ついにPANTAまで、😢
新聞でこの記事を目にするまで知りませんでした。
元頭脳警察のPANTAこと中村治夫氏が7月7日に亡くなっていたのだ。
たしかに坂本龍一氏ほど有名なミュージシャンではないが、
ワタシの中では坂本氏よりもはるかに重要な存在であった。
過去にこんな記事も書いてるな。
中学生になったころ、急にフォーク、ロックに目覚めたワタシであったが、
「頭脳警察」というバンドの存在は知っていたもののその実体は謎であった。
当時のミュージシャンはテレビには出ないから
見たことないのはもちろんだが、
ラジオでその曲を聴いたこともなかったのだ。
なんたって1972年に発表されたアルバム「頭脳警察1」は発売禁止になり、
次いで発表された「頭脳警察セカンド」のうち3曲は放送禁止。
過激な噂ばかりが先行し、
コンサートでマスターベーションをした、
などというセンセーショナルなニュースが断片的に伝わって
中学生のロック小僧の間では興味津々であった。
最初に聞いたのは「頭脳警察3」に収められた
「ふざけるんじゃねえよ」だったかと思う。
カッコイイ。
その後高校生の頃、NHKーFMで
日本のロックバンドが4夜連続でスタジオライブをやる企画があった。
その時登場したのがたしか「クリエイション」
「イエロー」(イエローモンキーとは関係ない、ただのイエローですよ。)
山内テツの「TETSU&Good Times Roll Band」と
「頭脳警察」だったように思う。
かつて、ロックは日本語でも成り立つか、という論争があり、
「はっぴいえんど」が日本語によるロックを示した、
との見解があったが、
当時のワタシは「はっぴいえんど」からは全くロックを感じられず、
個人的にはロックは断然「英語」派、だった。
しかし、この「頭脳警察」を耳にして、
これは紛れもない日本語のロックで、
しかも日本語でなければ成立しないロックだ、
とかなりの衝撃を受けました。
その後もワタシは基本洋楽中心だが、
パンタはしっかりフォローしていました。
2018年11月のこのライブがワタシが見た最後になってしまったが、
見といてよかった。
あー、みんな、死んじゃったなあ。
今頃天国で鮎川誠と楽しくやってるのかしら。
それにしてもPANTAは享年73。
鮎川誠が74歳、坂本龍一71歳、高橋幸宏が70歳、遠藤賢司が70歳。
あー、なんかやだな。
大好きなこの曲は以前、ライブハウスでこの曲をアコギでソロで演奏しました。
また、やってみたいがこの歌詞覚えるのが大変なんです。
生粋のロッカーなんですが、こんな曲も書いています。
知られざる名曲です。
ご冥福をお祈りいたします。
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