ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.01.18

インフルエンザ拡散中

 インフルエンザはいよいよ本格的な流行期になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年みていて思うことですが、

まず最初に出るのは大人の患者さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 インフルエンザはどこかでもらってくるわけで、

行動範囲の広い大人が、まず、出張や旅行先などでもらってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それが、会社内でゆっくり増えるとともに、

その家族、奥さんや子供さんにうつります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただし、出張に行くような働くお父さんは、

家族と接する時間が短いので、そこではまだ爆発的な流行はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次に行動半径の広い高校生に現れます。

電車で東京の高校まで通っている子もいるし、

電車内では他の大人からうつされることもあるでしょう。

または、部活の遠征や、大会などでもらってきたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すると今度はその弟、妹の中学生、小学生の番です。

家庭内で容易に感染します。

塾やスポーツクラブで広がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 教室に持ち込まれると、クラス単位の感染になり大流行が始まります。

次々と学級閉鎖がおきます。

担任の先生もしばしばやられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそのさらに弟、妹にうつると今度は幼稚園、保育園での流行です。

この世代は、免疫的経験も不十分で、個人間の距離が近いので、

あっという間に広がります。

中耳炎などの合併症を起こしやすいので、この世代は要注意です。

ただし、保母さんは病気の子供との接し方をよく知っているし、

日常の生活から基礎的な免疫を得ているので、

新人の方を除いて、実は思ったほどうつりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、最後は、病気の子供の面倒をみる、

おじいちゃん、おばあちゃんがかかります。

この辺になると、警戒してすぐ受診しますが、もっと危ない世代ともいえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今、ちょうど、小学校から幼稚園の流行に移りつつある時期ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 連日20人近い陽性者。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、まだ、ほぼすべてA型なので、

B型インフルエンザは、虎視眈々と出番を待っている?

 

 

 

 


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2019.01.17

平成最後のスギ花粉

 昨年末あたりから「平成最後の~」という枕詞が流行しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「平成最後の大みそか」「平成最後の初詣」「平成最後の新成人」・・・

非常に語呂が良いのは、これみんな七五調で、

「啼くよウグイス平安京」とか「マッチ一本火事の元」みたいな感じだから。

「三井住友ビザカード」「墾田永年私財法」「肴は炙ったイカで良い」などなど

七五調は無敵ですが、ここにきて気になる

「平成最後のスギ花粉」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年は日本気象協会とウェザーニューズの予想が真っ向から対立し、

結果、大量飛散で日本気象協会の勝利に終わったのですが、

今シーズンはどうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、日本気象協会の予測。

昨年との比較です。

これで行くと、北関東は昨年の50~70%にとどまるとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、平年との比較では110~150%と多い予測。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 去年がめちゃめちゃ多かったから、それよりは少ないが、

平年と比べると多いですよ、という見解です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いっぽう、ウェザーニュース社の方。

なんと、昨年比で500%以上。(@_@)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、平年比では、200~250%とこれも高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まてよ、これはどうもおかしい。

昨年比500%で平年比200%ということは、

ウェザーニューズの見解では

「昨年の花粉飛散量は平年より少なかった。」

と見ているわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花粉飛散量ははかる場所、施設によりばらつきが多く、

一部から、全体の傾向を推量するため、違いが出るのはあり得ることですが、

ウェザーニューズ社は、自分たちの昨年の予想も当たっていた、

という見解に基づいているわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、競馬の予想やトトカルチョではないので

どっちが勝った、負けたはワレワレ耳鼻科医や、

花粉症患者さんにとっては大きな問題ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 問題は、今シーズンの飛散量はどうか、

ですが、ここでワタシの予想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年の記録的猛暑を考えると、スギ花粉の産生は多いはずです。

そして、今年は1月になり降水量が少なく、大量の降雪もないので、

スギ花芽のダメージは少ないはず。

ただし、ワタシの印象では昨年の花粉量は多かったので

(これは。患者さんの数や、重症度で推測されます)

スギ花粉の表年、裏年理論に基づいて考えると、

2年続けての爆発的飛散は無いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、平年よりやや多め、去年よりやや少なめの

日本気象協会に近い予測です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どっちにしろ、花粉、確実に来ますから、

