ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.04.22

Journey to the Center of the Earth~アイスランドの火山が爆発して思ったこと

 アイスランドの火山爆発でヨーロッパの空の便は大混乱で、
連休を控えて心配な方もいらっしゃるでしょうね。
 幸い(?)ウチは海外旅行の予定は無いのでヨユーですが。
 自然のエネルギーの威力を実感します。
 そもそもアイスランドといえば「火山国」で、
何年か前のテレビで発電はすべて「水力」と「地熱」で、
「火力」「原子力」を使わないクリーンな国、と紹介されてましたが、
まあ、火山が多いってことですね。
 んで、アイスランドで思い出すのは、
ジュール・ベルヌのSFの古典的名作「地底探検」でしょう。
 アイスランドの火山の火口から地球の中心につながる道があるという。
 子供の頃読んで、映画も(ビデオで)見ました。
 映画は最近リメークされWOWOWで見ました。
 そして「地底探検」といえば、1974年のかの「リック・ウエイクマン」のアルバムを思い出す方も多いのでは。
 プログレッシブ・ロックの一時代を築いた「イエス」のキーボードプレイヤー。
 「イエス」の代表作「こわれもの」「危機」で、弾いているのが
もと「ストローブス」の「リック・ウエイクマン」でした。
 彼が絶頂期の「イエス」を脱退して発表したのが
ジュール・ベルヌの小説を題材にした「地底探検」。
 ロンドン交響楽団と協演したライブでした。
 私も当時聴きましたが、これがつまんなかった。
 世界的には大ヒットして、次の「アーサー王と円卓の騎士」も成功したのですが。
 ロック少年の「クラシック・アレルギー」が関係したのかしら。
(でも最近またCDで買いなおしたけどピンとこなかったなあ。)
 当時は「プログレ黄金時代」で、特に「シンセサイザー」という
「新しく発明された楽器」の誕生により、キーボード・プレイヤーが脚光を浴びた時期でした。
 「イエス」の「リック・ウエイクマン」と並び称されたのは
「ELP(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)」の「キース・エマーソン」。
 この2人の人気はすごかった。
 ミュージック・ライフの人気投票ではいつも1,2位を分け合っていました。
 ちなみにその頃「万年3位」だったのが「ディープ・パープル」の「ジョン・ロード」。
 近年発売された、当時のディープ・パープルのライブで
リーダーのジョン・ロードがメンバー紹介をしている箇所があります。
「イアン・ペイス、オン・ドラム・・・。」とか。
 その時最後に自分のことを
「マイ・ネイム・イズ・・・・・リックエマーソン
と言って、会場中がどっちらけになるシーン、
何回聞いてもイタイです。
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2010.04.21

“Not” Too Old To Rock’n’Roll~ロック・オヤジの熱い夜。


 「今日は赤ペケ病院と合コンなんだ。」
 「えー、センセイ、まじっすかー。」
 「ただし、ナースじゃないよ、オヤジだ。」
 実は、前回の「CRPライブ」を見に来た、赤ペケ病院のオヤジから、
「是非、女子高生バンドみたいに前座やらせて欲しい。」
とのオファーがあり、一緒にライブすることになった。
 その打ち合わせで、「飲み会」をすることになったのだ。
 キーボードのアヤちゃんと指定の居酒屋に。
 「ええと、赤ペケのY田さんで予約はいってますか?」
「Y田様ですか・・・、ええと無いですね。赤ペケの○○様で7名さまがはいってますが・・・」
「それかもなー。」
 なんせ、こっちは相手の顔も知らないのだ。
 「こちらです。」
 と案内されて入っていくと、
「おおー、センセイ、こちらはアヤちゃんですね。」
 と、いきなり挨拶される。
 こちらは相手のことはぜんぜん知らないが、
ブログやライブでこっちのことは逆に良く知られてるわけだ。
 なんか、芸能人になったみたいだ。
 「Y田さん」は赤ペケ病院の事務で、私と同じ50歳。
 メールのやり取りで、きちっとした文章を書くので
「学校の先生みたいな人かなー」と予想していたが、
ガタイが良く、どっちかというと
「宅配便の人」 みたいな感じだった。
 そして、当ブログにもたびたびコメントをいただいている、kazuさんと、
バンドのギタリスト、軽音楽部の部長であるW林さんが向こうのメンバー。
 kazuさんはお会いしたことがあるがW林さんも初対面。
 ちょっと「モヤシメガネ」な感じだがヨーロピアンHR/HM系の人だという。
(HR/HMとは「ハード・ロック/ヘビー・メタルのことです)
 ドラムの野口先生も合流し、みんなでビールをがんがん。
 なんせ、趣味も年代も同じなので、盛り上がる盛り上がる。
 そして、おもむろにY田さんがある写真を取り出した。
「これ、誰だか分ります?」
 写真には何やら「ロックな感じ」の外人と東洋人。
「どっちが?」
「いやこっちは若いころの私で、こっちの外人はコージー・パウエルですよ。」
 おお、コージー!
 コージー・パウエルといえば第2期ジェフ・べック・グループのドラマーで、
レインボーに加入、その後数々のバンドでパワフルなドラムを叩きまくった
「ハード・ロックなら何でも叩くぜ、ドッスンバッタン系元祖ダブルバスドラマー」だ。
「ラフ・アンド・レディー」のジャケットで、
どっちがジェフ・べックよ、というほどべックに似てたあの顔だ。
 しかし、もっとびっくりしたのは、その横の東洋人。
 
