ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

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2017.07.15

ダークサイドな医療

 

 世の中にはいわゆるガイドライン的な医療、標準治療などと呼ばれる、

一定のエビデンスにももとづいた、学会的にコンセンサスを得た医療がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その一方で、民間療法や、代替医療といわれる

「特殊」な診断・治療も横行している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おそらく、そういった「特殊」な医療の中に

実際に有効なものはほぼ全くないと思うが、

残念ながら、そういった「ダークサイド」に

足を踏み入れてしまう人が多いのも事実である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 金の棒で患部をこする、というインチキ療法や、

気功などという「奇行」で、不幸な結果を招いた芸能人のニュ-スもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうして、そういうものに騙されてしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、現時点の医学ですべての疾患の治療ができるわけではないので、

そういった「弱者」は、わらをもすがる思いで

ダークサイドに踏み込んじゃうのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 代表的なものは進行がんであるが、

致死的ではなくても難治性のアトピーとか、

耳鼻咽喉科領域では耳鳴なんかがこのダークサイドにハマりやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホメオパシーとか、オーリングとか、波動療法とか、デトックスとか

ちょっとでも医学・生物学を勉強したヒトならすぐ

アヤシイ、インチキだ、と気づくわけですが、

なかなか一般の人には難しいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 都会には、けっこうそういった診療所も多いのでしょうが、

たまに地方にもあるんですねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この間もひょんなことから北関東でも

「バイオレゾナンス」がどうのこうという病院があるのを知りビックリしました。

物質の固有振動数を測定して「気の変動」を読み取るらしい・・・。(◎_◎;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おそらく、この手の施設の開設者は2通りいて、

インチキと知っていながら患者をダマしてやろうというヒトと、

自らが、もうそれを信じちゃってるヒトとあると思われ、

よりアブナイのはむろん後者の方ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、宗教みたいなものですから、

それで耳鳴りなんかが良くなっちゃうなら

それはそれで「正しい」といえなくもないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宗教なんてのはすべてヒトが幸せになるための「方便」なわけですから

同じっていえば、同じなんですけどね。

鰯の頭も信心から、ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、がんとなると、これは宗教ではムリですね。

 

 

 

 

 


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2017.06.28

マイコプラズマに対する抗菌剤の使用

 某製薬メーカーの方が訪問され、

「オゼックス」のジェネリックにも肺炎マイコプラズマの適応追加になりました、

と説明された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 先発品と後発品(ジェネリック)では、

適応症の違いがある場合があり、

成分上全く同じ薬なんだけど、

同じ病名に対し使えない、というワケのわからんことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェネリックにしたらいきなり保健で切ってくるというような、

意地悪な査定をしてくる監査員の先生もいます。

査定くらっちまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、このような措置は当然だし歓迎なのだが、今回はちょっと困る面も無きにしも非ず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 マイコプラズマはいわゆる「セキの風邪」です。

時に重症化することもありますが、多くはそのまま抗生剤なしで治ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、セキが出ると

「マイコプラズマかもしれないから」

といって、抗菌剤を出す医者がいるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらをご覧ください。

マイコへ「延々と抗菌薬」に警鐘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マイコプラズマへ抗菌剤を使用するとすれば

「クラリス」「エリスロシン」「ジスロマック」などの「マクロライド系」が第1選択です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、近年、マイコプラズマがこの「マクロライド系」の抗生物質に対し、

「耐性化」が進行しているので、

やむを得ず、「オゼックス(一般名:トスフロキサシン)」を使うケースがあるのも事実です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、オゼックスは重症中耳炎、難治性中耳炎のためにわざわざ開発された薬で、

安易に使うべきでない、「切り札」的な薬です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも外来診療にこのクラリスをはじめとする「マクロライド系」の薬が多用され過ぎたため、

マイコプラズマに対して耐性化が進んだ、という経緯があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、今後「オゼックス」が多用されれば、

「マイコプラズマ」に対して効かなくなってしまうこと充分起こりうることですし、

肺炎球菌等のその他、中耳炎、肺炎などの起炎菌に対しても

効かなくなってしまう可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、この薬を使うことによって、

重症なマイコプラズマ肺炎が治療できることは大変ありがたいことなのですが、

「マイコプラズマ」だから、

さらには「マイコプラズマの疑いがあるから」

などという使い方は厳に謹んでいただきたいと思います。

 

 

 

 

 


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2017.06.27

外来診療の「メニュー」

 

 先日の質問の答えを書いていて思ったことですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 内科と外科の決定的な違いは手技的な要素なのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者として知識や経験、洞察力や機転、といったものは重要なファクターであり、