花粉症の対策は、万全にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、あと1カ月ちょっとで

「平成最後の大仕事」

が、始まるわけだ・・・(T_T)

 

 

 


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2019.01.16

インフルエンザ治療薬2018~2019シーズン

 年明けから増えてきたインフルエンザは

ついに流行期に入ったようで、連日2ケタ台の陽性者が出るようになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、インフルエンザの治療薬ですが、

今シーズンからちょっと様変わりした部分もあるので

整理します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、タミフルですが、何シーズンか前に0歳代での使用が認められたのに続き、

今シーズンからいままで使用見合わせであった10歳代での使用認可が出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 異常行動との因果関係が証明できなかったためで、

これにより全世代での使用ができるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 体重37.5キログラム以上ではカプセルを、それ以下ではドライシロップ体重割りを

1日2回5日間内服します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 吸入薬としてリレンザ、イナビルがあり、

リレンザは成人、小児ともに同量で1日2回5日間、

イナビルは10歳以上は20mgの粉末剤を2個、

10歳未満は1つ吸入、ともに1回きりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 点滴のラピアクタは診療所では通常使いませんので割愛します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、今シーズンからもう一種類、ゾフルーザという内服薬が認可になりました。

内服薬で1回飲めば済む、というもの。

用量はややややこしく、体重割りで

10kg以上20kg未満では10mg(10mg1錠)

20kg以上40kg未満では20mg(20mg1錠)

40kg以上80kg未満では40mg(20mg2錠)

80kg以上では80mg(20mg4錠)

と、なっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、これらをどう使い分けるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、小児ですが、未就学児など小さい子は吸入がムズカシイですし、

錠剤も飲めないので、

タミフルドライシロップが第一選択でしょう。

ゾフルーザの顆粒が製造認可を取得し発売準備中ですが、まだ発売されていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小学生になると錠剤が飲めたり、吸入できる場合は

ゾフルーザ、リレンザ、イナビルも選択できます。

ただし、リレンザもイナビルもパウダーを吸入するので

セキが激しい子供には向きません。

パウダー吸入は多少のテクニックを必要とするので

吸入も1回失敗すると終わりのイナビルよりはリレンザの方が安心です。

また、リレンザは用量が大人と子供で変わらないので、

体格のいい子なんか特にリレンザの方が安心かな。

イナビルは体重割りでなく、年齢で用量が変わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大きな子でタミフルドライシロップの量がやたら多くなっちゃう子は

ゾフルーザでもいいかもしれません。

タミフルはカプセルだが、ゾフルーザは錠剤なので

カプセルは飲めないが錠剤なら、という場合も対応可です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大人は、それこそどれでもいいのですが、

1回で済む方が楽は楽です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただし、ここで気になるのが薬の価格。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 薬価比較で行くと

■ ゾフルーザ

(1回内服で終了。2錠の場合約4800円 3割負担で約1500円)

体重40~80kgの大人が多いと思いますが、

80kg以上のヒトではこの倍、9600円 3割 3割負担で3000円ほどかかる計算です。

■イナビル

(1回吸入で終了。約4300円 3割負担で約1300円)

■リレンザ

(1日2回5日間、全10回吸入。約3000円 3割負担で約900円)

■タミフル

(1日2回5日間、全10回内服。約2700円 3割負担で約800円)

タミフルはジェネリックが出たので、さらに安く自己負担は400円くらいになるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 効き目が同じで1500円と400円のクスリどっちにする、

といわれたらちょっと考えますね。

体重が重いヒトにいたっては3000円と400円と、

自己負担の薬代だけで2600円とかなりの違い。 

1回で済んでも、どうせ5日間は会社も学校も行けないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、ゾフルーザは新薬なので今後思わぬ副作用や

耐性ウイルスが出現するかもしれません。

実際にタミフルに比べてウイルス変異率が著しく高いというデータがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 基本的には健常な人ならば、インフルエンザは自然治癒する病気ですから、

ハイリスクの患者さんのためにウイルスの耐性化を広げないようにする、

という考え方も、現場で診療する医師にとっては気にかけるべき問題でしょうね。

 

 

 

 

 