 山本恭二もビックリのロン毛パーマのその男が
目の前の、Y田さんとは・・・・。
 思わず、
「ヅラですか?」
「・・・いえ、地毛、でした。」
 熱帯雨林の砂漠化は我々の想像よりもはるかに急速に進行しているようだ。
 なんとY田さんはかつてロック雑誌の仕事をしていたという。
「ロッキン・f」という、オレもたまに買ってた「ファッキン」な雑誌だ。
 コージーにインタビューしたときの写真だという。
「ギョーカイ君だったんですかー、へー、で、今は宅急便で・・・」
 いや、違うって。
 その後もロック談義、バンド談義で盛り上がり、
2次会ではロックを歌いまくって
ロック・オヤジの夜は熱くふけていったのだった。
 そんなわけで、次回「CRP」ライブは7月10日(土)太田の「ミュージック・アシスト」です。
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2010.04.20

「おしゃぶり」の危険性

 問診は診察の基本。
 耳鼻咽喉科は主として「目で見て」診断する科なのですが、
やはり訊かねばわからないことも多い。
 乳幼児の発熱のとき初診で必ず訊くことは
①保育園に行っていますか
②母乳栄養でしたか、ミルクでしたか
③上に兄弟がいますか
④今まで中耳炎したことがありますか
⑤風邪で小児科等でよく薬をもらってましたか
 まあ、これらが要するに
子供の風邪、そして中耳炎が治りにくくなるリスク・ファクターなわけだ。
 他には、家族、特に母親の喫煙とか、
両親のアレルギー素因とか、
アトピー、喘息の合併とか、いろいろありますが。
 そして、中耳炎のときにもうひとつ大事なのが
「おしゃぶり使ってますか?」
という点です。
 実は「おしゃぶり」は中耳炎の誘発因子です。
 これが意外と盲点だったりします。
 常に口から吸い込むことによって鼻咽腔が陰圧になることが原因です。
 小児歯科領域でも「おしゃぶり」は良くないみたいですな。
 インターネットで調べるとまずそっち関係がいっぱい出ます。
小児歯科学会」←こんなのとか
 まあ、歯のことはわかりませんが、中耳炎やった事ある子(滲出性中耳炎を含む)は
おしゃぶりやめといて頂きたい、です。
 ちなみに私の「おしゃぶり」のイメージは
「ひみつのアッコちゃん」の「少将」です。(古っ!)
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2010.04.19

「勝利」のイメージ

 開幕戦でアントラ-ズに負けて以来、実は負けの無いレッズ。
 好調とは言えないが、今日勝てば(暫定だが)首位。
 しかし、ここまで、その開幕戦の鹿島を除けば、
選んだように下位チームとしか対戦してない。
 そして、川崎フロンターレ。
 サッカーライターの中にはこのチームを今季優勝の最右翼に推す者も少なくない。
 そう、今日こそ、「実力」が試される。


  2010年J1第6節
   浦和レッズ     3-0     川崎フロンターレ   (埼玉スタジアム2002)
        (前半  2-0)
        (後半  1-0)