内科医にも外科医にも求められるものであるが、

手術、手技の優劣が問われるのは外科の特徴であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もっと話を矮小化すれ器用、不器用の話になるのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こと耳鼻咽喉科などになると、この器用、不器用は大いに関係すると思われますし、

歯医者さんなどになると、この比重がさらに高いのは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歯科学的知識は抜きんでてすぐれているが、

ぶきっちょな歯医者さんにはかかりたくない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっと前に埼玉県北部にお住いの患者さんが、当院外来を受診した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「扁桃腺を切ってほしい」という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 見ると「扁桃周囲膿瘍」であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 20代の彼女にきいたところ腫れたのは3回目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一番最初の時は、外来で切開を受けたが、

前回は引っ越して住んでいる今の住所の近所の病院にかかったが、

切開してくれず、病院に紹介になり入院加療になってしまいだいぶ大変だったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回も同様の病気と自己判断し、

近くの病院に何件か問い合わせたが切開してくれるところが無く、

当院のホームページ(たぶん、このペリトンの記事)を見てはるばるやってきたそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その場で切開、2,3回通院して良くなったみたいでその後来ないすけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、ある時はひさびさに来院した副鼻腔炎の男性。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼は「上顎洞穿刺」希望。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数年前、当院で上顎洞穿刺を行い副鼻腔炎が治ったことがあるが、

今回、風邪をきっかけにまた副鼻腔炎になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トナリの市に転居していたため、そちらの耳鼻科で加療していたが

数カ月たっても良くならず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上顎洞穿刺を自ら希望したが

「そういうことは最近はやらない」といわれたので、

またこちらに来たという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一般に外来で「扁桃周囲膿瘍切開排膿」「上顎洞穿刺洗浄」

などを行ってる耳鼻咽喉科診療所はどれくらいの割合なんでしょうか。

「幼小児の局所麻酔下の鼓膜チューブ」やってるところは

さすがにあまりないと思いますが。

でも、最近では病院でも「上顎洞穿刺」はあまりやらないときいたような気がするし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残念ながら、今の「医療法」の広告規制により

こういった診療上施行可能な手技、手術の内容を病院の広告として公にすることはできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、病院の広告見ても診療内容はワカリマセン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「幼小児の局所麻酔下の鼓膜チューブ留置できます」

あたりは、こんなブログでも載せると問い合わせ多いので、

広告に載せたら、興味を持つヒト多いんじゃないかと思いますけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラーメン屋さんの「涼味!冷やし中華」や

うどん屋さんの「アツアツ鍋焼きうどん」のノボリみたいに、

耳鼻科医院の駐車場周りに

「シュミット、やってます」とか

「鼓膜切開まつり開催中!」

みたいなノボリ旗があったらそれは、かなりアヤシイ光景ではあるのだが・・・・。

 

 

 

 

 


4件のコメント
2017.06.25

滲出性中耳炎、アデノイドについてのご質問

 

初めまして。今現在2歳半の娘の滲出生中耳炎、アデノイド肥大で悩み、こちらのブログにたどり着きました。お忙しいところ、申し訳ありませんが、良かったら先生のご意見が伺いたく、コメントさせて頂きましたm(__)m

娘は、6ヶ月の時から感染症+周期性発熱症候群でもう合計30回ほど発熱しております。
風邪をひくと、鼻水、咳もよく出る子です。発熱すると長く5日は6日は下がらず、そのあとに咳鼻水が10日続く、そしでまた風邪or周期性発熱、と、、、咳鼻水発熱がない間がほぼない状態で2年ほど過ごしております。
発熱、鼻水のたびに耳も見てもらっておりましたが中耳炎と言われたことは1回もありませんでした。
なので、4月にたまたま脳外科でCTをとったときに脳外科の先生から指摘され、そのときに初めて滲出生中耳炎になっていると気がつきました。すごくショックでした。
5月からオノン、ガルボシステインをずっと服用しておりますが水が抜けてません。5月も感染症で咳鼻水発熱がひどく、今月も発熱、咳鼻水と、ほぼ間なしで看病してますので、なかなか咳鼻水から抜けられない状況です。。
鼓膜切開はしたことがなく、今かかりつけの先生からも言われたことがないです。
この先水が抜けなければ「チュービング、アデノイド切除」の手術を勧められています。

