再発行
確定申告の季節である。
もとより、数字の全く苦手なワタシはすべて税理士さんに丸投げ、
せめて、封筒くらいあけてくださいと怒られているのだが、
数字や帳簿を毎日眺めてる人はスゴイなあ、と思う。
もし、他の職につく自由があるとしたら
教師、科学者、小説家、いろいろ思い浮かぶが、
税理士や会計士、銀行員、証券会社関係は100回生まれ変わっても絶対ない、と思う。
書類を整理したり、提出したりは、小学校のころから大の苦手。
学校に返信を出すプリントや集金袋の類は何回だし忘れ、または紛失したかしれない。
その度に家じゅうを探し、
引き出しの奥からアコーディオンカーテンみたいになったわら半紙が出てきたり
または、日中、学校から家まで取りに帰らされたなど
つらい思い出ばかりである。
そんなワタシであるから、この季節は恐怖である。
確定申告に際しての書類が一回でそろったためしはない。
連日、「○○が足りません」「××があるはずなので、さがしてください。」などのFAXが税理士さんから送られてくる。
その度にあちこち探してFAXするが、
ある月の国保の支払い明細がどうしても見つからないので、
国民保健連合会に電話をし、再発行の依頼をすることになった。
ホームページから再発行の書面をダウンロードし、必要事項記載の上、返信用封筒同封で遅れとのこと。
FAXではダメですか、と訊くと、ダメだという。
この上、郵便物が紛失しては困るので、
返信封筒のあて先は税理士さんのところでもいいですか、と訊くとそれは大丈夫と。
そこで、件の書類をダウンロードし、必要事項を記載し、昼休みに郵便局へ。
こんな、書式があるということは結構なくすヒト多いのかな、と内心思いつつ。
返信用にも速達のハンコを押してもらって、速達料金往復分を払って郵送。
家に帰ると、税理士さんが来ていて、国保の明細どうなりました、とのお訊ねに
いや、先ほどかくかくしかじかの手続きしましたんで、と。
すると、そうですか、じゃあ、それはいいとして
実は先生、昨年○×病院で講演してますね、その時の講演料の源泉徴収票があるはずなんですが。
ナント!
そこで、またまた書類の山をかき分けたが、見つからず。
しかし、意外な発見が・・・。
あのう、その講演の源泉徴収票はなかったんですが、
例の国保の明細の方は、ナゼカ出てきました・・・・。
あきれる、税理士さん。(元同級生で良かった。)
いや、オレも自分にあきれた。
そんなわけで、今度は○×病院に電話をかけ、源泉徴収票を再発行し郵送してもらうことになった。
ここの事務長さんも良く知ってる人で良かった。
郵送でいいですか、直接お持ちしましょうか、と尋ねられ、
税理士さんのところにお持ちしていただくと助かるんですけど、
とのどまで出かかったがさすがにそれは言えず。
あー、もう支払調書とかの類の送付先は全部直接税理士事務所さん宛に設定できないのかなあ
やれやれ、もうすぐ午後の外来だ、と思ってるところに、郵便局の人が来訪。
お宅のお子さん2人の定期預金が満期になっていますので手続きをしますから預金証書をお願いします。
これはおそらく亡くなった母が生前2人の孫のために作った定期預金。
証書?そんなもんどこにあるんだ?
なければ再発行の手続きしますが、とりあえず探してみてください。
サガシテミマス。(T_T)
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