ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.02.07

内科のメニエール

耳鼻科医の間では「内科のメニエール」という言葉があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんに問診をするときに

「10年くらい前にメニエールやりました。」

などということをおっしゃる方がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのときに

「どちら側のメニエールでしたか?」

と訊くと、きょとんとされる方がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのようなとき、

「そのメニエールという病名はどこで言われましたが?」

と尋ねると、○○病院です、などと内科の病院の名前が出てくるので

ああ、やっぱりな、と思うわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 または

「この間メマイで病院にかかったら

これはメニエールなので次は耳鼻科に行くようにいわれた。」

という方もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内科で言われたメニエール病のざっと8割は

メニエール病ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メニエール病は片耳の難聴、耳鳴とメマイ発作を反復する病気です。

耳の症状がなければメニエール病とは言えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内科の先生は、よくわからないけど

これは危険なメマイではないから大丈夫だな、と判断した時に

「メニエール病」という専門用語を出すと

いかにももっともらしく患者さんも納得するので

さしたる意識もなく「メニエールですね。」と言ってるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、その類縁疾患もあり、

大事なのは小脳梗塞など脳内病変を伴う危険なメマイでなければ、

「メニエール病ですね。今度なんかあったら耳鼻科行ってね。」

で、済むので、誤診が問題になることはまずないのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが、最近は「良性発作性頭位メマイ」の診断が増えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、やはり内耳の病気で、

平衡機能のセンサーである耳石器の耳石が

三半規管に迷入することにより発生する病気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非常に頻度の高いメマイで、

近年体位変換による治療法なども進歩したため有名になってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのため、それを聞きかじった内科の先生が、

「これは、耳石が動いたことによるメマイだから、

今度なんかあったら耳鼻科行ってね。」

というパターンが増えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むろん、内科医の診断は

「危険なメマイではない耳性メマイ」なので、

今まで「メニエールなので耳鼻科行ってね。」

と言ってたのを、

「良性発作性なので耳鼻科行ってね。」

と言い換えているだけなのですが、

良性発作性頭位メマイのほうがはるかに多いので、

そうでないこともあるけど

結果的に診断としてはけっこう当たってたりして。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、中にはスルドイ紹介状をつけてくる

オヌシ、ヤルナ的な先生もいますが、

多くは紹介状もないので、コチラも診断結果を返信しませんから

自分の診た患者さんが

どんな病名で耳鼻科で加療されているかはご存知ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、こっちも返事書く手間が省けるし、

迅速な対応が必要な危険なメマイとそうでないものをまず判断する、

というのが内科の先生の重要な仕事ですので、

これはこれでいいのです。

ただ、言われた診断名はまたちょっと別ですので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホントはそうではなくて「メニエールかも知れないから」

「耳石からかも知れないから」と言ったのを

患者さんが勝手に「メニエール」「耳石のメマイ」と

直に理解しちゃってる場合もあるでしょうけどね。

ワタシとしては「耳からくるメマイだと思う。」

的な言い方が一番いいと思うのですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2019.02.02

潮目

 2月最初の土曜日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相変わらず、土曜日は他の曜日と違って患者さんの数が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、2月に入っての今日、ふと気づいたのは、患者さんの傾向の変化。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 インフルエンザ(疑いを含む)<花粉症のクスリ、という構図。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、インフルエンザ、あるいはその疑い、もかなり多いのであるが、

前回受診が1年前、カルテを見れば、

名前を呼ぶ前から、花粉症の準備だな、とわかる患者さん多し。

ここが、潮目か、分水嶺か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今シーズンのレーザー手術も先月末で終わりになり、

確実に季節の歯車がかちりと、回った感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういや、昨日の朝の散歩で、梅の花が咲いていたっけ。

これからが、試練の季節。(T_T)

 

 


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2019.01.05

今日は仕事始め、ライブ始め 🎍

えー、本日1月5日土曜日より診療再開です。

これを書いてる時点では、まだ本日の予約受付開始時刻前ですが、

外来のパソコンあけるのコワいなあ。

まあ、混みますよねー。

午前中だけだがいつ終わることやら・・・。(-_-;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、そんな夜はこのイベント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都合で直前の告知になりましたが、

