修理して使う
ワタシはいわゆる「昭和世代」であるのと、
軍医であった父から、
モノを粗末にしてはいけない、ということを
子供のころからたたき込まれているので、
壊れたものは修理して使う、という主義です。
腕時計が修理から返ってきました。
青いダイバーウオッチは、
20年くらい前にダイビングにはまっていたころ、
誕生日に妻に買ってもらったものです。
シリアルナンバーからは1999年10月製。
定価6万円だから5万円弱で購入したと思う。
左の黒い「ランドマスター」は、
これも20年以上前にヤフオクで落札したもの。
オールチタンになった1993年発売の
2代目ランドマスターです。
ムーブメントが「キネティック」になる前の
「AGS」仕様。
「AGS/キネティック」というのはセイコーが開発した、
腕の動きによって自動巻き的に電池を充電して
クォーツ時計を動かす仕組みです。
シリアルからは1998年製らしいが、
当時の定価は確か10万円くらいと高価だったので、
オークションで5~6万で買ったように思います。
ムカシのキネティックはフル充電で7日間の稼働でしたが
最近のは半年近く動くという話です。
セイコーは日本のメーカーらしく
さすがにきちんとした会社で、
インターネットから修理を申し込むと、
時計を送るための組み立て式の箱や
緩衝材などのキットが送られてきます。
それに梱包してコンビニから送ると、
数日して見積もり額のメールが送信されてきます。
OKならば、その旨を返信すると、修理が始まり、
出来上がると明細が送信されてきて、
その金額をクレジットカード決済すると
自宅に時計が送られてくるという。
まったく、スマートでスムーズです。
というわけで、外側は以前のままだが、
新しい心臓を移植され、元気になった時計たち。
修理代が2台合わせて5万円以上になりましたが、
やはり愛着のある道具は使い続けたいものです。
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