ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.01.31

一石二鳥

 連日インフルエンザ多し、ですが、

インフルエンザになると、普段病院にかからない方も受診します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 要するに、中耳炎を反復するお子さんとか、

繰り返し外耳炎をおこしちゃう「耳掃除マニア」とか、

ちょっと、風邪気味になるとすぐ受診する心配性のおばあちゃんのような

「常連さん」ではない方が、受診します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、丸きりの新規ではなく、

以前かかったことのある方が多いのですが、

ここのところ散見されるのが

「ついでに、花粉症のクスリください。」

という方。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たしかに「スギ花粉症」も秒読みなので、

そろそろクスリ取りに行かなくちゃなあ、という花粉症患者さんが、

「ついでに」クスリを持っていくことは、けっこう多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 処方箋には

「タミフル5日分と、花粉症のクスリが3か月分、目薬3本」

なんて、感じになります。

インフルエンザの出席停止の説明書と、

花粉症の注意事項をまとめた紙を同時に手渡します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、受診が一回で済んじゃうので、

こっちも助かるのですが、

中には2年続けて「インフルエンザ+花粉症のクスリ」なんて方もあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろ、花粉症のクスリを取りに行かなくちゃだけど、

インフルエンザにかかるまで、もう少し待っていよう、

なんてヒトはまさかいないでしょうね。

 

 

 

 

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2019.01.30

今日は何の日?

 1969年1月30日、今からちょうど50年前の今日、

ロック史上もっとも有名なコンサートのひとつが行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのライブを実際に生で見た人は、極めて少ないけれども、

そのライブ映像を見たり、聴いたりした人の数をカウントすると

ライブとしては地球上では最多かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それがロンドンのアップルビル本社屋上で行われた、

ザ・ビートルズ最後のライブ、

いわゆる「ルーフトップ・コンサート」である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 映画「レット・イット・ビー」のラストシーンの撮影目的で、

予告なしに行われた「ゲリラ・ライブ」は、

期待通り(?)に警官隊に阻止されて終わるが、

演奏自体は47分ほどだったという。

ただし、資料によれば、コンサート、というよりは、

「音出し」であり、「ゲット・バック」はリハを含めて4、5回、

「ドント・レット・ミーダウン」「アイヴ・ガッタ・フィーリング」が2回ずつのほか、

鼻歌や、断片的な曲も含まれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 演奏は正午過ぎの昼休みどきであったが、

1月30日のロンドンは冷え込み、気温わずか2℃程度だったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 反体制のロック・バンドたるザ・ビートルズの

実にカッコイイ、ラストライブだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今だったら、スマホで動画撮って、ばんばんYouTubeにアップされてたかもだが、

当時は、そんなものは無くバルコニーからでもそのライブを見た人は、

末代までの自慢だったろうなー。

もっとも最近は、バンドやってる子でもビートルズ聴いたことが無い、

という若者もいるみたいですが。

 

 

 

 

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2019.01.29

インフルいろいろ

インフルエンザは猛威をふるい

昨日28日は休み明けということもあり

当院では1日でインフルエンザ陽性者27名出ましたが、

それってなかなか大変なこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、発病から診断までの時間のお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、誤解されてる方もいらっしゃいますが、

今は発熱後半日待たなくてもすぐ陽性反応が出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ印象としては1時間も見ればOK。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の夕方来院されたで大人の方ですが、

さっきはかったら37.1℃。

でも悪寒がつよいので調べてみましょう、

と検査したところインフルA陽性。

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、そんなことはよくあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に今日はこんな子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土曜日の夜に高熱、昨日日曜日の午前中に休日診療を受診。

検査でインフル陰性でしたが、

明日また検査するように言われたとの事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱は平熱ではないがやや下がってきており、

いや、一昨日から高熱で昨日検査でなければインフルはまあないん

ゃない。

でも、まだ熱あるし、明日熱があったらもう一回調べるように、

と言われたんです、というのでインフル検査。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、インフルA陽性。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、こんなことは普通ないよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱が出て1時間で検査して陰性の場合、

明日もあれば再検査必要かな、などという人は時にいますが、

2回目で陽性反応が出るヒトって、かなり少ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いったい、誰が検査したの、と訊いたら

看護師さんがやった、とのこと。

おい、そりゃ、ダメじゃん。

綿棒、ハナの突き当たりまで入ってないだろ。

一般的に耳鼻科医以外は、

子供のインフル検査なるべくやりたくないだろうが、

看護師任せはダメだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、インフル、ほっといて治る病気ではありますが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、この子、自らの訴えはありませんでしたが

