ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

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2016.05.31

世界禁煙デー~タバコのない世界を目指して

 

     今日、5月31日は世界禁煙デーです。

 

 

 

 

 

 今年のポスターは、このヒトなのね・・・・・。

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 タバコの害は本当に恐ろしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 近年、レストランは禁煙化が進んでいるが、

ワタシがよく昼メシを食いに行く、いわゆる「大衆食堂」はまだ喫煙可のところがほとんどである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで、よく目にするのがこんな光景。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もうとっくに会社をリタイアしたお年寄りが昼ごはんを食べ、タバコに火をつける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目を細めてタバコを吸いこむと、とたんに、タンがらみの激しいセキを繰り返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 食事中のワタシにとってはタバコを吸われることは大迷惑なのだが、

それよりも激しくせき込みながらも、

なおもタバコを吸い続けるお年寄りをみると、つくづくかわいそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 苦しいセキをしながら、自分の命を縮めながら、

それでも自らお金を出して買ったタバコを吸い続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、「依存症」の恐ろしさだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 タバコの奴隷になってしまった人々は

一生タバコ会社のためタバコを吸い続けるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年、地方紙がこの「世界禁煙デー」のキャンペーン広告を出すので、

当院も協賛して広告を掲載していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 去年、担当のヒトが来て今年も広告お願いしますよ、といってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うーん、どうしようかなと思い、「あなたはタバコを吸いますか?」と尋ねた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相手は、ワタシとそう変わらない年齢、何となくタバコクサイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すると、喫煙者であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで

 「今年は掲載しますが、あなたもタバコの害を記事にする以上、タバコを止めた方がいいです。

来年までに禁煙してください、そうでないと来年からは協賛しません。」

 と告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年は、担当者は直接面会に来ないで広告依頼の資料が送られてきて、その後電話があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「先日の資料、お読みいただきましたか。今年も是非、広告協賛をお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「その後、禁煙されましたか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あいては去年のやり取りを覚えていたと見え、一瞬の沈黙のあと

 「・・・・・いえ、まだ、吸っています。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「では、今年はダメですね。

もし、禁煙に成功されたら、来年からはまた広告協賛いたします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 我ながら、オレも意地悪だな、と思うが、担当の方が禁煙されなかったことは大変残念であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 来年、禁煙しましたよ、広告オネガイシマス、とくれば喜んで大判のワクでも掲載するのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 核兵器とタバコ、どちらが先に地球上から廃絶されるだろう。

 

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2016.05.29

学会参加のスタンス

 

 専門医のブログについて大手医療サイトの投稿に取り上げられ、

また、その投稿された先生からコメントもいただき、

改めて、考えてみたことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あんなに並んでくるしい思いをして、

妻とワタシは終始プンスカ怒っていたかというと、さにあらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやー、こりゃ、ヒドイねー、ヒドすぎて笑っちゃうねー、

担当のヒトは青くなってるよねー、カワイソー(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 などと、この混乱を二人して結構楽しんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、いつまでもこのままでは困るんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は、学会に対する、ワタシのスタンスは若いころと違ってきている。

 

 

 

 

 

 

 

 研修医、勤務医のころは学会といえば、教授や先輩の先生に

今度〇〇学会があるから、そこで何か発表しろ、とか、

これこれをまとめて、〇×学会に応募しなさい、とかいわれ

四苦八苦してナントカ症例をまとめ、文献検索をし、スライドを作って学会で発表。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 病院や医局から宿泊、交通費の類は一切出ないので、

少ないサラリーから一番安いホテルに泊まり

発表前夜は原稿をチェックし、フロアから意地悪な質問が来ないかおびえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その代わり、発表終わっちまえば、学会ほったらかしで、観光に出て、

夜は同期と飲みあるき、2次会はお姉ちゃんのいる店なんかで遊んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それが、開業してからは学会が重要な情報源。

 

 

 

 

 

 

 

 

 医局にいれば刻々変わる医学会の最新の知見も自然と身につくが、

開業してしまうと自ら出向かないと時代に取り残される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 医局にいたころバカにしてた おじいちゃん開業医と同じになってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、当初は開業間もなく経営も安定せず、何か経営や集患に役だつことはないか、

ということも重要なテーマ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その一方、まだ患者さんの定着しない医院を休診にして出かけることにも一抹の不安があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、時間の限り学会で話を聴いて役立てたいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、最近、また少しだけ違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 患者さんは結構多いので、今のまま学会など行かなくても