先生でしたら、やはり、鼓膜切開を試みて改善しないのであればチュービング、という手順になるのでしょうか?娘の場合はアデノイド肥大もあるから、一緒に手術というのを勧められたのでしょうか??(;_;)
やはりアデノイドがあると出口を塞ぐので水がたまりやすいんですよね。。?
毎日ホットスチーム幾(整理食塩水)で吸入、鼻ツボマッサージ、なたまめ茶、鼻水は吸引、と、毎日出来る限りのことはしたく、必死に色々してます。。アデノイドはレントゲンでは大きい、とってもいい、そうですが、寝ているときのイビキなどはピークより落ち着いてきてます。しかしまた冬場にかけてひどくなるのかなぁと不安です。
これまで日々病院漬けの娘のために、出来る限り、辛い思いをさせたくなく何が一番いいのか悩んでます。アデノイドとは、そんなにすぐにひかないのでしょうか(;_;)
分かりにくく、、長文で、すみません。
先生のブログ拝見しまして、局所麻酔でチュービングというのに感動しました。
どこにコメントさせて頂いたら良いのか分からず、可愛いわんちゃんのところにこんなコメントしてしまい、すみませんm(__)m

 

 

 

 たしかに、イヌへのコメントかと一瞬思いましたが。(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 多いですねー、この問題でお悩みの方。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、このお便りではご本人も言っておられますように、

「鼓膜切開」が第一選択でしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 外来で簡単にできるし、安全で効果も大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 CTで初めて滲出性中耳炎が発見されるケースってあるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たしかに子供の鼓膜は見にくいし、

ワタシにしてもコレは水あるのかなあ、ないのかなあ、と悩むケースもありますが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 切ってみると意外とある、なんてことは多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アデノイドは誰にでもあるものですが、大きい場合は手術することもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 およそ4,5歳が大きさのピークですのでそれを過ぎても小さくならない

5,6歳で手術する場合が多いですが、

しないで済めば越したことはありません。

何より入院、全身麻酔、と相当大がかりな話になってきます。

2歳半だと手術の手技にもよりますが、

残ったアデノイドが再増殖しちゃうケースもありますし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシはレントゲンよりも

実際にファイバースコープで覗いて手術必要なレベルかどうかを決めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アデノイドでしたら、外来でその場で簡単にみられるので、

子供抑えてレントゲン撮るよりはるかに楽で正確だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、個人的にはアデノイドの手術適応は、

滲出性中耳炎よりも、イビキ・無呼吸等の呼吸障害だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 滲出性中耳炎は4月よりずっと前からあったかもしれないし、

4月にはじめてなったのかもしれませんが、

それにしても、もう6月も終わりますので

時期的には耳の水なんとかした方がいいかもですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 問題は耳鼻科でも鼓膜切開しない

(できない or できないことはないが得意ではない)先生がいるので、そこでしょうね。

鼓膜切開できますかと訊くわけにもいかないし・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まわりの人に訊くとか、スタッフにそれとなく探りを入れるとか・・・(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んー、そこはよくワカリマセン。m(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


7件のコメント
2017.06.21

Q-tips♪~耳に綿棒入れてはイカン!

 

インフルエンザシーズンが終わり、スギヒノキの花粉も終わり、

健診が終わって、プール開きになると、これからは耳鼻科のドヒマなシーズンになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、そんな中で増えるのが外耳炎で、このことは以前に書いたこともある。

夏に増える耳鼻科の病気」「耳垢の話のついで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも、耳掃除をするからいけないわけで、

その辺のことが一向に世間一般に伝わっていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近こんなニュースも話題になっています。

まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカでもむろん綿棒は売っています。

これは、ベストセラー製品「Q-tips」。

アメリカでは「綿棒」のことが商品名の「Q-tips」で通るらしい。

日本の「バスクリン」や「カップヌードル」的な感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、それには「注意書き」がついています。

翻訳しますと

「綿棒を耳の穴に入れてはいけません。

耳の穴に入れることにより、損傷をきたす恐れがあります。

もし、耳を掃除したいのであれば耳の外側の表面にそってやさしくなでてください。

子供の手の届かないところに置くこと。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなにしつこく書いてあるのに、

日本の綿棒には今のところそのような注意書きは無いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで「Q-tips」ときいて思い出すのは、

1980年代に売れに売れたポールヤング。

ブルーアイドソウルリバイバルブームに乗って大ヒットしましたねー。

ジョージ・マイケルとかユーリズミックス、

スパンダーバレエ、シンプリ―レッド、・・・ああ、ナツカシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼がソロデビュー前に所属していたのがたしか「Q-tips」というバンドだったはず。

(しかし、オレもオタクだなあ・・・。)

綿棒と関係あるのかなあ。

それにしても、このジャケット・・・・・(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在も存命だが、最新写真はこんな感じ。

あれ、カントリーミュージシャンになっちまったのかなあ。

だいぶ雰囲気違いますけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは最後にポールヤングのこの曲をお聞きください。

