを予約したわけです。
 そんな、個人の問題はチームの成績には関係ない、とお思いでしょうが、
そういうことを気にするのがレッズサポです。
 で、今年は「背番号11」。
田中達也で、戦います。
前も着てたことがありますが、その年ナビスコ決勝で鹿島を破って初タイトルを取りました。
今年、新生レッズのすばらしい活躍を祈って。
田中達也の完全復活&得点王を期待しましょう。
11番は私がサッカー部時代つけてた愛着のある番号でもありますし。
 そーいや、某めがね屋のオヤジ、今年は24番にするかもとかいってたが・・・。
(ちなみに24番は今年期待のルーキー原口元気!)

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2009.02.12

岡田の秘策

 さて、日本はワールドカップに行けるでしょうか?


 FIFAワールドカップ・アジア地区最終予選 
  日本代表  0-0  オーストラリア代表    (横浜国際競技場)
    (前半  0-0)
    (後半  0-0)


 なるほど、ワールドカップでは「日産スタジアム」って名前は使えないんだ。
 今回の楽しみは、スタメンに闘莉王、田中達也、長谷部そして都築が名を連ねていることだ。
達ちゃんやマコ様はともかく、やっと帰ってきたぞ都築。
キャバクラ・セブンで失脚してから、時々代表には呼ばれるもののスタメンはなし。
それがワールドカップ予選でゴールを守るとは・・・、おじさんはうれしいよ。
このまま定着だー。(と山岸も望んでたりして。)
 さて、ワールドカップ出場を占う大事なこの一戦。
 ・・・・・やっぱ、消化不良ですか。
 確かにパスは良くつながるが、パターンが一定していて緩急がない。
そして、決定力かなー。
遠藤、決めろよー、もっと弱いシュートでもいいからコース狙えよ。
玉田、遅いよ。達也がサイドに切れこんでも、まだペナルティ・ボックス内に来てない。
大久保、長谷部のシュート邪魔するな。まあ、これは、しょうがないか。
 岡ちゃんで大丈夫かなー。
 そもそも私は、昔からあまり岡田監督を評価してません。
 フランス・ワールドカップに出場を決めた後、テレビ番組で岡田監督がゲストに呼ばれた。
「岡田監督、本大会に向けて何か秘策があるんでしょうか。」
たずねられた岡ちゃんメガネをキラリと光らせて
「あります。」
と、きっぱり。
おお、とどよめく会場。
インタビュアーが、
「その秘策とは?」
と尋ねると、
「現代のサッカーはコーナー・キックやフリー・キックなどセットプレーからの得点が多い。
ことにワールドカップのような大きな大会になるとその比率はますます高くなります。」
ふむふむ、なるほど。
「私は、先日イギリスで、このセット・プレーのやり方が数多く解説されてる本を買いました。
これで、大丈夫です。」
だー、そんな本屋で売ってる本なんか秘策でも何でもねーよ。
こいつ、大丈夫か、と思ったらフランスでは3戦全敗でした。
 だから奴が「目標はワールドカップでベスト4」なんつっても、こりゃ全然信用できないのよ。

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2009.01.07

永井、完全移籍!

