1/24 ローラT-70
ユニオン1/25のクラシック・レーシングカーの第3弾は
ローラT-70。
「ローラカーズ」の歴史は長いが、
フォードやフェラーリ、ポルシェなどのメーカーではなく
基本的にはシャシー・コンストラクターです。
F1や各カテゴリーのフォーミュラ、スポーツカーレースに
数多くのクルマを提供、
1967年第1期ホンダF1の2勝目を挙げたRA-300も
エンジンはホンダ製だがシャシーはローラがその基本を担当しており
Honda+LolaでHondola(ホンド―ラ)とも呼ばれました。
最上級者向け、同じ内装です。
懐かしのチューブ入り接着剤が入っていますが、
モチロン使えません。
完成。
実車は1965年に発表されたオープン2座席スポーツカー。
1966年に初代Can-Amチャンピオンを獲得とありますが、
カンナムの記事はあまり当時紹介されていなかったので
当時のこのクルマの活躍をワタシは知りません。
しかし、空力デバイスのいっさいない
これぞレーシング・カーというスパルタンなスタイル、
いいですねー。
ストライプのデカールが、
フロントの部分がエアインテークの上方だけだったのですが、
実車写真からは口を取り囲むようなデザインだったので、
下半分は塗装で追加しました。
ちょっと曲線のカーブが不連続。(T_T)
ドライバーはシャパラル2Eと「同じ人」ですが、
レーシングスーツの色とヘルメットのバイザーの色を変えております。
ゼッケンはちゃんと4枚分ありました。
こうして見るとアルミのドカ弁風だな。
メタリックブルーもクラシカルアメリカンな感じがして似合っています。
それにしても平らなクルマだこと。
実はこのクルマは、あののちにルマンを征する
フォードGTのベースになったクルマだそうです。
また、ルーフがついてクローズドボディになった
ローラT70Mk.Ⅲはのちにタキレーシングチームによって日本に輸入され、
1968年の日本グランプリを戦います。
そのマシンはタミヤから1/12ビッグスケールでモデル化されてますので、
そのうち作ります。
(キットはもう20年近く押し入れに眠っています。)(^^;)
コメントはまだありません
コメント/トラックバック トラックバック用URL: