ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.03.31

夏来にけらし

春過ぎて夏来にけらしプール熱 衣干すなよ 天の香具山
【解釈】プール熱だなんて、春が過ぎて夏が来ちゃったみたいだよ、
    でも(まだ実際はスギやヒノキの花粉が飛んでるから)洗濯物は天の香具山に干しちゃダメだよ。
【解説】元歌、持統天皇の歌は「万葉集」では「・・・夏来(きた)るらし」ですが
    「新古今和歌集」「百人一首」では「・・・夏来にけらし」になってます。
    「けらし」は「ける+らし」のつまったもので「~したようだ。」の意で過去の推量を表します。
  〔用法〕インフルエンザになりけらし⇒インフルエンザになったようだ
      あの二人は出来けらし⇒あの二人はデキてるみたいよ
      けらし明太子⇒したようだ明太子
 花粉症もヤマを越えたか、外来もだいぶ落ち着き、特に午後はガラガラです。
しかし、インフルエンザは、まだ出る。
 患者さん発生記録はまだ更新を続け、3月も終わろうというのに
一人もインフルエンザなし、の日はまだです。
さすがに毎日2ケタの患者さんが「陽性」だった頃に比べれば、
最近は1ケタですが、それでも最低一人は「陽性」が出てる。
今日も何人かいましたねー。
 おまけに最近は「咽頭結膜熱」の陽性者もちらほら出てきて、困ったもんだ。
この病気、俗に「プール熱」というアデノウイルスの感染症ですが、
名前のとおり、夏に流行るもの。
扁桃腺が腫れ、高熱が5日から1週間出ますが、抗生剤は無効です。
最近は迅速キットでインフルエンザや溶連菌みたいに外来でその場でわかります。
 インフルエンザと花粉症とアデノウイルスをいっしょに診るって、
最近は季節感がないのー。
この間は手足口病もいたし。
 まあ、最近は冬でもエダマメでビール飲んでるけど、
やっぱ、旬のものは、その季節に味わいたいもの。
 やっぱ、アデノは夏だよねー。
いや、別に自分がかかるんじゃなくて。


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2009.03.30

「私の」開幕戦

 待ちに待った「私の」開幕戦。
 しかし、今日は私のキライな「日産スタジアム」こと「横浜国際競技場」。
このスタジアム、不満を言えばきりないが、
入りにくい、出にくい、見にくいの3拍子そろったスタジアム。
おまけにトイレは少ないし、バックやメインの時は最上階まで上がるのが大変。
しかも最上階には売店がない。
まあ、今日はゴール裏なんですけど。
 そーいえば、この前ここ来たのはクラブ・ワールドカップのACミラン戦だった。
(ナンカ、すごーく遠い昔みたいな気が・・・・)


 2209年ヤマザキナビスコ杯 予選リーグ第2節
  横浜Fマリノス   0-1   浦和レッズ   (日産スタジアム)
       (前半   0-1)
       (後半   0-0)


 駐車場が利用しにくい、も、このスタジアムの不満点なんだけど
今回は、中学時代の同級生が横浜に住んでることが最近判明したので
そこんちに駐めさせて貰い、大助かり。
(また、お願いしますね。)
 さあ、やっと今シーズンもスタジアムまで来たわけだが、
これまた思い返せば、前回のスタジアム観戦といえば
あの、2008年最終節、同じマリノス相手の1-6の惨敗。
あれ、以来か・・・・。
 開始から動きの悪いレッズ。
マリノスのサイドチェンジに、対応は後手後手に回る。
ずるずる下がるライン。
啓太の読みもさえないし、平川はあっぷあっぷで攻撃参加どころじゃない。
坪井は、良かったです。
彼は前節といい、闘莉王がいないと自覚と責任が芽生えるのか
危ない場面を何回も救ってました。
 じりじりする中で、原口元気がPKをゲット。
相手のゴール前は遠くてよくわかんなかったけど、仕掛けるFWとして仕事を果たした。
今日も積極的で良かったです。(ただし守備面では課題多し。)
 ポンテが決め、このまま流れを引き寄せるかと思われたが、そうはいかず。
 逆に、後半、時計が進むほど、かつての「引きこもりサッカー」で
雨あられのシュートをしのぐ。
そして、山岸!
最近、川口に降臨するのを辞めたらしい「GKの神」が降臨したか、奇跡のセーブを連発。
まさか、守りきれるとは思われなかったが、守りきってしまった。
 勝ってよかった。ほっとしました。
去年、ナビスコ一回も勝ってないし。
内容的には「リアクションサッカー」に、ちょっと戻っちゃったかという気もするが、
まあ、良かった、というこの表情です。
このあと、崎陽軒の「シウマイ弁当」を買って帰りました。
P3290095_ks.jpg