少なくとも経営的には大丈夫なような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも、学会で良い講演を聴くと楽しいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回、名古屋でも妻とその話をしたのだが、要するに「知的好奇心」が満足する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 学会の話の中には、まだ、推論の段階だが、こんな可能性があるんじゃないか、

このデータからはこういうことが、将来証明される可能性がある、

などという発表もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これらは、推論なので、例えば、よし、明日からあの薬を使ってみようとか

あの手術を今度試してみよう、とかいうわけにはいかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、毎日、何年も診療を続けていろいろな経験や疑問があると、

あっ、あれはこう解釈できるのか、

おー、あの時のあれはコイツだったのかも

などとその講演から急に腑に落ちることがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あたかも、ホームズや金田一耕助が、

読者が見過ごしていた「伏線」を手掛かりに真犯人を突き止めたときのような。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、快感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もともと、診断はある意味「謎解き」であり、シャーロック・ホームズのモデルが

コナン・ドイルが師事した眼科医であったことは有名な話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、話は戻るが、

そんな楽しい思いをしに出かける学会のために

医院を休診にして、患者さんに迷惑かけて申し訳ない、という後ろめたさがあり、

今度、専門医制度きびしくなって大変なんですよねー、

というのはひょっとすると半分くらい言い訳である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、興味本位ということばかりではなく、

その考えや知見は当院の診断や治療の進歩にかなり反映されてると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いかに経営的に問題なくても、

あの先生、いまだにあんなことしてるよ、と思われるのは大変クヤシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 診療の質は常に最新の状態に更新してないと自分がイヤなので。

(しかし、無理や更新させられたウインドウ10はいまだに、不具合が・・・・(-_-;))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学会のあと急に処方が変わったりするので、薬局の人はまた、何か聞いてきたな、と思うようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、別に家族でホテル三日月に行っても、そこで会議してましたといいはる、

なんていう話とは違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、また来月、6月23,24日、耳鼻咽喉科臨床学会で

休診がありますが、なにとぞご容赦ください。m(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっぱ、言い訳?

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016.05.03

アデノウイルスの顔

 

 3連休の前日、昨日2日は予想通りの激混みで、200人超え。

 

 

 

 

 

 

 そんな中、最近ちょくちょく見かける「アデノウイルス」感染症。

 

 

 

 

 

 

 熱の出た子供、中耳炎はなく、喉を診ると赤い。

 

 

 

 

 

 

 すると、いくつかの疾患を念頭に診断を進める。

 

 

 

 

 

 

 まあ、もっとも多いのは「溶連菌感染症」。

 

 

 

 

 

 

 これは、独特の「夕焼けのような」咽頭所見でかなり予想がつく。

 

 

 

 

 

 

 そこで、迅速キットで検査、陽性なら抗生剤、今のところのスタンダードは

ペニシリン系の抗生剤を10日間、第2選択はセフェム系を7日間となっている。

 

 

 

 

 

 

 原則として「溶連菌感染症」以外の扁桃炎はウイルス性が主体で抗生物質は無効なので対症療法で経過を見ます。

 

 

 

 

 

 

 ただ、アデノウイルス感染症は、学校伝染病なので出席停止措置になり注意が必要です。

 

 

 

 

 

 咽頭所見はビミョーに違う。

 

 

 

 

 

 発赤よりも白苔が目立ち、扁桃腺に白ゴマをふったような所見。

 

 

 

 

 

 

 

 眼症状があればさらに疑いは強まるがこれはない場合も多し。

 

 

 

 

 

 こりゃ、アデノくさいなあと思ったら、まずアデノウイルスの迅速検査を行う。

 

 

 

 

 

 ヘルパンギーナや手足口病、伝染性単核球症迅速検査は今のところないが、アデノはあるので。

 

 

 

 

 

 コレが、ズバッと当たるとかなり内心ウレシイ。(^^)v

 

 

 

 

 

 (おそらくドヤ顔で)「○○ちゃん、アデノウイルスですねー。」というと、

お母さんは「へー。」という表情。

 

 

 

 

 

 

 しかし残念ながら、溶連菌やインフルエンザと違い、これがわかったところで薬はありません。(-_-;)

 

 

 

 

 

 

 というと、なんだー、という表情。

 

 

 

 

 

 