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2019.01.15

ノースアメリカンF-107A

でもって2機目がこれでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これを買ったのは原宿キディランドですね。

おそらく、子供がまだ小さいときにクリスマスプレゼントを買いに行った記憶があるので

その時に、ついでに買ったものでしょう。

それ以外で行った記憶が無いので。

というとこれまた20年以上押し入れで眠っていた、ということになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これはレアですね。

核爆弾をも搭載可能な戦闘爆撃機としてアメリカ空軍が開発を要請した機体で、

ノースアメリカン社はF-86Fセイバーの進化形F-100スーパーセイバーをもとに

試作したジェット機です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、リパブリック社のF-105サンダーチーフに敗れ、

わずか3機の試作機にとどまったという機体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしてもこの「懐かしのSF」チックなフォルムはどうだ。

レッド×シルバーといえば、言わずと知れたウルトラマンカラー。

このまま、ジェットビートルやマットアローとともに

科学特捜隊や、MATのメカキャラクターとしても十分通用しそうなスタイルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ことにアメリカ空軍のマークを貼るこの前の段階では、

頭の中はもう

「ワンダバダバダバダバ・・・・」が流れっぱなし(笑)。

流星マークを貼ってみて―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この異形のフォルムは

フロントエアインテークだったF-100にレーダーを搭載する必要から、

エアインテークを、移動する必要が生じ、

機体下部は核爆弾を搭載する関係から、背中にインテークを背負うことになったため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後方視界も悪いし、いざというときのパイロット脱出にも問題ありそうだが、

何よりも、カッコ悪い。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、このF-107Aが

第2次世界大戦中の最高傑作戦闘機P-51マスタングを開発し、

戦後は朝鮮戦争でも活躍する傑作機F-86Fセイバーを生んだ

名門ノースアメリカン社の最後の戦闘機となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、やたらと長い機首のピトー管といい、

見れば見るほどヘンテコなヒコーキだなあ。

 

 

 

 

 

 


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2019.01.14

F-84Fサンダーフラッシュ

 正月休みにひさびさにプラモデル作りの時間が取れたが、

ついに完成はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この成人式の2連休で、ようやく2機完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずは、「リパブリックRF-84Fサンダーフラッシュ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リパブリック社の「サンダー」シリーズで、

昨年作った「F-105サンダーチーフ」の先輩。

中翼式のエアインテークの処理にリパブリック社のクセが見て取れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「RF」の頭文字は戦闘機改造の偵察機を意味し、

もとになった機体は「F-84」。

「F-84]シリーズは直線翼の「F-84A~E/Gサンダージェット」と、

後退翼を持つ「F-84Fサンダーストリーク」に分類される。

これはもう、30年近く前に作った「サンダーストリーク」。

かなり経年劣化してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サンダーフラッシュとの2ショットを見ると、

RF-84Fではエアインテークが翼端に移動しているところが最大の相違点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 偵察機ゆえ、機首にカメラを配置しなければならないため、

このような処理になったわけです。

機首先端、側方に見える四角い窓がカメラの窓。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、このキットは昨年の人間ドックのあと秋葉原で買ったもの

たった400円だったんだよねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 古いキットを作るのは楽しい。

こんなテキトーなパイロット、今は無い、いい味出てるなあ。

この手は何なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも、コックピットは床が無く、宙ぶらりん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これではさぞかし、心もとないだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デカールは予想通り(?)そのままではボロボロになり使えなかったので、

ニスを塗って、補強して使用しました。

中華民国(台湾)空軍機マークもちょっと心うごいたが、素直に米軍機にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当然、手間かけず、スジ彫りもしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎度いいますが、この時代の「ジェット機」、好きだなあ。

今のラプターやステルスにない色気がある。

米軍使用にしたのは、この主翼の赤い整流板がカッコよかったので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 主翼の形状は、次回作のサンダーチーフを予見させますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジェット機黎明期のF-84シリーズは、

同時期のノースアメリカン社製の傑作機F-86 セイバーシリーズに比べて

性能面でも販売面でもかなり見劣りするが、

このリパブリック社対ノースアメリカン社の対決は、

次のラウンドに、持ち越されるのであった。

それが、この連休のもう1作。つづく。

 

 


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