 ついに怖れていたことが現実に。
 「永井、清水エスパルスへ完全移籍」
 うーん、来たか・・・。
 エンゲルスが辞めたので、何とか残留を期待していたが、
永井の気持ちは、もうその前に決まっていたようだ。
 新監督の構想もまだ明確ではないが、若手、動きを惜しまない選手を重用すると明言してるだけに
永井自身、自分がそのスタイルに合わないと考えたのかもしれない。
 確かに優れた選手で、花もあり、大舞台に強い。
天皇杯やACL、タイトルのかかったゲームで決めてくれる。
(そーいや、代表では韓国でのアウェイで、決勝ゴール決めましたね。)
ルックスもいいので、女性ファンも多く、ウチの娘も大ファンだった。
私自身も大好きな選手だったが、一方で、いまひとつ物足りなさ感がある選手という印象も否めない。
天才肌の分、プレーにムラがあり、特にアウトボールの見切りが早く、
岡野や達也の持っている、浦和サポの好きな、ひたむきさに欠けるところがあったとは言える。
 まあ、ここで何を言っても仕方がない。
我々が求めるのは、新しい監督の下で、一致団結して戦うレッズ。
個人プレーではなく、チームとして強いレッズだ。
永井の移籍は、どちらにとってもいいことなのかもしれない。
 それにしても、相手にするといやな選手だぞ。
何より、あのドリブルを浦和のだれが止める?
坪井が、闘莉王が、永井のドリブルに翻弄されるいイヤなイメージが目に浮かぶ。
そして、その清水は名古屋からヨンセンも獲得したという。
(清水、そんなにお金あったっけ?)
岡崎や藤本など若くていい選手も多いし、エスパルス手ごわいぞー。
 さて、浦和の9番はだれが着ける?
高原は19番に決まったみたいだし、エジってことはないだろうし・・・。
まさかの赤星だったりして?(それはちょっとうれしいけど。)

 

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2008.12.20

去年は横浜行ったっけなー

 クラブワールドカップやってますね。
バンド練習から帰ったあと、録画でマンチェスター・ユナイテッド対ガンバ大阪を見てました。
 そーいえば、去年は浦和レッズがACミランとやったんだった。
午後から臨時休診にして、妻と一緒に横浜国際に行きました。
よく、こんな忙しい時に行ったもんだ。
あれから、1年たつのかー。
 で、地上波のテレビ観戦。
以前にも書いたかもしれないけど、私は、地上波のサッカー中継がキライです。
 特に、クラブ・ワールドカップは、何かというと、
世界最高レベルのプレーだとか、さすが世界だとか、
「世界」を連発。
 かつて、クラブワールドカップの前身である「トヨタカップ」が始まった頃は、
ヨーロッパのサッカーを生で(テレビを含めて)見る機会は皆無に等しかったから、
おおー、これが動いてるプラティニかー、などと感動したものだった。
 しかし、WOWOWやスカパーなどの登場によって、ヨーロッパのゲームが見られるようになると、
「トヨタカップ」、なんか違うぞ、と気づいてきた。
 確かに、ヨーロッパ・サウスアメリカ・カップはヨーロッパ・チャンピオンと南米チャンピオンが戦うものだが、
それは、Jリーグでいえば、ゼロックス・スーパー・カップみたいなもので、
リーグ・チャンピオンに比べれば、どうでもいいとまではいわないが、まあ、余興みたいなものだ。
 真の王者とはリーグ・チャンピオンだし、特に南米も有名選手がみんなヨーロッパにいるとなると
「世界のチャンピオン」というのも嘘くさい。
FIFAチャンピオンズ・リーグは、権威があるが、トヨタカップは、あまりないでしょう。
レッズもそうだけど、ガンバが3位決定戦で勝っても、全然「世界3位」じゃないからね。
 昨今は、南米のクラブチームの選手が、自身をヨーロッパのマーケットに売り込む
絶好の舞台で、その辺が、まあ、見所といえなくもない。
 さて、翻ってマンチェスター・ユナイテッドやACミランにとっては、格下相手なので、
できるだけ、楽して取りたいタイトルなわけだ。
南米代表はともかく、アジア・チャンピオンなんて、J1から見たJFL以下の意識だろう。
まあ、多少点を取られても、怪我なく勝って、決勝に早く行きたいとこだ。
 それを、「ガンバのシュート数は、プレミア・リーグの他チームと比べても上位です。」
なんて、笑わせるなって。
昨年のレッズの0-1も、生で見てたら、やっぱミランは1-0で、勝とうとしてた、と感じました。
実力差は5-0くらいあったし、気持ち的には余裕の「勝ち」でしょう。
 今回も、後半ルーニーが入って、
「全く、わざわざオレ様が出るなんて、しょーがねーなー。」
ってな態度で、あっという間に2点取ってたし。
(しかし、こいつ、この風貌でホントに23歳かよ。)
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 多分、ヨーロッパの選手にしてみれば、オール・スター・ゲームみたいなお祭り興行のノリでしょうな。
 まあ、ガンバの選手にしたって、
「試合終わったら、誰とユニホーム交換する?
ウチのかあちゃん、ルーニーめっちゃ好きやねん。
オレ、ルーニーにしとくからお前に、クリ・ロナゆずったるわ。」
などと、関西弁で話してたに違いないが・・・。
試合後、安田や橋本が嬉々としてユニホーム交換してたが、遠藤はしてなかったですね。
やはりプライドのせい?
 そんなわけで、もう、日本のサッカーファンをなめたような、
ふざけた中継はやめてもらいたい。
 あと、明石家さんま、頼むから出ないでくれ、と思ってたら今年も出てましたね。
そもそも、俺、こいつキライだ。
ギャグつまんないし、サッカー・ファン代表みたいな態度はやめて欲しい。
 しかし、それにしてもこの「トヨタプレゼンツ・クラブ・ワールド・カップ」は賞金総額約15億円。
経済不況で、リストラ、減産のトヨタ、ダイジョブすか?
クビになった人にすりゃ、15億?ふざけんな、ってとこだろーが。