 それでも高熱が5~7日続くのでアデノウイルスとわかっていれば親御さんは安心です。

 

 

 

 

 

 

 潜伏期は5~7日、接触、飛沫で感染しますが、ウイルスは長く糞便中に出るので解熱後も要注意。

 

 

 

 

 

 

 コクサッキーウイルス、エコーウイルスと並んで「夏風邪」の主要なウイルスなので

これから、夏にかけて増えることが予想されます。

 

 

 

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2016.05.02

鼓室チューブの抜去

 

次男が約1年2か月前にチューブを左耳に入れました。
毎月一度定期検診へ行ってました。現在6歳5ヶ月になります。
この3月の検診で、このままではチューブが外れないから入院施設の整った病院でアデノイドの手術をしてもらってほしい。とのことで、紹介状をもらって行きました。
しかし、そこの病院で言われたことは、扁桃腺は、確かに大きいけれど、10歳までは大きいのが当たり前で、子どもはいびきもかく。チューブを外せない理由がアデノイドを取る要因にはならない。
といったような内容を言われ、手術を勧める感じは全くありませんでした。
睡眠時無呼吸症候群や扁桃腺による熱が年に3回以上出る場合等、
生活に支障があるときに積極的に行うとの説明を受けました。
セカンドオピニオンとして、別の耳鼻科にも行きましたが、同じようなことを言われ、
アデノイドの手術をする場合は、チューブを入れる時に同時に行う。今しなくてもいいような…
かかりつけ医を否定するわけではないけど、僕ならしないかな。
と言われました。
この2人のドクターの意見を聞いて、手術はしない方向で考えてますが、
チューブを除けるために手術を勧めたかかりつけ医に行かないといけないのが憂うつです。
かかりつけ医を否定してるようで、言いづらいのもあります。
先生の場合は、どう考えますか?
どちらの意見も間違いではないのかもしれませんが、手術はしなくて良いのならしたくないのが本音です。

 

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 うーん、これは・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 難しい問題のような、簡単なような。

 

 

 

 

 

 

 結局、チューブもまだ抜いてないんですよね?

 

 

 

 

 

 

 アデノイドを見てないから何とも言えませんが、

やはり、チューブを抜くときにアデノイドの手術をするというのは????です。

 

 

 

 

 

 

 

 1年2か月チューブはいってたんなら、まず抜いてみて、

その後、アデノイドの手術が必要かどうか考えても遅くないような・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 なぜ、かかりつけ医は手術を勧めたのか?

 

 

 

 

 

 

 一つ、すごくシンプルな回答は、その先生が外来でチューブを抜きたくない場合。

 

 

 

 

 

 

 

 この間も、東北地方のどっかに住んでるときにそこでチューブを入れたお子さん、

こちらに引っ越してきて他の耳鼻科にかかっていたが

チューブ抜くといわれていた時期になったのでチューブを抜いてもらいたかったが、

その話を持ち掛けても、その先生が話に乗ってこないので来ました、という方がいました。

 

 

 

 

 

 

 通常、チューブは外来で抜きますが、多少のテクニックも必要で、

特に子供の場合はやりたがらない先生もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 技術的な問題なので、その先生の医学的な知識とは別なのですが、

やはり、耳鼻咽喉科医が外科医である以上、そういった問題は発生します。

 

 

 

 

 

 

 

 医者としてのプライドもあるので、なかなか「できない」とは言いづらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 例えば「鼓膜切開」は耳鼻咽喉科の日常の外来でごく普通に行われる「小手術」ですが、

それすらやらない(できない?)先生もいるという話も聞いたことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、訊くのも失礼なので確かめようがないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 最初に紹介された病院に行って、チューブだけ抜いてもらっちゃえば?

 

 

 

 

 

 

 

 

 手術するしないは、たとえ紹介状があったとしても、手術をする医者側の判断ですから、

そこで、チューブだけ抜いてまず様子見ましょう、といわれたということなら角が立たないのでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシも2人の先生がじっさいに診察して判断したなら、

アデノイドの手術は少し待ってからでもいいような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 でも、最初の先生が全然違う、

ワタシの思いつかないようなもっと深いことを考えてるかもしれないので、

この議論が全く的外れな可能性もあり、わかりません。

責任は持てませんので、参考程度でゴメンナサイ。

 

 

 

1件のコメント
2016.04.24

自動車税の事務手続き

 

 そんなわけで、クルマを買い替えることになった。

 

 

 

 

 

