MiG-21 Pin-up MiG
ワタシが小学生時代はいわゆる東西冷戦の時代でした。
アメリカ合衆国を中心とする西側諸国、
ソビエト社会主義共和国連邦を中心とした東側諸国は
ともに陣営内で軍事兵器を共有して対抗していました。
戦闘機ですと西側陣営NATO軍の主力は
ロッキードF-104スターファイターからF-4ファントムⅡに。
そしてワルシャワ条約機構や中国、ベトナムなど
社会主義陣営の主力となったのがMiG-21でした。
フジミのこのキット、今は絶版ですが、
けっこうストックがあります。(^^;)
今回はこれでいってみよー。
当時東側だったチェコスロバキア空軍仕様。
パイロットは1/72だが、手のパーツが別で
ピッタリ操縦桿を握ります。
ただ、どのキットも共通なので
チェコスロバキア人もシリア人も北ベトナム人も同じ人。
機体内部の色はよくわからないので、
第二次世界大戦の三菱製機体の機内色。
まあ、MiG-21はアメリカ軍にしてみれば、
かつてのゼロ戦みたいな存在ともいえるし。
機首に釣り用の鉛球を入れるのを忘れずに。
途中省略。
いきなり完成。(≧▽≦)
写真撮るのを忘れちゃいましたが、
ストレスもなく組みあがる好キットです。
実は、子供のころ一番好きだったのがこのMiG-21。
パネルごとにシルバーの色目、光沢を少しずつ変えて無塗装銀を表現してみました。
醜く大きいファントムに比べ、なんとカッコいいことか。
当時最先端だったデルタ翼は、ミラージュなどと違って、水平尾翼のあるタイプ。
ポイントはこの機首のヌードのお姉ちゃん。
社会主義の国でこういったノーズアートがあるのは珍しいが、
チェコスロバキアは東側の中でも反ソ的な精神も多かったことの表れか。
それにしても、アメリカ軍のノーズアートに比べると、
いかにも垢抜けない、色気のないオネーちゃんですね。
やはり、コックピット、パイロットはほとんど見えなかった。(^^;)
武装はアメリカのAIM-9サイドワインダーのコピー、AA-2アト―ル。
朝鮮戦争の時F-86FがMiG-17に向けて発射したミサイルが、
命中したが不発弾となったのでコピーされた、というが本当だろうか。
あー、好きだよ、MiG-21。
さて、お次はどのMiGいきましょうか。
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