PKで追いつかれ勝ち点3を逃す
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2019年J1第25節
湘南ベルマーレ 1-1 浦和レッズ (BMW湘南スタジアム)
(前半 0-1)
(後半 1-0)
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アジアチャンピオンズリーグの第1レグを、敵地上海で戦い、
2-2のドローで準々決勝突破には、わりと望みあり。
そして、来週水曜日、日曜日には、ルヴァンカップ準決勝進出をかけて、
難敵鹿島アントラーズとの、ホーム&アウェイ2試合を控えている。
いっぽう、その合間のリーグ戦は、もはや優勝はおろか、
ACL圏内の3位以内ももはや絶望的。
相手は、格下だがメンドクサイ湘南。
そして、高温多湿のこのコンディション。
くわえて、荒れたピッチと照明の暗いスタジアム。
萎える闘争心、下がる士気・・・・・・・。
中国からの移動の疲れも、後半にはあらわになる可能性が高い。
それでも、立ち上がりわずか3分。
橋岡のサイドチェンジのボールを武藤がダイレクトで折り返し、
斜めに走りこんだ興梠がゴールに流し込む。
Jリーグ新記録となる、8年連続2ケタ得点のメモリアルゴールは
やはり興梠慎三のストライカーとしての能力が存分に発揮された得点だった。
その後も、試合の主導権をとったが、
暑さと疲労のため、時間経過とともに運動量が落ちてゆく。
最終的には、ベルマーレのパワープレイを跳ね返すのがやっと。
それでもギリギリのところで凌いでいた。
しかし、後半から入った湘南の背番号7が、狙っていた。
かつての古巣相手にひときわ熱い闘志を燃やす梅崎司である。
レッズ時代からファイターとして知られる梅崎は
試合終了間際の88分、レッズのペナルティーエリア内で仕掛け、
結果、エヴェルトンからPKをもらった。
大分時代からの、馴染みのGK西川のプレッシャーをものともせず、
自らこれを決め、同点。
勝ち点30で並ぶ2チームの戦いは、土壇場でドローに持ち込まれた。
この間の上海上港戦から3連続PKゴールになってしまった。
レッズの順位は11位のままだが、勝ち点は31止まり。
降格圏の16位のサガン鳥栖の勝ち点が27、
その差わずか4点というのは、ちょっとヤバイ。
リーグ戦の優勝はとうにあきらめたので、
カップ戦での結果に期待したいところではあるが、
降格争いに巻き込まれることだけは避けねばならない。
しかし、今後、2週間のうちに
立て続けにルヴァンカップ第1戦、ルヴァンカップ第2戦、
でリーグ戦を挟んで、ACL第2戦、
というジェットコースター的な日程が組まれてるんだなあ、これが。(T_T)


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