 寒い日が続いたが、今日は割と暖かい。
 先週参戦した新潟戦で勝ったので、
その時と、同じシャツ、同じジャケット、同じキャップ、同じタオマフ、
同じGショック(レッズ・バージョン)
同じ靴(ナイキ・限定レッズモデル)
同じパンツ(浦和ロゴ入り赤パン)。
 そのまんま。
 ただし、パンツは洗濯したけど。
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 さあ、ホーム・ゲームだ。
 開始早々レッズの選手の好調さが伝わる。
 川崎は攻撃力はリーグ随一だが、組織的な守備が苦手。
 そこにレッズのパスサッカーがぴたりハマった。
ドン引きした相手より、はるかにやりやすい。
 混乱する川崎ディフェンスの隙間から次々にシュートを打つ。
 この数試合、シュートの意識が上がっている。
 細貝の先制点も達也の2点目も、入らなかったが柏木のシュートも
思い切りのいい振り抜きから生まれている。
 この間の阿部ちゃんのシュートがみんなのイメージにあったかも。
 早い時間に2点のリード。
 予想通り、川崎の怒涛の攻めが来る。
 まだ前半半ばなのに、後半終了5分前のような、川崎のなりふりかまわぬ攻撃。
 この「ケンカサッカー」に昨年はやられたのだ。
 しかし、今回は
「中盤のフォアチェック」、「守備は必ず2人で1対2のかたちで」、が徹底されていて、
怖い相手フォワードに、仕事をさせなかった。
 そして、後半、早い時間帯のPK。
 2点差があったがここで失点すると、
その後カサにかかって来る川崎をしのぐのは並大抵のことではない。
 そう、去年もPKから、破滅したのだ。
 ところが、なんとなく
「止まるかも」
という気分があった。
 水曜日にPKを2回止めたのはギシではなく順大だし、
場所も、相手ももちろん違う。
 しかし、漠然と、そういった「空気」がスタジアムに流れていた。
 ある意味、このPKのセーブが勝敗を決めたかもしれない。
 いずれにせよ、この勝利は大きい。
 チーム全体が「ポジティブなイメージ」を共有したことが、
今日の勝ち点3につながったでしょう。
 「阿部ちゃんのミドル」「順大のセーブ」が、今日に生きていた。
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 ああ、こんな気持ちのいい勝ちは、ひさびさじゃー。
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2010.04.18

オペラ座の夜

 春のライブも終わり夏に向けてそろそろ準備を始めようかい、というオヤジバンド「CRP」。
 なんかやりたい曲ある?とメンバーに訊いたところ、
ドラムの野口先生から意外なオファーが。
「クイーンのYou’re My Best Friend」!
 本人も「多分却下されると思いますけど」という前フリつきで、
メールしてきました。
 「You’re My Best Friend」。
 この曲はクイーンの4枚目のアルバム「オペラ座の夜/A Night At The Opera」にはいっています。
 実はこのアルバムを境に私はクイーンを聴かなくなってしまったのだ。
 ロック小僧だった中学生時代、
ツェッペリンやパープルを聴きまくっていた頃、
「ブリティッシュ・ロックの新星」としてデビューしたのがクイーンだった。
 デビュー・シングル「Keep Yourself Alive(邦題は『炎のロックン・ロール』!)」
を、ラジオで聞いて、おお、こりゃ、かっこええと思い、
その後出た、ファースト・アルバム「Queen/(邦題は『戦慄の王女』)」
を聴きまくっていた。
 クイーンなら「王女」じゃなく「女王」じゃないの、と思ってはいたが。
 この時点では「ブライアン・メイ」がリーダーだと思ってた。
(ベースの「ジョン・ディーコン」は、しばらく日本では「ディーコン・ジョン」と紹介されていた)
 セカンドアルバム「QueenⅡ」は、実はお昼の校内放送で初めて聴いて、
「このバンドは何だ。」
「こりゃ『イエス』でしょ。」
「いや『ツェッペリン』の新譜かも。」
といって、友人とわざわざ放送室まで調べに行ったことがある。
 3枚目「Sheer Heart Attack」は英語の勉強にもなるといって
辞書片手に友達と歌詞の翻訳をした。
 ただし、キラー・クイーンの冒頭に出てくる「Moet et Chandon」がわかんなくって挫折した。
 (これ、フランスのシャンパン「モエ・エ・シャンドン」だが、
中学生の英和辞典には出てねえわなー、フランス語だし。)
 そして、初来日公演の日本武道館にも行き、
発売を楽しみにして聴いたニューアルバム「オペラ座の夜」。
 その内容はロック少年の期待を大きく裏切るものだったのだ。
 ブリティッシュ・ハード・ロックは影を潜め、オペラ調の曲や、カントリー、ポップなコーラス。
 なんだー、こりゃー。
 そして、シメはかの『ボヘミアン・ラプソディ』。
 そんなわけで、次のアルバム『華麗なるレース』からは、もうクイーン聴くのをやめちゃったのです。
 その後『クイーン』はフレディのエンターテインメント路線をばく進し、
ゴージャスかつ完璧主義を売り物に世界的にも大成功を収めたわけですが・・・・。
 いま思うとこのアルバムは
『ビートルズ』における『リボルバー』にあたるアルバムだったんだなあ、
と思います。
 さあ、そんな私にとってクイーン最後のアルバム
『オペラ座の夜』からの曲、果たしてライブで演奏するのか?
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2010.04.16