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2009.03.27

嚥下のリハビリ(その2)

(これはつづきです。その1からお読みください。)
 とりあえず、起きられるようになんないと。
 栄養チューブを鼻から入れて、検査結果が出るまで安静にさせられていたので
起き上がることも出来なくなちゃったのだ。
カロリーの面からは足りてるので、生物学的には生きているが、人間としてはこれではまずい。
 耳鼻科に転科して調べても、やはりこれ、とういう異常は見当たらず、
まあ、内科であれだけ調べてるし。
 文献を調べても、あまり参考になることが見当たらない。
ついに私は5000円もする「嚥下障害」なんていう、本まで買っちゃったが、ダメ。
 看護師さんとあれこれ作戦を立てる。
 当時、この手のリハビリのプロトコールなんてものは皆無だった。
 そして、手探りで、たどり着いたのが「トロミ」。
 ある朝、当直明け、
「先生、患者さんが食べなかった朝ごはん食べますか。」
「おー、食べる食べる。」
何せ、研修医は金がない。
当直ったって、病院から朝飯が出るわけではないので、こういうのは大歓迎。
 看護婦さんの控え室で食べさせてもらった。
「あれ、センセイ、生卵あまってますよ。」
「しまった、あせって食べたらご飯にかけるの忘れた。ショーユかけて飲んじゃうか。」
つるつるつる、ごくっ。
お、ナンカ、ひらめいた。
これだこれこれ。
こーいうツルリと入るものがいいのでは!
 そのころ、患者さんの食べ物の性状は「かたい」⇔「やわらかい」しかスケールがなかった。
病院食は「かたさ」「塩分」「カロリー」「添加物」などで細かく分類されてたが
嚥下に関しては「粘りけ」「トロミ」が重要だったのです。
 つまり、モノがかたまりでつるっと入っていけば
気管に入ってむせることが少ないわけです。
 最近の嚥下指導では「トロミ」は最重要ファクターで
かなり細かく研究されてるらしいです。
我々も、何とかそこにたどり着いたので、何とか解決の糸口が見つかったわけです。
 そして、リハビリ。
当時はリハビリ専門の部門がなかったので
整形のリハビリの人をよんで、独自のメニューを作ってもらいました。
マーゲン・チューブ(鼻から胃に入れる栄養チューブ)を抜き、
ベットの角度を上げ、少しづつ動く範囲を増やしていきました。
 毎日、ベッドサイドに行くたびにTさんの表情が豊かになります。
「どうですか、Tさん。大分、動けるようになったみたいですね。」
「いやー、センセイ。いつも、歩けー歩けーと言われてるので、
軍隊時代に行軍訓練をさせられてる夢を見ちゃいましたよ。」
なんて、言われたけど、歩けるようになったTさんはどんどん元気になり、
トロミ食も、功を奏して、経口摂取が可能になりました。
 約1ヶ月後、Tさんは、めでたく退院しました。
もちろん、自分の足で歩いて。
 今だったら、きちんとしたプログラム、ガイドラインがあるのでしょうが、
当時は何も参考になるものがありませんでした。
 その時思ったのは、人間は治る力がある、ということです。
治療といえば、それまで薬と手術のことだ、と思ってたのですが、
その薬や手術にしても、人間の治癒力の助けをしてるに過ぎないんだなということに
改めて気づかされました。
 そして、薬や手術やその他、リハビリ、生活指導等を用いて、
人間の「治る力」を最大限に発揮させるような状況を作ってあげるのが
医者をはじめとする「医療者」の役割なんだなーと感じたわけです。
そこが機械の修理と人間の治療の違うとこなんだよなー。
 地道にこつこつとリハビリを指導する理学療法士、作業療法士などの皆さん、
すばらしいなーと思います。
 自分の足で歩いたり、自分の口からご飯食べるって、大事なことですよね。


