ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.07.30

ボールは踊る、されど進まず


 水曜日なので清水まで行こうかとも思ってたが、指の怪我が思わしくなく、
何といっても明日の研究会のスライド原稿が間に合いそうもないので
家でスカパー観戦となった。


 2009年 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第2試合
   清水エスパルス   3-0   浦和レッズ  (アウトソーシングスタジアム日本平)
          (前半  2-0)
          (後半  1-0)


 前節リーグ戦で惨敗を喫したレッズ。
何となく、ヨンセン、岡崎ってケネディ、玉田とイメージかぶんねえか?
と、戦前から一抹の不安はあった。
 俺があったくらいだから、レッズのディフェンス陣もそんなイメージがあっただろう。
 ここで、じゃあ、今度は経験済みだから同じようにはやられねーぞ、と思うか、
また、同じようにやられたらどうしよう、と思うかが、
勢いのあるチームとないチームの違いだ。
 開始直後のオウンゴールは不運といえば不運だが、
あれはまさに「前節と同じパターン」で崩された結果だった。
 清水がそんなにいいサッカーをしてたわけではない。
 ただ彼らには意思統一があった。
 ショートパスをつなぐことが命、と考えてる今期のレッズは
試合運びが悪くなるにつれ、足元への、セーフティーなパスが多くなっていく。
 ボールがまわるが、エスパルスのディフェンダーはボールを見る必要はない。
マーカーを見てれば、そこにボールが来るからだ。
自分が見ている選手にボールが出れば寄せていく。
スペースやウラにボールが出ることはまずないので。
すると寄せられたレッズの選手はまた後ろのパスを出した選手にボールを戻す。
 パスがつながり、ミスもなく、ポゼッションもしてるが、これでは得点機につながらない。
まさに西野監督に言われた「上手いけど、怖くない」サッカーになってるなー。
 で、相手はそのミスを待ってて、パスのコースやスピードが甘い時にカットに行けばいい。
そしてすばやく前線につなぐ。
 パスサッカーは、出し手もらい手がポジションチェンジをし、
常に相手のマークをずらしていかないといけない。
これは運動量がいるし、夏場の連戦は今後もきびしそうですね。
 さあ、もうナビスコのタイトルはないんだからACLもないレッズはリーグ戦を進むだけ。
でも、鹿島もナビスコ負け、ACLも敗退してるので、リーグ戦はガチガチにタイトル狙ってくるでしょう。
 レッズとしては何よりもまず、次の清水戦に勝って、チームに自信を取り戻してほしい。
同じ相手に1週間以内で2回負けたら、そりゃ立ち直れなくなっちゃうぞ。
 さあ、オレも気持ち切り替えて、研究会のスライド原稿作んなきゃ。

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