ジェネリック医薬品ってどうよ

 最近ジェネリック薬を希望される患者さん結構いますね。
 「ジェネリック薬」とは、医薬品の発売から年数がたって、
特許が切れたため、開発メーカー以外にも製造を許された「後発品」です。
 いわゆる「コピー薬」で、かつては通称「ゾロ」といわれてました。
 「主成分」は「先発品」と同じですが、
製薬会社の開発にかかったコストや、
認可をとるために必要な様々なテストがカットされ、
データの提出が免除されるので、
「先発品」に比べ、安い価格になってるわけです。
 厚労省は医療費削減の一つの目玉として、
近年、ジェネリック薬を大いに推奨してるのは周知のことです。
 当院も患者さんの要望によって薬局でジェネリック薬に変えてもいいですよ、
という趣旨の処方箋を出しています。
 
 かつては「ゾロ」は安く仕入れられるので
「儲け」が多く開業医が利益重視で使っていた時代がありました。
 最近は「薬価差」が無くなり、院外処方が普及したため、
薬で利益を稼ごう、というお医者さんはまあ、あまりいないでしょう。
(そもそも医者が設け主義では困りますが。)
 だから、以前のように
「ゾロばっかり使ってる医者はちょっとなあ…」
というイメージは今はありません。
 多くの先生が積極的に「後発品」を使っています。
 ただし、一般的にはお医者さんは本当はジェネリック薬、
あんまり好きではないのではないか、と思います。
 問題はジェネリック薬は「先発品」と完全に同じ薬ではない、
という点です。
 「主成分」が、同じならばいいので、薬の製法上違う成分もあったりするわけです。
 特に子供用のドライシロップ製剤などは「主成分」はもちろん大事ですが、
「味付け」の成分も大きな要素を占めます。
 だから、当院は必ず「味見」をして、先発品と遜色ないものを
近くの薬局にはお願いしています。
 たとえば抗生剤の「クラリス」「クラリシッド」は、もともと、とても苦い薬で、
開発したメーカーは、発売後、研究に研究を重ね、3回味付けを変更して、
今の味になっています。
 ところが「後発品」は、主成分は同じでも
味付けの「秘技」はコピーできないので、
かなり飲みにくい薬になっています。
 また、もう一点はメーカーにより製品の質にばらつきがある、ということもあります。
 まあ、中にはちょっと怪しいメーカーもあるので、
完全に「コピー」しきれて無い奴もあるようで。
 実際にステロイドの軟膏を「ジェネリック」に変えたら、
ぐんと効きが良くなって、実はステロイドの濃度は同じだが基材が違ったので
元の薬より吸収良くなって実質的には強いステロイドを使ってることになっていた、
なんて噂も聞きます。
 また、皮膚に貼る気管拡張剤のテープも、基材が違って、
血中濃度が通常より高く上がってしまい、その分早く下がってしまうということもあるようです。
 そんなこともあって、薬剤師さんになるべく信頼できるメーカーの製品を勧めてもらうようにしています。
 最近は「先発品メーカーの子会社」や「先発品メーカー」そのものが
「ジェネリック医薬品」を作っているところも多く、
まあ、この辺なら信頼できるかなー、と思っています。
 ただ、処方箋はどこの薬局に持って行ってもОKなので、
なかなか難しい面もあるのですが。
 あと、心配なのは、ジェネリックが優遇されてくると、
メーカーはワリの悪い新薬の開発より、
リスクの無いジェネリック生産に走るようになり
良い薬ができないのでは、ということも感じます。
 まあ、適切に使えば、これはメリットも大きいわけで、
我々も勉強しますので、皆さんも正しい知識を持って使用してください。
「センセイ、なんでも最近は『ジェネリック』とかいういい薬が出たんだって?」
「いや、ジェネリック、薬の名前じゃありませんから。」
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2010.04.15