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2009.03.27

嚥下のリハビリ(その1)

 昨日の夜は「嚥下研究会」という学会に出席して話を聴いてきました。
学会、研究会はちょくちょく行くのですが、大体「アレルギー関係」か「感染症関係」が主です。
昨日は、初めてだったのですが、若い女の人が多いのでびっくりしました。
なるほど、介護やリハビリ関係の人が聴きに来るので、若い女性が多いんだー。
時代は、こういう方向なんだなー、と思いました。
 嚥下、リハビリ、ときいて思い出したのは
20年以上前に大学病院で受け持った患者さんのことでした。
 「オグラさん、この患者さんを受け持ってください。」
教授に呼び出されじきじきに頼まれたTさんは、ある耳鼻科の開業医の先生のお父さん。
もう80歳以上のご高齢です。
 主訴は「嚥下障害と誤嚥」つまり物をうまく飲み込めず、気管の方に入ってしまうのです。
 えー、嚥下障害、困ったなー。と、思いました。
当時、医者になってまだ3年目。
嚥下障害に対する知識も経験もなかった。
 「じゃあ、オグラさん、頼みましたよ。」
ウチの教授(当時)は、医局員をすべて「さん」付けで呼ぶ礼儀正しい人でした。
 患者さんはすでに2ヶ月前から、第1内科に入院しており、
いろいろ調べたけど、わかんないので耳鼻科へ、と廻されたのです。
 さっそく1内にいって、カルテを見せてもらいました。
「うわー、内科のカルテはいっぱい書いてあるなー。」
オペ記事主体の耳鼻科のカルテとはえらい違いだ。
 そこには身長体重から始まって、瞳孔、結膜、眼球運動から
皮膚、呼吸音、心音、腹部、各腱反射等々、ありとあらゆる所見が網羅されており
ページをめくると、血液、尿の検査が何ページにもわたってずらりと並んでいる。
そして心電図、レントゲン、CT、エコー・・・・ともかくあらゆる検査が列挙されていた。
良く、こんなにやったもんだ。
 病室に行って、Tさんの顔を見て、
これから耳鼻科に転科して私が診ますのでよろしく、と挨拶してきた。
 で、内科の前の受け持ちの先生に
「じゃあ、明日ベッド用意しときますから、お願いします。」
と言ったら、
「じゃあ、ストレッチャーでお迎えお願いします。」
とのこと。
「ん?この人、歩けないんですか?」
「はい。」
「何で?」
「何でったって、ハテ、何でだろう?ねえねえ、看護婦さん何でこの人歩けないの?」
 おいおい、冗談じゃねえ。
カルテの一番最初に
「Admssion on foot」って、書いてあるじゃん。(独歩にて入院って意味です。)
この、じいちゃんは、歩って入院したんだぜ。
検査、検査でずっと安静臥床してたので、歩けなくなちゃったんだ。
ったく、もう。
 今では考えられないが、当時の内科なんてそんなもんだった。
 よし、オレが何とか食えるようにしたる。
 その日から、手探りの嚥下障害治療が始まったのだった。
(つづく)


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2009.03.26

始まりました、ナビスコ・カップ

 野球、やっと終わったようです。
でも、今度は高校野球かよ。
WBCは日本勝ったらしいすけど、そんなことには興味なし。
さあ、ついに始まったぞ、ナビスコ・カップ!
 ヤマザキ・ナビスコ、始まりましたが、また今年はレギュレーションが違う。
今年の予選はグループが2つだが、なんとホーム&アウェイではない!
 サッカーの特徴は公正性。
ホーム・アドバンテージで有利不利のないように、必ずホーム&アウェイでやるのが原則。
チャンピオンズ・リーグのように決勝一発の場合は最初から決まってるスタジアムで行う。
だからヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグでは
決勝進出の2チームとは全く関係ない別の国で決勝ゲームが行われることがほとんどだ。
 ナビスコは代表戦の場つなぎという、キビシイ立場はあると思うが
やっぱ、あんまりレギュレーション変えないほうが、大会の権威があがるのでは。
 っていうより、Jリーグはもっとナビスコを大事にしたほうがいい。
 何しろ、我がレッズが、強豪チームと認められたのはナビスコの初タイトル獲得からだ。


