やっぱ、チャンピオンシップにはハンタイだ。
Jリーグ・チャンピオンシップ準決勝は週末土曜日14:00キックオフの埼玉スタジアム。
チケットは何と試合2日前、木曜日の発売。
大一番ゆえ争奪戦が繰り広げられ即完売になるかと思いきや、
意外にも完売はなくチケットは売れ残った。
わりを食ったのはチケットをまとめ買いしてオークションなどの転売で儲けようとするいわゆるゲッターだ。
ヤフオクでは「友人とダブって購入してしまったのでおゆずりします。」
なんて白々しいコメントのついた同一出品者のチケットが大量に売れ残り、
定価をはるかに下回る価格設定でもさばききれない、
という「痛快な」事態が生じていた。
ザマミロ。
しかし、裏を返せばレッズサポのこの試合に対する緊張感や集中力が足りなかったともいえる。
かくいうワタシを含め、決勝だけ見ればいいや、と。
ともかく、土曜日は大急ぎで外来を終わらせ、トンカツを食いに。
やはり今日は(上)で。
とか言ってるうちに点いていたお店のテレビでJリーグ中継が始まってしまった。
そうか、今日は地上波の放送だ。
慌ててトンカツを食って家にとって帰す。
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2015年Jリーグチャンピオンシップ準決勝
浦和レッズ 1-3 ガンバ大阪 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-1)
(延長前半 0-0)
(延長後半 0-2)
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脂ギトギトのトンカツをあわてて食ったので胃がキモチワルイ。
帰って、NHKをつけたらまだ0-0であった。
試合はレッズのポゼッションだが、一発勝負だけあり何か双方ともかたい感じである。
年間勝ち点2位と3位の対決だが、
レッズはファーストステージ優勝で最も早くチャンピオンシップ出場が決定しており、
対するガンバはつい最終節でぎりぎり滑り込んだという関係。
年間勝ち点で2位と3位で「9」も差があるのに(1位サンフレッチェと2位レッズは2点差)
アドバンテージはホーム開催だけ、というのもなんかモヤモヤするなあ。
前半は0-0。レッズ優勢。
しかし、後半開始早々、やっちまったディフェンスのミスを突かれ失点。
こういうのを見逃さないのはホント今野らしい。
コイツは昔から、まじめな顔して性格はワルイ、もとい、抜け目ないのだ。
ゲームプランの修正を余儀なくされたレッズだが、
後半投入されたズラタンが72分にゴール、同点に追いつく。
こうなるとレッズががぜん有利になるはずだが、東口のファインセーブ連発もあり決定機を決めきれず。
特に後半ロスタイムの武藤のヘッド、これが入ってれば・・・。
延長戦に入った。
ああ、もう、夜はライブがあるので準備したいのに、
しかも緊張してずっと心臓はバクバク、血圧も上がってるに違いない。
健康にわるいなあ。
そして延長後半も残り2分というところ、
ガンバDFのバックパスがあわやオウンゴール寸前でポストにあたり、
なんだなんだと思ってるうちにカウンターから失点してしまう。
早野氏がいうようにレッズを油断させ集中力を鈍らせるガンバの作戦じゃないかと思うくらい
きれいにはまってしまった・・・・。
今度こそ本当に集中の切れたレッズはさらに遠藤の頭脳的なフリーキックから失点、万事休すとなった。
しかし、遠藤といい今野といい、すぐれたベテランは
肉体の運動量は落ちても頭脳の運動量は逆に倍増するわけだなあ。
チャンピオンシップ決勝の計画をあれこれ立てていたが、すべて必要なくなった。
思い返せば2004年の「これまでの最後の」チャンピオンシップ、
初戦のアウェイ横浜国際、第2戦のホーム埼スタとも現地観戦したが、
第1戦で0-1とマリノスに敗れたレッズは
第2戦で1-0、トータルスコアをタイとしたが、その勢いを生かし切れずPKで敗退。
その時の年間勝ち点首位はレッズだった・・・。
なんか似てる展開。
しかし、「勝負弱さ」もここまで来ればチャンピオン級だ・・・(T_T)。
チャンピオンシップが存続する限り、レッズのリーグ優勝はないかも。
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