 

 調べたら、ワタシのディスカバリー、登録は2000年。

 

 

 

 

 

 

 もう16年も乗ったのか・・・・。

 

 

 

 

 

 

 クルマを買い取ってもらえるか、インターネットで登録したら、スゴイ数の電話がかかってきた。

 

 

 

 

 

 

 まず、最初にかかってきた業者に依頼、すぐその日に来てみてくれた。

 

 

 

 

 

 

 大変丁寧な対応で、好感もてたが、肝心の査定はほぼ0円、ゴメンナサイといわれた。

 

 

 

 

 

 

 翌日に来てくれた別の業者さんも、感じのいいヒトでしたが、査定結果ほとんど同じ。

 

 

 

 

 

 

 まあ、この年式だからなあ。

 

 

 

 

 

 

 四駆なので、シベリアやアフリカにもって行けば充分売れるだろうが、

 そこまで運ぶのにお金がかかっちゃうので現実には無理。

 

 

 

 

 

 

 まあ、買い取り価格2万円ってことで他いろいろあると差し引きタダだが、

 今後、どの業者にみてもらっても大差ないだろうし、

 お金払って処分するよりいいのでそこで決定。

 

 

 

 

 

 

 クルマの税金関係の手続きをするため、先週金曜日、佐野の県税庁舎に行ってきた。

 足利ではダメで佐野まで行かなきゃならんのか。

 事務手続き、大の苦手。

 だが、昨日の業者さんは必要な手続きと、

 県税庁舎の電話番号までその場で調べて教えてくれて助かった。

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 昨日、一昨日にあった民間の中古車買い取り業者さんのテキパキとしてソツない対応と比べると、

 こちらでのいかにも「お役所仕事」的な応対にやれやれと思う。

 ヒマそうだったなあ。

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 何とか、手続き完了したようだ。(でも、きっとまだ何か残ってる・・・・)

 

 

 

 

 

 

 さて、行く途中、お昼休みに佐野まで行くので、

 そこらへんで食事をと思い立ち寄ったのが、県税庁舎にほど近いココ。

 (また、ネットで調べました。)

 P4220012

 

 

 

 

 

 

 佐野といえば、「佐野ラーメン」だが

 ワタシはどうもあの「うどん」みたいなラーメンが好きではない。

 

 

 

 

 

 

 ということでメニューを眺めると「肉天ぷら定食」という見慣れない品目が。

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 せっかくなので、これにしてみました。

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 トンカツのころもが、天ぷらになったやつで

 味は、なんとなく想像のつく通りの味でした。

 家庭料理っぽくてヨカッタ。

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 うれしかったのは、この張り紙。

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 最近はレストランは禁煙が増えたが、

 ワタシの愛好するいわゆる「大衆食堂」的なお店は

 禁煙どころか分煙もほぼなく、タバコの煙で不快な思いをすることが大変多い。

 こういうジャンルのお店にもどんどん「禁煙」が広がってほしいものです。

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2016.04.23

ワタシはスギはないけどヒノキが強いんです

 

スギ花粉のシーズンが終わり耳鼻咽喉科の外来は平穏(?)を取り戻してきた。

 

 

 

 

 

 

最近は、花粉症ほったらかしのための副鼻腔炎多し。

 

 

 

 

 

 

 

また、ここにきて花粉症が発症した方。

 

 

 

 

 

 

 

曰く「ワタシはスギはないけどヒノキの花粉症なんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど、以前書いたようにスギはこの辺では2月中旬から4月上旬まで、ヒノキはそれと入れ替わるように3月下旬から増え4月末まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

たしかにヒノキの花粉が原因のように見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、果たして本当にそうでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらく数千人のアレルギー検査をしましたが、スギがなくヒノキ単独の人はいなかったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 スギ花粉の抗体を持った方の4割程度にヒノキ花粉の抗体を持った方がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スギ、ヒノキには一定の交差抗原性がありますが、一般にスギの方が「抗原性」が強く先に発症し、抗体価も高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 理論上スギへの曝露がなく、ヒノキのみに長年さらされていればヒノキ単独のアレルギーが起こる可能性は十分あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、日本全国探してもそんな場所はまずないのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 それでは、このヒノキのシーズンだけ症状を起こす人たちはどういうことなのか。

 

 

 

 

 

 

 