 2009年ヤマザキ・ナビスコ・カップ 予選リーグ第1節
 サンフレッチェ広島   1-0   浦和レッズ   (広島ビッグ・アーチ)
        (前半    1-0)
        (後半    0-0)


 ナビスコはフジテレビが買ってるので、実況は毎度あの青嶋アナだ。
こいつの「体言止め」実況は、あまり好きではない。
 げに、佐藤寿人のゴール・ハンターとしての資質はすばらしい。
昨年、当時札幌のダビィにやられたシーンを思い出す。
しかし、このチームはこれしかない、というパターンに
しっかりやられちゃうとこはナントカしてほしい。
 中盤に、原口、山田直樹、赤星がそろった時は
何か新しいレッズが見られそうでワクワクしました。
特に山田直樹は、いいですねー。
ただし、彼らと暢久、平川、ポンテ、高原のベテラン陣との間に
間合いのずれというか、遠慮みたいなものがあり
なんか、ギクシャクした感じ、が見て取れましたね。
 ただ彼ら若手は、足元が上手く、アイディアもあって、
フィンケのサッカーを具現化する素質は持ってるような気がします。
 今回の敗戦は、出世払いにツケときます。
(今後ツケがたまりませんように)
 さあ、次節からはいよいよスタジアムに行くぞー。
待ってろ、マリノス。


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2009.03.25

モノの値段

その1
 最近パソコンの調子が悪く、電源が抜けるとすぐダウンしてしまう。
どうもバッテリーがダメで充電出来ないようだ・・・。
家電量販店に行って、パソコンの型番を告げ、バッテリーの問い合わせをしてもらう。
バッテリーだから4~5千円と思っていた。
 で、昨日電話が来て
「お取り寄せできます。お値段は21800円になります。」
 バッテリーだけで2万か・・・。高い!
  しかし、これがナカナカ微妙な値段だ。
 パソコン買い替えとなると20万以上かかる。
でも例えば、バッテリーが5万もするなら、じゃあ、買い換えるか、となるだろう。
2万円って、けっこう迷う値段だ。
 パソコンにしてももう5年も使ってるので、いつ壊れるかわかんないし
でも、新しくするとビスタでは使いにくいソフトもあり今のままで、という考えもあるし。
 いろいろ悩んだけど、結局、バッテリー注文しました。
その2
 その前、ギターのピックアップ切り替えスイッチが割れちゃったので
楽器屋さんに買いに行った。
 プラスチックのホンの簡単なスイッチなので、50円から100円くらいかと思ってたら。
 「420円」
 た、高い!
 いくらギブソンって言ってもたかがプラスチックのカケラじゃねーか。
よくみると、その下に国産の安いメーカーのスイッチがあり、これは80円。
なるほど、オレのギブソンは定価で35万円位する。
(買ったのは中古品のオークションなので8万5千円だったが)
でも世の中には新品定価で1万8千円の同じ形したコピーモデルのギターもあるわけだ。
 うーん、どうしようか。
 ギブソンにスイッチだけ安物というのも悔しいし、
でも見た目も同じようだし、マイクなんかと違って性能の違いもないだろう。
でも、自分は、あーこのギタースイッチだけはギブソンじゃねえんだ、とわかっちゃってる。
 その差、340円、が大きいようにも小さいようにも思える。
差が500円以上ならば、国産でいいや、となるのだが。
 結局、国産品はミリメーター規格でインチ規格のネジ山のギブソンに取り付けられないかも、
という心配もあり、420円のスイッチを買ってしまった。
 その3
 さらにその前、
 睡眠時無呼吸症の診断に使う、患者さん貸し出し用のポータブル測定器が壊れた。
 業者さんにみてもらったところ、爪につけて酸素飽和度を計るコードの断線ということだった。
 ああ、良かった、たかだか10センチくらいの電気コードなら
買い換えても、2~3千円で済むだろう。
 そしたら、値段が何と
 「3万円。」
 くわー、こりゃ、た、た、た、高いいっす!
 しかし、それないと、器械が役立たない。(この器械60万します。)
 泣く泣く、注文しました。
 モノの値段ってそーゆーふーに出来てるのねー。