急性中耳炎も合併しておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような展開も想定して、休日診療担当医は

再検査の指示をしたのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インフルいろいろ、医者もいろいろ。

 

 

 

 

 

 

 

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2019.01.28

She was like a Bearded Rainbow

 ヒゲといえば、高校の時、英語の授業で

「日本語では全部ヒゲだが、

英語では、あごヒゲと口ヒゲと頬ヒゲは別なので3種類ある。」

と、教わったとき、

あー、メンドクセエ、覚える英単語が3倍になった、

と嘆いたものであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あごヒゲは「beard」、口ヒゲは「mustache」、頬ヒゲは「whiskers」だという。

頬ヒゲは両側にあるから複数形になるそうで、

じゃあ、このダリ氏の場合は「mustaches」と複数形にしないと減点か、

などと受験生は考え込んでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おまけに、モミアゲは「sideburns」だという。これも複数形。

モミアゲは、ヒゲなのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 じゃあ、こういうのはなんていうの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モミアゲの「sideburns」は顔の両サイドが燃えてるように見えるから、

サイド・バーンなのかと思っていたら

なんと、この「バーンサイド少将」の名前に由来することを今回初めて知った。

なるほどインパクトのあるヒゲだが、これ、モミアゲ、ではないよなあ。

 

 しかも「バーンサイド」がいつの間にか「サイドバーン」になってるし。

「ギロッポン」や「ジャーマネ」「シース―」みたいなものか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、高校生のころ、この「beard」と「mustache」の暗記に役立ったのはこの曲。

ワタシの英単語ボキャブラリーはロックで覚えたものが多いのだ。

歌詞・訳詞はコチラ参照

 

 

 

 

 

 

 

 「bearded=ヒゲの生えた」であれば、コチラにも出てきます。

「I was raised by toothless bearded hag」

って、「オレは歯のねえヒゲ面のババアに育てられた。」ってこと。(^^;)

 

 

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2019.01.27

大阪なおみ選手、全豪オープン優勝

 大坂なおみ選手、全豪オープン優勝ですと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、世界ランキング1位。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、多分かなりスゴイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボクシングや柔道なんかはバンタム級とか、56キロ級とかあるし、

水泳だって自由形、平泳ぎなどの種目や、距離によってチャンピオンがいるわけだが、

とりあえず世界中のテニスやってるぜーんぶの女子選手の中の1位

ということですからねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 テレビも見てたんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、ワタシ、テニスまったくシロートなのでテレビつけた瞬間、

試合の途中から見たのだが、今が試合のどこらへんで、

点数見ても、今どっちが勝ってるのかが、サッパリワカラナイ。

アナウンサー、解説者の話も聞くのだが、それでもワカラナイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サッカーと違って残り時間が出るわけでは無いので、

この間、大阪選手だか錦織選手だかの試合で、5時間にわたる死闘、

などといってたので、まだしばらく続くんだろうなあ、

まず、風呂入っておこう、

と思い、テレビつけっぱなしのままお風呂に入っちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風呂からあがって、テレビの前に行ってみると、

なんか、試合、終わってるみたい。

しかも、どっちが勝ったか、すぐわからない。

アナウンサーも、解説者のヒトも淡々とした口調なので、

負けちゃったのかな、と思ったら上のテロップに

「大阪なおみ初優勝」の文字を見つけ、結末を知った次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんで、優勝の瞬間の「ヤッター」という感動を逃してしまったんですけど、

まあ、スゴイことです、おめでたいです。

ちょっと、個人的にはくやしいけど。

テニス、難しいよー。(T_T)

 

 

 

 

 

 

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2019.01.26

「花粉症 名医がすべて答えます」

 マスコミ、特にテレビの影響力は強いものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医療関係、特に耳咽喉科に関したものだと、

テレビを見た患者さんが来院し、質問や検査、治療の要求をしてくる場合が多いので、

目についたものは、なるべく内容をチェックするようにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この間もNHKの「ごごナマ」で

「花粉症 名医がすべて答えます」

という番組があったので、録画して見てみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、どんな「名医」が出るかが問題でしたが、

千葉大の耳鼻咽喉科講師の櫻井大樹先生という方でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実はテレビに出る医者の中には「トンデモ」な先生は、けっこう多く、

「新宿ナントカクリニック」とか「有楽町ナントカアレルギーセンター」とか、

その手のネーミングの施設の私立大出のセンセイは、

マスコミずれしてて、表情はにこやかで弁舌も滑らかなのであるが、

誤解を招くような言い回しや、誇張やこじつけでウケを狙ったり、

専門家がみると、明らかな知識不足や、誤認識があって、

唖然とするような発言をすることがしばしば見受けられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の医者の人選は多分、NHKから