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2008.12.07

瀕死のライオン

 まるで戦艦大和の断末魔を見るような・・・。


 2008年J1最終節
      浦和レッズ   1-6   横浜Fマリノス   (埼玉スタジアム2002)
           (前半 0-1)
           (後半 1-5)


 ここんとこ連日外来の患者さんの数が多く、通常では2時過ぎまでかかるだろうとの見通しから
土曜日の受付を、10時半打ち切りとさせていただきました。
 待合室には「Jリーグ最終戦のため」と明記させていただきました。
たくさんの患者さんにご迷惑、ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。
 しかも、それがこんな試合を見るためだったなんて・・・・・。
 10時半打ち切りのため、何とか1時過ぎには家を出ることが出来た。
高速を飛ばしに飛ばして埼玉スタジアムに。
 いつもの駐車場から、早足で歩いたが、
席に着いたのは試合開始から5分ちょっとたってしまってからだった。
 高崎とセルかー。
しかし、高崎の高さを生かしたポストプレイを狙うでもなく、
個人個人が、狭い局面でボールを扱うのみ。
つながるパスは、すべて横か後ろ方向だ。
 試合を見てると、確かに浦和の選手が、何かを必死にしてるように見える。
しかし、個々のベクトルはバラバラ。
そして、危ういバランスの上に立っている選手のモチベーションは、ちょっとしたきっかけによって
あっという間に崩壊してしまう。
 瀕死のライオンを狙うハイエナのように、マリノスの選手は群がってくる。
かつて、サバンナの王者として君臨し、回りに恐れられたライオンは
もはやその威厳はない。
年老い、傷つき、ハイエナの執拗な攻撃に次第に命の炎が消えていく。
以前なら、ひと吼えで、逃げ去ったハイエナたちも今は、自分たちの優位を知っている。
 そして、生きながら肉をそがれ、骨を砕かれていくライオンは、
ついにその巨体を支えきれず、地面に倒れ、ハイエナの群れの中で息を引き取ったのだった。
 これで、今年のレッズは終わった。
ある意味、今年のレッズにふさわしい、妥当な幕切れだったかもしれない。
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 アントラーズは、大嫌いなチームだが、やはり敬意を表するに値する。
最終戦、ある意味去年のレッズみたいに早々と降格の決まった札幌に負け、
川崎、名古屋に優勝を持ってかれる可能性も充分あったわけだ。
 ジェフは残ったのね。奇跡だね。
「唯一2部落ちしてない神話」は、またまた守られちゃったわけだ。
これもある意味、敬意を払うべき。
っていうか、受験生向けにお守りでも売り出せば、当たるんじゃないの?
 埼玉スタジアムは、今日も5万3000人以上が詰めかけ、
もちろんどこの会場よりもダントツで多い。
この、多くのレッズサポはどんな思いで家路に着いただろう。
サッカーが勝負事である限り、いくら入場料を払ったとしても
常にそれに見合う結果が得られるわけではない。
その辺が映画や、演劇と違うところだ。
 しかし、今日の試合に5万人以上の人が数千円づつ払ったわけだ。
幼い子供や、小学生、忙しいスケジュールをやりくりして駆けつけた人(俺とか)
寒い中がんばったお年寄り、バイトでチケット代を稼いだ若者、
そういった人々のことを、チーム、監督、スタッフ、そしてフロントは
ちゃんと受け止めなきゃいけない。
 今日は、岡野選手と内館選手に「ありがとう」と「さようなら」を言うためにここに来た、
ということにしよう。
 コンコースに出ると、夕日がきれい過ぎて、とても悲しかったです。
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2件のコメント
2008.11.30