これも、当時の80年代ブルーアイドソウルの代表「ホール&オーツ」のカバー曲です。

 

 

 

 

 

 

 ハナシが大巾にそれたけど、耳には綿棒入れちゃダメですよ。

 

 

 

 


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2017.06.20

シミュレーション

 

 耳鼻咽喉科の外来処置室のスタッフ仕事といえば、

器械の洗浄・消毒・準備、検査伝票やレントゲン現像、検体迅速検査や

診察する医者への器械出しなど多岐にわたるわけですが、

処置をする子供の固定はなかなか難しく、重要な業務です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんせ、耳鼻科の処置は子供にっとっては恐怖そのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これをしっかり固定できねば診察や治療ができないばかりか、

重大な事故にもつながりかねません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、4月から医療専門学校を卒業して当院の正スタッフになった、まいちゃん。

ただいま「研修中」の名札をつけて頑張っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 持ち前の明るさと、よくきく機転で仕事の覚えも早いですが、

いよいよ難関の「アタマ押さえ」に挑戦。

看護師の関口さんから、押さえ方のコツを指導されております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本物の子供は手ごわいぞ、ガンバレ、まいちゃん。

 

 

 

 

 


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2017.06.13

7月5,6,7日と休診になります。

 

 6月は祝日が無い唯一の月なんだなあ。

頑張って働こう。

 

 

 

 

 

 

 

 で、来月の話になりますが、また、学会休診があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 わりと毎年行ってます「耳鼻咽喉科臨床学会」が7月6日7日に開催されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳鼻咽喉科学会にはいろんな「関連学会」があり、基礎研究中心の学会もありますが、

これは名前の通り「臨床的」「実践的」なテーマの学会なので、

ムカシからワタシとしては、わりと水が合う、というかしっくりくる学会です。

(たまに学会によっては、コイツらの考えてることはオレとは全く違うな、

と思ったこともあったりするわけで。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、今回会場なんと下関市。

 

 

 

 

 

 

 

 

 遠い・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで、ふと蘇った、先日の日本耳鼻咽喉科学会。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 錦帯橋のプチ観光楽しかったなー。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 山口県といえば秋芳洞が、超有名。

 

 この際ここに足を延ばすのはどうか、

と思って調べたら、またこれが、交通の便悪くかなり遠い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 一度は、あきらめたが、考えてみると

老い先短いわれわれ夫婦、

この先山口なんて、あまり行かないかもだし。

この時期耳鼻科は閑散期ではあるし、

ここはタマには有給とって1日観光してもいいのでは。

あ、妻は有給だが、オレは有給じゃねえや、減給だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということで、学会は7月6日(木)7日(金)ですが、

5日水曜日の午前中もお休みさせていただいて、

5,6,7日を休診とさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年、この耳鼻咽喉科臨床学会のシーズンは梅雨真っ盛りで

どこ行っても雨なんですが、鍾乳洞なら雨降っても大丈夫、かな。

 

 

 

 

 

 

 


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2017.06.07

受動喫煙防止のための署名にご協力ください

 

  国会での受動喫煙防止法案は先送りになったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうやら、都議選を控えての票読みのため、

態度を保留したいらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 安保関連法案や共謀罪なんてヤバイ法律国民がすぐ理解できないから、

ゴリ押しでバンバン通してしまうのに、

消費税関連とか、たばこ関連とか直接生活に結びつくものは先送りにするという

政治家のズルさが丸見えです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、受動喫煙をゼロにすることは、何千万の命の問題なので、

タバコを吸う自由、なんて言ってる自民党のタバコ政治家には、

全くあきれてものも言えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自分が死ぬのは勝手だが、ヒトを巻き添えにしてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 いや、自分が死ぬのも非喫煙者が払った税金から出ている

医療費を使ってるわけだから、これも問題だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、日本医師会から協力要請のあった、

「受動喫煙防止に賛成する署名運動」を

当院でも行っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 受付でお声かけさせていただいておりますので、

是非、ご協力ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆様の健康と、そして、明日を担う子供たちの健康のために。

 

 

 

 


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2017.05.31

5月31日、世界禁煙デーです

 

 5月31日は世界禁煙デーです。

 

 

 

 

 

 

 

 今年のポスターはこのヒトですか。(^_^;)

 

何となく、タバコを吸ってる「人種」にあまりアピールしないような・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、当院は下野新聞の禁煙広告に今年も協賛しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、これには、ちょっとしたウラ話があって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当院は禁煙外来認可施設で、