アレルギー性鼻炎、花粉症の日本の権威の一人である

千葉大の岡本美孝教授のところにまず、オファーがいって、

教授が、部下のアレルギーグループの先生に

それを「下請けに出した」ということだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、岡本先生は知識も人格もすぐれた花粉症の「名医」といっていい先生だから、

その弟子の先生も真っ当な方だと思いましたが、その通りでホッとしました。

なんか、雰囲気も似てましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話の内容は目新しい物もなく、

いつもワタシが患者さんに説明しているのとほぼ同じ内容だったので、

取り立ててどうということもなかったのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気になったのは、出演の落語家と料理愛好家のお二人のコメント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お二人とも花粉症ではないようだが、

話の内容を茶化したり、脱線させたりすることに終始し、

花粉症の治療にまともに向き合おうという様子はさらさらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思い付きの本題とは関係ない質問を櫻井先生に浴びせたりで、

いや、ホント、センセイお気の毒でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話題が花粉症で、

がんなどのもっと直接命にかかわる病気ではなかったからかもしれませんが、

花粉症で本当にこころから悩んでいる患者さんは多く、

何らかの情報を得ようとこの番組を観たそのような方にとっても、

この態度は、少なからず不愉快なものだったのではないかな、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 岡本先生は、このような事態を想定して、

この仕事を弟子に回したのだろうか・・・・。(^^;)

 

 

 

 

 

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2019.01.25

ヒゲ男子はモテないのか。

 最近のニュースから。

 

ヒゲを理由に低い考課「違法」44万円賠償命令

 

ヒゲを理由に人事考課を下げられたとして、大阪市営地下鉄(当時)の運転士だった男性2人が市に慰謝料など約450万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は16日、44万円の賠償を命じた。内藤裕之裁判長は「ヒゲは個人の好みで、考課にまで影響させるのは市の裁量権を逸脱し、違法」と述べた。

 訴状によると、2人は50歳代で、運転士として10年以上ヒゲをはやして勤務。所属する市交通局(当時)では2012年、「ヒゲはそること」とする内規が設けられ、2人は13、14年度の考課(5段階)で1人が2年連続最低ランク、もう1人は2年連続で下から2番目とされた。

 内藤裁判長は判決で、「ヒゲが威圧的な印象を与え、社会に広くは受け入れられておらず、内規に一定の合理性はある」としつつも、人事考課にまで反映させる対応は違法と指摘した。

 

 

 

 

 まあ、このニュースは、下らねえ話だとは思うのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒゲですかー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、個人的にはムカシからヒゲに対するあこがれがあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつか、ヒゲを生やしたいものだとは常々思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自分は、ヒゲは薄い方ではないので、その気になれば生やすことはできるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勤務医時代から、チャンスをうかがっていたが、

長年勤めた病院を辞め、開業することが決まったころ、

ここで一つ、ヒゲ剃らないでみようかな、と思いたった。

25年ほど前の話ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本人的には「Let It Be」のジャケットのポール・マッカートニーあたりを目指し、

徐々にカタチを整えていこうと思った。

1週間、2週間、次第にヒゲが濃くなり(当時はヒゲも黒かった(^^;))

周囲にもそれと気づかれるようになったのだが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、めちゃめちゃ評判悪い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 病棟の看護婦さんにも、事務の女の子にも、オペ室ナースにも、

だれ一人支持するヒトは無く、

似合わない、やめてー、早く剃ってー、という声ばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 果ては、当時話題だったオウム真理教の教祖さまにでもなるつもりなの、

とまで、言われる始末。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで得た結論とは

「女性は一般にヒゲがキライである」

ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今もネットで「男のヒゲ」を検索すると、

女性からは圧倒的に否定的な意見が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供のころ外国映画を見て、胸毛とヒゲは大人の男の象徴だと思っていたが

胸毛なんて、今はもう全く支持されていないばかりか、

最近は、すね毛や体毛の脱毛をする男性までいると聞く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 男性のヒゲにはもう一つ意味があり、

年齢とともに頭髪がさみしくなっていく男子は、ヒゲをのばして相手の視線を変える、

という魂胆がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっぱ、ショーン・コネリーがハゲでもカッコイイのは髭の関係がるんじゃねえか、

なかったらサンプラザ中野くんさんになっちゃうぞ、とも思うんだがどうなんだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どっちにしろ、いまだに「ヒゲ問題」は