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2009.03.23

秘伝の処方

 花粉症はピークですが、鼻だけでなく目の症状を訴える方も当然たくさんいらっしゃいます。
 「目薬、出しましょうか?」
 「ああ、目薬は眼科さんのほうでもうもらってます。」
 「じゃあ、大丈夫ですね。一応カルテに書いときますので
 なんという目薬ですか。」
 「それが、何も書いてません。今、持ってますけど。」
 「えー、ちょっと見せてください。」
 なるほど、赤い蓋、緑の蓋、青い蓋のプラスチックのビンは
いわゆる汎用品で、メーカーの目薬を病院で中身を詰め替えたもの。
当然、何のラベルも表示もない。
中身はなんだか全くわからない。
容器代もかかるだろうに。(まさか患者負担ってことはないよね。)
 おー、今どきまだ、こんな医者いるんだー。
 かつて、お医者さんは処方の内容を明かさない、っていう時代がありました。
自分とこで乳鉢なんかで調合してた時代の名残りでしょうか。
軟膏や目薬を別の容器に入れ変えたり、PTPの薬の名前のとこをわざと切ったりしてました。
 軟膏、目薬なんかはかつてはラベルがあるにはあるが
一部しかくっついてなくて名札みたいにピラピラしていました。
それを、お医者さんがピッてちぎって出していたこともありました。
 しかし、時代は変わり、
患者さんの知る権利を尊重し、院外処方箋の普及もあって、
お医者さんで出た薬は、原則的にすべてわかるようになっています。
 個人的には、これ、とてもいいことだと思います。
 医療の透明性がますことにより、医療全体の質の向上につながると思います。
(まあ、抗がん剤など薬によっては簡単にはいかないものもありますが)
 実は、私が開業する時、最初は院内の処方だったのですが、
患者さんに薬の名前を知ってもらおうと、すべてに薬の名前と種類、効能などを書いた
タグをホチキスでとめて出してました。
 その後、そういう行為に対して保険点数をとってもいい、ということになり
多くの病院がやるようになって来ましたが、
ウチはその前からタダでやってました。
 その後、当院は院内処方から院外処方になったのですが、
その後も薬局にお願いして、患者さんに全部の薬がわかるようにしてもらってました。
今は点数化されたので、どこでもやってますけどね。
 患者さんにとって、自分が今飲んでる薬がわかるってことは
とても大事なことで、医者と患者の信頼関係にもつながります。
 
 そして、実は何といっても、院外処方のいい点(悪い点?)は、
プロが見るとその病院の医者のレベルがすぐわかっちゃうこと。
 いやー、毎日参考になってます(苦笑)。
納得したり、あきれたり、感心したり、ナンダこりゃーとクライ気持ちになったり・・・。
専門外のものは「ふむふむ」が多いですが、花粉症や風邪を含む感染症などは
ネガティブなサプライズが多いですね。
いやはや・・・、びっくりする処方ありますよ。
 個人的には「注射・点滴」も情報開示したほうがいいと思っていますが・・・。
反対する医者、多いだろうなー。
それでは、困るのですが。
 さて、話は戻って最初の三本のビン、患者さんが
「この赤いのはビタミン剤だっていってました。」
といってたので、花粉症にビタミンの点眼が必要かどうかはわからないが、
それはともかく、そーするとあと2本は
抗アレルギー剤と、抗菌剤、またはステロイド剤だろう。
「じゃあ、とりあえずそれ使っといてください。」
とは、言っときましたが。
 ただ、目薬の詰め替えは細菌混入の機会が増えるので、
情報開示がどうのの前に、やめた方がいいとは思いますね。