今年はセールはありません

 ヤフオクでは最終戦のチケットが、大挙出回ってるようだ。
値崩れ、たたき売り説も・・・。


  2008年J1第33節
  浦和レッズ   0-1   ガンバ大阪  (万博競技場)
     (前半   0-0)
     (後半   0-1)


 ついに、今年は一回もガンバに勝てなかった。
同じチームと1年に4回やって一回も勝てない、ってのは最近ほとんどなかったはずだが、
今年は神戸、名古屋とも4回やって一回も勝ってない・・・。
(J2の時、札幌に一回も勝てなかったっけ。)
 前半の2本のポストは肝を冷やしたが、レッズにツキがあったということ。
その後のガンバの山崎の退場で、このゲームはレッズのものになるはずだった。
 しかし、こういう「もらった」ゲームをモノにできないのが今年のレッズ。
 前半のアグレッシブさは影を潜め、
下がってじっくり守るガンバにあわせたかのような、のったりした攻撃。
 人数の少ないガンバは、それほどカウンターを狙ってこないのもあって、
ポゼッション率の上がったレッズは例の
「そのうち、点が入るだろう。」ペースになっていく。
 チームとして個人個人が、何とか点をもぎ取ってやろうという、ハングリーさがなく
そのうち、誰かが点を取ってくれるだろう、という気持ちが見て取れる。
以前だったら、ワシやエメが個人の力でナントカしてくれたのだが、
今はそういう選手はいない。
 横パスが多く、パススピードが遅く、足元へのパスが多い。
 選手の動き出しが遅く、クロスの精度が悪い。
ガンバのクロスは、どれも良かったですね。
大きな差を感じました。
 そして、何故、永井を使わない?
後半、投入のチャンスは何回もあったのに・・・。
 とにかく、この敗戦により、リーグ優勝の可能性は数字上もなくなりました。
 そんなわけで、患者さんの皆様、
今年は「浦和レッズ優勝記念インフルエンザ予防接種&ピアス穴あけ半額セール」はありません。
 最後の可能性にかけて、予防接種の予約を見合わせていた皆さん、
普通に予防接種の予約をしてください。
 うーん・・・、残念。
(でも、セールやると外来大混雑しちゃうんで、大変なんすけどね。
半額だと儲けがほぼゼロもしくはマイナスだし。)
 まあ、来年に、期待してください。

1件のコメント
2008.11.24

新監督(?)の前で

 残り3試合、首位との勝ち点差1の大事な試合。
 こんな大事な試合のときに、結婚式を入れた堀越君はバカヤロウだと思ったが、
この結果では、埼スタに行かずに良かった、か。


 2008年J1第32節
  浦和レッズ  1-2  清水エスパルス   (埼玉スタジアム2002)
     (前半  0-1)
     (後半  1-1)


 俺が行かなかったから、とか、今日はレッズ・ナビのある日だから、とかいう話はもういいや。
 結婚式から帰って、ビデオでみました。
お酒入ってて、良かったです。
堀越君、いい日に結婚式入れてくれてありがとう。
 