ワタシの中では解決していない問題でして。

今後、頭髪の問題が深刻化する場合には、また検討せねばならない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、少なくとも床屋さんでヒゲをキレイにあたってもらったあとの、

つるりとしたサッパリ感、ってのはヒゲ伸ばしちゃうと半減しちゃうんだなあ。

 

 

 

 

 

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2019.01.24

19の春

 共通一次試験の記事を書くにあたって、

ネットで「共通一次」を検索すると、いろいろ出てきて、

何となくナツカシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当時共通一次試験は5教科7科目。

英語200点、数学200点、国語200点、理科2科目で100点ずつ、社会2科目で100点ずつ

の、合計1000点満点であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 理系、文系を問わず、この全科目受験が必須であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医学部は旧一期校、二期校の時代から「物理」「化学」選択の学校が多かったので、

理科2科目については、なんの迷いもなく選択科目決定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 問題は「社会科2科目」。

「日本史」「世界史」「倫社」「政経」「地理」から2科目選ぶのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシは子供のころから歴史好きで、テストの成績もよく、

倫理社会、政治経済にはムカシっから全く興味ないので、

4月に予備校に入学した時点で、

「なんとなく」日本史、世界史を選択した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、大変な間違いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校時代は日本史、世界史は得意科目で、

定期テストでは常にクラスのトップを争う点数をとっていたが、

歴史は「暗記科目」であり、時間が経てば忘れてしまう・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たとえば、「数学Ⅰ」で習った、二次関数や、解の公式は、

「数ⅡB」「数Ⅲ」でも使うので、忘れることはない。

高1で習った英単語や英文法はその後も繰り返し使うので、

忘れるはずはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、アメンホテップやラムセス2世、方形周溝墓や三世一身の法は、

試験が終われば、次の暗記のためにきれいさっぱり忘れてしまって、

何にも残ってないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも当然、受験勉強の主体は1に数学、2に英語、3,4がなくて物理・化学、

といった比重で、日本史、世界史を勉強する時間なんてありはしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、ワタシの共通一次に重くのしかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当時1000点満点であったが、結果合計が何点だったかは記憶にない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とりあえず、数学は満点でした。

他の科目もおそらく8割以上は取ったはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、今でもはっきり覚えているのが、

日本史は72点、世界史はなんとまさかの68点・・・・(T_T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、結果的に受かったからよかったようなものの、

あの時の社会科ショックは一生忘れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おまけに、その後の発表で、「倫理社会」と「政治経済」の平均点が

他の社会科科目より高かったので、

翌年からこの2科目の同時選択ができなくなったという。

当時は「平均点補正」なんてことはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2次試験の出願前につくづく思いました。

あー、倫社、政経とっときゃ良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人生において名を捨てて実を取る、ということも必要なんだなあ、

と学んだ19歳の春でした。

 

 

 

 

 

 

 

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2019.01.23

医者の視点

 三浦雄一郎さんが86歳にして南米大陸最高峰の登頂に挑み、

最後の最後で登頂を断念し下山したというニュースが

マスコミをにぎわしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残念だった、という声もあるいっぽう、

よくぞ下山を決断した、勇気ある撤退だ、という論調が

報道、コメントの主流のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシの視点は微妙に違いました。

このニュースを聞いて真っ先に思ったのは、

同行したお医者さんの心労は大変だったろなあ、ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者だから思うことですが、

どんな場合にも診断は難しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、フツーに考えて、心臓に持病のある86歳のおじいさんが

南米に行って6000メートル超の登山をしたい、といえば

ナニ、バカなこと言ってんですが、そんなことムリに決まってんでしょう、

と10人中10人の医者はいうはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、相手が並の人間ではないことと、

いろいろなスポンサーや支援者からのしがらみからしぶしぶ承諾したのでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たぶん、決まった当初から

お腹がぐるぐるするような不安に繰り返し襲われたでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 極端な話、三浦氏が事前に体調を崩してこの話が無くなっちゃえばいいと思ったかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも標高6000メートルの環境では、若いヒトだって何が起こるかワカラナイ。

まして86歳の男性であれば平地でホテルの部屋で寝てたって、

なんかの具合で死んじゃってたって不思議ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もし登頂が成功してもたたえられるのは三浦氏だし、

アタックを許可して万が一取り返しのつかない事態になれば、

ドクターに非難が集中するのは目に見えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドクターはプレッシャーからは解放されながらも、

このドクターストップに関してはことあるごとに思い出すでしょうね。

 

 

 

 

 

 

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2019.01.22

Koki METAL、楽しかったぜー。(後篇)

