スポーツイベント会場クラスターのある要因
今日から7月。
ということは、すでに1年の半分が終わった、ということです。
2020年に続いて、「白紙の時間」が過ぎてゆく・・・・・。
さて、4年に1回、
ワールドカップの合間の真ん中の年に開催されるので、
本来は昨年開催であったユーロ2020。
東京オリンピックと同じく今年に延期されたわけですが、
6月12日に一足早く開幕しています。
スコットランドが1998年のワールドカップ以来、
23年ぶりに国際大会出場を果たしたり、
イングランドがラウンド16で、
自国開催の1966年ワールドカップ決勝以来、
55年間勝てなかったドイツに勝ったとか、
(1966年当時は西ドイツ)
いろんな話題がありますが、
やはり気になるのは新型コロナのニュース。
開催地はヨーロッパ各地に分散しており、
その場所のルールで観客数が20%、50%、100%
などとまちまちだが、
ロシア対フィンランドの応援にロシア・サンクトペテルブルクに行った
フィンランドサポーターのうち86人が
新型コロナウイルスに感染。
そこからフィンランド国内の感染者が急増したという。
サンクトペテルブルクでは50%の観客制限だった。
さらにはスタジアム観戦や渡航などでロンドンに行った
1991名のスコットランドファンが
新型コロナウイルスに感染したと報告された。
そのうち397人は18日のイングランド対スコットランド戦を競技場で観戦した。
感染予防のため、18日の試合でスコットランドサポーターに販売された席は
2600人分に限られており、計算上は約15%の人が感染したことになります。
かなりの高率。
もちろんスタジアム内だけではなく
その前後にサポ同士がパブで盛り上がって感染が広がったのでしょうが。
やはり、そうなりますか。
それにしても、これを見ると
感染拡大が起こる試合には原因となる
それなりの背景があるような。
以前、書いたように、フィンランドは独立前から
さんざんロシアに蹂躙されてきた国なので、
敵地ロシアでのロシア対フィンランドといえば、
フィンランド人は、そりゃ、燃えるだろうよ。
そして、スコットランドにしても
オリンピックはイギリス、ユナイテッドキングダムとして出場するが、
ワールドカップやユーロでは、
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドは
それぞれ別の国という扱いなので、
強国イングランドのために、予選を勝ち抜けず、
なかなか本戦に出られない。
それが23年ぶりに本戦出場し、
しかも相手がイングランドという因縁の対決で
試合会場のウエンブレーがあるロンドンまでは
クルマで行けるわけだから、
そりゃ、ビールやスコッチ飲んで盛り上がるしかないわけで。
ということは、
ひょっとして、東京オリンピックのサッカー決勝が、
まかり間違って
日本対韓国になっちゃったらヤバイってことですかねー。
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