人間万事塞翁が牛

 ナビスコカップはテレビ中継があまりないので、
一時は神戸行き(帰りは夜行で翌朝)という線も考えたが、
スカパーの中継があると分かりテレビ観戦にしました。


  2010年Jリーグ ヤマザキナビスコ・カップ 予選B組第2節
   ヴィッセル神戸    1-3     浦和レッズ  (ホームズスタジアム神戸)
       (前半    0-0)
       (後半    1-3)


 今季公式戦では初戦に勝ったがその後勝ち星のない神戸。
 逆に初戦は落としたが、その後負けの無いレッズ。
 レッズの今日の4バックは、峻希、暢久、スピラ、サヌ、そしてGK順大。
 初めて、外国人新戦力がそろい踏みした形になったわけだが、
試合慣れしていないことからか、不安定極まりない。
 特にスピラの足元は危なっかしい。
 ヴィッセルに狙われまくりでしたね。
 それでも勝てたのは、勝ってるチームと負けてるチームのメンタリティの違い。
 リードしている時は良くても、追いつかれた瞬間に
「ああ、今日もダメなのか。」
との、意識が芽生え、動きが止まっちゃうんだなー。
 そういうのって、よーーーく分かるのよ。
 なんせ、かつてのレッズが長らくそうだったから。
 加藤順大のキックや飛び出しも、相当ヤバかったけど、
最後のPK2回止めたのは、今後の自信になるでしょうね。
 あのPKの判定はちょっと厳しかったけど、
結果的には、よかった。
 PKやり直しの判定も、えー、なんでじゃーと思ったけど
結果的には、よかった。
 人間万事塞翁が馬、
いやヴィッセル神戸は牛でしたか・・・。
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2010.04.14

結婚記念日

 本日4月14日は我々夫婦の20回目の結婚記念日です。
 当時、群馬大の耳鼻咽喉科の医局に所属していた二人は、
結婚式に際してある企みをしたのだった。
 医局では結婚したら式の当日を含めて2週間は休んでよい、
という規定になっていた。
 当時はバブル時代。
 新婚旅行には、ヨーロッパ旅行に行こうと相談して決めた。
 そこで、カレンダーをにらむ。
 なるべく長く休みを取りたい。
 新婚旅行も長く行きたいし、その後の親戚回りとかいろいろ時間もかかりそうだし。
 日曜日に式を挙げると、その晩2次会3次会に行きにくいから、
式は土曜日の午後に。
 その年は4月14日が土曜日だったのでここに決定。
 さて、なぜ4月、なぜ14日なのか。
 4月中旬、14日から規定通り2週間休みを取ると、
28日まで休み。
 29日は「天皇誕生日(現昭和の日)」で祝日。
 そしてすぐ5月の連休だ。
 医局長に申し出ると
「はい、じゃあ小倉先生と上原先生は4月14日から2週間休みね。
ん?ゴールデン・ウイークかあ。
じゃあ、病院来るのは5月6日からでいいや。」
 と、まんまと長期の休暇をせしめたのだった。
「ふふふ、してやったり。」
 結婚記念日の今日、水曜日は午後休診だったので近所のイタリアンレストランでランチを食べました。
 (ちなみにお店はウチから歩いてすぐの「Fortuna」。お勧めですよ。)
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 そういや、新婚旅行はイタリアだったなー。
 その後20年間で海外旅行に行ったのは、4年前の職員旅行のサイパンだけだけど。
 まあ、20年間一緒に頑張ってくれた妻に感謝、です。
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2010.04.13

家族割引ききませんか?