 

(前篇)から続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここまでで、ほぼ半分。

次々に見どころ満載のバンドが登場し、飽きるということがナイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7番目は「ゴリ押し大陸」。

ボーカル:ちょば~ん

ギター:大塚晃、のりぴー

ベース:谷洋一郎

ドラム:スマイリー(黛政一)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「Smoke On The Water/Deep Purple」「Somebody Get A Doctor/Van Halen」

「Smoke On The Water」は曲かぶりだが、

これはのりぴーさんの限られたレパートリーのため。

しかし、さすがちょば~ん氏、「湖上の煙(王様バージョン)」でキメました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8番目は「Snow Metal Quiche」。

ボーカル:Atushi

ギター:源田哲朗、のりぴー

ベース:堀光則

ドラム:伊藤由貴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「Jumping Jack Flash/The Rolling Stones」

「Cum On Feel The Noize/Quiet Riot」。

メタラーのギタリスト源さんの、メタリック・ローリング・ストーンズにビックリ(@_@)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9番目「Power Puff Jun-P’s」。

ボーカル:あんじー

ギター:ようすけ、マーサ

ベース:オカモト

ドラム:古川純子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「BURN/White Snake」「The Trooper/Iron Maiden」.

このバンドは見ての通りドラムス以外はまんま「Power Puff Nori-P’s」。

ここで、のりぴーさんを一休みさせようとの配慮。

当然ながら完成度はピカイチ。純子さんすげえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10バンド目は「Steel A Million」。

ボーカル:熊倉理香

ギター:江面洋一、のりぴー

ベース:オカモト(Power Puff Nori-P’s)

ドラム:書上孝義

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「Cum On Feel The Noize/Quiet Riot」「Whole Lotta Rosie/AC/DC」。

ここもバッキングは凄腕メタラー。

ボーカルの彼女は普段J-POPカバーを歌っているが、

なかなかのロッカーぶりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11番目は「’49 Hhoon」。

ボーカル:☆ちゃん

ギター:大塚晃、小倉治之

ベース:堀光則

ドラム:のりぴー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「Paradice City/Guns And Roses」「Dr.Feelgood/Motley Clue」。

佐野ハートロックフェスを主宰する北関東のメタルの大御所、

☆ちゃん登場です。さすがのド迫力。

ただしギター①は影武者あり???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ終盤、12番目は「Soixante-dix ant」。

ボーカル:あんじー

ギター:田上稔、源田哲朗

ベース:堀Yukiko/堀光則

ドラム:のりぴー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「Cherry Bomb/The Runaways」「I Remember You/Skid Row」。

ベースの堀さん奥様はこのたびはじめてベースを始めたとのこと。

いやいや、そうは見えませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして13番目、恥ずかしくも大トリがわが「ザ・イリュージョン」。

ボーカル、ギター:小倉弘之

ギター:JUNSAN

ベース:片貝竜也

ドラム:のりぴー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 曲は「Summer Time Blues/RUSH」「Rock And Roll/Led Zeppelin」。

すると、いきなりたっつ―氏がベースのストラップを切っちまうというアクシデント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初はストラップが外れたかと思って、ちょば~ん氏が救援に来たが、

切れていたのでどうしようもなく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やむなく、腰かけて弾く。(^^;)

まあ、これもライブの醍醐味(?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3人でジャンプの予定は、2人だけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、このバンド「Koki METAL」といいながら、

メンバーにメタラーが一人もいないという。

ギターのJUNSANはバリバリ「ロカビリー」のヒト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 座って弾いてるたっつ―氏は普段は「Red Warriors」のコピバン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシは、ストーンズ、グリーンデイ、フーファイあたりなので、

まあ、本日の中では異色なロックンローラーのバンドですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2曲目はストラップも応急処置して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バンド名の由来は、メンバーのガタイの大きさの違いにより、

遠近法が惑わされるというイリュージョンから。

この順に並ぶと同じ大きさに見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つたない演奏ではありましたが、会場の皆様の温かい声援により

たのしくやらさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなライブ、サイコーですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後は3人でジャンプ。

ちょっとずれたけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 約1年の準備期間を経て、無事開催された「Koki METAL」。

70歳でハードロックバンドのドラマーなんてホント凄いですのりぴーさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、この企画を立ち上げ運営した「Power Puff Nori-P’s」の皆さんにもアタマが下がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 音楽を通じて、また多くのトモダチと交流できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後は「Power Puff Nori-P’s」グッズのお土産までいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オレも今年還暦だが、古希までガンバロウ。

 

 

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