ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.03.09

マスコミと医療番組

 

NHKの「ためしてガッテン」で、糖尿病に関する薬の使用法で、

不適切な内容があり、番組が謝罪したそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

内容はここでは詳しく触れませんが、テレビの医療番組はどうも胡散くさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番組制作サイドとしてはともかく視聴者に

「へえー」「マジ、知らなかった―」「えー、ビックリー」「そんなことがあるのー」

といわせたいので、まずサプライズありきで番組を作るのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、事実を誇張し、歪曲してでもナントカ「盛り上げ」なければいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてあったみのもんた氏のお昼のテレビはその最たるもので、

それはそれはヒドイ内容であったが、

今回の件もそれに類似したケースで、

NHKだからさらに問題視されたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さきの週刊現代もそうだったなあ。

医者に出されても飲んではいけない薬」「週刊現代、まだやってる

最近は週刊ポストも目薬とかやってるようですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともかく、マスコミはコワイ。

以前ワタシがNHKのクローズアップ現代に出演した時も一番心配したのは

自分の発言が、こちらの言いたいこととは違う方向に

製作サイドの「演出」に利用されてしまうのではないかということでした。

NHKのテレビ取材がありました」「クローズアップ現代放送されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この取材前にはその点をかなりディレクターと話し合い、

取材時にこんなことを話してください、といった要望も、

そこまでいうと、それは事実とは違ってきます、と断ったコメントもありました。

収録後も正しい内容になるようにメールや電話で頻繁にやり取りしました。

結果、こちらの意図がほぼ正しく反映されていて良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際、テレビやマスコミにはしばしばトンデモ医者が出てますので、

それだけは避けたいと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そいうえば、昨日の新聞取材はどんな記事になるのかしら・・・・。

急に心配になってきたりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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