 スギ花粉症を以前に発症した人は血液中に抗体を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

 そして、鼻粘膜(あるいは、眼結膜、咽頭粘膜)にスギ花粉が付着した時に、

 その抗体がスギ花粉と結合しアレルギー反応が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、最初は花粉がまとまって入ってこないと、

 抗体が付着する前に花粉が鼻水やらなんやらで洗い流され「処分」されちゃうのでアレルギー反応は起きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 いったん、抗体が花粉を認識すると、化学伝達物質が情報を送り、

 次々に抗体や、好酸球、肥満細胞などのアレルギー反応にかかわる細胞が鼻粘膜に誘導されてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうなると今度はわずかな花粉でもどんどんアレルギー反応が起こるという仕組みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花粉症の抗体数の少ない人、花粉へのまとまった曝露がない人は、

 スギ花粉のシーズンが始まってもそれほど症状が出ない場合があるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、徐々に効果が蓄積し、ある点に達すると堤防が決壊するように激しい症状がおきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時すでにスギ花粉の飛散量が減っていると、今はヒノキだから自分はヒノキ花粉症だ、と誤解してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こういう方の血液検査をするとアレルギーのスコアが6点満点で

 スギ2ヒノキ1とか、場合によってはスギ2ヒノキ0なんてこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いったんアレルギー反応が起き始める抗原本体が来なくても、

 温度変化や、機械的刺激でくしゃみ鼻汁発作が出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この場合も症状が激烈になってからでは治療が困難なので、早めの受診をお勧めします。

 

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2016.04.21

ロックとポリープ

 

 当院では日帰り手術を行っているので、遠方から手術目的で来られる方も少なくない。

 

 

 

 

 

 

 先週、今週と鼻茸の手術。

 

 

 

 

 

 鼻茸、すなわち鼻ポリープを取るのには、いろんな機械を使うが、

最近のマイクロデブリッダー鼻茸を吸引しながら切除するので誠に便利。

 handopiece

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、小さなポリープはこれで掃除するとして、大きなポリープはこれでは時間がかかりすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 よって、昔ながらの「絞断器」というやつを使う。

 P4190006

 

 

 

 

 通称ドイツ語で「シュリンゲ」という。

「Schlinge」は「細引きなどでつくった輪」のことらしいから、正確には「シュリンゲナンタラ」なんでしょうが。

 

 

 

 

 

 

 

 先っぽの針金の「輪っか」が締まって、ポリープを切断する仕組みだ。

 P4190004

 

 

 

 

 

 実は、当院のこの「針金」、あるモノのリサイクル利用である。

 

 

 

 

 

 

 それは何とコレ。

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 弦交換した後のギターの「3弦」。

 

 

 

 

 

 

 これを、適当な長さに切って、滅菌にかける。

 

 

 

 

 

 

 これが、太さといい、弾力といい、強度といい、実に具合がイイ。

 

 

 

 

 

 

 かつてロックンロールを奏でた、アーニーボールが、今度は鼻茸をぶっちぎる。

 

 

 

 

 

 

 実にロックな手術です\(^o^)/

 

 

 

 

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2016.04.02

夜明けのチェリー

 

 サクラは順調に開花が進み、今週末はほぼ満開。

 

 

 

 

 

 お花見に出られる方も多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 先に述べたようにサクラの開花とともにスギは減り、

入れ替わりにヒノキが増えるわけですが、

スギもまだ多いのでヒノキ花粉症のないスギ単独型の方も油断されないように。

 

 

 

 

 

 お花見は短時間、重装備でお願いしたい。

 

 

 

 

 

 そして、一般の方が陥りやすいワナ。

 

 

 

 

 

 夜桜は危険です!

 

 

 

 

 

 日が暮れると気温も下がり、何となく花粉も大丈夫じゃないかと思いがち。

 

 

 

 

 

 

 このグラフをご覧ください。

 

 

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 スギ花粉は深夜から早朝に少なく日の出とともに増加し、

お昼過ぎにピークを迎えますが、いったん減りかけた花粉は

夕方5時から8時に再びピークを迎えます。

 

 

 

 

 

 花粉は晴れた暖かい日に多く飛散するのですが

日中、地面が暖められておこる上昇気流によって上空に舞い上げられています。

 

 

 

 

 

 日没とともに気温が下がると上昇気流がなくなって花粉が降ってくるわけです。

 

 

 

 

 

 くれぐれもご用心ください。

 

 

 

 

 

 「お花見は、ぜひとも夜明けに」・・・・というわけには、やはりいかないか。(^^;)