今回、ビートルズナイトといいながら、

基本ローリングストーンズセットです。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だってもう、ビートルズの曲の在庫が無いんだもの・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、新たに2曲仕込みましたので、

ほぼブッツケで、初披露となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年早々の初ライブ。

果たして、吉と出るか、凶と出るか・・・・・(^^)v

 

 

 

 

 

 


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2018.12.30

年末の夜間急患診療所

12月30日、今年は1日早く「冬休み」入り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の忘年会のブログを書き、

機材を車から降ろし、玄関には正月飾りを取り付けた。

イノシシが可愛いので今年はこれにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼は帰省した家族と、近所のラーメン屋さん「泰鵬」で。

これも、恒例だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供のころも、家族と年越しソバ代わりにここのラーメン食べた記憶があり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、夜は休日夜間急患診療所当番の日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インフルエンザ、急性中耳炎、アデノウイルス等々……。

時節柄、東京とか、浜松、とか帰省中の患者さん多し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、高熱でかかった3歳の女の子がいて、

検査の結果、インフルエンザは陰性。

扁桃炎の所見や急性中耳炎もないので

じゃあ、解熱剤だけ出しときますねー、

ということになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、少しして診察室のドアをトントンとノックする音。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだろうと思い、

「どうぞー」と声をかけると、

おそるおそる入ってきたのは先ほどの女の子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしたのかな、と思ったら

いきなり

「あげる」と手渡されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ると、本人も同じお菓子を口にくわえてはにかんでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年も押し詰まった救急外来、

忙しさの中にも思わずほっこりして、

出ていく女の子に

「早く治るといいね、よいお年を。」

と、声をかけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は大晦日。

 

 


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2018.12.28

年末年始の休診のお知らせ

 当院は例年12月30日の午前中まで診療し、

12月31日から1月4日まで休診、ということになっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年は、だが、30日が日曜日なので、

年内の診察は29日午前中まで、

30日から1月4日までが年末年始の休診になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、今週は年末とあって連日大混雑、

午前午後ともにそれぞれ100人近い来院で、

連休明けの火曜日などは併せて230人も来て大変でしたが、

きょう、金曜日はここまでわずか140人足らず。

しかも、この時間で一時的に待ち人数ゼロ、になりました。

ちなみに、このレッズのカレンダー、やっと来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ、受付時間30分以上あるけど、

多分、みんな明日来るつもりのようだ。

こりゃあ、明日土曜日の外来は修羅場かも、だなあ。

今日、来ちゃえば、待たずにかかれたのに・・・・・。

 

 


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2018.12.22

トローチください

 風邪の患者さん増えていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風邪は基本的に上気道(ハナやノド)のウイルス感染なので、

「ほっときゃ治る」病気ではあるのですが、

中耳炎や副鼻腔炎などの合併症を起こしたり、

溶連菌感染症やインフルエンザなどの「風邪では無い」よく似た病気も含まれますので

耳鼻科で診ることも意味がないわけではありません。

(内科ではなく、耳鼻科ですよ、風邪は。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 よく患者さんに「うがいをください」とか「トローチをください」

とか、言われるのですが、ほとんどの場合お断りしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは、意味が無いだけでなく、

かえって症状を悪化させる可能性があるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うがいやトローチが対象とする、口腔内には、もともと「微生物」がいます。

それは「口腔常在菌」といわれるもので、生理的に存在するものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中耳や副鼻腔が「無菌的」な場所であるのに対し、

「口腔」「鼻腔」は菌がいる場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、イソジンなどのうがい薬、お医者さんで処方されるトローチには

「殺菌的な成分」が含まれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これらは、すでに粘膜内に入ってしまった風邪のウイルスには無効です。

そればかりか、もともと口腔内にいる雑菌を減らし、

新たなる微生物の侵入に対する抵抗力を奪ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2005年の京都大学の大規模研究で、

水うがいは多少の風邪の予防効果があるが、

ポピドンヨード剤のうがいはまったく効果がない、

というデータが出ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそもウイルスは20分以内には粘膜に侵入しちゃうので

