マイケル・ジャクソン
指が使えないのは不自由だ。
金曜日の怪我から、左指はガーゼ巻いたまま。
そのままでは仕事ができないので、その上から手術用の手袋をしてみた。
最初は事務の子が「指サックありますよ。」といったのだが、
あんなごつくてタイトなものできるわきゃない。
手袋も普段使ってるのは入んないので、2サイズ大きいのを使う。
やりにくいけど、まあ、これで手が洗える。
片手だけ手袋をして、マイケル・ジャクソンかよ。
それにしても痛みが困る。
3日たっても触ると痛いし、何もしなくても痛くなっちゃうときもある。
特に、ガーゼやテープの締め付けが悪いみたいで、時々ずらしてみたりする。
モノに触れないように細心の注意を払って診察する。
さて、診察が終わって、ほっと一息。
首にかけていた、聴診器をフックにかけようとした。
その時、聴診器の胸に当てる部分が振り子のようにブーンと回って
左の人差し指の先を直撃!
その瞬間、
「アオ!」
思わずマイケル・ジャクソンになってしまった。