医師国家試験の勉強
医師国家試験はカンニングなどの不正行為を防ぐため、
3校とか4校の医学部が同一会場で受験します。
今はどうかわからないが、ワタシが学生の頃、
大学のほうから国家試験対策の指導や授業は一切なかった。
6年生になると学生たちは「勉強会」と称する
4,5人の任意のグループを友人同士で作り、
週何回か集まって国家試験の問題集を勉強する。
国試対策シリーズ、通称「国対」という
分厚い過去問の問題集である。
毎回分担して予習を行い、
予習した人が他のメンバーに解説をする、
というパターンであった。
後はそれを反復復習。
自宅でシコシコ勉強あるのみ。
それが、私立の医学部では
大学側が国家試験対策のカリキュラムを組んで
学生に対し指導を行うと聞いてビックリした。
国家試験対策の暗記本や、
高額な国家試験のための予備校がある、
という話は以前書いたことがあります。
さらに驚いたのは「卒業延期」という制度。
大学の国家試験合格率はマスコミで発表されるので、
あまりに低いと具合が悪い。
そこで見かけの合格率を上げるために、
出来の悪い学生に国家試験を受けられないよう、
卒業を4月に延期するという措置があるという。
試験日程変わったけれど、
今もそんな措置があるのかなあ。
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