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2009.03.22

引き分け、スカパー、桑原氏のジャケット

 苦手の東海アゥエイ、
   でもエコバでは負けたことがない
      でも2試合10失点連敗の磐田、
         でもかつての強豪ジュビロ・・・。
 いろんな要素が絡まるが、さて結果は


 2009年J1第3節
  ジュビロ磐田  1-1  浦和レッズ  (静岡エコバスタジアム)
      (前半  1-0)
      (後半  0-1)


 第1戦、第2戦と原口、山田直樹などの若手が良いスパイスになっていたのだが、
何故フィンケは、今回彼らを使わなかったのか?
 パスは回っているようで、ジュビロのバックラインの前なので、
あまり脅威にはならない。
 解説の桑原氏が言うように芝が長いためなのか、パススピードが上がらず、
「緩」から「急」へのギアチェンジが全然見られなかった。
 闘莉王が裏に出すパスが唯一、ジュビロのディフェンスを脅かしていた。
やはり、試合の中で相手のウイーク・ポイントを発見して、
チーム全体で意思統一をして、そこを突くようにならないと。
この間、鹿島がウチにやったみたいな。
 失点は、山田と坪井、啓太のお見合いからのミスだが、
そのほかにもポストに救われたり、危機はあった。
ただあの失点が、連敗中の相手をやる気にさせたのは間違いないすね。
 得点シーンも、GK川口のドイツW杯でも見せた「あいまい飛び出し病」
がラッキーだった面もあり、まだまだ必勝パターンには程遠いです。
何だかんだいわれても点とってるエジミウソンは悪くないすけどね。
 さて、このあとはナビスコだ。
 昨年はACLの予選免除もあり、ナビスコへのモチベーションは最低だったが、
今年は第一目標にすえてもいいくらいのタイトルではないでしょうか。
ナビスコ・カップはまさに新人の活躍の場なので、ここできっちりしたチーム作りを期待したい。
 それにしても、今日もテレビだが、地上波でなくスカパーでした。
さすが、スカパーのサッカー中継は実況も解説もいいですね。
(名波のピッチレポートはいまひとつだったが)
桑原元ジュビロ監督、さすがに良くわかる解説でしたが、
この人のファッションの方は、いまだ良くわからん。
この写真はまだいいのだが、今日のメガネとジャケットはちょっとアレだった・・・。
一説にはジュビロ時代のあのファッションは奥さんのコーディネートだったらしく
(テキヤというニック・ネームで呼ばれていた)
マリノスにいってからは、チームでスタイリストをつけたらしい。
またフリーになったので、ということは今日のジャケットは奥様の見立てか・・・。
photo[1]
しっかし、この写真もただのオッサン丸出しで、なんかカリスマ性を全く感じないんだなー、この人。
でも、ジュビロのあの「黄金時代」の初期の監督だったんだよなー。
(最初は監督「代行」だったけど。)


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2009.03.20

シャンプー・バトル

 我が家のペット、馬鹿イヌ「レディア」。
こいつは、柴のくせに室内犬。(まあ、ウチには庭ないから・・・・。)
 朝晩、散歩に行くので、3ヶ月に一回くらいは風呂に入れる。
最近は雨の日も多く、かなり臭くなってきた。
 しかし、風呂、これが、大変なのだ。
 柴はもともと水が苦手みたいで、その抵抗は半端じゃない。
あばれ、引っ掻き、脱走をはかる。
 この間、BSでペット特集をやってたので、家族で見てました。
 その中に、「愛犬の入浴のコツ」なんてコーナーがあったので
おお、これは参考になるかも、と興味津々。
 ところが・・・・。
「ワンちゃんは、このように良くあわ立てて逆立ててからなぜるように洗います。
すすぎも丁寧にしましょうね。」
なんつって説明するオバサンのもと、気持ちよくシャンプーされてる犬。
 だー、そこじゃねー。全然参考にならねー。
 なんで、誰も押さえてないんじゃー。
 我が家のレディアのシャンプーといえば、
聞き分けのない3歳児の耳にガッチリつまった耳垢を取るような騒ぎ。
(まあ、そーいうのは、ある意味慣れてるけど・・・。)
 噛みつきはしないが、スルドイ爪で引っ掻くので
(レディアは爪切りも大嫌い)
押さえる者の体には、金田一耕介の「本陣殺人事件」みたいな
3本指の傷がつくこともしばしば。
 んで、今回は押さえ手は、
水着(競泳用の膝まであるやつ)と
ラッシュガード(ダイビングの時ウエットスーツの下に着るやつ)で、武装。
 何とかうまく行きました。
顔面に多少の外傷を受けましたが深手はなかった。
 シャンプー終わって恨みがましく睨むレディア。
しかし、毛がぬれると情けないのー。
P3200089_ks.jpg
 まあ、すぐこんなになっちゃうんですけどねー。
P6150011_ks.jpg
 こんな風に娘に遊ばれたり
P3130080_ks.jpg
 で、シャンプーが済むと数日間、シャンプーのいいにおいのレディアになるのだが
また数日で「イヌくさく」なっちゃう。
 しかし、家族はみんな、その「イヌくさいニオイ」がけっこう好きだったりするんだよなー。
「あー、レディアちゃん、またくさくなったねー[emoji:e-51]」なんて。
犬飼ってるヒトは、わかりますよね。


