コロナ禍
昨年の新語、流行語大賞へのノミネートはなかったが、
「コロナ禍」というのは、
間違いなく昨年生まれ、かつ多用された言葉です。
「禍」は「わざわい」で、
以前から「戦禍を被る」とか「大地震の災禍」などの言い回しのほか、
「台風禍」「洪水禍」「津波禍」などが
新聞の見出しなどにしばしば使われていました。
この言葉、昨年後半から「コロナ禍でライブハウス苦境」
とか「コロナ禍で消費落ち込む」などと、
日常的に非常に多く用いられるようになりました。
しかし、途中から「コロナ禍の働き方」とか「コロナ禍の成人式」とか
なんていう言い回しが出てきて、
これは「コロナ禍」と「コロナ下」が混同されてるぞ、
と感じてきていました。
「コロナ禍の状況での働き方」や「コロナ禍の年の成人式」
というべきだろう、と思っていたら・・・
今日の新聞には
あー、もう「コロナ下」という言葉も生まれたんだ。
でも、きっと最初は誤用、勘違いだったとは思いますが。
ところで、この「禍」という字、
当初は「渦」と間違えていた人が結構多かったみたいで。
なるほど「うず」に巻きこまれる、という感覚もなくはない。
しかし、バンド仲間のアヤちゃんは
しばらく「コロナ鍋」だと思っていたそうで・・・・・。
食べ放題ダイスキ、食いしん坊の彼女らしい。(≧◇≦)
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