しかも本県でも数少ない禁煙専門指導医がいる施設なので、

数年前から、この広告に協賛していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、一昨年来た営業担当の方が、タバコクサイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 広告は協賛しますが、あなたもこういう広告とるからには

そんなことでは困ります。

ぜひとも今後タバコやめて気ださいね、

とお話ししました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、去年。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 広告をとりに来た担当氏に、タバコやめましたか、と尋ねると、

いえ、まだ、・・・・、という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで、

「今年は、協賛いたしますが、

もし来年あなたがタバコをやめていなかったら、その時は協賛しません。」

と、話しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、今年はどうだろう、来ないのでは、

と思っていたら、先日、受付嬢が面会です、と名刺を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かの担当氏である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、どうなった、約束はゼッタイだからな、と面会してみると、

彼は「先生、ワタシ、昨年タバコやめました、よって今年も協賛お願いします。」

と、胸を張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は昨年夏、ケガで入院したのをきっかけに禁煙したそうで、

必ずしも「広告とり」だけのためではないということですが、

どんな形にせよ目の前で一人喫煙者が減ったことは、

まことにメデタイことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 むろん、喜んでハンコ押しましたとも。(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 国会でオリンピックに向けたタバコ規制の法案が、

自民党の「タバコ会派」なる、しようもないジジイが法案に反対して、

まったく、腹立たしい。

三原セクシーナイトじゅん子さんも怒ってるぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、今年のスローガンです。

「2020 年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 受動喫煙のない社会はもはや世界の常識です。

これが達成できなければオリンピックは返上した方がいいと思います。

さもないと世界の国々に日本の恥をさらすことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2017.05.28

小児へのチューブ留置、補足

 

 昨日の、チューブ留置に対し、いくつか補足です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューブ留置は、通常

①滲出性中耳炎の状態が長く続き、鼓膜切開を何回かしてもすぐ水がたまってしまう場合

または

②急性中耳炎を反復し、いったん急性期がおさまっても

完全に水が抜ける前にまた再感染を起こしてしまう場合

に行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大人や、学童の場合は①ですが、

幼児、乳児など年齢が小さいほど②の割合が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 横になってじっとしていられる子(通常3歳以上くらい)

はイオントフォレーゼによる鼓膜麻酔、

それ以下は鼓膜麻酔液を綿花につけ鼓膜に密着させ、麻酔します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 前者はほとんど出血しませんが、後者の場合、

特に反復性中耳炎で感染が完全にコントロールされない状態で切開すると、

出血がチューブ挿入の妨げになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 綿花に鼓膜麻酔液を浸したあと、ボスミンをちょっとスプレーしたり、

あまり多い場合には、

切開後いったん止血時間を置いてから挿入するようにしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、記事にするためにマメに写真撮りましたが、

術前や、安定期後は家族に供覧するために静止画写真をお見せしますが、

通常はチューブ留置直後の写真だけ記録しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あと、記念に手術後の母子の写真は必ず (^o^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューブ留置は全身麻酔で行う施設が多いと思いますが

それに比べてこの方法が良いところは、

とくに②の反復性中耳炎の場合。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、患者さんは0歳から1歳代の赤ちゃんが多いので、

全身麻酔となると、それなりのリスク管理が必要とされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、中耳炎の状況は日々刻々変わるので、

術前検査をして予定日を決め、いざ入院、というときに、

発熱や全身状態が悪かったり、または鼓膜の自壊など局所状態が悪く、

予定日に手術ができない場合があります。

逆に、入院させて耳見たら、もう、治ってたとか・・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その点、この方法では日々鼓膜の具合を観察し、

頃合いを見計らって

「じゃあ、今日、入れましょう。」

ということができるので、好都合です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日、チューブの状態を観察し、処置しますので

2日連続で来てもらうことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今まで、遠方から連日日帰りで来られたり、

中には一泊二日で足利に泊まられて手術をされていった方もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近は、症例の積み重ねも多く、スタッフも押さえ方の腕が上がっておりますので、

どんな子供にチューブが留置できるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくにスタッフがひときわ腕力が強い肉食系女子、というわけではありません。

みなやさしい、女性的な方ばかりで、

あくまでコツと慣れですので、その辺、誤解なきよう。

(この辺、ちゃんと言っとかないと、あとでスタッフになんか言われる・・・・・・(^_^;))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 視力は衰えても、顕微鏡下の処置なのでほぼ関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、最近は耳用鉗子でケースからチューブをつまみあげるのに苦労したりして。

ここ、裸眼なので。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、そのうち、トシで手が震えてできなくなっちゃうと思いますけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小さい子の繰り返す中耳炎でお困りの方は宜しければご相談ください。

病院からのご依頼もお受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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