 夫婦で同じ仕事やってるとそりゃ便利なことのほうが多いんですが、
困ったこともあります。
 医学関係の案内、雑誌、新聞、ダイレクトメールが
ぜーんぶ2通づつ送られてくる。
 当然、日本医師会と日本耳鼻咽喉科学会は入ってるので、
これらの学会誌が毎月2冊。
 鼻科学会と耳鼻咽喉科臨床学会は私だけだが、
気管食道学会は2人加入してるので毎月2冊。
 そのほか、日経メディカル、朝日メディカル、メディカルトリビューンなどの
いわゆる広告付きで無料で(勝手に)2冊づつ送られてくる医学雑誌が何種類もあります。
 日経メディカルにいたっては伊勢崎にいる泌尿器科医の弟の分まで、
毎月3冊も送られてくる。
 まあ、これらの医学関係の雑誌はまあ、一通り目を通すのだが
1冊で変わりばんこに読めばいいので、無駄だよねー。
 マンション、証券、予備校案内は、封も切らずにそのままゴミ箱に。
 といいたいとこだが最近はゴミ分別なので、
ビニールの封筒は別にして、紙だけ資源ゴミにしなくちゃいけない。
 ってゆーか、この現象自体が資源保護に逆行してて
ぜんぜんエコじゃないっす。
 何とかなんないですかねー。
 そうそう、無料のものと違って学会誌は高い会費払って「買って」るわけで、
夫婦の場合学会費が「雑誌いらない割引」になるといいのに。
 家族で同じ雑誌を毎月2冊づつ買う、ってありえないですよね。
 携帯の家族内割引みたいには、いかないものか。
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2010.04.12

これはどうだ「本態性」

 「特発性」の記事を書いていて、もう一つ思い当りました。
「本態性」。
 これは、主に「本態性高血圧」で、用いられる。
「本態性高血圧」?
「熱帯性低気圧」ならよく聞くけど。
 実はこの「本態性」も大体「原因不明の」という意味だ。
 たた微妙に違うニュアンスがある。
「特発性」の場合は、
「良くわかんないけど、珍しい病気になっちゃって、んー、こりゃ残念、カワイソウ。」
という、患者さんを思いやる気持ちが入ってるような気がする。
 しかし、一方「本態性」は
「いや、あんた、こりゃ原因は分かんないけどさ、
しょうがないのよ、まあ、人間の性(さが)っていうかさ。」
という、突き放した感じがくみ取れる。
 世の中に高血圧症の人はすごい数がいるが、
ほとんどはこの「本態性高血圧症」って病名がついてるはず。
 我々が医学生の頃、内科学で「高血圧症」を勉強するときは大変だ。
 まず、高血圧症には「本態性高血圧」と呼ばれる原因不明の「一次性高血圧症」と
原因のわかっている「二次性高血圧症」に分けられる。
 んで、この「二次性高血圧症」が、ハンパねえ数 あんのよ。
 代謝、遺伝性、血管異常、腎臓、下垂体、甲状腺、腫瘍、電解質異常・・・・・
ともかく、ほとんどあらゆる臓器の疾患を網羅しそうな勢いだ。
 それで、高血圧の問題が試験に出ると大変だ。
 内科の知識を総動員して答えを探さなきゃならない。
 特に遺伝子の何番が欠損してどうとか、
何とかいうホルモンを活性化する物質の代謝経路のどこが遮断されてるとか、
覚えるのがメンドクサイったら。
 しかもそういった病気がことごとく「ナントカ氏症候群」などという
発見したガイジンの名前が付いてるので、またこの暗記が大変。
 絶対、オレ、医者んなっても高血圧の診断、できないかも。
 と、思っちゃうわけだ。
 ところが、実際は
「うーん、血圧、高めだねえ。薬出しときましょう。」
 ってんで、3分で診断がついて、その薬を30年飲む、
なんてことがあったりして・・・。
(いや、見たわけじゃないけど、極端な場合それに近いものもあるのでは・・・)
 なんたって、実は、高血圧症の9割以上は原因不明の「本態性高血圧」なのだ。
 私などは、耳鼻科医で高血圧症は診断も治療もしたことないので、
いまだに血圧が高いんです、といわれると
「どっかに 褐色細胞腫 (←試験のヤマ) があったりして・・・・」
などと考えてしまうのですが。
 まあ、国家試験には、逆にそういうのしか出ないですからね。
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