2015.01.23
21日(水)は、このようなイベントに参加してまいりました。
場所は、宇都宮市「かぼちゃ亭」。
以前、ライブを見に行ったことはあるが、出るのは初めて。
しかも、今回はフライヤーのごとく「Hiroyuki Ogura」のソロ参加、
いわゆるピン芸人であります。
最初に登場するのはかぼちゃ亭オーナーのIzzyさんと日戸センセイのバンド。
左ストラトの人がオーナーIzzyさん、
右の髭なしジェリーガルシアみたいなレスポールカスタムのヒト、
日戸センセイは整形外科のドクターでありながら、
かつてはギタリストとしてプロのバンドにも参加していたらしい。
このバンド、当然、チョーウマです。
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」がヨカッタ\(^o^)/。
続いては、もうおなじみ「カセットコンロ」。
なんと、愛娘あかりちゃんがぐずり出したため、
そのままステージに。
かえって、落ち着いて演奏できたのでは?
「カセットコンロ」の名前のとおり
ファミリーバンドにふさわしい暖かいステージでした。
続いてはS部長率いる「キャラメルハニー」。
今回なんと新ベーシストを加えての登場。
しかも、新ベーシストは女性!そして、サウスポー!!
カッコイイー(≧▽≦)
相変わらず、このバンドの選曲はオレ的には「ツボ」だわ。
そして、オレ。
ソロでやるのは5年ぶりくらいか。
実は、当初3曲だけ、といわれて、軽く引き受けたが
2日前に受け取ったタイムテーブルではもち時間30分!
急きょ、曲数増やして何とかお茶を濁しましたww
オアシス、グリーンデイ、ストーンズ等。
最後に、わざわざ仙台からお越しいただいたドラマーのG田さんに
無茶ぶりでタンバリンお願いして
「I Saw Her Standing There」。
大トリはハウスバンドをバックに
prof. Shimodaのオン・ステージ。
カッコよかったー。
これで医学部教授だからスゴイ。
今回は、久々のソロでキンチョーしたが、楽しかったです。
いっぱいトチったけど・・・・。
応援に来てくれたファンクラブ(?)の皆さん、ありがとう。
そして、今回最大の収穫は、
ロックなドクター方とお知り合いになれたこと。
このメンバー、ワタシより2つ4つ歳上です。
医者でも、この歳でも、ロック演ってていいんだ、
オレは間違ってなかったと思いました。
だが、ひょっとすると、
この3人とも間違ってるかも、ですが・・・・(*^^)v
まあ、バンドはサイコーです。
今年も、ヤルゾー!!
2015.01.15
先日、娘の成人式のあとは今年初めてのスタジオ入り。
Second Editionの今年初練習でありました。
そして、速やかに練習をちゃっちゃっと終いにしての、
新年会\(^o^)/
さて、ここで、皆様にバンドから重大発表があります。
わが「Ssecond Edition」は今年から改名します。
新バンド名は「C5-dips」 (シーゴディップス)です。
以前の「CRP」からの「Second Edition」としてスタートした我々ですが、
間もなく結成1周年を迎え、バンドとしても安定してまいりましたので、
もはや「Second」ではない、という意味で思い切って改名することにしました。
「C5-dip」とは、医者ならだれでも知ってる(はずの)言葉であり、
騒音性難聴の聴力検査の所見を表す用語です。
大きな音を聴くと聴力検査上4000Hz付近の高さの聴力がまず損なわれます。
この音の高さが「C5」、
すなわちピアノの鍵盤の下から5番目の「ド」に、ほぼ相当するので
このように呼ばれます。
大きな音をまき散らすロックバンドにふさわしい、ということが
ネーミングの由来です。
実は、このバンド名、ワタシが耳鼻科医になってはじめて医局員と組んだバンドの名前です。
その由緒ある(?)名前を約30年ぶりに引っ張り出しました。
いうなればお相撲や、歌舞伎みたいに「襲名」ですかね。
そんなわけで、我々は今年2015年から
「C5-dips」としてバリバリ活動しますので、
ヨロシクお見知りおきのほどお願い申し上げます。
2015.01.13
マスコミやジャーナリストは当然事実に基づいた事象を伝えるわけだが、
その伝え方には伝える側の意図が反映する。
つまり、ある事象があった時、
そのどの部分をどう受け手に感じ取らせようとするか、
というのは伝える側の書きようなのだ。
結果、事実を伝えながら真実を伝えていない場合が起こりうる。
今朝の朝日新聞に
「中耳炎 進化する治療法」
という記事があった。
読んでみると、伝える「事象」としては
①子供の急性中耳炎に対し2009年からあたらしい抗菌薬が2種類追加になったこと、と
②肺炎球菌に対する迅速検査キットが承認されたこと
の2点であった。
①については、このブログでも繰り返し書いているが
近年の耐性菌の増加により従来の抗菌薬が効きにくくなっており中耳炎の難治化が進んだ。
そこで耳鼻咽喉科学会が働き掛けて
「オラぺネム」と「オゼックス」という薬が新たに開発、承認されたというものである。
その背景には、1980年代以降、
(かつてのワタシも含めて)抗生物質や感染症に対する知識の乏しい医者が
何でもかんでもばんばん抗生剤を使ったことにより
薬の効かない耐性菌が急激にふえたことがある。
だから、この新薬だって湯水のように使いまくれば
また、それに対する耐性菌ができ、効かなくなってしまうのである。