個人的には水うがいも、どうかな、と思うのですが、

まあ、虫歯の予防にはなるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 てなわけで、当院ではポピドンヨードのうがいは基本的に出しません。

アズノールのうがいはまあ、気分がイイという人には乞われれば出しますが、

本音ではあまり出したくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同様にトローチも、ください、というヒトには、

「ホールズ」の方が効きますよ、と説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、うがいなどの瞬間的な薬剤と粘膜の接触では

殺菌作用はほとんど発揮されないと思いますが、

それはまあ「意味が無い」ということにもなるわけで。

医療費の無駄に他ならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風邪の予防には手洗いとじゅうぶんな睡眠、マスクです。

マスクは細菌やウイルスの侵入を避けるためではなく、

ハナやノドの粘膜の保温と加湿が目的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ムカシ、勤務医のころイソジン大好きなおばあちゃんがいて、

うがいはもとより、痛いところに塗ってる(!)とかいってたなあ。

そういや、正露丸を歯に詰めて虫歯が治る、って話もあったような・・・・。

 

 


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2018.12.20

アデノウイルス感染症

滲出性中耳炎、副鼻腔炎でマクロライド少量療法をやっているお子さんが来院。

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんによると先週の金曜日にネツが出まして、

まだ、高いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナルホド、今日が月曜日ですから

滲出性中耳炎が急性中耳炎になっちゃったかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、ミミは水が溜まっているだけだ。

これはネツの原因ではないですね。

で、ノドを見てみると・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー、真っ赤っかですね。

これが熱の原因ですね。

考えられる病気はいくつかあります。

まず、考えなければいけないのは溶連菌感染症ですが、

今、マクロライド系の抗生物質を飲んでいるので、

確率は少ないです。

ただし、通常用量の半分以下なので、

絶対にないとは言えません。

でも、まず先にウイルス性の疾患を疑います。

4日目でまだこの状態なので、アデノウイルスを調べましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこまで一気にまくしたてるとお母さんが、

・・・・実は土曜日に小児科にかかって、クスリもらったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えー、何が出たの、なんか検査した?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノドが赤いねー、といってクスリ出しておきます、

と言われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アソコの小児科かー、

・・・・・イヤな予感がしてお薬手帳を見ると、

なんとオゼックス(T_T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここんちはいつもそうなので、

オドロキはしないが・・・・。

何も考えないのにも程がある・・・・。(ーー;)

いつも、セキが出るとセキ止め、下痢するとロペミン、熱が出ると抗生剤・・・・。

セキの原因、下痢の原因、熱の原因にはいっさい関心が無いらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迅速検査の結果は、果たしてアデノウイルス強陽性。

すぐにオゼックスはやめていただき、

保育園に連絡を入れるように指示しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アデノウイルスは一般には夏風邪症候群の一つで、

夏場に多く、結膜炎を合併するとプール熱と呼ばれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唾液を介して飛沫感染し、5日から1週間の高熱と咽頭痛、

特効薬は無く、無論抗生物質も無効ですので、

対症療法で経過を見ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校伝染病で解熱後も2日間の出席停止措置になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実は最近、すごく多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もはや「夏風邪」とは言えませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風邪ひいてのどが赤い、といわれて抗生剤飲んで

5日後にやっと熱が下がった、

というお子さんは、アデノウイルスだった可能性が高く、

その抗生剤はまったく意味がなかったのですよ。

ご丁寧に途中で抗生剤を変える先生もいて、

その場合には「今度の薬が効いた」などと、親も医者も勘違いしている。

不要な抗生剤は耐性菌を増やすだけなので、

むしろ抗生剤はのまない方が良い。

溶連菌感染症以外の咽頭炎は原則抗生剤不要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、解熱後2日たてば飛沫による感染は無くなってくるのですが、

糞便中には2週間、あるいはそれ以上の期間、ウイルスが出るので、

おむつ交換やトイレのあとの手洗いはその後も重要ですのでお気を付けください。

 

 

 

 

 

 


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2018.12.13

「同じです。」

 初診ではなく、再診の患者さんを診察するとき

「その後、いかがですか?」

とか

「今は、どんな感じですか?」

と、症状を尋ねます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すると、結構多いのが

「同じです。」

という答え。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カルテには「発熱、のどの痛み、セキは出ない」