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2009.03.19

ガマンしちゃイカン

 忍ぶれど 次々出にけり 我がくしゃみ 花粉症かと 人の問うまで
 【解釈】今まで花粉症であることを隠してガマンしてきたが、
      くしゃみが連発で出てしまい人に気づかれてしまった
      「花粉症なのですか」と人に尋ねられるほどに。
 【解説】「忍ぶ」は「隠す」「ガマンする」ですね。しかし花粉症はガマンしてはいけません。
     マスクしないでいると、かえってくしゃみが連発で出て、周りの人に迷惑をかけます。
     この歌の構造は「倒置法」です。
     「忍んでたんだけど、花粉症かと人の問うまで、次々と~出にけり」という構造ですね。
     和歌には多い手法で「ちはやぶる 神代も聞かず・・・」などでも使われています。
     印象を強めたり、ドラマチックな展開になります。
  〔用例〕「愛しています、心からあなたを。」
      「大キライだ、花粉症なんて。」
      「もしもし、今?耳鼻科、小倉。ちょー混んでるし。」
 昨日は各地で卒業式が行われたはずです。
良い天気でポカポカ暖かく、
「ああ、お母さん方、ちゃんとマスクしてったかなー。」
と、朝から不安で仕方ありませんでした。
 昨年も、早くからきちんと薬を飲み、マスク、帽子、ウインドブレーカーもかかさず、
ずっと調子良かった花粉症の患者さんが、
娘の卒園式で、半日マスクをしなかったばっかりに、その後ずっと症状が続いた、
ということがありました。
 花粉症、アレルギーとは免疫の暴走です。
体に全く無害な「花粉」を「体に有害な物質」と誤解し、
くしゃみで吹っ飛ばそう、鼻水や涙で洗い流そう、ハナを詰まらせて体に入らないようにしよう、
としてるわけです。
 花粉症の人は花粉に対する抗体という物質を持っています。
抗体はマスト細胞という白血球にくっつきます。
これは、まあ地雷みたいなもんでここに花粉がくっつくと
マスト細胞が破裂して、くしゃみや鼻づまりを起こす化学伝達物質を撒き散らすわけです。
 抗体は血液中をめぐってますが、スギ花粉襲来の情報を受けると
鼻や目の粘膜に集結します。
「地雷」を敷設してスギ花粉の侵入に備えるのです。
さらに花粉をいっぱい吸い込むと体が指令してこの「地雷」の数を増やします。
軍備を増強するわけです。
そうすると少しでも花粉が来ると次々に爆発。
 場合によっては花粉以外の刺激でも「誤爆」します。
温度変化とか、機械的刺激とか。
お風呂から出たあとにくしゃみ止まんないとかね。
 一旦、この戦争状態になっちゃうと、武装解除までかなり時間がかかります。
 だから花粉症は、「ひどくなったら薬を飲む」ではダメです。
「症状が出ないようにコントロールしていく」のが大事。
 半日くらい、大丈夫だろう、と甘く見ると命取りです。


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医療系をまとめました。
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