ところが、記事の見出しは
「殺菌力の強い新薬」
「『鼓膜切開』減る傾向」で、
これでは、この新薬をどんどん使えば鼓膜切らなくて済みますよ、という文脈に読み取れる。
鼓膜切開はしないで済めば越したことがないが、
やはり場合により「必要」な手術であり患者側、
場合によっては非専門医に
間違った印象を抱かせるのはいかがなものか。
それによって、安易にこの新薬が乱用されれば、また悲惨な結果になる。
②については、肺炎球菌があるかないかを調べるので、
実際にその肺炎球菌にどの抗生物質が効くかはわからない。
肺炎球菌の中でも株によって効く抗生剤が違うし、
それ以外のインフルエンザ菌やブランハメラ菌の存在はわからない。
でも見出しは「20分で判定 薬を選択」である。
参考にはなるけれど、お金もかかるので(もちろん患者負担ではなく国の医療費ということ)
いまのところ、当院では従来の培養検査を主におこなっている。
しかも、記事に添付されてる
「ガイドラインをもとにした子どもの急性中耳炎の治療の流れ」
のフローチャートは「軽症」「中等症」「重症」の分類のうちの
「中等症」だけがのっている。
当然、その点についてのことわり書きはない。
ガイドラインでは「軽症」の場合は
まず最初は「抗菌薬非投与で3日間経過観察」だし
「重症」の場合は最初から「鼓膜切開」が必須項目に入ってくる。
記事の中に出てくる先生方はいずれもワタシも尊敬する小児急性中耳炎の第一人者ではあるが、
おそらく長いインタビューの中の
記者にとって都合のいい部分だけが切り貼りされたコメントになっているのであろう。
この結果、
「鼓膜切開は、最近はしなくても済む、ときいたのですが。」とか、
記事の切り抜きを持ってきて
「この新薬を、うちの子供にすぐ出してください。」なんて詰め寄る母親が、
全国の真面目な耳鼻科の先生を困らせてるのではないかと心配。
うーむ・・・・。
朝日新聞だから、というわけでもないだろうし
マスコミなんて、所詮、こんなものなのかもなあ。
2015.01.12
今日は成人の日であるが、足利市の成人式は昨日でした。
自分自身、男兄弟だったので女の子の成人式というものは初めて経験しました。
着物選んだり、写真撮ったりで、1年以上前からすったもんだして、
男性とは比べ物にならない大イベントでした。
当日の着付けは10時からで、しかも家から歩いて行けるところでしたが、
話に聴くところでは朝一番は早朝4時から着付けする人もいるらしい。
天気よくて良かったです。
たしか七五三の時は大雨だった。
七五三のことを思うと早いもんだなあ、と実感。
でも、まだまだガキですけど。
今日の日は人生のひとつの節目、これからもガンバレ。
\(^o^)/
2015.01.11
昨日、土曜日、診察終了後昼飯を食ってから、東武線で羽生下車。
生まれて初めて乗った秩父線でやってきたのは熊谷駅。
なんか、レトロな感じだ。
Suicaが使えず、切符を買うのも久々だが、
自動改札ではなく駅員さんに切符を渡すのも何十年ぶり?
わざわざ、熊谷くんだりまで来たのは何と映画を見るためである。
目的は「バンクーバーの朝日」でも「妖怪ウオッチ」でもなく
コレだ。
ブラッド・ピット主演の戦争アクション「フューリー」。
実は、公開前から気になって観たかったのだが、
年末年始の忙しさについつい先延ばしにしてたら、
一般公開は1月9日(金)で終了になっていた。
ネットで検索すると太田も佐野も伊勢崎も高崎も終了だが、
熊谷であと1週間続映されることがわかった。
駅直結のシネティアラ21。チョー空いてました。
さて、もちろんワタシはブラピのファンというわけでもなく、
お目当て劇中の戦車バトル。
ただ、このブラピの乗る「M4シャーマン」は昔から、
その腰高な感じがカッコ悪くて好きではない。
(かつて創生期の自衛隊も米軍からの供与で使用。
ゴジラにやられまくってたのもこの戦車です。)
観たかったのはコレダ。
88mm砲を積んだ最強の戦車、タイガーⅠ型の実物が出るのだ。
ナチスドイツがそのもてる技術力のすべてをつぎ込んで作り上げた
戦車の「芸術品」タイガーことⅥ号戦車はそのコスト高と複雑な構造から
わずか1354輌しか製作されず(ちなみにシャーマンは文字通り桁違いの50000輌以上。)
敗戦国の兵器ということもあり現存するのは世界でわずか6輌、
さらにその中で唯一走行可能なタイガーが今回撮影に使われたという。
これは、見るっきゃないでしょ。
いや―、カッコよかった(≧▽≦)
まあ、敵役なんで最後は負けちゃうんですけどね。(ネタバレ失礼。)
子供のころにテレビのロードショー番組で見た「バルジ大作戦」はすごく面白くて、
今でも好きな映画のベストテンでもあるのだが、
タイガー戦車がアメリカ軍のM47にドイツのマークを書いただけだったのには
子供心に大きく失望したものだ。
実は、映画の途中までこれはアメリカ軍だと思っていた。
これのどこがキング・タイガーじゃい。
(注:バルジ大作戦に登場するタイガーはタイガーⅠ型ではなく
キング・タイガーことタイガーⅡ型の設定。
タイガーⅡはさらに少なく490輌程度しか生産されず。)
それも含めて長年のカタルシスが得られた。
と、映画の本筋とやや離れたところで感動してしまいましたが、
映画そのものも見ごたえのあるいい作品でした。
んで、感動を胸にまた秩父線、東武線と
ローカル線各駅停車を乗り継いでかえってきました。