ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2016.12.03

「パワーをもらう」

 

NHKの「LIFE」というコント番組があり、大ファンである。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも、いいとこついてるなあ、というネタが多いのであるが、

この間見た「パワーをもらう」

というネタもまた秀逸であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かねがねこの「パワーをもらう」という言い方にたいへん違和感を持っていたので、

思わず、拍手喝采したいほどであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも「パワー」とか「元気」とかは、あげたり、もらったりするもんじゃないだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

モノの例えとして使うならまだしも、日常的に使ってることが多いのにはウンザリしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は「パワースポット」やら「パワーストーン」やら得体の知れないものがあるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じように違和感があるのが「ありがとう」。

 

 

 

 

 

 

 

 

スポーツ選手をたたえたりするのに「ありがとう、○○選手!」とやる、あれがヘンだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

とくにオリンピックなんかに多いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

選手は自分のためにスポーツやってるんだから、別にお礼を言う筋合いはないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

選手が試合後観客に向かって「応援、ありがとう」というのは、きわめて自然だが、

テレビで試合を見た観客がインタビューを受けて

「金メダルを取った○○選手に、パワーをもらいました、ありがとうと言いたいです。」

というのは違和感がありありである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、これから埼玉スタジアムにパワーをもらいに行ってきます。

(やっぱ、オレは、言えねーわ。)

 

 

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2016.12.02

手口

依存症は恐ろしい。

 

 

 

 

 

 

覚せい剤使用でASKA氏はまたつかまっちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

依存症を克服することは困難なので、まず依存症にならないこと、が大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、国会で「カジノ法案」があっという間に可決されたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャンブル依存症もまた、薬物と同じように恐ろしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

タバコを若いうちから吸わせて国民を依存症にした政府は、

また、新たな金づるを求め、別の依存症を拡大しようというのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やり口がヤクザと一緒やん。

 

 

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2016.12.01

年末恒例?

 

 12月になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 毎年この時期しか活動しない季節限定ユニット「コクレア」が今季初練習。

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 ワタシと足利日赤の美人言語聴覚士あすかちゃんの2人組であるが、

ほぼ日赤とおぐじびの忘年会専属(?)ユニットなので

もう結成6年くらいたつのに毎年この時期しか活動しない。

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 今年もそんな季節になりました(笑)。

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 まるで「お歳暮」か「年末特番」みたいなこのユニット。

今年は新曲2曲で勝負です!

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2016.11.30

チャンピオンシップ第1戦、敵地で勝利

 

 火曜日の7:15キックオフというビミョーな時間に行われる大一番。

 

 

 

 

 

 

 

 診察が終わらなかったため、約20分遅れの追っかけ再生で観戦。

この点HDDは便利。ビデオだったら、試合終了まで待たねばならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 2016年Jリーグチャンピオンシップ第1戦

 鹿島アントラーズ   0-1    浦和レッズ  (カシマサッカー場)

       (前半  0-0)

       (後半  0-1)

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 思うに、この火曜日の午後7:30KOというのは、どうも地上波の放映権を買ったTBSの都合らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空席も目立つ、決勝戦なんて・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 準決勝の時点から盛んに「下剋上」の文字がおどるが

鹿島アントラーズはタイトルを実に17回も取っている「絶対王者」である。

(この前のブログでは14冠と書いたが間違いでした。)

むしろ、優勝経験の少ない浦和の方が

Jリーグの全歴史に君臨するこの偉大なレジェンドを倒しに行く構図である。

 pb290006

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして準決勝を勝ち抜いて試合勘を維持してる鹿島に対し、

途中天皇杯4回戦があったとはいえ

フルメンバーとしては4週間近い異例の長期中断を挟んだ浦和レッズ。

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、レッズは良い準備をしたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合開始後の動きをみると、

以前の大一番で見られたような委縮した動き、消極的な慎重さはみられず

早めのプレスと、素早い判断によるワンタッチのパスが見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも、パスは長短、緩急があり自信に満ちたプレーである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今までとは違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ルヴァンカップをとり、年間勝ち点王者をとったという自信が

選手の精神の安定につながっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 前半は、開始直後の8分に決まったかと思う武藤のシュートがあったがオフサイド、

0-0で折り返したが、前半鹿島のシュートはゼロであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして後半、ミシャ監督のハーフタイムの指示「後半最初の15分が大事」

との言葉通り、後半6分、鹿島遠藤が抜けだし、GK西川と1対1に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これを、日本代表正ゴールキーパー西川がぴしゃりとセーブ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、そのすぐあと、後半10分、興梠が相手エリア内で倒されPKをゲット。