 この大一番、ゲルトの場当たり采配は、またびっくり。
っていうか、もう解任もほぼ確定でみんなのウラをかくことしか狙ってないか、っといった感じすらする。
まあ、ゲルトの中には、いまや全く具体的な戦術のイメージは無いんだろうなー。
太平洋戦争末期の、日本軍の無謀な作戦の数々を彷彿とさせる。
ガダルカナルとか、アッツ・キスカとか、レイテ海戦のような・・・。
(次は片道分の燃料で沖縄特攻か?万博で『マリアナの七面鳥撃ち(注)』はカンベンしてね。)
 相馬の左ウイングは悪くない。気持ちはわかる。
しかし、達也のワントップは・・・。
達也はワントップでなく、エジミウソンなんかをトップでポストにおいて、その脇から飛び出すか、
セルヒオか高原と組ませて2トップのワンツーから裏へ出る、という方が効果的だ。
 細貝のサイドバックはいかにも不慣れな感じがしたし、平川の左サイドバックもしかり。
4バックなら、右に山田、左に堤で、どうよ。
どうしても闘莉王をボランチで使いたいのなら中を阿部と堀之内にして、
ボランチは闘莉王と細貝を組ませる。
啓太は、どうもパフォーマンスが上がらないので・・・。
坪井も一時完全復活かと思ったら、最近また危なっかしいしなー。
そもそも、清水なら3バックのほうが良かったかも・・・。
 ここで、ウダウダいっても始まらない。
 新潟、愛媛、札幌あたりには何とかなっても、
やはり中堅以上のチームには通用しないということだ。
 鹿島も名古屋も川崎も勝った。
タイトルをとった、大分、大阪は負けた。
 何とかACL圏内は・・・。
しかし、今のチームの勢いを考えると、勝ち残れる気があまりしない。
 でも、残り2試合、勝ち点差4ってのは、昨年の浦和と鹿島のちょうど逆なんですけど・・・・。
(注)「マリアナの七面鳥撃ち」とは太平洋戦争末期のマリアナ沖海戦で
日本海軍機が、アメリカ軍機に滅多打ちにされたことをさす。
この敗戦で日本は新鋭空母「大鳳」をはじめ、多くの航空兵力を失い、
以後実質的に、機動作戦が取れなくなる。
当時、日本のベテランパイロットはすでにその多くが戦死してしまって、
練成度が極めて低く経験の少ない若年パイロットしかいなかったのだ。
零戦は確かに開戦当初、非常にすぐれた戦闘機だったが、
それに甘えて、新型機を開発しなかったこと、
航空戦略、作戦を見直さなかったことが、この敗戦、ひいては戦争そのものの敗北につながった。
戦術の稚拙さ、補強の失敗、
・・・ま、フロントの責任だな。)

2件のコメント
2008.11.16

この試合は見てないので、コメントできませんが

 今年、公式戦で唯一見てない試合。


 第88回天皇杯全日本選手権 第5回戦
 浦和レッズ  2-2  横浜Fマリノス   (丸亀競技場)
    (前半  1-2)
    (後半  1-0)
   (延長戦  0-0)
       PK 5-6