など書いてあるので、

「熱が、まだあるんですか?」

と訊くと、

「いや、熱はもうありません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「のどが痛いですか?」

と、尋ねると、

「いえ、今は、のどは痛くありませんが、セキが出ます・」

などと返答がかえってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、医者の側から見たら全然「同じ」じゃないんですけど、

患者さんの側としては、

「風邪でこの病院にかかったが、今も風邪が治ってないので、同じ。」

ということなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、医者になってしばらくわからずに苦労しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、メマイやアレルギー性鼻炎などの慢性疾患で、

1,2カ月に一回薬をもらいに来る患者さんでも、

「どんな具合ですか?」

と訊くと

「同じです。」

と答える方は多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これも

「同じく症状が良くならないのでクスリや治療法を変えてほしい」

といっているのか、

「同じような状態で症状が落ち着いているので同じクスリが欲しい」

と言っているのかが、なかなかわかりませんでしたが、

ほぼ後者の場合が多いことが、医者になってしばらくしてからわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、いちいち確認はするんですけど、

うっかりすると患者さんの病状を見誤ってしまうので、

なるべく単に「同じです。」とだけいうのはやめていただきたい、というのが医者の本音です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2018.12.08

妊婦加算

 最近マスコミで取り上げられて問題になっているのが「妊婦加算」。

知らなかったわ妊婦加算

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 妊婦加算とは

「妊娠している人を診察すると初診、再診で一定の点数が加算できる」

つまり

「妊婦が医療機関にかかると一般の人より余計にお金をとられる」

というものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たしかに妊娠している人への検査や投薬は、

それなりの注意、配慮が必要ですけど、これはどうなんでしょうね。

妊婦に負担させるというのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一説によると、妊娠している人の診察を拒む医者がいるため、という話があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、以前当院にかかった患者さんで、

他院で妊娠しているのでクスリは出せないといわれ、

うがいとトローチだけしか出してもらえなかった

扁桃炎だか、気管支炎だかの患者さんがいたなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、この制度はどう見ても厚労省のお役人が、

会議室の中で決めたことで、現場の実情に即していないことは明らかですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当院では、子供さんが多いので、そのお母さんで

風邪や、副鼻腔炎でかかる妊婦さんけっこういらっしゃいますが

妊婦加算は特にいただいておりませんでした。

スギ花粉に対するレーザー手術なんかは、

妊娠中で薬が飲めない方が多く手術を希望されますので妊婦率高いですけど、

まあ、フツーに考えて加算はしねーわな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どう見ても、妊婦さんに病院にかかるな、という方向に考えられるこの制度、

見直しされるそうですが・・・・。

「妊婦加算」批判受けて制度の見直し検討へ 厚労省

そういえば、この間の「小児に風邪で抗生物質を出さない加算

この辺では、あまり機能していないみたいで、

相変わらず「のどが赤いね」といって、バンバン抗生剤出す小児科が・・・・(T_T)

 

 

 

 

 


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2018.12.03

Let’s stop Bleeding

 先生、鼻出血のアレがもう無いんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 わかりました、ちょうど今日ライブあるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、何の話か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鼻出血のアレ、とはコレです。

これは何か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは「エーゼ」といいいます。

ドイツ語で「Öse」と書き、微生物を培地にうつすための実験器具、

日本語では「白金耳」といいますが、必ずしも材質は白金には限らず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鼻出血の止血で鼻粘膜を薬剤で焼灼するときに、

この器具にクスリをつけて、処置します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当院では、これは院長が自作しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 材料は、なんと、ギターの弦。

使い終わったギターの3弦が、これにちょうどイイ。(^^)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、ライブ前にギターの弦交換をしたので、ちょうどよかったという話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 弦1本から、これだけできました。

これを1本ずつ滅菌し、使用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の弦もワタシがいつも使う「アーニーボール・レギュラースリンキー0.17」

メイド・イン・USAです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この間「Let It Bleed」を奏でたあの弦が、

今度は逆に「Bleeding」を止める、

というわけですなあ。(#^.^#)

 

 

 

 

 


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医療系をまとめました。
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