ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2022.01.29

やりきれない事件です

埼玉県で、訪問医療をやっていた44歳の医師が、

猟銃を持った男の自宅で殺された。

先ごろ亡くなった家族の主治医であったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュースなどによると、

このお医者さんは大変熱心な先生で、

自分の時間を犠牲にしてまで、

地域の在宅医療に取り組む人だったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間の、大阪のメンタルクリニックで

放火にあって亡くなった先生も、

患者さんに寄り添って親身になって診療をしていた

お医者さんだったと聞きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のように、相次いで、

まじめで患者のためを思い仕事をする医者が、

患者やその家族によって命を奪われる、ということは

医者やってる身からすると、

本当にやり切れない気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どんなに真摯に一生懸命仕事をしていても

このような目にあうことがある、というのが、

医者という職業なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、この事件を受けても

今後、日々の診療方針に

何かを変える必要があるわけでもなく

今まで通り、患者さんの利益を考えて

真面目にやっていくしかないなあ、

と思うわけです。

だから、やりきれない。

 

 

 

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