 犬飼会長は天皇杯をメンバーを落として戦った大分、千葉に制裁を加えるといった。
じゃあ、なぜレッズはスタメンを4人も抜いて戦う羽目になってるのか?
そして、そんなに権威のある大会が、なぜどこでもテレビ中継が無いのか?
 私はレッズの試合を見るために、BS、スカパー、ケーブルテレビ、あらゆるメディアと契約している。
もちろん全試合、録画してDVDに保存している。(かつてはビデオだったので大変だった。)
 天皇杯、全試合見られるようにしてください。(もちろん、レッズ戦だけでいいんですけど・・・。)
 かつて、私がガキのころ、メキシコ・オリンピック後しばらくは
日本サッカーリーグのテレビ中継があった。
(もちろん応援してたのは三菱重工、今に至るレッズ支持のルーツです。)
 しかし、その後サッカー人気の低下とともに、どんどん中継は減っていった。
 そんな中で、天皇杯の決勝だけは必ず放送されたので、毎年これだけはずっと見てました。
 だから、私の中ではかつては「天皇杯>>日本サッカーリーグ」という認識で
犬飼会長の言う「日本で最も権威ある大会」というのは素直に納得します。
 子供の頃から元旦に国立でサッカーを見るのはずっと夢だったから。
(その夢が一昨年、昨年と2回叶ったのだ。)
 やっぱテレビとかでもっと盛り上げてもらいたい。
4回戦は直接見に行けたが、まさかこの試合テレビ中継やらないとは・・・・。
犬飼会長は、まずメディアに働きかけねぼならないのでは。
 学会で東京に向かう途中の駅のホームで携帯で結果を見た・・・。
マリノス相手にPK負けかー・・・。
何となくチャンピオンシップでの埼玉スタジアムに一瞬タイムスリップした気がした。
 ・・・・・・リーグ戦に集中しましょう。
 さあ、元旦は明治神宮に行って、そのまま帰ってきます。

1件のコメント
2008.11.09

セル、セル、セル!

 すでに降格、最下位が決定した札幌。
あー、札幌のアウェイ・ゲーム行きたかったなー。
実は、J2時代も一回も行っていない。(そーいや、J2ん時は一回も勝てなかったなー。)
1年で、J1に帰って来てね。
今度は、石狩ナベ食いに行くから。


 2008年J1第31節 
  コンサドーレ札幌   1-2  浦和レッズ  (札幌ドーム)
         (前半  1-1)
         (後半  0-1)


 などと、悠長なことを言ってる場合ではない。
もう、全勝しか許されない残り4試合だ。
 さて、フォーメーションをみてびっくり。
セルがスタメン!4バック!!
 先日の愛媛戦の勝ったあとのブーイングは賛否両論だが、
あの場にいた者としては、自然な感じだった。
 それが、効いたかどうだか、今日は選手の動きはいいようだ。
よくプレスが効いて、パス・スピードも速い。
 何よりも、セルヒオ!
今までの彼のプレーの中では間違いなく最高の出来。
ドリブル、パス、プレス、運動量、体キレてるぞ。
細貝が抜けてパワーダウンが懸念された中盤を、見事に活性化してる。
 達也も、闘莉王のボランチも機能していた。
 ただ、問題点は依然多い。
 札幌はこれしかないとわかっていながら、ダヴィのカウンターにやられるってのはお粗末すぎ。
エジミウソンの、決定力不足も相変わらず。
4バックにしても、相手が札幌だったから何とかなったようなもので、
組織的に攻撃してくるチーム相手では、かなりの不安。
 しかし、勝つことによってチームのムードが良くなり、
歯車がいいほうに回りだす、ということはある。
新潟、愛媛、札幌と、格下のチームといいスパーリングをこなし、
3連勝したことで、最後の正念場、清水、ガンバ、横浜と力のあるチームとの終盤戦を勝ち抜けるか。 
 そして、そして何と今節、名古屋、川崎、ガンバが負け、鹿島、大分が引き分けたので
単独2位、首位との勝ち点差「1」という、予想だにしなかった状況になった。
 ガンバはここはACL優勝してもらって、もうごちそうさま、ってことで失速して欲しい。
清水も、もうACL圏内はないから、勝ち点なくてもいいでしょ。
マリノスも残留決まれば、もういいよね。
 キイプレーヤーは、細貝、相馬、達也、永井だと思ってるんだが、
ここに来てセルヒオにもグーンと期待が高まった。
あとは、ポンテのコンディション・アップと闘莉王のフィジカル、メンタルだ。
 あー、代表戦、よけいだなー。
マリノスとの天皇杯もあるのか。これは勝っといてもらわんと。
 最終節で鹿島が札幌に負けて、昨年のウチみたいになる(涙)事だって、
絶対ない、とはいえないよねー。 

4件のコメント
医療系をまとめました。
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