2008.03.31
当院にかかっている子供を持つお母さんは、気がついているでしょうか。
開院以来、一貫して、やっていることがあります。
それは、私は診察前に、必ず親でなく受診する子供さんに向かって、あいさつをすることです[emoji:v-283]。
とりあえず、本人は、わからない0歳でもします[emoji:v-511]。2歳3歳の子も良くわからないでしょうが、
お母さんではなく、必ず子供さんに向かってあいさつをします[emoji:v-205]。
それは、私はこれから、あなたの診察をするんだよ、ということを、子供さんにわかって欲しいからです。お母さんに、むりやり連れてこられても、それはあなたのためなんだよ、ということを感じて欲しいからです。
耳鼻科かかるのやだよねー[emoji:v-292]。
でも、私だって、あなたを、いじめるためにやってるわけではないし、
お母さんのために治療しているわけでもない。
痛いことも、苦しいこともあるかもしれないが、それはみんな、あなた方を助けるためにやっている。
だから、お母さん方にも子供に安易に謝らないで欲しい。
たまにいますが
「あー○○ちゃん、ごめんね、ごめんね。」
何も悪いことしてないんだから、これはやめましょう。
子供は、理不尽なことをされていると感じ、被害者意識を持ちます。
もっとひどいのは
「あら、あら、××ちゃん、先生が、痛くしたのねー、悪い先生ねーあー痛い、痛い。」
だから、俺は別に悪いことしてないから[emoji:v-404]。
もうひとつ、だますことはやめましょう。
「今日は、お母さんがかかるんだからね。」
と、子供をだましてはいけません[emoji:v-427]。
一方、
「この子は、鼻の処置がいやでいやで、かかりたくないといってるので、できればしないでください。」
というようなことは、どんどん言ってください[emoji:e-326]。
必ずしも必要なければ、そういったことはしませんし、
どうしても必要ならば、子供に説明します。
子供は、一個の人格ですし、親の付属物ではありません。
だから、あいさつは、基本です。
別に、急にこんなこと書いたからといって、今日来た患者さんで何か思い当たることがあった、というわけでは全然ないのでご安心を[emoji:e-461]。
「薬終わる頃来てねー。」
といわれて、親の都合で、受診するのを忘れて中耳炎が悪化しちゃったときは本気で、子供に謝ってください[emoji:v-16]。
2008.03.31
体は寒かったけど、心は温かい。
浦和レッズ 3-0
アルビレックス新潟 (埼玉スタジアム2002)
前半(1-0)
後半(2-0)
やっぱ、俺が行って良かったよ
。
トゥーリオの復帰は聞いてたけど、ボランチで先発とは。この間のシジクレイを見ての思いつき?
しかし、結果的に、これが大成功
。実は、やや遅めに行ったので、メンバー紹介は見ていなくて、試合が始まってからフォーメーションを確認しましたが、トゥーリオはセンターバックと思い込んでいたので、最初はリベロ気味に、あがっているものばかりと思っていました。
少し見ていて、えっ、まさかボランチ?と気がついたときは、マジびっくりしてしまいました
。
トゥーリオが、中盤を激しく上下に動くため
(基本的な話ですが、サッカーで上といったら相手のゴールに近い側、下といったら自分のゴールにで、近い側ですから、上下といってもぴょんぴょん跳ねているわけではありません。念のため。)
で、上下に動くため、中盤が厚くなる。ボールがそこに収まるため、攻撃の起点ができる。
フォア・チェックがかかるため最終ラインが、余裕を持ってディフェンスできる。
そして、良かったことは、ボランチと、最終ラインの連携が良く取れてたこと。みんなが、声掛け合って、指を差し合って、マークの確認をしていたのが、非常に目に付きました。
また、ボールを奪われた、前線の選手が、責任を持って、ボールをチェイスする動き。チームのために、運動を惜しまない姿勢が、よく出ていました
。
それにしても、今日の堤君は良かったですね。トゥーリオが、一列前で、ワンクッション入れて、彼の仕事を助けていたのはもちろんですが、前回とは打って変わって、プレーに余裕があり、大化けの予感を感じさせました。
そして、今シーズンチーム初ゴールは、なんと相馬!
だから、俺が、こいつだけは、開幕からいい、いいっていてたじゃんか
。
よし、今年のレプリカは16番にしよう。
あそこで、相手キーパーを含めて、誰もが、クロス、と思ったが、意表をついたシュート。
いやー、しびれましたぜ。(でも早いグラウンダーのクロスあげようとしたのが、アウトに引っかかってシュートコースに飛んだわけではないよね?まっ、どっちでもいいけど。)
そして2点目はトゥーリオ!トゥーリオのボランチ、いいですね。体がでかくて攻撃参加をするボランチって言うと元フランス代表のパトリック・ビエラ
を思わせるような、(ちょっと言い過ぎ)日本には少ないタイプなので、今後も結構いいかも。
しかし、後半の早い時間帯で2-0になった後、緩まなかったのは、先日のナビスコ京都戦で払った高い授業料が、効いていましたかね。
くしくも昨日の試合で首位レアル・マドリーを追うバルサがベティス相手に2-0から逆転負けを喫してしまったのを見たので、サッカーって恐いぞと思っていました。
そして3点目。やはり、フォワードが点を取ると、安心しますね。永井も、フォワードの寡頭競争の中で生き残りをかけていい仕事をしましたね。守備も良くやっていて、良かったと思います。
終盤、やや集中切れかけのとこがありましたが、相手も、もう切れてきていたので、ナントカ完封できました。今後の、課題ですね。
それにしても、野口先生、
この試合を見なくて、何見るよ!