 

 

 

 

 

 

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2016.03.24

花粉症の診断

 

 花粉症かも、ということで来院する方は多い。

 

 

 

 

 

 

 花粉症は、生まれつき発症することはなく、ある年突然発症する。

 

 

 

 

 

 

 そして、その後は一生つづく。(-_-;)

 

 

 

 

 

 

 体質的なものは遺伝的素因が高く、両親が花粉症であれば発症の可能性はかなり高い。

 

 

 

 

 

 

 それでも、体が反応するにはそれなりの「抗原曝露」が必要になるので、0歳、1歳での花粉症はまずありえない。

 

 

 

 

 

 

  2歳、3歳はビミョーだが、4,5歳になると花粉症の子が増えてくる。

 

 

 

 

 

 

 花粉症は典型的なものは鼻粘膜の様子からアレルギー性鼻炎と診断できるので、

我々耳鼻科医はまず「視診」で診断。

 

 

 

 

 

 

 確定診断は血液検査による。

 

 

 

 

 

 

 スギ花粉症であると思っていても、ハウスダストだったり、

あるいはまったくアレルギー抗体価がゼロの人もいる。

 

 

 

 

 

 

 大人のヒトで長年花粉症と思いこんでいたら違ったという人もいる。

 

 

 

 

 

 

 想像妊娠があるから想像花粉症かと思うが、

これは「血管運動性鼻炎」といい、決して気のせいではない。

いわばハナの過敏症みたいなもので広い意味ではアレルギー性鼻炎に分類されるが厳密には違う。

 

 

 

 

 

 

 翌年以降は、その血液検査のデータをもとに診察をすすめる。

 

 

 

 

 

 

 血液検査のスコアは0~6までなので、

0は陰性、1は弱い、2はやや弱い、3は平均、4はやや強い、5は強い、6は非常に強い、

と判定できる。

 

 

 

 

 

 

 花粉症の症状は一般にその人の体質の程度(すなわちスコア)と、吸い込む花粉の量によって決まる。

 

 

 

 

 

 

 ただし、スコアは大人では大きな変化少ないが、

子供では変動するので、(一般には増加、あるいは新たな項目が加わる)ので症状に応じた再検査が必要である。

 

 

 

 

 

 小学生のAくん(9歳)は3年前の6月に当院で調べたデータでは

スギ、ヒノキ、ハウスダスト、イエダニ、その他草の花粉類もすべて陰性。

 

 

 

 

 

 今のところ、アレルギーはないですね、ということだった。

 

 

 

 

 

 今年、どうも怪しいので再検査したところ、

スギ花粉のスコアが0から一気に最高値の6になっていてビックリ。

 

 

 

 

 

 逆転有罪の判決、となってしまった。

 

 

 

 

 

 そんなわけで彼には「クラス6」の人向けの薬を処方、生活指導をした。

 

 

 

 

 

 

 花粉症疑いのヒトは血液検査をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 内科の先生でも血圧も測らずに高血圧の治療はできませんからね。

 

 

 

 

 

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2016.03.22

サクラの開花宣言に思う

 

 暖かくなり、テレビではしきりとサクラの開花の便りを告げている。

 

 

 

 

 桜の便りをきくと、春が来たとか、別れと出会いの季節だ、とか、花見で飲むぞーとか

ヒトそれぞれいろんなことを連想するものだが、

耳鼻科医の耳には「サクラが開花しました」は「ヒノキのシーズンが始まります」と聞こえる。

 

 

 

 

 

 年による時期の差はあれど、サクラの花を基準にすると目に見えない花粉情報も見えてくる。

 

 

 

 

 

 一般にサクラの開花とヒノキの飛散開始はほぼ同時、その後サクラ満開のころにヒノキ花粉は飛散のピークを迎える。

 

 

 

 

 

 一方、ウメの開花とともに飛び出したスギ花粉はサクラの開花を境に徐々に飛散量が減り、

サクラが散ってしまえば、ほぼ終了である。

 

 

 

 

 ヒノキの花粉はその後もしばらく飛び、4月末頃に終焉を迎える。

 

 

 

 

 昨日の連休の影響で、今日は午前午後で277人の来院。(T_T)

 

 

 

 

 

 苦しい日々が続くが、でも、季節は少しづつ進んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 咲く前から、早く、サクラ、散らないかしら、・・・なんて。

 

 

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