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 今日の主審はあのイエティこと家本主審。

まあ、PKを取っても取らなくても、というプレーではあったが。

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 そして、キッカーはキャプテン阿部。

先日の天皇杯でのPKがポストをたたいた音が脳裏によみがえる・・・・

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 しかし、これを見事に決める。真ん中だった ( ゚Д゚)

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 その後は、鹿島の猛攻。

 

 

 

 

 

 

 

 

 PKで先制すると、選手たちはいろいろなことを考え始めるので、これがアブナイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鹿島に押し込まれ、あわやというシーンが何度も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これを身体をはって守るレッズディフェンス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いや、DFだけでなく、全員が一丸となっての守備。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくに攻撃的司令塔である柏木選手の献身的な守備がひときわ目についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鹿島のシュート11本はすべて後半、対する浦和のシュート数は前後半合わせわずか5であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして5分という長いロスタイムを乗り切ってのホイッスル。

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 敵地で勝利をおさめることができた。

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 テレビの前でほぼ立ちっぱなしで見ていたが、やっと乾杯。

「赤いビール」と浦和レッズ特製有田焼ビアカップで♡

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 これで第2戦はぐんと有利になったが、まだまだこれから。

土曜日は気を引き締めて現地に臨みます。

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2016.11.29

「やってきたのはプロシア兵だ。」

 

 「やってきたのはプロシア兵だ。」

というのは、ワタシが子供のころ読んだ推理小説

「名探偵ルコック」の中の出てくるセリフである。

 

 

 

 

 

 

 名探偵ルコックはシャーロック・ホームズより20年ほど前にかかれた、

探偵小説の草分けである。

ワタシは小学生のころ読んで

当時「プロシア」という国を知らなかったので印象深く覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 だが今日の話は、その小説とは全く関係はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回、「やってきたのは鹿軍団」であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 年間勝ち点2位のチームと3位のチームが対戦するチャンピオンシップ準決勝は、

Jリーグの発表では「年間勝ち点上位のチームが有利になるように」

2位チームのホームグラウンドで行われ、

90分で引き分けの場合はホームチームが勝ち抜けというレギュレーションであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに「2つ目の90分で引き分けなら云々」のルールは昨年はなく、

昨年年間勝ち点2位のレッズは、同3位ガンバ大阪と90分では引き分け、

延長後半の2失点で決勝への道を閉ざされたので、

今年のレギュレーションであれば決勝に進めたことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 川崎フロンターレ風間八宏監督は試合前

「ただ、勝つことではなく、(決勝を見据えて)どう勝つかが大事だ」

と語っていたが、

鹿島アントラーズ相手に0-1で負けてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現行のチーム力から言えば7;3で川崎が来るかなと思っていたが

まだカップ戦を含め一つのタイトルも取ったことのない川崎フロンターレと、

国内では断トツの、過去14タイトルを取った鹿島アントラーズの

大一番での勝ち方の経験値の差が色濃く出たゲームであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 年間勝ち点から考えれば、

1位浦和レッズ74、2位川崎フロンターレの72に対し、

鹿島アントラーズは3位とはいえ、勝ち点59。

実に川崎との差は13点である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、決勝戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホームアンドアウエイのレギュレーションは以下の如くである。

 

 <優勝チームの決定方法>
2試合が終了した時点で勝利数が多いチームを優勝とする。
2試合が終了した時点で勝利数が同じ場合は、次の順によって勝敗を決定する。

 ① 2試合の得失点差

 ② 2試合におけるアウェイゴール数

 ③ 年間勝点1位チーム

 

 

 

 

 ということは、ここでは年間勝ち点によるメリットは、ほぼ、ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも第1戦は火曜日開催。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 J2上位チームによる昇格トーナメント、

J2,J3の入れ替え戦が日曜日開催なのに、

なして最も重要なはずのチャンピオンシップ決勝が火曜日??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで、年間勝ち点首位のレッズが勝てば、まあ、物事は丸く収まるが、

年間勝ち点で15点、5試合分も下のチームが

もし、リーグチャンピオンになっちゃったら、

1年続けてきたリーグ戦はいったい何だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この2シーズン、チャンピオンシップ制、わずか2年で消滅、

来年からは1シーズン制になるという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2シーズン制の導入に最後まで反対し続けたのは他ならぬレッズサポである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どんな形でこの矛盾の多い、荒っぽいストーリーは幕を閉じるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終章はまず今夜から。

 

 

 

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